【ヒロアカ】名シーンまとめ!心に残る名言も合わせて紹介!
「僕のヒーローアカデミア」ことヒロアカは「名言」や、それに伴う「名シーン」が多いことで有名です。本記事はそんな名言をキャラクター別に紹介し、各名シーンを振り返ることでヒロアカの魅力をさらに深めることができる内容となっています。
目次
【ヒロアカ】とは?
ヒロアカの作者
『ヒロアカ』は漫画家の堀越耕平(ほりこしこうへい)によって描かれています。名古屋芸術大学出身であり、在学中から読切で手塚賞佳作に入賞するなど、学生時代からその才能を発揮していました。週間少年ジャンプにおいて自身3作目となるヒロアカは、前作が短期終了したことで精神的に参っており、もう漫画を書けないまでに落胆していた時、昔読切で自身が一番描きやすかった漫画「僕のヒーロー」に活路を見出して生まれた作品でした。
ヒロアカの概要
『ヒロアカ』は漫画家堀越の代表作品であり、2014年の7月から週刊少年ジャンプにて連載が開始されています。連載初期の段階から注目を集め、アメコミ風の演出や絵柄、魅力あるキャラクターも人気の理由となっています。その後2019年には、今年「チェーソーマン」が受賞したことで話題となったハーベイBestManga部門を受賞しており、今や「ワンピース」「ハンターハンター」と肩を並べるほどの、大人気ジャンプ漫画にまで成長しました。
ヒロアカのあらすじ
『ヒロアカ』とは世界総人口のうち約8割が何らかの能力「個性」を持っている超常社会が舞台です。個性を使って人々を助けるヒーローに対し、個性を悪用するヴィラン連合が台頭している世の中であり、平和の象徴とも称される皆んなのヒーローオールマイトに子どもたちは憧れていました。そんな中、主人公緑谷出久(通称デク)もその内の1人でありました。しかしデクにはハンデがあったのです。いつまでも開花しない個性は、医師から「無個性」であると断言されてしまうのでした。
【ヒロアカ】デクの名シーンや名言・名セリフ
デクの名シーン①「人は生まれながらに…」
人は生まれながらに平等じゃない。これは齢4歳にしてみんなが知る社会の現実
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』という物語はこちらの名言からスタートします。デクの幼少期回想シーンであり、爆豪を筆頭とする数人からイジメをうけています。無個性で生まれたことで見下され、イジメの対象となってしまった残酷な運命を嘆く、衝撃的なシーンから、このヒロアカという壮大な物語は始まりました。
デクの名シーン②「君が救けを求める…」
君が救けを求める顔してた
出典: phoenix-wind.com
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、襲われている爆豪を目の前に、救う出立ては何も思いつかないが、とにかく気づいた時にはすでに足が動いてしまっており、爆豪の元へ駆け寄るシーンにてこのセリフが登場しました。心よりも先に体が反応してしまうヒーローとして天性の才能を発揮した、デクのキャラクターを印象付ける名シーンです。
デクの名シーン③『頑張れ!!』って感じの…」
『頑張れ!!』って感じのデクだ!!!
『ヒロアカ』に登場するこの名言は、緑谷VS爆豪シーンにて登場するセリフです。爆豪にネガティブな意味として付けられたあだ名を、ポジティブに捉えてくれた麗日の言葉引用し、いつまでも昔のままの自分じゃないという想いから発言された、勇気をもらえる名シーンでした。
デクの名シーン④「君の!力じゃないか…」
君の!力じゃないか!!
出典: animeanime.jp
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、体育祭のデクVS轟焦凍にて父親にコンプレックスを持っている轟が、炎の個性を使おうとしない態度に対してこのセリフで轟の心に火をつけます。「過去は関係ない、自分は自分だ」というメッセージが込められており、自分が不利になることよりも対戦相手のことを想って発された、非常にデクらしいセリフでした。
デクの名シーン⑤「目の前の…」
目の前の……小さな女の子一人救えないで、皆を救けるヒーローになれるかよ!!
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するこの名言はデクVSオーバーホールの最終局面にて、壊理ちゃんの個性「巻き戻し」を利用することで渾身の一撃を放つ際にデクが発したセリフです。ここまでやられてきた鬱憤(うっぷん)や、壊理ちゃんに対する残虐な行いへの怒り、この一撃で決めるという強い意志、数々の感情が溢れる名シーンとなっています。
デクの名シーン⑥「君が凄い人だから…」
君が凄い人だから、勝ちたいんじゃないか!!
