【ヒロアカ】デクの名言や名セリフまとめ!名シーンもピックアップ!
デクは『ヒロアカ』の主人公で、かっこいいシーンや名言が多くあります。本記事では、デクの名言や名セリフを10個ピックアップしてまとめています。また、デクの声優である山下大輝さんの詳細や、デクが使えるようになった個性についても紹介します。
デクとは?
デク(緑谷出久)のプロフィール
デクは『ヒロアカ』の主人公で、本名は緑谷出久です。名前の「出久」が「デク」と読めるため、幼なじみの爆豪勝己からずっと「デク」と呼ばれてきました。雄英高校1年A組の生徒で、出身校は折寺中学です。小さい頃からヒーローに憧れていて、ヒーローについて細かく書き留めるなどオタク気質なところがあります。
ブツブツと呟く癖があり最初は気味悪がられていましたが、今ではすっかりクラスメイトから受け入れられています。デクは元々無個性でしたが、オールマイトの個性を受け継ぐことでさまざまな能力を使えるようになりました。
ヒロアカの概要
『僕のヒーローアカデミア』はヒロアカと呼ばれている漫画で、週刊少年ジャンプに2014年から掲載されています。作者は堀越耕平さんで、赤マルジャンプに掲載された『僕のヒーロー』をもとに構想されました。2016年にはテレビアニメの第1期が放送され、現在では第6期まで制作されています。コミックスの累計発行部数は6,500万部を超え、ジャンプの人気作品として注目されています。
ヒロアカのあらすじ
ほとんどの人が「個性」という能力を持っている世界で、デク(緑谷出久)は無個性の人間として生きてきました。しかし、ヒーローのオールマイトから個性を引き継ぐことになり、デクはその力でヒーロー養成学校である雄英高校に入学します。デクはクラスメイトとともにヒーローになるための授業を受け、驚くべき早さで成長を遂げます。そして、ヒーローたちと敵対しているヴィランを倒すため、仲間たちとともに戦いに身を投じるのでした。
デクの名言や名セリフ・名シーン
デクの名言①「超カッコイイヒーローさ...」
超カッコイイヒーローさ 僕も なれるかなあ
出典: www.21bridges.jp
この名言は、自分が無個性だと知ったデクが、ヒーローが活躍する映像を観ているシーンで言ったセリフです。涙をためながら言うデクに母親は「ごめんね」と謝りますが、デクが欲しかったのはその言葉ではありませんでした。
デクは自分が無個性でもヒーローになることを諦められず、母親から「ヒーローになれる」と言ってほしかったのです。しかし、それから数年後、デクはその言葉を憧れのヒーローであるオールマイトから聞くことになります。そしてこの名言は現実のものとなり、デクはかっこいいヒーローとして成長してくのでした。
デクの名言②「“個性”のない人間でも…」
”個性”のない人間でも あなたみたいになれますか?
