【ヒロアカ】梅雨ちゃんの冬眠シーンとは？かわいいと人気の理由を調査

梅雨ちゃんとは、週刊少年ジャンプの人気漫画「僕のヒーローアカデミア」に登場するキャラクター、「蛙吹梅雨（あすいつゆ）」のことです。個性的ながらも可愛らしいビジュアルや、頼りがいのある性格で、読者の人気を集めています。そんな梅雨ちゃんは、「冬眠」のシーンがかわいいと話題になっています。この記事では、「冬眠」を始めとした梅雨ちゃんの魅力を深堀していきます。

梅雨ちゃんは、ヒロアカの主人公、緑谷出久のクラスメートの一人です。「蛙」という個性により、高い身体能力や長い舌を操ることができ、ヒーローとしての実力は折り紙付きです。冷静沈着な振る舞いが目立ちますが、非常に友達想いで、仲間や教師陣から厚く信頼されています。

梅雨ちゃんの個性は、「蛙」です。その名前の通り、「蛙っぽいこと」は大体できる個性で、水中での自在な活動はもちろんのこと、最大20m伸びる舌で人や物を絡め取って投げ飛ばしたり、壁に手足を貼り付けて移動したり、強靭な脚力で高く飛び跳ねたり、果ては弱毒性の粘液の分泌したり、出し入れ自在な胃に物を収納できたりします。機動力が高く扱いの幅の広い強力な個性ですが、冷気や寒さに弱いという弱点もあります。

ここで、「僕のヒーローアカデミア」、通称「ヒロアカ」が一体どういうものなのか説明しておきましょう。「ヒロアカ」は、人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」に連載されている漫画で、現在、ジャンプに連載されている漫画の中でも特に人気の高い作品です。2016年から2022年現在に至るまで断続的にアニメ化、映画化が行われており、実写映画化も予定されています。舞台化や、多くのスピンオフ作品の発表も行われている話題作です。

舞台は、世界総人口の約8割が、「個性」と呼ばれる特殊能力を持つ世界です。個性を悪用する悪者「ヴィラン」を取り締まる「ヒーロー」という職業が、人々の憧れの的となっています。主人公の緑谷出久は、特殊能力が発現しない「無個性」でしたが、憧れのヒーロー「オールマイト」にヒーローとしての素質を見出され、彼の個性の後継者に指名されたことがきっかけで、ヒーロー養成校の「雄英高校ヒーロー科」に入学し、仲間達と共に成長していく物語です。

蛙をモチーフにした可愛らしいビジュアルの梅雨ちゃんですが、その中でも話題になっているのが、「冬眠」のシーンと「コスチューム」です。「冬眠」は梅雨ちゃんの個性に大きく関係することで、アニメオリジナルの演出ながら大きな話題になりました。「コスチューム」は装備のことで、個性を活かして戦うヒーローたちにとって大事なものです。それぞれ解説していきましょう。

梅雨ちゃんは、持っている個性の特性上、冷気や寒さに耐性が無いという弱点があります。そして、寒さに耐えられなくなると、本物の蛙同様「冬眠」状態になってしまいます。原作では冬眠シーンは描かれていませんが、アニメオリジナルの描写で、冬眠してしまい、仲間に抱えられる梅雨ちゃんの姿が見られます。梅雨ちゃんにとっては大きな弱点ではあるのですが、身体を縮こまらせて冬眠している梅雨ちゃんの姿は、ファンの間では「かわいい」と評判になっています。

寒さに弱く、冬も部屋を開けっ放しにすると冬眠しかけてしまう梅雨ちゃんですが、ヒーローは冬でも戦わなければいけません。ヒロアカのコミックス21巻では、冬季の戦闘訓練の様子が描かれているのですが、そこでは、登場するキャラクターたちのコスチュームが冬仕様に改善されていました。寒さが苦手な梅雨ちゃんも、防寒保温仕様に改善された新しいコスチュームを着ており、冬眠せずにちゃんと訓練に参加しています。ちなみに、今のところ、防寒保温仕様のコスチュームは冬季限定のもののようです。

寒さ対策の施された新コスチュームには、新しい装備も追加されています。それが「ケロプクマフラー」です。その名の通り、首元に巻いています。高性能な体温調節機能が付いた装備で、防寒保温コスチュームと一緒に身に着けることで、寒い中でも冬眠せずに活動することが可能となります。今のところは冬季限定の装備のようですが、ケロプクマフラーは、寒さが苦手ながら、水中での活動をメインとする梅雨ちゃんにとっては、これからも必要な装備となるやもしれません。

可愛らしい冬眠シーンや新装備がファンの評判を呼んだ梅雨ちゃんですが、彼女は他の部分もとても魅力的なキャラクターで、ファンも多いです。それが証拠に、ジャンプの紙面で行われた人気投票では、得票数が女性キャラの中で2番目に多かったという逸話もあります。この項では、冬眠シーン以外の梅雨ちゃんの可愛い魅力についても紹介します。

