【ヒロアカ】常闇踏陰の素顔を徹底考察！ダークシャドウの暴走とは？

「僕のヒーローアカデミア」に登場する常闇踏陰は、特徴的な見た目をしたキャラクターです。素顔がどのようなものなのか興味をもっている方もいるようです。常闇踏陰の素顔について徹底考察し、個性や性格についても紹介します。

常闇踏陰は主人公である緑谷出久のクラスメートです。雄英高校の入試の実技試験では9位、個性把握テスト5位、学校のイベントでも上位に入るなど、優秀な成績を収めている男子生徒です。自ら前に出る性格ではありませんが、しっかりとした実力者です。九州にあるホークスの事務所へとインターンに参加しました。

堀越耕平氏作の漫画作品である「僕のヒーローアカデミア」は、略してヒロアカと呼ばれています。ヒロアカは、人気漫画雑誌である週刊少年ジャンプにて2014年から連載開始し、シリーズ世界累計発行部数6500万部を突破するほどの人気漫画です。漫画以外にTVアニメや映画も大人気で、スピンオフ作品も多く作成されています。2022年10月からテレビアニメ第6期が放送開始され、話題となっています。

世界の総人口の約8割が、超常能力である「個性」を持つ世界を舞台に、個性を悪用する犯罪者「ヴィラン」を止めるため、「ヒーロー」という職業が生まれました。主人公の緑谷出久は、ヒーローに憧れを抱いていますが、個性が発現しない「無個性」の少年です。ある日、憧れのヒーローであるオールマイトに助けられ、ヒーローとしての素質を見抜かれます。そこから、緑谷出久のヒーローを目指した物語が始まります。

ヒロアカに登場する雄英高校で優秀な成績を収めた実力者である常闇踏陰ですが、気になる方がいるのがその素顔ではないでしょうか。常闇踏陰の気になる素顔や趣味、性格について紹介していきます。

常闇踏陰の見た目は、人間のような体に、黄色いくちばしや鋭い目つきの赤い目をした鳥のような顔をしています。鳥のような顔がマスクや被り物にみえますが、マスクや仮面、被り物ではなく、常闇踏陰の素顔です。常闇踏陰の素顔は生まれながらで、異形型と呼ばれる個性が外見の理由なのです。

常闇踏陰自身のヒーロー名や必殺技の名前、個性の名前から中二病的な趣味をみることもできます。また、寮の部屋の趣味や言動が中二病くさいといわれています。1年A組で開催された、各自の自室を紹介するお部屋披露大会では、中二病全開な、不気味な置物や装飾があり、黒色が多めで薄暗い、常闇踏陰の部屋が紹介されました。部屋を見せることを嫌がっていたため、中二病の自覚があるのかもしれません。古風で独特な言葉遣いも中二病のような雰囲気を作っています。

常闇踏陰の性格面での素顔について紹介します。常闇踏陰は、物静かで実直、芯のあるしっかり者です。周りが騒いでいても加わろうとせず、優秀な成績をひけらかそうとはしません。静かな闘志を秘めた実力者で、しっかりと自分の意見があるため、大事な場面では主張することができます。

常闇踏陰の素顔や性格について紹介しましたが、常闇踏陰について紹介するのに欠かせないものが個性ではないでしょうか。 常闇踏陰の個性は、この弱点さえなければ無敵ともいわれるものです。常闇踏陰の特徴的な個性とダークシャドウの暴走についてみていきましょう。

常闇踏陰の個性は「黒影」で、ダークシャドウと読みます。ダークシャドウは、伸縮自在で全身真っ黒な影のような見た目のモンスターで、自我があるため会話することもできます。常闇踏陰はダークシャドウを身に宿しており、このモンスターを自由自在に操り戦います。ダークシャドウは攻守一体型個性で、汎用性も高いため強い個性といえます。

ダークシャドウは、防御面に優れていて、ほとんどの物理攻撃はダークシャドウが代わりに受けることで防ぐことができます。ダークシャドウは影なので、物理攻撃を防いでも消耗することがありません。射程の長さと素早く発動できることが、ダークシャドウの攻撃面での長所となっています。しかし、離れた分ダークシャドウの持続時間も短いと常闇踏陰は発言しているため、デメリットもあるようです。

ダークシャドウの弱点は「光」です。ダークシャドウのエネルギー源は暗闇であるため、暗闇であれば力は増しますが、光にさらされると弱体化し小さくなってしまいます。明るいところに居続けるとエネルギー切れを起こすこともあるのです。光といっても日光程度なら平気ですが、近距離での強い光を受けると弱体化してしまいます。この弱点を補うため、常闇踏陰はヒーローコスチュームで、遮光性のマントを身に着け、ダークシャドウを光から守っています。

