【ヒロアカ】スケプティックについて徹底考察！個性や強さは？

『僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）』の敵組織であるヴィランは、実はいくつかのグループに分かれていました。その中でも最大規模を誇るのが異能解放軍です。異能解放軍にはスケプティックという幹部がいます。スケプティックとはどのような人物なのでしょうか。本記事では、異能解放軍の幹部スケプティックの能力や強さ、個性に迫ります。

ヒロアカに登場するスケプティックは本名を近属友保（ちかぞくともやす）と言い、表向きは大手IT企業「Feel Good Inc.」の取締役をしています。そのことから、スケプティックはPCの活用にも長けています。容姿は長身で痩せた体型をしており、黒のロングヘアーで両目を隠しているのが特徴的です。しかし、それ以外の身長・体重・血液型・年齢などは一切明らかになっていません。

異能解放軍とはヒロアカに登場する敵・ヴィランの一組織です。「個性」がまだ「異能」と呼ばれて使用を抑圧されていた時代に、「異能を自由に使うのは人間の当然の権利である」という主張を掲げた解放主義者によって組織された過激派集団です。政府と対立し解散したものと思われていましたが、初代指導者の実子リ・デストロによって再興されました。構成員も１１万人を超え、ヴィランの中で最大規模を誇っています。

『ヒロアカ』こと『僕のヒーローアカデミア』は、堀越耕平が2014年より「週刊少年ジャンプ」（集英社）に連載している漫画作品です。テレビアニメは2016年にスタートし2022年10月から6期も始まりました。アニメ以外にスピンオフ漫画や舞台なども発表され、幅広い展開となっています。

ヒロアカの主人公・緑谷出久はヒーローに憧れを持っていましたが、出久自身は「個性」を持たない少年でした。中3の時ヴィランに襲われたところをオールマイトに助けられましたが、オールマイトからはヒーローを目指さないように諭されました。しかし、ヴィランに襲われた友達を助けようとした姿に「ヒーローとしての素質」を認められ、オールマイトの持つ個性「ワン・フォー・オール」の継承者となりました。

ヒロアカで敵（ヴィラン）の一組織・異能解放軍の幹部スケプティックも個性の持ち主です。また、大手IC企業の取締役でもあることから、PCや情報機器も使いこなしています。ここではスケプティックの個性や能力を考察し、さらに似たような個性との比較からスケプティックの強さに迫ります。

ヒロアカでは超常能力を「個性」と呼んでいますが、異能解放軍はそれを「異能」と呼びます。スケプティックの個性（異能）は「人形（ひとがた）」で、机や冷蔵庫など人間と同程度の大きさのモノを操り人形に変えることができます。顔や身体は好きなように作ることもでき、その操作はPCで遠隔操作が可能です。同時に操作できる上限はスケプティックの情報処理能力に依存していますが、再臨祭でのトゥワイスとの戦闘ではトゥワイスの人形を6体作りました。

スケプティックの個性「人形」に近い個性として、雄英高校1年B組・柳レイ子の個性「ポルターガイスト」があります。柳レイ子の個性は、身近にあるものを操ることができる能力です。ただし、重さが人間1人分ぐらいのモノしか動かせません。2人の個性を比較すると異なる点が3点あります。1点目は操り人形にするのか、モノのまま操るのかです。2点目は遠隔操作できるかどうかです。3点目は同時に複数操れるかどうかです。これらの点からスケプティックの個性の方が優れていると考えられます。

トゥワイスの個性は「二倍」で1つのモノを2つに増やすことができますが、トゥワイスは過去の出来事からトラウマを抱えていました。スケプティックはトゥワイスを異能解放軍に引き込もうと画策し、再臨祭でトゥワイスの人形を送り込みトラウマを突いて精神的に追い詰めます。しかし暴行されて骨折したことから、トゥワイスはトラウマを克服しました。そして自らの複製を大量に作成して形勢を見事に逆転します。この戦闘から2人の強さを比較した場合、トゥワイスに軍配が挙がるのではないかと見なされています。

ここまでヒロアカに登場するスケプティックの個性や能力を見てきましたが、スケプティックは性格面でも特徴があります。そこで、スケプティックの性格や活躍場面を紹介します。また、一時死亡説が流れましたが、死亡説についても見ていきます。

ヒロアカに登場するスケプティックの性格は一言で言うと完璧主義者です。しかも神経質で執着心が強いので、他人から質問されてもすぐには返答せず、質問で返すところがあります。また、失敗を指摘されても素直に認めることができずに、すぐ目が血走って理詰めで言い返してしまいます。言い方もネチネチしているので、その性格はスケプティックにとってマイナスに働いていると言われています。