勝って!! 超えたいんじゃないかバカヤロー!!!出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するこの名言は、対人戦闘訓練の際に爆豪に対して発したセリフです。小さい頃からイジメの対象として見下していたが、自分に歯向かってくる姿に苛立ちをぶつける爆豪に対し「そうじゃない」という意味を込めてこのセリフが登場します。その言葉にはしっかりとした尊敬の念も込められており、デクの正直な気持ちが表現された名シーンでした。
【ヒロアカ】オールマイトの名シーンや名言・名セリフ
オールマイトの名シーン①「君はヒーローに…」
君はヒーローになれる
出典: phoenix-wind.com
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、デクにかけた正直な想いであり、このセリフを聞いたデクが無個性の自分でもヒーローを目指して良いんだと思わせる運命を変えた一言でした。デクにとって僅かながら希望の光が差し込んだ瞬間です。
オールマイトの名シーン②「もう大丈夫…」
もう大丈夫! 何故って!? 私が来た!!
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、言わばオールマイト登場シーンの口癖でもあり、オールマイトのキャラクターそのものを表現しているセリフであります。平和の象徴として称えられる人物に相応しく、人々に絶対的安心感を与える、非常に頼もしいセリフで登場してくれます。
オールマイトの名シーン③「常にトップを狙う者…」
常にトップを狙う者とそうでない者…そのわずかな気持ちの差は社会に出てから大きく響くぞ
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、体育祭騎馬戦の様子を上から眺め、爆豪の戦いぶりを見たオールマイトが発したセリフです。これがプロ中のプロの考え方であり、さらにどんな社会においても、そのまま転用して捉えることができ、各々自分自身の立場に置き換えて刺激をもらえる名言でした。
オールマイトの名シーン④「ヒーローは…守るものが多い…」
ヒーローは・・・守るものが多いんだよ、オール・フォー・ワン!!だから負けないんだよ
出典: hiroteru.info
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、オールフォーワンとの戦いにおいて最終局面で発言されたセリフです。オールマイトとオールフォーワンの辿った人生には大きな違いがあることを明確に指し、絶対に負けない理由を伝えるヒーローらしい胸が熱くなるセリフでした。
【ヒロアカ】爆豪の名シーンや名言・名セリフ
爆豪の名シーン①「俺はここで一番に…」
俺はここで一番になってやる
出典: manga-legend.com
『ヒロアカ』に登場するこの名言は、戦闘訓練終了後、その結果に満足がいかなかった爆豪は、帰宅しようとするデクを呼び止め、涙を堪えながらこのセリフを投げかけます。プライドの高い爆豪がデクのことを少し認め、しかし絶対に負けはしないという宣戦布告も含め、本音を吐露する感動的な名シーンでした。
爆豪の名シーン②「俺はオールマイトが勝つ…」
俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた
出典: manga-legend.com
『ヒロアカ』に登場するこの名言は、ヴィラン連合に捕らえられた爆豪が、死柄木に対して発っした挑発的なセリフです。強さに貪欲な爆豪ならば、ヴィラン側についてしまう可能性も0ではないと心配されるシーンなのですが、爆豪はあくまでもヒーローであることにこだわりを持っており、やはりナンバーワンにしか興味がないという爆豪のキャラクターがより理解できたシーンでした。
爆豪の名シーン③「いつまでも見下したままじゃ…」
いつまでも見下したままじゃ 自分の弱さに気付けねェぞ
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、ひねくれた問題児たちの面倒を見ることになったシーンにて、そのリーダー格であった園児に対して伝えたセリフです。まさに自分のこれまでと重ねており、爆豪の精神的な成長と彼なりの優しさが窺える名シーンとして人気でした。
爆豪の名シーン④「今までごめん…」
今までごめん
出典: manga-tei.com
『ヒロアカ』に登場するこちらの名言は、爆豪がデクに対して遂に謝罪の気持ちを伝えた感動的な名シーンで登場しました。無個性であったデクをこれまでずっと見下していたが、いつの間にか先を越され、しかし認めることはできず、目を背け、否定することで優位性を保っていたことを告白します。この素直になったシーンから、さらに爆豪のことが好きになったファンは多いようでした。
【ヒロアカ】その他キャラの名シーンや名言・名セリフ
お茶子の名言「私は絶対ヒーローになって…」
私は絶対ヒーローになってお金稼いで
父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するメインヒロイン、麗日お茶子の名言です。実家が決して裕福ではないながら、自分を雄英高校へ進学させてくれたことに、なんとか自分が恩返ししたいという気持ちが強く現れており、麗日の健気で真っ直ぐなキャラクターがよく現れた名シーンでした。
轟焦凍の名言「大事なのは”何をした…」
大事なのは”何をした・何をしている人間に”言われるかだ
言葉には常に行動が伴う・・・と思う出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するクラスメイト轟焦凍の名言です。林間合宿にて悩みを抱えている少年に対し、何も良いことを伝えることができずデクは考え込んでいました。そんなデクに気づいた轟が、このセリフでデクの背中を押すのですが、言葉ではなく行動で示せば問題ないという想いが込められており、また最後に「と思う」と付け足すところが彼のキャラクターを表現しています。
切島の名言「俺の後ろに…」
俺の後ろに!!
