【ヒロアカ】マスキュラーの強さや個性を徹底解説!復活後についても
マスキュラーはヒロアカに出てくるヴィランのひとりです。林間合宿の際に初登場し、 デクに倒された後はタルタロスに収監されていましたが、とある事件をきっかけに復活を果たしました。ここではヒロアカのマスキュラーの強さや個性、さらに復活後について紹介していきます。
目次
【ヒロアカ】マスキュラーとは?
ヒロアカには様々な個性を持ったヴィランが登場します。その中でもマスキュラーは戦闘向きの個性と殺人を楽しむシリアルキラーの性格を併せ持つ、危険人物として描かれています。プロヒーローをも殺す強さを持つマスキュラーですが、ここではそんな彼のプロフィールや、彼が生きるヒロアカ世界の概要やあらすじをおさらいしていきます。
マスキュラーのプロフィール
- ヴィラン名:マスキュラー
- 本名:今筋 強斗(いますじ ごうと)
- 個性:筋肉増強
- 性格:残虐
ヒロアカに登場するマスキュラーは非常に獰猛で残虐な性格をしており、自分の強さを見せつけて人を殺すことを生きがいとしているヴィランです。「血狂いマスキュラー」の異名を持ち、強い相手と戦うことや、殺して血を見ることに楽しみを見出しています。相手が子供であろうとも殺したいと思ったら容赦せずに手にかける残忍さを持っています。
ヒロアカの概要
僕のヒーローアカデミア、通称ヒロアカは週刊少年ジャンプで連載されている人気少年漫画です。弱い主人公が能力を得て強くなっていくという王道な展開ながら、一人一人がヒーローを目指す理由や境遇が良く描かれています。ヒーロー側だけでなくヴィラン側にも彼らなりの矜持や友情があり、「一歩違えばどちらが光でどちらが闇でもおかしくない」という対比もうまく、読者の心を掴んでいます。
ヒロアカのあらすじ
ほとんど全ての人が何らかの特殊能力を持っている世界で、何の個性も持たずに生まれてしまった主人公、緑谷 出久(みどりや いずく)。無個性にもかかわらずナンバーワンヒーローのオールマイトに憧れていた出久でしたが、運命に導かれオールマイトから個性を譲渡されることになりました。ヒロアカは、そんな出久が憧れの師から受け継いだ強さと持ち前の優しさで「最高のヒーロー」になるまでの物語です。
【ヒロアカ】マスキュラーの強さや個性・性格
登場回数こそ少ないものの、一度はデクが死を覚悟するほどの強さを見せたマスキュラーは、いったいどのような個性を持っているのでしょうか。身体的な強さに特化したその個性や、ヒロアカ作中屈指の残忍性を持ったその性格を解説していきます。
マスキュラーの個性「筋肉増強」の強さ
マスキュラーの個性は「筋肉増強」です。皮膚に収まらないほどに肥大化した筋繊維は圧倒的な力を生み出し、スピードやパワーが増強します。その筋力を活かした近接戦を得意とし、打撃を中心とした攻撃面だけでなく、幾重にも重ねた筋肉は鎧のように硬くなるため防御面も抜かりありません。攻守ともに優れた戦闘狂であるマスキュラーはプロヒーローを殺害するほどの強さを誇っています。
マスキュラーの義眼
実はマスキュラーの左目は義眼です。過去にプロヒーローのウォーターホース夫妻との戦闘において左目を失ったため、今はいろいろなデザインの義眼を使用しているのです。そのどれもが人間離れしたデザインとなっており、彼の異常性を表しています。気分で付け替えているようで、デクとの初戦の際はデクの強さを認め、戦闘中に「本気の義眼」に付け直していました。
また、復活後にデクと鉢合わせた際は、再度デクと戦える喜びを隠しきれずワクワクしていました。しかし付け替える義眼を持っていなかったため、そのあたりの石ころを目に詰めて本気を見せるというイカレっぷりを見せていました。
マスキュラーの性格
マスキュラーは常に好戦的な笑みを浮かべた大男で、とにかく残忍で獰猛な性格をしています。「血狂いマスキュラー」という異名を持ち、「個性を使って好きに暴れることができればそれでいい」という自分勝手な考え方で多くの人を殺してきました。弱肉強食の名のもとに弱いものをいたぶるのが大好きな戦闘狂で、様々なヴィランが出てくるヒロアカにおいても、もはや矯正不可能な性格です。
