【ヒロアカ】1期のあらすじは?見どころや最終回の結末についても紹介
週刊少年ジャンプにて連載されているヒロアカはアニメ作品としても世界的人気を博しています。本記事ではヒロアカアニメ1期のあらすじについて紹介します。1期の見どころや最終回の結末などをチェックし、絶賛連載中のヒロアカの始まりを理解しておきましょう。
目次
【ヒロアカ】1期とは?
ヒロアカは2014年に連載が開始して以来、王道で迫力あるバトル描写が評判となり2016年4月にアニメが公開されました。制作会社ボンズによる本作品は原作の力強い作画を忠実に再現しており、評価されていたバトル描写も疾走感ある映像や劇的な音楽によってより見どころある作品に昇華させたことで世界中のファンから称賛の声を集めています。
ヒロアカ1期は原作何巻から何巻?
ヒロアカアニメ1期はヒロアカの原点となる1巻~3巻までの内容が描かれています。ヒロアカの主人公である緑谷がオールマイトとの出会いを経て雄英高校入試試験に挑むところから始まり、USJ襲撃事件の結末が最終回となっています。
ヒロアカの概要
ヒロアカ及び僕のヒーローアカデミアは堀越耕平によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。無個性だった主人公が師匠から個性を授かり、最高のヒーローになるための物語が描かれており、2022年1月時点で国内累計発行部数4500万部、全世界累計発行部数6500万部を突破するほどの人気を博しています。
ヒロアカのあらすじ
世界総人口の約8割が超常能力・個性に目覚めた超人社会では、個性を悪用する犯罪者・ヴィランが出没するようになり、それらから市民や街の治安を守る職業としてヒーローが注目を集めていました。緑谷出久は幼い頃からNo.1ヒーローのオールマイトに憧れ将来の夢もヒーローと志していましたが、彼に個性は発現せず夢を叶えるのが絶望的でした。そんな時にオールマイトとの出会いが運命を変えると、緑谷が最高のヒーローになるまでの物語が幕を開けます。
【ヒロアカ】1期あらすじと見どころを最終回まで紹介
ここからはヒロアカアニメの1期あらすじと見どころを最終回まで紹介していきます。序盤では主に緑谷の生い立ちやオールマイトの存在について描かれ、後半から最終回にかけては授業中に起きたヴィラン襲撃事件の中で、様々なキャラクターが活躍しておりそこが見どころとなっています。
1期あらすじ①1話「緑谷出久:オリジン」
世界総人口の約8割が個性と呼ばれる超能力を持つ世界にて、主人公の緑谷は個性を持たない人、通称『無個性』な人間でした。彼は幼い頃からNo.1ヒーローのオールマイトに憧れており、将来は彼のようなカッコイイヒーローになることを夢見ていました。そんなある日、緑谷は強盗途中だったヴィランに襲われてしまうと、それを助けてくれたのは彼の憧れだったトップヒーロー・オールマイトでした。
1期あらすじ②2話「ヒーローの条件」
緑谷はオールマイトに向けて「無個性でもヒーローになれますか?」と質問を投げかけました。しかし、そこで緑谷はオールマイトの秘密を知ると共に、ヒーローが命がけで戦う過酷な職業であるという現実の厳しさを教えられます。No.1からの言葉に絶望してしまった緑谷でしたが、オールマイトが捕まえたはずのヘドロヴィランが逃走し友達の爆豪を人質に取っているところに出くわすと、活動限界を迎えていたオールマイトに代わって緑谷はただ一人で彼を助け出そうと走り出しました。
1期あらすじ③3話「うなれ筋肉」
爆豪を助けようとした緑谷の行動に感銘を受けたオールマイトは、緑谷に向けて「君はヒーローになれる」と話し彼に自身の個性であるワン・フォー・オールを譲渡しました。その個性は聖火のごとく受け継がれてきた力の結晶であり、オールマイトは緑谷を正式な弟子と認めて彼にハードなトレーニングを課します。そのトレーニングに必死に食らいつく緑谷の姿が見どころです。
1期あらすじ④4話「スタートライン」
トレーニングを見事こなし切った緑谷は、修行の成果を発揮するために雄英高校ヒーロー科の入試試験に挑みます。実技試験で仮想ヴィランを撃退しポイントを稼がなければならない緑谷でしたが、瓦礫に埋もれている女子生徒を助けるためにポイントにならない巨大兵器に拳を振り上げました。その一撃によって緑谷の身体は負傷してしまい試験を0ポイントで終えてしまいますが、受験生に公表されなかった救済ポイントが加算されると、緑谷は無事入試試験に合格するのでした。
1期あらすじ⑤5話「今 僕に出来ることを」
