【ヒロアカ】爆豪派閥のメンバーまとめ！名前の意味や他グループも紹介

『ヒロアカ』のファンの間では、「爆豪派閥」という言葉が定着しています。この呼び名が誕生したきっかけは、作者である堀越耕平さんが描いた１枚のイラストでした。堀越耕平さんはTwiterにイラストを投稿しましたが、このイラストには爆豪勝己とともにクラスメイトの３人の姿が描かれていました。同じメンバーが4巻の表紙にも描かれていたことから、ファンの間で「なんだか派閥っぽい」と話題になりました。

それ以降、このときのイラストに登場した4人は「爆豪派閥」と呼ばれるようになったのです。ただ、ファンがなんとなく名づけたグループ名であるため、「派閥」という言葉に大きな意味はありません。また、原作でこの4人が揃って行動することも滅多にありません。ただ、体育祭の騎馬戦や仮免試験ではこのうちの3人が一緒に行動したり、寮では4人揃って会話をしている姿が見られます。これらのことからも、普段から何かと集まりやすいメンバーであることがわかります。

ヒロアカは、週刊少年ジャンプで連載中のバトル漫画です。正式名称は『僕のヒーローアカデミア』で、作者は堀越耕平さんです。「個性」という能力を持った超常能力者が活躍する世界の話で、無個性だった少年がヒーローを目指して成長していく姿が描かれています。テレビアニメも人気で、すでに第6期まで作成されています。

超常能力である「個性」を悪用する敵（ヴィラン）を取り締まるため、ヒーローたちは日々平和のために戦っていました。無個性の緑谷出久はヒーローに憧れ、自分もヒーローになることを目指します。無個性であるため幼い頃からいじめられていた緑谷でしたが、ヒーローのオールナイトから個性を受け継ぐことになります。緑谷はオールマイトの個性で雄英高校の入試を突破し、徐々に力をつけながらヒーローとして成長していくのでした。

ヒロアカの爆豪派閥のメンバーの1人は、もちろん爆豪勝己です。爆豪勝己は「爆破」の個性を持っており、クラスの中でもトップクラスの実力の持ち主です。ただ、攻撃的でプライドが高いため、弱みを見せたり人に助けられたりすることを屈辱と感じてしまいます。口が悪く他人を寄せつけない雰囲気がある爆破ですが、根っからの悪人ではありません。爆豪派閥メンバーの1人である切島鋭児郎が悩んでいたときは、真剣に話を聞いてアドバイスもしていました。

爆豪派閥2人目のメンバーは、「硬化」の個性を持った切島鋭児郎です。切島は爆豪勝己だけでなく、クラスメイト全員と別け隔てなく接しています。明るくさっぱりとした気質の好青年で、1年A組のまとめ役でもあります。切島は入学当初から爆轟と普通に接しており、それ以降も何かと爆豪と一緒にいることが多いです。自分の個性で悩んでいたときは爆豪にアドバイスをもらい、それがきっかけで覚醒することができました。

爆豪派閥の3人目のメンバーは、上鳴電気です。上鳴電気の個性は「帯電」で、体から強力な電気を放出することができます。しかし、電力が強すぎると脳がショートしていまい、アホになってしまうという欠点もあります。アホになると「うェ〜い」しか言えなくなってしまい、この欠点のせいでアホキャラとして定着してしまいました。

切島鋭児郎と同じく明るい性格で、意図せずに周りを元気にしてくれることがあります。また、帯電の個性を利用して、爆豪派閥のメンバーやクラスメイトたちのスマホを充電してあげることもあります。

爆豪派閥の最後のメンバーは、瀬呂範太です。瀬呂は1年A組の中ではやや地味な顔つきで、爆豪勝己から「しょうゆ顔」と言われています。「テープ」という個性を持っており、両肘はセロハンテープのロールのような形をしています。切島鋭児郎や上鳴電気ほど目立ちませんが、瀬呂範太も明るく気さくな性格をしています。切島と一緒になって、爆豪をからかったりする姿も見られます。

ヒロアカには、爆豪派閥以外にもいくつかのグループが存在します。爆豪派閥以外のひとつ目のグループは、「緑茶飯」と呼ばれているグループです。何やら食べ物のような響きですが、これは緑谷出久・麗日お茶子・飯田天哉の3人を意味する名前です。この3人は入学当時からよく一緒に行動しており、お茶漬けトリオと呼ばれることもありました。

緑谷と麗日と飯田は比較的真面目な性格で、考え方も似通っているところがあります。そのため、自然と一緒になることが多いのでしょう。また、緑谷と麗日はお互いに意識しており、この2人のカップルを意味する「緑茶」や「出茶」という呼び名も存在します。