ヒロアカに登場するリ・デストロは異能解放軍の最高指導者です。異能解放軍を敵勢力の中心とするためにヴィラン連合の解体を企てました。ヴィラン連合の情報を掴むために大物ブローカーの義爛を捕まえますが、スケプティックが居場所を掴んだのではないかと言われています。義爛は顧客データを消去し、拷問されても口を割りませんでしたが、スケプティックがデータを復元し人工衛星でヴィラン連合の位置を特定しました。このようにリ・デストロに貢献することがスケプティックの行動原理となっています。

スケプティックは大手IT企業の取締役だけあってPCの操作には長けており、超常解放戦線結成後は開闢行動情報連隊『CARMINE』の隊長を務めています。ヒーローとの間で勃発した全面戦争時は、荼毘に蛇腔病院跡地に連れて行かれましたが、そこでスケプティックは全国の公共放送の電波をすべてハックし、荼毘が予め撮影していた告発映像を全国に放送しました。その衝撃映像は全国民を驚愕させ、ヒーロー社会の崩壊とヒーローに対する信頼の失墜を招きましたが、それもスケプティックの能力があってのことでした。

ヴィランの間で起こった再臨祭での戦闘で、スケプティックはトゥワイスに戦況をひっくり返されますが、リ・デストロに失敗を指摘され、次の策を遂行するために前線に向かいました。しかし、ギガントマキアの襲撃を受け足止めされます。スケプティックの死亡説はその時に流れましたが、実際にはスケプティックが死亡することはありませんでした。その直後に生存が確認され、再臨祭終結後に開かれた超常解放戦線の結成式典にも参加しています。そして、開闢行動情報連隊「CARMINE」の隊長になりました。

ヒロアカの敵勢力である異能解放軍幹部スケプティックの個性や能力、強さを考察しました。スケプティックは有能ですがムキになりやすい性格です。そのスケプティックをテレビアニメでは誰が演じているのでしょうか。ここではスケプティックを演じている声優とその代表作品を紹介します。

『ヒロアカ』に登場するスケプティックを演じているのは、人気声優の杉田智和です。初登場時は公式発表前だったのでクレジットに名前がありませんでしたが、声質からすぐに杉田智和であると判明しました。ここでは、声優・杉田智和のプロフィールと主な出演作品を紹介します。

杉田智和は、高校在学中に声優の活動を始めました。当初は「ミューラス」という芸能事務所に所属していましたが、解散にともないアトミックモンキーに移籍し、さらに2020年に自らが代表取締役を務める株式会社AGRSを設立しました。声優の活動でも膨大なリストがありますが、それ以外にゲームの原作やコラムの執筆など幅広い活動を続けています。

杉田智和と言えば、『銀魂』の坂田銀時役と『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役が代表作と言えるでしょう。この2作で杉田智和は広く知られる人気声優となりました。そのほかにも『ジョジョの奇妙な冒険』のジョゼフ・ジョースター役、『荒川アンダーザブリッジ』の星役、『アホガール』の阿久津暁役、『クラシカロイド』のベートーヴェン役など、枚挙にいとまがありません。

ヒロアカに登場するスケプティックは異能解放軍の幹部ですが、神経質で失敗を認めない性格からさまざまな印象に残る発言をしています。それに対してSNSではどのような投稿が見られるでしょうか。

スケプティックは、ビジュアル面では両目に覆い被さる長髪が特徴的です。この特徴的な髪型に関する投稿はよく見受けられます。

ヒロアカに登場するスケプティックは失敗を嫌うことで有名ですが、それでも1回だけ失敗したことは認めています。その失敗とは自身が構築したセキュリティーがハッキングされたことですが、ヒロアカでハッキングと言えばラブラバです。そこから、ラブラバにハッキングされたのではと言う意見が多数見られます。

ヒロアカの全面戦争編で超常解放戦線のアジトがある群訝山荘の場所をホークスに漏らしたのは、人の良いトゥワイスでした。この点ではスケプティックには落ち度はありません。しかし、スケプティックはホークスを警戒心から監視をし、トゥワイスがホークスに漏らしてしまったこともチェックしていました。それにもかかわらず、ホークスがヒーロー側のスパイであることには気付くことができなかったのは、明らかにスケプティックの落ち度だということを指摘する意見です。

ヒロアカの敵（ヴィラン）の一組織である異能解放軍にはスケプティックという幹部がいます。その特徴的な外見と個性、またPCを操るスキルから、他のヒーローやヴィランとは異なる強さを持っています。本記事では、そのようなスケプティックを紹介しました。スケプティックはヒロアカでどのような活躍を見せるのでしょうか。今後の展開に注目です。