冬眠シーンなど、可愛いイメージのある梅雨ちゃんですが、その性格は至って冷静で、大抵のことでは動じません。期末試験で、大量の虫を使って戦う同級生の姿に他の生徒が引き気味になる中、梅雨ちゃんは平静を保っていました。また、洞察力も高く、主人公の出久の個性が、皆の憧れのヒーロー「オールマイト」と似ていることを見抜いています。また、ヒーローらしい正義感や自己犠牲の精神も持ち合わせている優等生で、仲間や教師陣からの信頼も非常に厚いです。

冷静で、何事にも動じない梅雨ちゃんですが、実は、年頃の女の子らしい繊細さも持ち合わせています。クラスメートの爆豪勝己がヴィラン軍団に誘拐された際、梅雨ちゃんは、無理を押して爆豪を救出に向かおうとする出久たちを引き留めようとします。しかし、出久たちを引き留めることはできず、後にそのことを知った時は、混乱してしまったことを仲間たちに明かして涙を流します。強力な個性を持つヒーロー以前に、梅雨ちゃんは高校生の女の子だということがわかります。

梅雨ちゃんは、クラスメートのことを「ちゃん」付けで呼ぶ癖があります。仲の良い友達の麗日お茶子のことを「お茶子ちゃん」と呼ぶ他、出久のことは「緑谷ちゃん」と呼び、さらには、荒っぽい性格の爆豪勝己ですら「爆豪ちゃん」と呼んでいます。また、自分の事は「梅雨ちゃん」と呼んでほしいらしく、名字で呼んでしまいがちな出久にその都度「梅雨ちゃんと呼んで」と訂正する姿も見られますが、この呼び方が許されるのは、「梅雨ちゃんが友達になりたい人」のみのようです。

梅雨ちゃんの身長は150cmで、割と小柄な部類に入るのですが、その割に発育は良いという設定があります。戦闘中、クラスメートの峰田にどさくさに紛れて胸を触られるのですが、彼曰く「意外とある」とのことです。ちなみに、梅雨ちゃんはスケベな性格の峰田の下心にばっちり気づいていたようです。

梅雨ちゃんは大家族の出身で、しかも弟や妹を世話する立場のお姉ちゃんでした。それゆえ、中学生までは毎日家事や炊事に追われる日々を送っており、事情を知らないクラスメートたちに「壁を作っている」と思われて孤立していた過去があります。しかし、唯一自分を理解してくれた親友がいて、その子とは今も連絡を取り合う仲です。周囲から孤立しながらも家族のために働き、また、友達を大切にする健気な姿も、梅雨ちゃんの魅力なのです。

可愛くて魅力的な梅雨ちゃんですが、アニメ版ではどんな声優さんが彼女を演じているのでしょうか。この項では、梅雨ちゃんを演じる声優さんについてを解説していきます。可愛い梅雨ちゃんの魅力を最大限に引き出すためのキャスティングがなされています。

アニメ版ヒロアカで梅雨ちゃんを演じている声優さんは、悠木碧さんです。可愛らしい声に定評があり、人気の高い声優さんの一人です。弱冠4歳で子役として芸能界デビューを果たすのですが、テレビアニメ「キノの旅」で声優を務めたことで声優業を気に入り、その後悠木碧に名義を変更して声優として活動を始めました。 2011年10月に「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2011」 で声優主演女優賞を受賞したことからも、実力の高さが窺えます。

悠木碧さんは、本名の「八武崎碧」の名義で、4歳の頃から子役としてドラマや映画に出演していました。仮面ライダー555」に出演したこともあります。しかし、2003年にアニメ「キノの旅」で声優に初挑戦したことをきっかけに声優業を気に入り、2007年の高校入学後に、芸名を「悠木碧」に変更して正式に声優業界入りを果たした過去があります。

悠木碧さんの代表作としてまず挙げられることが多いのは、「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公「鹿目まどか」役です。また、「ポケットモンスター ベストウィッシュ」でヒロインの「アイリス」を演じています。その他には、「ブギーポップは笑わない」 、「戦姫絶唱シンフォギア」、「ワンパンマン」、 「夢色パティシエール」 など、様々な人気作品に出演しています。

梅雨ちゃんの冬眠シーンはファンにも好評だったようで、Twitterには、このツイートのように「かわいい」という感想が多く書き込まれました。

こちらも、冬眠する梅雨ちゃんの可愛さを絶賛するツイートです。しかも、ただ眠るだけでなく、体格のいい同級生に抱えられながら冬眠していたので、抱えていた同級生もまとめて可愛いと思われていました。

寒い季節を描いたグッズなどのイラストでは、梅雨ちゃんはしっかり冬眠しそうになっており、それに反応するファンも多いです。設定を忠実に守った可愛いグッズやイラストは、ファンを喜ばせています。

梅雨ちゃんこと蛙吹梅雨は、可愛らしいルックスや装備と頼りがいのある性格から人気の高いキャラクターで、冬眠シーンも非常に可愛いと評判になっていました。冬眠シーンはアニメオリジナルの演出ですが、ここまで人気だと、原作漫画に逆輸入されたり、アニメでまた冬眠シーンが見られたりするかもしれません。新しい冬眠シーンの追加を期待するも、梅雨ちゃんを推す上で楽しみの一つになりそうです。