【ヒロアカ】ミッドナイトの死亡シーンは何話?復活の可能性も徹底考察
「ヒロアカ」に登場するミッドナイトは、セクシーな女性ヒーローですが、作中で彼女は志半ば死亡してしまいます。その死亡シーンは何話に描かれたのでしょうか?ミッドナイトが死亡してしまった理由や、今後復活する可能性も併せて解説します。
目次
ミッドナイトとは?
ミッドナイトはヒロアカ原作20話に初登場したプロヒーローで、出久たちが通う雄英高校の教師でもあります。まずはミッドナイトのプロフィールと、ヒロアカのあらすじについて解説します。
ミッドナイトのプロフィール
- 本名:香山睡(かやまねむり)
- ヒーロー名:ミッドナイト
- 個性:眠り香
- 年齢:31歳
- 誕生日:3月9日
- 身長:175cm
- 好きなもの:青春、スリル
ミッドナイトはプロヒーローであり、雄英高校の教師でもあります。そのセクシーな見た目から18禁ヒーローとも呼ばれています。雄英体育祭では1年の主審も務め、生徒たちの活躍を支えます。ベテランのヒーローで、出久たちの担任である相澤消太(イレイザーヘッド)やプレゼントマイクより先輩にあたります。
ミッドナイトの個性
ミッドナイトの個性は「眠り香」で、期末テスト演習試験で披露されます。試験は教師対生徒で行い、生徒は教師にハンドカフスをかけるか、場外に脱出できれば勝利となります。教師は個性を使い生徒の勝利を阻みます。ミッドナイトは瀬呂・峰田の二人と戦いますが、峰田をかばった瀬呂は眠り香をかぎ、眠らされてしまいます。眠り香は鼻や口から摂取しなければ効かないため、峰田は瀬呂のテープで鼻と口を覆い、ミッドナイトの動きを個性で封じて会場を脱出、ミッドナイトに勝利します。
ヒロアカの概要
「ヒロアカ」の正式なタイトルは「僕のヒーローアカデミア」で原作は堀越耕平氏です。原作漫画は週刊少年ジャンプにて連載中、テレビアニメは2016年から放映中です。コミックス累計発行部数は6,500万部で、テレビゲーム化、舞台作品化など幅広くメディアミックス化され、個性豊かなキャラクターたちが世界中で人気を博している大ヒットヒーロー漫画です。
ヒロアカのあらすじ
世界の8割もの人が、「個性」と呼ばれる超能力を発現した世界が物語の舞台です。世間では個性を悪用し平和を脅かす存在「敵(ヴィラン)」がはびこるようになります。そこで警察では対処しきれないヴィランに対し、平和のため個性を使用する「ヒーロー」たちが現れます。主人公、緑谷出久はNo.1ヒーロー、オールマイトにあこがれる「無個性」の少年です。とある状況からオールマイトに個性を授かった出久は、ヒーロー育成校の雄英高校に進学、仲間たちとともにトップヒーローを目指します。
ミッドナイトの死亡シーンは何話?理由も考察
ここからはミッドナイトの死亡シーンが何話であるか、またその死亡理由に関しても考察します。具体的な描写、もしくはそれらを示唆するセリフなどが何話に出てくるか、という解説も行います。
ミッドナイトの死亡シーンは漫画とアニメの何話?