デクは自分が無個性であることを知っても、ずっとヒーローになる夢を諦めていませんでした。しかし、本当に自分がヒーロになれるのか、自信を持てずにいました。そんなある日、ヴィランに襲われたデクは、オールマイトに助けられます。このチャンスを逃すまいとオールマイトにしがみついたデクは、彼と話をする機会を得ることができました。そこで意を決し、このセリフをオールマイトにぶつけるのでした。
オールマイトはヒーローの過酷さを説き、個性がなくて成り立つ仕事ではないとデクに言います。一度は否定されてしまったデクですが、この後ヒーローとしての資質を見せたことで、ついにオールマイトから「ヒーローになれる」という言葉をもらうことができました。幼い頃から抱き続けてきたデクの熱い気持ちが、痛いほどに伝わってくる名言です。
デクの名言③「多くの救けを受けて…」
多くの救けを受けて…僕の人生は変わってく
出典: www.21bridges.jp
オールマイトの個性を受け取ったデクは、見事雄英高校の入試を突破します。この名言は、雄英高校の合格がわかったシーンでデクが言ったセリフです。デクは強い力を手に入れても驕ることなく、多くの人の助けを実感しながらさらに上を目指すことを決意します。周りの人たちへの感謝を忘れない、デクの人柄の良さがよくわかる名言です。
デクの名言④「ヒーローが怯えた子どもを…」
ヒーローが怯えた子どもをやり過ごすわけがない
出典: milacle39.com
デクたちはヒーローの仮免を取得し、ヒーローインターンに取り組むことになりました。デクはサー・ナイトアイの元で活動を始めますが、パトロール中にエリという少女とぶつかります。そこでエリと父親だと言って出てきたのは、ナイトアイたちがマークしていた死穢八斎會の治崎でした。デクは何気ないフリで去ろうしますが、怯えているエリの様子を見て考えを変えます。怪しまれないためには自然に振る舞う必要がありますが、ここでエリを見捨てるヒーローは不自然だと思ったのです。
そこで、デクの心の中に浮かんだセリフが、こちらの名言でした。デクの考えるヒーローは、怯えている子どもがいたら必ず助けるはずです。その信念のもと、デクは危険を省みず、エリに何をしたのか治崎に訊いたのでした。デクが本物のヒーローに近づいたことがわかる、かっこいいシーンでした。
デクの名言⑤「負けていいなんて言わない…」
負けていいなんて言わないでよ!勝つのを諦めないのが君じゃないか―――…!!
この名言が出てきたのは、雄英高校の期末試験でのシーンでした。雄英高校の期末試験で、デクは幼なじみの爆豪勝己と組んでオールマイトと戦います。しかし、デクのことを受け入れられない爆豪は、何が合ってもデクの力を借りようとしませんでした。そして、「デクの力を借りるくらいなら負けたほうがマシ」と言う爆豪に、デクはパンチとともにこのセリフを放ったのでした。
デクは小さい頃から、絶対に勝つことを諦めない爆豪を見てきました。そんな爆豪が、「負けてもいい」というセリフを吐くことが許せなかったのです。いじめられながらも常に爆豪に憧れ続けてきた、デクの強い気持ちがこもった名言でした。
デクの名言⑥「どいて下さい…」
どいて下さいオールマイト
出典: manga-tei.com
こちらの名言も、期末試験のシーンで登場したセリフです。デクはオールマイトにずっと憧れていたため、オールマイトと戦うことに抵抗がありました。オールマイトに対する尊敬や畏怖の気持ちが強すぎて、本気が出せなかったのです。しかし、オールマイトから爆轟を助けるため、デクはこの名言とともにオールマイトに立ち向かいました。デクが自分の中にあった壁を、ひとつ乗り越えたことがわかるシーンでした。
デクの名言⑦「勝って!!超えたいんじゃないか…」
勝って!!超えたいんじゃないかバカヤロー!!!
雄英高校の授業でデクたち1年A組は、ヒーロー側とヴィラン側に分かれて戦いました。このとき、デクはヒーロー側に割り振られ、ヴィラン側には爆豪勝己がいました。爆豪と戦うことになったデクは、一方的にやられてしまいます。個性を使おうとしないデクに苛ついた爆豪は、デクに「俺を舐めてるのか」と声を荒らげます。
そんな爆豪へのデクの答えが、こちらの名言でした。デクはずっと爆豪の強さに憧れていましたが、同時に恐怖も感じていました。しかし、このシーンでは、爆轟に正面切って立ち向かう成長したデクの姿が見られました。
デクの名言⑧「『頑張れ!!』って感じの…」
”「頑張れ!!」って感じのデク”だ!!
出典: milacle39.com
ヒロアカのデクの本名は「緑谷出久」ですが、爆豪勝己からはずっと「デク」と呼ばれてからかわれていました。デク自身もこの呼び名を嫌がっていましたが、クラスメイトの麗日お茶子から「頑張れって感じで好き」だと言われます。
それ以来、デクはこの呼び名をいい意味に捉え、「出来損ないのデク」から脱却すべく努力するのでした。この名言は、期末試験でデクが爆豪と対峙したシーンでのセリフです。爆豪に怯えながらもこの名言で自分を奮い立たせるデクは、本物のヒーローのようにかっこいい姿を見せてくれました。
デクの名言⑨「君の!力じゃない…」
君の!力じゃないか!!