ヒロアカの「補習組」のメンバーは、上鳴電気・切島鋭児郎・砂藤力道・瀬呂範太・芦戸三奈の5人です。補習組の意味はそのままで、期末試験で赤点を取って補習を受けることになったメンバーを指します。爆豪派閥では唯一爆豪勝己が入っていませんが、爆豪はああ見えても優秀であるため補習組には入りませんでした。補習以外でこの5人が一緒になることはありませんが、印象が強かったこともありいまだに補習組と呼ばれています。

ヒロアカでは、緑谷出久・轟焦凍・飯田天哉の3人が「路地裏組」と呼ばれています。彼らはヒーロー殺しのステインが現れたとき、路地裏でともに戦ったメンバーです。ステインの事件が起こる前から緑谷と飯田は仲が良かったですが、この事件をきっかけに轟との距離も近づきました。ステインの事件が解決した後は、緑谷と飯田に加え、轟も一緒に行動したり会話したりすることが増えていきます。

ヒロアカの爆豪勝己の魅力といえば、やはりその圧倒的な強さでしょう。爆豪の個性である「爆破」は凄まじい威力で、プロヒーローもその強さを認めています。中学時代には、すでにプロヒーローからスカウトされていたほどです。爆豪は自分の強さをわかっていて、それが堂々とした姿にも表れています。この自身に満ち溢れた姿や、爆破を使って戦う姿がかっこいいと評判です。

ヒロアカの爆豪勝己は、最初に考えたヒーロー名をミッドナイトに却下されてしまいます。それから、しばらくは正式なヒーロー名なしで活動していました。その爆豪がついにヒーロー名を決定しますが、その名前は「大・爆・殺・神ダイナマイト」というものでした。ヒロアカの作中では、「ダサい」や「小学生レベル」など散々な言われようでした。しかし、こんなヒーロー名を堂々と名乗ってしまう爆豪に、かっこよさを感じてしまう人も多いです。

ヒロアカの爆豪勝己の魅力は、強さだけでなく彼の内面にもあります。爆豪は事あるごとに感情的になり、周りに怒鳴り散らすことが多いキャラです。自分が一番だと思っており、人を見下すようなところもありました。しかし、ヒロアカの物語が進むにつれ、そんな爆豪にも成長が見られるようになります。性格がやや丸くなり、感情的に動く前に少し思考をはさめるようになったのです。もともとかっこいいと人気の爆豪ですが、人として成長したことでより魅力的になりました。

ヒロアカの爆豪勝己と緑谷出久は、幼なじみという関係です。爆豪は無個性の緑谷をバカにして、ずっと「デク」と呼んできました。しかし、バカにしてきた緑谷はオールマイトから個性を引き継ぎ、爆豪も驚くほどの成長を遂げます。誰にも弱みを見せない爆豪ですが、緑谷だけには葛藤している姿や悩んでいる姿を見せます。自信に満ちた姿だけでなく、こうした心の弱さも爆豪の魅力のひとつです。こうした爆轟の姿が見られるのも、緑谷との過去があってのことでしょう。

ヒロアカの爆豪勝己と緑谷出久（デク）の関係は、物語が進むにつれて徐々に変わっていきます。爆豪はずっと緑谷のことを見下してきましたが、2人で本気で戦って以来彼を認めるようになります。そして、今までの自分の態度を反省し、ついには緑谷に頭を下げて謝罪したのです。緑谷へしっかりとケジメをつけたことで、爆豪はさらにかっこいいキャラになりました。

ヒロアカの爆豪派閥は、どのメンバーも人気があります。そのため、この4人が集まっている姿は、ファンの間で非常に好評です。4人が一緒になって騒ぐ姿を、原作でももっと見たいと願う人も多かったです。

爆豪派閥が大好きで、自分もその中に入りたいというコメントをしている人もいました。爆豪勝己は普段、クラスメイトたちとどこか一線を画しているところがあります。しかし、爆豪派閥のメンバーといると、なぜかいじられ役になることが多いです。爆豪が自然とメンバーの中に溶け込んでいる姿は、見ている人の心を温かくしてくれるようです。

爆豪派閥に関するコメントでは、全員イケメンだという感想も多く見られました。同じイケメンでもそれぞれタイプが違うため、見ているだけでも楽しめるようです。また、爆豪派閥のメンバーは、爆豪勝己以外全員明るくて陽気なキャラです。イケメンなだけでなく、明るい雰囲気に惹かれる人も大勢いました。

ヒロアカの爆豪派閥は、爆豪勝己を中心とした4人のメンバーによるグループです。どのメンバーもそれぞれかっこよく、ヒロアカの中でも非常に人気があります。ただ、爆豪派閥は正式なグループでないため、原作で4人が完全に揃うシーンはあまり見られません。ただ、何かと一緒にいることが多いため、爆豪派閥の4人が仲良くしているシーンをぜひ探してみてください。