【ヒロアカ】夜嵐イナサは熱血でハイテンションなキャラ!個性や強さを考察
『ヒロアカ』の夜嵐イナサは、ヒーロー仮免許試験に登場した士傑高校の1年生です。熱血漢キャラ、夜嵐イナサはどのような個性と強さを持っているのでしょうか。轟焦凍との関係や、アニメ『ヒロアカ』での声優などとあわせて詳しく解説します。
目次
【ヒロアカ】夜嵐イナサとは?
始めに夜嵐イナサというキャラクターに関して、そのプロフィールの紹介と彼の所属する高校、士傑高校について解説します。また、ここでは『ヒロアカ』の簡単な概要とあらすじもおさらいしておきます。
夜嵐イナサのプロフィール
- 名前:夜嵐イナサ(よあらしいなさ)
- ヒーロー名:レップウ
- 誕生日:9月26日
- 身長:190cm
- 好きなもの:熱血
夜嵐イナサはヒーロー科名門校の士傑高校の1年生として、ヒーロー仮免許試験にて登場したキャラクターです。『ヒロアカ』第102話に初登場しています。デクたち雄英高校1年A組と同じように、士傑高校の受験者たちとともに試験会場付近にて姿を見せました。
士傑高校とは?
士傑高校は、「東の雄英、西の士傑」と並び称される、ヒーロー科の名門高校です。生徒たちは、郊外活動中も必ず学ランやブレザーに学帽の着用が決められており、異性交遊も禁止されるほど厳しい校風を持つ学校です。ヒーロー仮免許試験では、夜嵐イナサのほかに現見ケミィ、肉倉精児、毛原長昌ら2年生も受験しました。
ヒロアカの概要
『ヒロアカ』は2014年から『週刊少年ジャンプ』にて連載されている、堀越耕平氏原作の漫画作品です。正式名称は『僕のヒーローアカデミア』で、連載初期から非常に高い人気を得ています。コミックス累計発行部数は8,500万部を突破し、アニメは第6期まで放映され、その最終回に第7期の制作も発表されました。原作はクライマックスを迎えていますが、『ヒロアカ』はまだまだ人気の衰えない作品です。
ヒロアカのあらすじ
中国で突如、発光する赤ん坊が出現し、以降全世界の人々に超能力が現れるようになりました。「個性」と呼ばれる超能力は、いつしかそれを悪用する「敵(ヴィラン)」と、敵を取り締まる「ヒーロー」とが存在する社会を生み出します。主人公の緑谷出久は、ヒーローにあこがれまずが、無個性として生まれてしまいます。しかし、とあるきっかけでナンバー1ヒーロー、オールマイトに個性を授かった出久は、名門雄英高校に入学、仲間たちとともに最高のヒーローを目指すことになります。
【ヒロアカ】夜嵐イナサの強さや能力
ここからは士傑高校1年生の実力者、夜嵐イナサの持つ「個性」やその強さ、仮免許試験などで明らかになった能力に関して『ヒロアカ』原作やキャラクターブックの描写をもとに紹介、解説をします。
夜嵐イナサの個性は「旋風」
夜嵐イナサの個性は「旋風」です。周囲に風を巻き起こすことができ、その範囲は広く、また微細なコントロールで対象物だけを飛ばすなども可能です。そのコントロール技術は非常に精度が高く、ヒーロー仮免許試験の救助演習では、被災者とビルの瓦礫など対象物に分けて無数の風を使い分け、安全に飛ばすことができるほどです。
夜嵐イナサの強さ
夜嵐イナサの強さは、ヒーロー仮免許試験での登場後いきなり発揮します。試験の第一次選考は、受験者がそれぞれ体にターゲットマークを付け、所持したボールを他の受験者のターゲットマークに当てる、という内容です。夜嵐イナサは開始早々ビルの上に陣取り、個性「旋風」でまず、大勢の受験者のボールを巻き上げ、さらにそのボールを受験者にぶつけます。これにより、一気に120名の受験者をふるい落とし、並み居る実力者を退け一次選考一番乗りを果たします。
夜嵐イナサの必殺技