こちらの名言は、雄英体育祭でデクと轟焦凍が対戦したシーンでのセリフです。轟は自分の父親であるエンデヴァーを憎んでおり、エンデヴァーの個性である「炎熱」は使わないと決めていました。そんな轟に向かって言ったデクのこの名言は、彼の心を解放するきっかけとなりました。デクのセリフを聞いて炎熱を使った轟は、これ以降自分の個性と向き合っていくようになります。自分が不利になりながらも轟の心を救った、かっこいいデクの名言でした。
デクの名言⑩「君が救けを求める…」
君が救けを求める顔してた
出典: www.21bridges.jp
こちらのセリフは、ファンの間でも人気が高いデクの名言です。この名言が出たシーンでは、デクはまだ無個性のままでした。それにも関わらず、デクはヴィランに襲われた爆豪勝己を助けようとします。そんなデクを見て「何で」と尋ねる爆豪に、デクは無理やり笑ってこう答えたのでした。このデクの姿にオールマイトはヒーローとしての資質を見出し、彼に「ヒーローになれる」と言います。このシーンとかっこいい名言が、デクのヒーロー人生の始まりだともいえるでしょう。
デクの声優
デクの声優は「山下大輝」
アニメ版ヒロアカのデクの声優は、山下大輝さんです。山下大輝さんは少年役を演じることが多く、放送当初からデクにはまり役だと高評価を受けていました。デクは物語が進むごとに成長していきますが、その成長に合わせて山下大輝さんの声も変化していきました。山下大輝さんの魂のこもった演技に、心を打たれる視聴者も多かったようです。
山下大輝のプロフィール
ヒロアカのデクを演じた山下大輝さんは、1989年9月7日生まれの声優です。出身地は静岡県浜松市で、アーツビジョンに所属しています。ミュージカルが好きで、初めはミューズ音楽院のボーカル専攻科に通っていました。しかし、声優の仕事にも興味があったため、ミューズ音楽院卒業後、日本ナレーション演技研究所に入所します。2012年にテレビアニメの『リトルバスターズ』に出演し、生徒B役で声優デビューを果たします。趣味と特技は写真と歌唱で、好きな食べ物は肉料理です。
山下大輝の主な出演作品
声優の山下大輝さんは、『ガイストクラッシャー』の白銀レッカ役で初主演を務め、『弱虫ペダル』の小野田坂道役で一気に知名度が上がりました。それ以外の主な出演作品と担当キャラは、『ダイヤのA』の瀬戸拓馬、『ポケットモンスター』のゴウ、『バンドやろうぜ!』の佐伯翼などです。
デクの個性
デクは元々無個性だった
ヒロアカのデクは、元々は無個性のキャラでした。なかなか個性が現れないことを心配した母親は、幼いデクを連れて病院へ行きます。診察を受けたデクは、足の小指に関節が2個あることが判明します。足の小指の関節があるということは、タイプとして古い人間だという証拠になります。足の小指の関節が2個もあるデクは旧時代タイプの人間ということになり、何の個性も宿っていないことが証明されたのです。
デクの受け継いだ個性は「ワン・フォー・オール」
個性のないデクでしたが、「人を助けたい」という気持ちは誰にも負けませんでした。ある日ヴィランに襲われている爆豪勝己を見て、デクは思わず助けようと走り出します。その姿を見たオールマイトは、デクにヒーローとしての資質を見出します。そこで、自分の個性である「ワン・フォー・オール」を、デクに引き継ぐことを決めたのでした。ワン・フォー・オールは多くの人に引き継がれてきた個性で、デクは9代目の継承者となります。
デクが使えるようになった歴代継承者の個性
黒鞭
「黒鞭」は、ワン・フォー・オールの5代目継承者である、ラリアットの個性です。体からエネンルギーを紐状に放出し、自由に操ることができます。ラリアットは、B組との合同戦闘訓練のシーンで登場しました。訓練中に謎の暴走を起こしたデクは、ワン・フォー・オールの精神世界でラリアットに出会います。ラリアットは成長を焦るデクを叱り、心を制することを教えるのでした。