雄英高校に入学した初日、1年A組の担任である相澤は生徒たちに『個性把握テスト』を課し個性の使用を許可した体力測定を執り行いました。そのテストで最下位だった人は除籍処分にすると言われると、個性を扱いきれていない緑谷は始まる前からピンチに陥ってしまいます。しかし、個性を指先だけに集中させ最小限の負傷でテストを乗り切ることに成功すると、緑谷は最下位だったものの除籍を免れるのでした。
1期あらすじ⑥6話「猛れクソナード」
オールマイトの授業にて『屋内対人戦闘訓練』が行われることになると、2人1組でヒーロー側とヴィラン側に分かれて制限時間以内に核兵器の回収及びそれの阻止、もしくは相手を捕獲するというルールで訓練が開始されました。緑谷は麗日とのコンビで爆豪、飯田ペアと戦うことになりますが、そこで緑谷が密かに個性を持っていたことに怒っていた爆豪とのタイマン勝負にもつれ込みます。
1期あらすじ⑦7話「デクvsかっちゃん」
怒りに任せて暴走し続ける爆豪に対して、緑谷は個性が扱えない分プロヒーロー観察を通じて培ってきた知識と機転の良さで対抗していました。そうして緑谷が訓練に勝利するための作戦を考え続ける中、爆豪は緑谷を完膚なきまでに叩きのめすために渾身の一撃を食らわせようとしますが、その一撃を緑谷が逆手に取ると核兵器を守っていた飯田に不意打ちを与えることに成功し、結果緑谷と麗日コンビの勝利となりました。
1期あらすじ⑧8話「スタートライン、爆豪の。」
戦闘訓練はその後も続き、轟や八百万といった他の生徒たちも個性を駆使して激闘を繰り広げていきました。その中で爆豪は緑谷に敗北してしまったことを屈辱に思い悔しさを募らせていました。放課後に緑谷が1人だけで帰ろうとする爆豪を見つけると慌ててそれを追いかけ、いつか個性を手に入れたきっかけや爆豪に認めてもらえるほどの実力者になると宣言するのでした。
1期あらすじ⑨9話「いいぞガンバレ飯田くん!」
クラスの学級委員長を決めることになると、多数決の結果緑谷が委員長に決まります。しかし、人前に立つことに慣れていなかった緑谷は司会を務めることもままならず今後に不安を感じてしまいます。そんな中、オールマイト目当てのマスコミが校内になだれ込むと生徒たちがパニックになってしまいます。それをクラスメイトの飯田が奇抜な行動で静めることに成功すると、とっさの冷静さと行動力を評して飯田が正式な委員長となりました。
1期あらすじ⑩10話「未知との遭遇」
A組生徒は校内施設『USJ』にて災害救助を想定した授業を受けることになりましたが、そこで突如死柄木率いるヴィラン連合が登場すると、生徒たちを広い館内でバラバラに吹き飛ばしました。生徒たちは初めて対峙するヴィランに恐怖心を抱きながらも、各々打開策を模索しヴィラン撃退に挑むことになります。
1期あらすじ⑪11話「ゲームオーバー」
水難エリアに飛ばされていた緑谷は、蛙吹と峰田と協力してヴィランたちの包囲から脱出します。他のエリアにいる生徒たちも個性を利用してヴィランを退けていきますが、単独で多数のヴィランを相手にしていた相澤が死柄木の個性によって負傷してしまい、更に現れた脳無の圧倒的パワーで窮地に陥ってしまいます。その状況の中、飯田が機転を利かしてUSJを脱出し全速力で本校舎まで走ると、最大のピンチにオールマイトが駆け付けてくれました。
1期あらすじ⑫12話「オールマイト」
激情に駆られていたオールマイトは相澤を即座に救い出し、そのまま脳無に正面から挑みます。脳無にはショック吸収と超回復という2つの個性が備わっており、渾身の一撃を放っても吸収されてしまい追い詰められてしまいますが、そこに思わず緑谷が飛び出すとそれに爆豪と轟、切島も続きオールマイトを助けます。そうして最後は本腰を入れたオールマイトの必殺技によって、脳無は遥か空まで飛んでいき撃退することに成功しました。オールマイトの力強い必殺技はファン人気が高い見どころシーンです。
1期あらすじ⑬13話(最終回)「各々の胸に」
活動限界が近づいていたオールマイトに死柄木たちが襲い掛かろうとしましたが、そこに教師であるプロヒーローたちが合流すると不利だった状況が覆りました。連合のリーダーだった死柄木は逃走してしまい捕らえることに失敗したものの、生徒たちに被害はなくA組とオールマイトの完全勝利となりました。生徒や教師たちはそのことに胸をなでおろし、再びヒーローになるための日常に戻っていく描写が最終回のラストを飾りました。
【ヒロアカ】1期のアニメ主題歌