血はァ流れねえ!!!出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するクラスメイト切島鋭児郎の名言です。雄英生徒が一丸となってギガントマキアに麻酔を飲ませようとするシーンで登場します。自分の個性「硬化」の利用価値は、自分が矢面に立って仲間を守ることだと気づいた様子が窺えるセリフであり、切島の強行突破の甲斐あって、麻酔を飲ませることに成功する名シーンでした。
飯田の名言「余計なお世話ってのは…」
余計なお世話ってのは、ヒーローの本質なんだろ
出典: comiblo.com
『ヒロアカ』に登場するクラスメイト飯田天哉の名言です。デクを追いかけ救おうとする際に涙ながら訴えるシーンにてこのセリフが登場します。デクもこの飯田のセリフを聞いて涙を流しました。実はこのセリフは過去デクから飯田に言ったことのあるセリフだったのです。飯田が無理をして、復讐心からステインと対決する際に、助っ人として現れたデクが言ったのがこのセリフでした。過去と現在でのお互いの立場を考えると、こちらまで涙してしまう非常に感動的なシーンとして話題です。
オーバーホールの名言「計画のない目標は…」
計画のない目標は妄想と言う
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するヴィラン側についたオーバーホールの名言です。理想ばかりを語る死柄木に対して発されたセリフで、彼自身は緻密に計算された壮大な計画があることも想像されます。言葉はシンプルですが、実際にこのセリフを聞いたファンの心には深く刺さっており、自分を見つめ直すきっかけになるセリフでした。
相澤先生の名言「なろうぜ…ヒーローに…」
なろうぜ…ヒーローに!3人で!
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するヒーローであり教師の相澤先生から出た名言です。これはヴィラン連合にいた「黒霧」が、若くして亡くなったとされていたクラスメイト「白雲」だとわかった衝撃のシーンで発されたセリフでした。普段クールで冷静な相澤先生が、感情あらわに涙を流す姿が描かれ、強く印象付けられた名シーンとなっています。
志村菜奈の名言「どんだけ恐くても…」
どんだけ恐くても、自分は大丈夫だっつって笑うんだ。世の中笑ってるやつが一番強いからな!
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場する志村菜奈が、弟子であるオールマイトに伝えた名言です。志村がいたからこそ今のオールマイトが存在しているほど、影響を与えていることは確かであり、そんな人物が残した言葉はいたってシンプルなものでした。仕草まで付け足して伝えてくれる、志村菜奈の素敵なキャラクターが窺える名シーンであり、これなら自分にもできると、勇気をもらったファンは多かったようです。
ナイトアイの名言「大丈夫…」
大丈夫、おまえは誰よりも立派なヒーローになっている
出典: bibi-star.jp
『ヒロアカ』に登場するプロヒーローナイトアイの名言です。オーバーホールとの戦いで致命傷を負ったナイトアイは、病室で生死を彷徨っていました。そこで個性を失った弟子のような存在通形ミリオに対して、このセリフを遺言のように伝え命を引き取ります。ミリオの精神面を称え励ます最後の優しさを伝えた感動的なシーンでした。
【ヒロアカ】名シーンに対する世間での評判や人気
『ヒロアカ』には数々の名言と共に登場する名シーンがあることがわかりました。ここではそういったシーンに対して、世間ではどのように評価されているのかを紹介します。ファンによってそれぞれ好きな名シーンが存在することは予想されるでしょう。
「ヒロアカ』の名シーンについて、もはや全てが名シーンであるという意見が見られました。挙げればキリがないほど出てくる名シーンは、熱くなったり、感動したりと、休む間もなく感情が揺さぶられ、良い意味でしんどくなるということでした。
『ヒロアカ』の名シーンについて、トガヒミコとトゥワイスのエピソードを挙げる声が相次いでいました。これはどちらもヴィラン連合側のキャラクターであり、敵側にすらも感情移入させ感動的な名シーンをつくりあげているということになります。これもヒロアカが幅広い世代から支持されている理由のひとつでしょう。
『ヒロアカ』の名シーンについて圧倒的に多かった意見がこの「泣ける」という感想でした。名シーンをまとめた動画などが多数出回っており、それ見た視聴者が感動のあまり涙しているようです。もはや泣きたい時にはヒロアカの名シーン集を見るという、泣ける需要を満たしていました。
【ヒロアカ】名シーンは心に残るものばかりだった
『ヒロアカ』は魅力あるキャラクターが非常に多く、そのキャラクターたちそれぞれに名言や名シーンが用意されていることがわかりました。感動的なシーンも多く、作中を通して涙したファンは少なくありません、ぜひこの機会にヒロアカ本編をチェックしてみてください。現在アニメ第6期も絶賛放送中です。
この記事のライター
うら
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