浮遊
デクが「浮遊」を使えるようになったのは、死柄木弔との戦いでのことでした。デクはラリアットの黒鞭で皆を宙に浮かせつつ、自分も宙に浮きます。その姿を見たグラントリノは、それが7代目である志村菜奈の浮遊であることに気づきました。浮遊はその名の通り、宙に浮いて自由に移動ができる個性です。志村はデクの精神世界に現れ、ワン・フォー・オールを奪われないように力を貸してくれました。
危機感知
デクに「危機感知」の個性が発動したのは、浮遊が覚醒した少し後です。荼毘の熱風に飛ばされて気を失っていたデクは、誰かが呼ぶ声で意識を取り戻します。そして、頭を刺すような感覚に気づき、それが4代目の個性である危機感知だと悟りました。危機感知は悪意がある相手に反応する個性で、危機が近づいていることを察知できます。ただ、敵意がない相手に対しては、この個性は働きません。
煙幕
「煙幕」は、6代目継承者である煙(エン)の個性です。体から煙を噴出することができ、相手の目くらましや位置の割り出しなどに役立ちます。デクが初めて煙幕を使ったのはマスキュラーとの戦いのシーンですが、それ以前に覚醒していたようです。煙幕は継承ごとに強化されていくようですが、使いすぎるとデクの体に負担がかかってしまいます。
発勁
「発勁」は3代目継承者の個性ですが、3代目はデクに協力することを拒んでいました。しかし、初代継承者の説得により、その考えを改めることになります。そして、オール・フォー・ワンを倒すために、デクに力を貸してくれることになりました。発勁の詳細は明らかになっていませんが、同じ動作を繰り返すことでエネルギーを蓄積できるようです。そのエネルギーを一気に放出し、相手を攻撃することができます。デクはレディ・ナガンとの戦いのシーンで、発勁を発動させました。
変速
「変速」は触れたものの速度を変えられる能力で、2代目継承者の個性です。2代目継承者も3代目と同じくデクの協力を拒んでいましたが、初代の説得で力を貸すことを誓います。オール・フォー・ワンとの戦闘中に変速を使ったデクは、速さを5速にまで上げます。それを見た2代目は、強化された変速に驚きを隠せませんでした。そして、デクは120%の力を使い、オール・フォー・ワンに渾身の一撃を放ったのでした。
デクに対する世間での評判や人気
ヒロアカのデクは無個性で、最初はオドオドしているシーンが多く描かれていました。しかし、力がなくてもヴィランに立ち向かう姿や、友達のために怒れるデクはかっこいいと評判です。成長して強くなったデクも、また違う魅力が増してかっこいいと人気でした。
ヒロアカのデクに関するTweetを見ると、声優の山下大輝さんについてのコメントも多くありました。デクの声優の山下大輝さんは、現在放送中のポケットモンスターにも出演していますが、同じ声に聞こえないという感想を持つ人もいました。また、他の作品のモブを山下大輝さんが担当することもあり、ちょっとした脇役を担当していることに驚くファンも多いようです。
ヒロアカのデクは最初から強いわけではなく、徐々に成長していく主人公です。その成長過程を面白いと感じる人や、熱い展開に涙する人も多いようです。デクは連載当初とは比べ物にならないほど強くなっているため、もう一度初めから読み直してみるのも楽しいでしょう。
デクの名言はかっこいい
ヒロアカのデクにはかっこいい名言が多く、思わず胸を打たれてしまいます。ヒーローになるために誰よりも努力してきたデクだからこそ、数々の名言がより一層かっこいいと思えるのでしょう。物語も終盤に近づいてきたヒロアカですが、最後までデクのかっこいい活躍を見守りましょう。
この記事のライター
NR4712
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