ミッドナイトの死亡シーンは、原作、アニメ双方で明確な描写はありません。しかしミッドナイトは、原作第278話、アニメ第120話での、八百万(クリエティ)への通信後、ヴィランとの交戦シーンを最後に登場していません。この時、ミッドナイトに攻撃しているヴィランは、超常解放戦線の部隊である開闢行動遊撃連隊「VIOLET」No.2の人物ですが、名前は明らかにされていません。直接的な描写はないものの、ミッドナイトはこのヴィランに殺されたのではないかと推察されます。
ミッドナイトの死亡の理由
次に、ヒロアカ原作およびアニメの描写をもとに、ミッドナイトの具体的な死亡理由について、前述の交戦状況を踏まえて詳細に考察します。さらに原作やアニメの細かいネタバレシーンも含みますので、ご注意願います。
ネタバレ①ギガントマキアを制止しようとして落下
超常解放戦線とヒーローとの戦いの中、ギガントマキアは死柄木のもとへと一直線に走り出します。ヒーローたちはこれを食い止めようとしますが、その巨体を止められません。ミッドナイトはシンリンカムイの背中にまたがり、ギガントマキアを眠らせるべくその顔にとびかかろうとしますが、ギガントマキアの背中に乗るヴィラン連合により叩き落されてしまいます。落下後、ミッドナイトは八百万に通信を行っているため、落下は直接的な死亡理由ではありませんが、大きなダメージを負いました。
ネタバレ②八百万への連絡を最後に通信が途絶える
ギガントマキアを制止できず高所から落下したミッドナイトは、八百万に通信を行います。その内容は、ギガントマキアを麻酔で眠らせるというもので、その可否判断を八百万に任せるための通信でした。この通信後、超常解放戦線のヴィラン達は、ミッドナイトの追撃に複数人で駆け付けます。その中の一人、開闢行動遊撃連隊「VIOLET」のNo.2のヴィランが攻撃を仕掛けようとし、ミッドナイトが振り向いたシーンを最後に、回想以外でのミッドナイトの登場シーンはありません。
ネタバレ③戦いの後にミッドナイトの死亡が知らされる
ミッドナイトが明確に死亡したことが判明するのは原作では何話かと言えば、戦いが終了した296話でのシーンです。倒れたミッドナイトを見て嘆き悲しむ、芦戸、切島、八百万、砂糖の姿と、壊れ落ちたミッドナイトの眼鏡が描写されています。その後、ミッドナイトだけでなくマジェスティックら多数のプロヒーローが、超常解放戦線との戦闘で死亡したことが判明しています。
ミッドナイトの死亡フラグはあった?
ミッドナイトが戦いの末死亡するにあたり、死亡フラグと呼べる会話シーンがあります。それは279話にて、ミッドナイトとの通信が途絶えた後の雄英生たちの会話です。ギガントマキアを眠らせるため、麻酔とその投与の準備をする際、峰田の「ミッドナイト生きてるよな?」との問いに、芦戸が「きっと大丈夫だよ。また皆で授業受けるんだもんね!」という会話があります。この会話が死亡フラグとして、後の悲劇を示唆しています。
ミッドナイトを殺したのは誰?
ミッドナイトを殺したヴィランとして有力なのは先述の、開闢行動遊撃連隊「VIOLET」の人物です。ミッドナイトと八百万との通信中、背後に現れたこのヴィランは「俺がやる」と、仲間に告げてミッドナイトに攻撃を加えます。このヴィランは顔全体をマスクで覆っており、さらに口の部分は太いパイプで体の後ろとつないでいます。ミッドナイトの個性である眠り香は、先述の通り、鼻や口から吸いこむことで眠ってしまうので、このヴィランには眠り香が通用しなかったと推察されます。
ミッドナイトの復活の可能性や内通者説
続いては、悲劇的な最期を遂げたミッドナイトが復活する可能性はあるのか考察します。また、一部では「ミッドナイトが雄英高校に潜むヴィラン側の内通者ではないか」という説が浮上していたので、その理由についても解説します。
ミッドナイトの復活の可能性
死亡したミッドナイトは今後復活する可能性があるのか、他の登場キャラクターの「個性」を踏まえて考察します。復活に有効性のある「個性」を持つキャラクターに、壊理(えり)と治崎廻(ちさきかい)の二人がいますので、それぞれの可能性について記述します。
考察①壊理の個性で復活する?
壊理の「巻き戻し」という「個性」は、対象の時間を巻き戻すことができるという強力なものです。誰かがけがをした場合などは、けがをする前の状態に戻すことができます。壊理は八斎會から出久たちによって救出されており、その個性は彼女の協力のもと使うことができます。幼い壊理は力のコントロールが不十分ですが、そもそも死者を復活させるところまで力が及ぶかは定かではありません。可能であればすでに試されているでしょうから、死亡した人物の時間は巻き戻せない、と推察されます。
考察②治崎廻の個性で復活する?
治崎廻の「個性」である「オーバーホール」は対象を分解、修復することができる非常に強力な個性です。このうち修復は、けがや病気だけでなく、死亡した場合も、死亡直後であれば復活させることができます。しかし、ミッドナイトは死亡から発見に至るまでかなり時間が経過しており、復活はできないと推察されます。また、治崎廻は特殊刑務所のタルタロスに収監されましたが、もともとヒーローたちと敵対した人物であるため、ヒーローに協力して個性を使用する可能性も低いです。
考察③死者を蘇らせることはできない?