常闇踏陰のダークシャドウは暴走することもあります。闇が深いところほどダークシャドウの制御は難しく、暗いところで怒りなどの負の感情が高まると、ダークシャドウが暴走してしまいます。暴走するとダークシャドウが狂暴化し、音などの刺激に反応して敵味方関係なく攻撃するようになってしまいます。暴走すると力も増し、常闇踏陰を飲み込むほどにまで巨大化するのです。暴走しても光に弱いという弱点は変わらないため、光によって弱体化させることができます。

常闇踏陰には、ダークシャドウを上手く活用することで、生み出した様々な技があります。どの技も常闇踏陰の中二病が感じられるような名前が付けられているのです。常闇踏陰の技について紹介します。

深淵闇躯(ブラックアンク)は、常闇踏陰がダークシャドウを自分の体にまとわせる技です。深淵闇躯を使うことで、常闇踏陰の弱点である、近接戦闘能力やフィジカルを強化することができます。最初は「しんえんあんく」と呼んでいましたが、より呼びやすくするために名前を「ブラックアンク」に変更しました。

深淵闇躯 夜宴(ブラックアンク サバト)は、ブラックアンクと同様に、ダークシャドウを両腕の中心にまとうことで、巨大な爪の形を作りだし、敵を切り裂く技です。A組とB組の合同訓練で披露されました。

宵闇よりし穿つ爪とは、ダークシャドウの射程の長さを活かした技です。常闇踏陰がブラックアンクのようにダークシャドウをまとい、まとったダークシャドウの腕を直線状に伸ばし、敵を攻撃するのです。ヒーロー仮免試験で披露されました。

黒き腕の暗々裏(くろきかいなのあんあんり)は、ブラックアンクでまとったダークシャドウの腕を広く長く大きく変化させ広範囲の敵を薙ぎ払うように攻撃する技です。宵闇よりし穿つ爪と同様に仮免試験の中で披露されました。

黒の堕天使は、ホークスの下でインターン時に習得した技で、常に浮遊しているというダークシャドウの能力を利用したものです。ダークシャドウに抱えられることで、常闇踏陰自身も浮遊できるようになります。この技によって空を飛び空中を移動することができるようになりました。

ダークシャドウが暴走状態でないと使えない技が、終焉です。終焉は、ダークシャドウを前方に解き放つことで、直線状のすべてのものを押し飛ばし破壊するします。この技を応用し、暗闇の中で敵に覆いかぶさることで動きを封じる、終焉「胎」という技もあります。

TVアニメ版ヒロアカでも、主人公緑谷出久のクラスメートとして登場する場面の多いキャラクターが常闇踏陰です。アニメヒロアカで常闇踏陰の声を担当した声優についてまとめてみていきましょう。

アニメヒロアカで常闇踏陰の声を担当しているのは、細谷佳正さんです。細谷佳正は、フリーで活動している声優で、少年から青年の役や、爽やかな少年、熱血漢なキャラクター、悪役からクールなキャラクターまで幅広い役を演じています。第8回と第10回の声優アワード助演男優賞を受賞しています。

細谷佳正は、2002年に東京アナウンス学院を卒業し、マウスプロモーション附属俳優養成所へ入所します。2004年にはマウスプロモーションへと所属し、デビュー当初は洋画の吹き替えに多数出演しました。2005年に「ギャラリーフェイク」でアニメデビューした細谷佳正は、2007年に出演した「テニスの王子様」の白石蔵ノ介役でアニメ声優として知名度を上げたようです。その後、2014年にマウスプロモーションを離れ、フリーでの活動を開始しています。

細谷佳正の主な出演作品は、「テニスの王子様」の白石蔵ノ介役、「進撃の巨人」のライナー・ブラウン役、「黒子のバスケ」の日向順平役、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカ役などです。

常闇踏陰の素顔が気になるという方が多いようです。ヒーローのコスチュームとして、仮面やマスクをかぶっていると考える方もいるようでした。鳥のような顔が素顔というのは意外なのかもしれません。

常闇踏陰の素顔である鳥のような顔が好きという方や、古風な言葉遣いや、黒い鳥のような素顔から出る独特な雰囲気が好き、という方も多いようでした。常闇踏陰の素顔だけでなく、ダークシャドウと連携を活かした技を使い、活躍する姿がかっこいいという感想の方もいるようです。

常闇踏陰の声がいいという方も多いようでした。声優の細谷佳正さんが演じる声も含めて常闇踏陰がかっこいいと感じている方が多いようです。細谷佳正さんは、常闇踏陰のような物静かで中二病のような性格のキャラクターも演じ切っています。

常闇踏陰の素顔や性格、個性などについて紹介してきました。常闇踏陰はマスクや仮面はかぶっておらず、鳥のような顔が素顔であり、強力ですが弱点もある個性をもっているということがわかりました。中二病のような言動や、必殺技、ダークシャドウとの会話など今後も楽しみな要素の多いキャラクターです。常闇踏陰が今後どのような活躍をするのか期待しましょう。