根っからの戦闘好きなため、自分と張り合える強さを持つデクとの本気の死闘が忘れられずにいました。そのため復活後にデクと再会した時は興奮が抑えられない様子で喜んでおり、「あの時の愉しさを知ったらもう戻れない」と全力でデクに向かって行っていました。
【ヒロアカ】マスキュラーとデクの戦いや復活後・名言
マスキュラーとデクはヒロアカ作中で2度戦闘しています。1度目は林間学校でヴィラン連合に奇襲をかけられた時、2度目はタルタロスが陥落しマスキュラーが復活を遂げた後です。ここではそれぞれの戦闘の様子や、その中で放たれたマスキュラーの名言を見ていきます。
マスキュラーとデクの1回目の戦い
マスキュラーとデクの1度目の戦闘は、林間合宿の際に繰り広げられました。雄英高校の林間合宿に奇襲を仕掛けてきたヴィラン連合の中の一員だったマスキュラーは、洸汰(こうた)という少年を殺そうと企んでいました。そこに駆け付けたデクでしたが、マスキュラーの圧倒的な強さに一度は死を覚悟するほど追い詰められます。
洸汰は水鉄砲のような個性でマスキュラーを止めようと試みますが、敵うはずもありません。もう少しでデクを殺せそうで興奮しているマスキュラーは「後で殺してやるから!」と洸汰に語り掛けます。デクの「守らなければ」という心に火が付き、限界を超えた力を出せたことで、マスキュラーを制圧したのでした。
マスキュラーの脱獄と復活
デクとの一戦後、マスキュラーは凶悪犯を収監する「タルタロス」に入れられていました。しかし、死柄木弔の覚醒とそれに伴うオールフォーワンの復活により、タルタロスは陥落してしまいます。収監されていた多くの犯罪者たちが世に解き放たれるという事態になり、マスキュラーも真っ先にタルタロスから脱出し復活しました。「楽園の入り口(でぐち)はどこだぁ!?」というセリフと共に、その表情は再度暴れまわれる喜びに満ちていました。
マスキュラーとデクの再戦
タルタロスからの復活後、暴れまわっていたマスキュラーは2人のヒーローを襲いに現れます。そのヒーローはデクとも親交のある傑物(けつぶつ)学園高校の生徒であるグランドとタートルネックでした。グランドは最大限の力を絞り出して戦いますが、マスキュラーの筋肉装甲の前に歯が立たずやられてしまいます。そこに「危機感知」で異変を察知したデクが駆け付け、グランドを救出しました。
デクに再会でき、また1戦目のような激闘ができると思ったマスキュラーは喜びを爆発させ、興奮した様子でデクに襲い掛かります。しかしデクは状況を冷静に見極め、煙幕や黒鞭などワンフォーオール先代たちの個性を使って、あっという間にマスキュラーを倒しました。1戦目ではあんなにも苦戦していたデクでしたが、今回はグランドを救った上にマスキュラーと会話し、身の上を案ずる余裕すら見せ、デクの成長を感じる一戦となりました。
マスキュラーの名言
ヒロアカでは、ヒーローサイドだけでなくヴィランサイドでもたくさんの名言が生まれています。根っからの戦闘狂でありながら、ある意味では真っ直ぐに自分の矜持を貫いているとも言えるマスキュラーも、独自の感性を持ち、数々の名セリフを残しています。ここではそんな彼の性格が垣間見えるセリフを見ていきます。
マスキュラーの名言①「じっくりいたぶって…」
じっくりいたぶってやっから、血を見せろ
出典: comic-kingdom.jp
洸汰を守るためにマスキュラーの前に立ちふさがったデクに対して放った一言です。本来高校生一人くらい余裕で殺せる力を持っているマスキュラーですが、あえてじわじわと追い詰めるようにいたぶって殺そうという魂胆が垣間見える、マスキュラーの残忍な性格が表れたセリフです。
マスキュラーの名言②「他人を殺したい…」
他人を殺したい自分と、それを止めたいヒーロー。互いにやりたいことをやっただけだ
出典: comic-kingdom.jp