最後に、そもそも死亡した人物は、先述の治崎による瞬間的な修復を除き、蘇らせることはできない、という可能性について言及します。これまで、民間人、ヒーロー、ヴィラン問わず多くの人物が様々な理由で死亡していますので、死者を復活させる「個性」があれば、誰も死ぬことがなく、世界は混乱しますので、やはりヒロアカの世界であっても、死亡したものを蘇らせることはできない、という結論に達します。
ミッドナイトの内通者説の理由
雄英高校のUSJでの授業、林間学校など、学校関係者にしか知りえないカリキュラムを把握し、ヴィラン連合学校に襲撃を行ってきました。学内にヴィランと通じている内通者がいる、という話から、様々なキャラクターに内通者説が浮上しました。その中で、ミッドナイトが内通者の候補として話題に上がった理由は、死亡シーンが明確に描写されていなかったためです。
ミッドナイトの名セリフ
ここからはミッドナイトが発した、ヒロアカ作中の名セリフを紹介します。それぞれの名セリフが原作及びアニメの何話に登場したか、その背景とともに解説します。
ミッドナイトの名セリフ①「嗜虐心が…」
嗜虐心が疼いちゃって仕方がないの
出典: bibi-star.jp
1つ目の名セリフは、期末テストの演習試験の際、逃げる峰田に向かってミッドナイトが放ったセリフです。原作はコミックス8巻の63話、アニメでは36話での発言です。個性「眠り香」を体から発しながら鞭を構え、舌なめずりをしながらこのセリフを発するミッドナイトはまさにドSそのものです。
ミッドナイトの名セリフ②「雰囲気に飲まれるな…」
雰囲気に飲まれるな!どこかの誰かじゃ難しいなら、今一番大事なものを心に据えな
出典: musicalight.net
2つ目の名セリフは、ヒーロー対超常解放戦線にて、仲間と離れ、前線に駆り出され不安がる上鳴に対して放ったものです。このシーンは原作コミックス27巻の263話、アニメ版115話で登場します。直前にエッジショットが周囲に檄を飛ばし、プロヒーローの雰囲気にのまれた上鳴は、ミッドナイトのこのセリフで後ろにいる耳郎を思い浮かべ覚悟を決めます。生徒である上鳴を勇気づけた、雄英高校の教師として力強い名セリフです。
ミッドナイトの名セリフ③「あなたの判断に…」
あなたの判断に…委ねます
出典: bibi-star.jp
3つ目の名セリフは、ギガントマキアを止められず、八百万に対して通信で放ったセリフです。原作は29巻の278話、アニメは120話に登場するシーンです。ギガントマキアを止めるには麻酔で眠らせるしかない、と判断したミッドナイトは、八百万に対して大量の麻酔の準備とそれをヒーローたちでギガントマキアに投与する作戦を八百万に提案します。以前から八百万に対してリーダーの資質を感じていたミッドナイトは、その作戦のすべてをまだ若い八百万に託した最後の名言です。
ミッドナイトの死亡に対する世間での評判や人気
ミッドナイト死亡に関してファンの間で話題に上がる内容としては、八百万(ヤオモモ)に後を託すシーンが多くみられます。自身のピンチにもかかわらず冷静に善後策を伝えるシーンは、ミッドナイトの魅力と、その後の展開の悲しさを感じさせるシーンとして多くのファンの印象に残っています。
ミッドナイトを殺害したヴィランに対する考察も、多くのファンの間で話題になっています。死亡シーンが明確でなく、直前の攻撃シーンしか描写がないこと、ヴィランそのものの名前や性格なども登場していないこと、など多くの謎を残しているため、ヒロアカファンの間でも様々な考察が見られます。
ミッドナイトの死亡シーンに関しては明確な描写がなく、最後の登場から死亡が知らされたシーンまでの話数が大きく空いたことも話題となっています。そのため、最後の登場シーンが何話であったかの確認や、内通者ではないかという考察、または生きているのではないかといった意見も見られ、ミッドナイトのキャラクターとしての人気ぶりがわかります。
ミッドナイトの死亡がわかるのは296話だった
相手を眠らせる強力な個性の使い手であるミッドナイトは、プロヒーローとして、また雄英高校の教師として多くの功績を残しました。しかし、超常解放戦線のヴィラン達との戦闘の末、死亡してしまいます。原作の296話で芦戸や切島たち生徒に泣きながら看取られ、惜しまれる姿に代表されるように、ミッドナイトは多くのヒロアカファンにも強く印象に残ったキャラクターです。
この記事のライター
PP西村
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