『ヒロアカ』作中で披露された、夜嵐イナサの必殺技として「光焔万丈(こうえんばんじょう)」があります。この技は、ヒーロー仮免許試験の救助演習で、轟焦凍と協力してプロヒーロー、ギャングオルカに向けて放っています。轟焦凍の放った炎によって、夜嵐イナサの風が熱され巻き上がり、ギャングオルカの周囲を炎の壁で取り囲みました。そのほか、作中ではまだ明らかにされていませんが、「刃風・暴」と「青嵐・雄」という技名も、公式キャラクターブックに記載されています。
【ヒロアカ】夜嵐イナサの人物像
続いては、夜嵐イナサの具体的な人物像を見ていきます。『ヒロアカ』作中のさまざまな描写から垣間見える彼の性格や、轟焦凍に敵意をむき出しにする理由とその後の関係、エンデヴァーやヒーローに対する思いなどを解説します。
夜嵐イナサの性格
夜嵐イナサの性格は、実直でハイテンションな熱血漢です。大声でハキハキと喋り、語尾に「ッス」とつける礼儀正しい生徒です。謝る際はおもいっきり地面に頭をぶつけ血を流すほどですが、本人は微動だにしていません。初登場時は瀬呂範太に、飯田と切島を足して二乗したようだと評されています。
夜嵐イナサの理想のヒーロー像
夜嵐イナサにとって、ヒーローとは「熱さ」であると言います。熱い心が人々に感動や希望を与え、その心を持つ者こそが彼の理想のヒーロー像で、幼いころからあこがれた存在でした。
夜嵐イナサがエンデヴァーを嫌っている理由
夜嵐イナサは、はっきりとエンデヴァーを嫌っていました。その原因は幼いころ、敵を倒したエンデヴァーにサインを求めた際に、鋭い目で邪魔だと突き放された経験に由来しています。夜嵐イナサは、その時のエンデヴァーの目から冷たい怒りを感じ取り、熱く希望を持った理想のヒーロー像からかけ離れたものであったため、それ以来、エンデヴァーを嫌うようになります。
夜嵐イナサが雄英高校に入学しなかった理由
夜嵐イナサは雄英高校の推薦入試で轟焦凍と出会います。彼は冷たい目をしていたエンデヴァーと轟焦凍とを重ね、嫌な記憶がよみがえりますが、この機に仲良くなれるのではと期待し、好意的に話しかけます。それに対して、轟焦凍はかつてのエンデヴァーと同じく、冷たい目をして邪魔だと夜嵐イナサを突き放してしまいます。夜嵐イナサは轟焦凍を破り、トップ成績で推薦入試を合格しますが、エンデヴァーと同じ目をした轟焦凍を見限り、入学を辞退してしまいます。
夜嵐イナサと轟焦凍の関係
轟を敵視する夜嵐とそのことに身に覚えのない轟は、救助演習で互いの足を引っ張り合い、仮免許試験に不合格となってしまいます。演習中のデクの一喝で目を覚ました二人は、自分たちの態度を互いに反省します。その後、仮免の補講で夜嵐は轟に再会します。仮免でのいざこざを経て、轟の変化を認めた夜嵐は積極的に話しかけ、仲良くしようと努めます。轟は相変わらずマイペースですが、特に嫌なそぶりも見せず、会話しています。明らかに二人の関係性が改善しています。
【ヒロアカ】夜嵐イナサの名言
ここでは士傑高校1年、夜嵐イナサが『ヒロアカ』の作中で放った名言を3つ紹介します。夜嵐イナサの人となりが強く表れた、それぞれ超個性的なセリフを、その発言されたシーンや背景を含めて詳細に解説します。
夜嵐イナサの名言①「一度言ってみたかったっス…」
一度言って見たかったっス!プルスウルトラ!
出典: comic-kingdom.jp
1つ目の名言は、仮免許試験会場に集まった雄英高校1年A組の円陣に混じって、夜嵐が突然叫んだものです。切島がA組みんなで奮起するために、校訓の「プルスウルトラ」を発しようとしたその後ろから、夜嵐が突如として現れ、誰よりも大きな声で叫んだ、インパクトの強いシーンとセリフです。夜嵐は雄英高校への入学は辞退するものの、ヒーローにあこがれ、そのヒーローをどこよりも多く育ててきた雄英高校にあこがれていました。彼の雄英高校に対する想いが表れている名言です。
夜嵐イナサの名言②「俺ヒーローって…」
俺ヒーローって!!熱血だと思うんです!!!