洸汰の両親であるウォーターホース夫妻は、マスキュラーとの戦いに敗れ命を落としています。意気揚々と殺人行為を繰り返すマスキュラーに憤り、「お前みたいなやつのせいでいつもこうなる!」と怒りをあらわにする洸汰に対して投げかけたのがこのセリフです。お互いやりたいことをやっただけという、一見正当性のありそうなことを言いながら殺人を正当化する、マスキュラーの自分勝手さが表れたセリフです。
【ヒロアカ】マスキュラーの声優
ヒロアカは、原作の人気もさることながらアニメのクオリティが高いことも人気の秘密です。原作当初から派手なバトルで読者を楽しませていたマスキュラーですが、アニメになり声優が声を当てることでより一層マスキュラーの快楽殺人鬼感が増しました。ここでは、マスキュラーに声という生命を吹き込んだ声優について紹介していきます。
マスキュラーの声優は「高口公介」
マスキュラーの声優は高口 公介(たかぐち こうすけ)さんです。アニメだけではなく、映画の吹き替えなどでも活躍されています。大人の男性や兵士など、どちらかというと威圧的な強い成人男性を担当することが多いです。自身のツイッターではお酒や手作りの料理を投稿しており、趣味や特技として掃除を挙げているなど、家庭的な一面も持っています。
高口公介のプロフィール
- 出身地:兵庫県
- 誕生日:1978年12月15日
- 血液型:A型
- 身長:174cm
- 趣味・特技:サッカー、格闘技、掃除、関西弁
井上和彦の声優教室6期生で、2000年頃から活動を開始しています。現在は谷山紀章さんや代永翼さんも所属する賢プロダクションに所属しています。アニメでメインキャラクターを演じることは少ないですが、ヒロアカのマスキュラーのような大事なサブキャラクターなどをコンスタントに演じています。
高口公介の主な出演作品
高口さんは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」「地獄少女」「ギルティクラウン」「進撃の巨人」「ヒロアカ」など、数々の有名アニメに出演しています。役柄としては名前がついていない役を担当することが多く、マスキュラーほどのセリフ数があるアニメは少ないです。
【ヒロアカ】マスキュラーに対する世間での評判や人気
単純な増強型で圧倒的な強さを誇る個性「筋肉増強」を持つマスキュラーは、作中では血狂いの戦闘狂として描かれましたが、その強さゆえ、ファンからの人気は高いようです。純粋な強さの個性が好きだという声や、豪快な攻撃が好きだという声がありました。
デクがヒーローとして本当の意味での第一歩を踏み出したのは、「洸汰を守りたい」という明確な意思を持ってマスキュラーと戦ったこの1戦目でした。マスキュラーが持つ強さあってこそ、窮地に追い込まれたデクが成長を遂げました。アニメ版での声優達の迫力のある演技も相まって、デクvsマスキュラーのバトルが好きだと言う読者も多かったです。
「筋肉増量」という個性から、体を鍛えている読者の中からはマスキュラーの個性をうらやむ声も聞こえました。自分の筋肉だけを頼りに圧倒的な強さを見せつけるマスキュラーにかっこよさを感じているようです。「マスキュラー」というのはボディビルのポーズのひとつでもあるため、日々筋肉と向き合っている方はマスキュラーに親近感と羨望を覚えているようです。
【ヒロアカ】マスキュラーは強いヴィランだった
マスキュラーは「筋肉増強」という戦闘にうってつけの個性を持つだけでなく、弱いものをいたぶって殺すのが楽しいと感じる根っからの悪党です。初戦ではデクが奇跡的な底力を見せて倒すことができましたが、あと一歩でデクが死んでもおかしくない状況まで追い込まれました。脱獄後もヒーローを襲い虫の息にするなどとても強いヴィランです。またしてもデクに倒されたので今後また登場するかは不透明ですが、ヒロアカにこれだけ強いヴィランがいたことは紛れもない事実です。
この記事のライター
YUMENO_mugi
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