出典: comic-kingdom.jp
2つ目に紹介する名言は、仮免許試験の第一次選考にて夜嵐イナサが「旋風」で複数の受験者のボールを巻き上げた際に放ったものです。まだ誰も一次選考を通過していない状態で、ビルの上に立ち一気に120人の受験者を脱落させた夜嵐の、自己紹介のような堂々とした発言です。夜嵐イナサの実直さと強さが際立っています。
夜嵐イナサの名言③「先に謝っとく…」
先に謝っとく!!ごめん!!
出典: comic-kingdom.jp
最後の名言は仮免許試験終了後、轟焦凍に対して放った謝罪のセリフです。試験中の共闘すべき場面で夜嵐と轟は意地を張り、互いの足を引っ張ります。二人はデクの一喝で目を覚まし、ギャングオルカの攻撃を防ぐためにようやく協力をしますが、結果的に二人とも落第してしまいます。試験後、夜嵐と轟は互いに非を認め謝罪しますが、夜嵐はまだ轟を完全に好きになれたわけではなく、そのことを正直に伝えて上記の発言に至ります。夜嵐が轟への態度を軟化させ、関係性を変化させた一言です。
【ヒロアカ】夜嵐イナサの声優
『ヒロアカ』のアニメ版にて実直で豪快な士傑高校1年、夜嵐イナサを演じた声優は誰なのでしょうか。ここからは夜嵐を演じた声優のプロフィールの紹介と『ヒロアカ』以外での出演作品についても紹介します。
夜嵐イナサの声優は「岩崎諒太」
アニメ『ヒロアカ』で夜嵐イナサを熱演した声優は岩崎諒太さんです。岩崎諒太さんは力強く響き渡る声が特徴の男性声優で、数々のアニメ作品やラジオパーソナリティとしても活躍しています。
岩崎諒太のプロフィール
- 名前:岩崎諒太(いわさきりょうた)
- 誕生日:1986年7月1日
- 出身:大阪府
- 所属:アトミックモンキー
- 趣味・特技:カラオケ、ものまね
岩崎諒太さんはアトミックモンキーに所属する、人気男性声優です。力強い声を活かしたキャラクターなどで声優を務めるほか、ラジオパーソナリティや、声優の関智一さんが座長を務める劇団ヘロヘロQカムパニーにも所属し、劇団員としても活躍しています。
岩崎諒太の主な出演作品
岩崎諒太さんの主な出演作品は『からくりサーカス(仲町紀之)』、『ポケットモンスターサン&ムーン(ミスターエレク)』、『ちはやふる3(菅野先生)』などです。また2019年からは、『ヒプノシスマイク』の白膠木簓としてラップも披露しています。
【ヒロアカ】夜嵐イナサに対する世間での評判や人気
『ヒロアカ』ファンにとって夜嵐イナサというキャラクターは、そのまっすぐで正直な性格が印象深く、好意的に受け止められています。轟焦凍に対してぶつけた本音や、過ちを潔く顧みるシーンなどがそれぞれファンのお気に入りのシーンとして、SNSに挙げられています。
ファンが夜嵐イナサを語る上で外せない要素として、轟焦凍との関係が多く挙げられています。轟をその父親のエンデヴァーと重ね、嫌っていた夜嵐は、試験中のデクの一言から共闘します。轟の熱と夜嵐の風を合わせることで、プロヒーローにも通用する強さを生み出せることが、多くの人の印象に残っています。
夜嵐イナサは、その学ラン学帽姿も多くのファンに愛されています。常に士傑高校規定の制服を身に着けた夜嵐は、雄英高校のメンバーとは違った魅力を持っており、クオリティの高いコスプレを楽しむファンの写真もSNS上で見られます。
【ヒロアカ】夜嵐イナサは士傑高校の強いキャラだった
ヒーロー仮免許試験にて強烈なキャラクターを見せた夜嵐イナサは、士傑高校に通う超熱血漢です。ヒーローの熱い目と心にあこがれる夜嵐は、かつての冷酷なエンデヴァーを嫌い、同じ目をした息子の轟焦凍をも嫌いました。その後、態度が穏やかになったエンデヴァー親子を夜嵐は受け入れ、夜嵐と轟の関係性は好転します。真っすぐな性格で豪快な夜嵐イナサの活躍を、多くの『ヒロアカ』ファンが望んでいます。
この記事のライター
PP西村
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