ここからはヒロアカ1期のアニメ主題歌についてまとめていきます。アニメ化においてOPとED主題歌は欠かせない要素の1つであり、大人気漫画の最初のアニメ主題歌ということで多くのファンから期待を寄せられていました。
ヒロアカ1期のOP主題歌
ヒロアカの主題歌はソニー・ミュージックレーベルズ内のそれぞれの各レーベルに所属しているアーティストが担当しています。1期OPを担当したのはポルノグラフィティで、曲名は『THE DAY』です。
1期のOP主題歌は「THE DAY」
THE DAYは2016年5月にSME Recordsよりシングルとしてリリースされた楽曲です。アニソンらしいリズミカルなロックナンバーや少年少女たちが多く登場するヒロアカに当てはまるような、疾走感を感じられるアレンジが魅力的です。
1期のOP主題歌を歌うのはポルノグラフィティ
ポルノグラフィティはアミューズに所属している2人組ロックバンドです。1994年から活動しており、当時はボーカル担当の岡野昭仁、ギター担当の新藤晴一に加え、ドラムスの中尾と織畠、ベースのTamaの5人で活動していました。1999年にリリースした楽曲『アポロ』が話題を呼ぶと一躍人気バンドに名を連ね、一体感を生み出すパフォーマンスで幅広い年齢層から注目されています。
ヒロアカ1期のED主題歌
ヒロアカ1期ED主題歌を担当したのはBrian the Sunで、曲名は『HEROES』です。
1期のED主題歌は「HEROES」
HEROESは2016年6月にEpic Records Japanからリリースされた楽曲であり、Brian the Sunにとってメジャーデビューを飾ったシングルでもあります。歌詞の内容は無個性だった緑谷が夢を諦めきれなかった思いがイメージされており、元気が出ない時に聴きたい曲として人気があります。
1期のED主題歌を歌うのはBrian the Sun
Brian the Sunは大阪出身の4人によって構成されたロックバンドです。ボーカル担当の森良太が作詞・作曲を担当しており、白山治輝がベース、小川真司がギター、田中駿太がドラムを担当しています。高校生の頃から森と白山が中心となって活動を始めており、メジャーデビューを果たしてからはツアーやワンマンライブなどを盛んに行っていましたが、2022年10月現在は活動を休止しています。
【ヒロアカ】1期の主なキャラの声優
ヒロアカには多種多様な性格やオリジナリティ溢れるキャラクターが多く登場しており、それぞれの声を当てはめるために様々な有名声優が起用されました。ここからはヒロアカ1期の主なキャラの声優についてまとめていきます。
緑谷出久役の声優は山下大輝
緑谷出久を演じた声優は山下大輝さんです。元々ミュージカル俳優志望だったのを声優に転向したという珍しい経歴の持ち主であり、デビューしてからは声優だけでなくアーティストとしても積極的に活動しています。緑谷と同じくヒーローが好きで、欲しい個性が何かと聞かれた際はいくら食べても太らない個性、もしくは魔界の炎を現生に召喚する個性と答えていました。
爆豪勝己役の声優は岡本信彦
爆豪勝己を演じた声優は岡本信彦さんです。ヒロアカでは血気盛んな爆豪を演じていましたが、他作品では穏やかな少年やクールな悪役を演じることもあり、声優として幅広い演技力を有していることが窺えます。本人曰く中二病をこじらせているようで、自身のことを風使いと自称していることがファンの間でも定着しています。
麗日お茶子役の声優は佐倉綾音
麗日お茶子を演じた声優は佐倉綾音さんです。中学生の頃に声優としてキャリアを積み始めると、その翌年に主役に抜擢されたという逸脱した才能の持ち主として知られています。透明感ある声質から美少女キャラを担当することが多いですが、本人は少年役に憧れているそうです。
飯田天哉役の声優は石川界人
飯田天哉を演じた声優は石川界人さんです。声優を目指していた頃は親の猛反対を押し切り、各事務所のサンプリングボイスをしらみ潰しに聴いて自分の声質と被っていない事務所を選んだという強い信念の持ち主です。デビュー当初は歌うことが苦手と公言していましたが、キャラソンを通じて歌唱力を上げていき2016年では『あんさんぶるスターズ!』のアイドルキャラを演じることになりました。
轟焦凍役の声優は梶裕貴
轟焦凍を演じた声優は梶裕貴さんです。中性的で甘いボイスが主に女性ファンの人気を集めており、本人のルックスもイケメンであることからテレビなどにも多く出演している人気声優です。2019年には同じ声優の竹達彩奈と結婚しており、2022年6月には懐妊したことを発表しました。
切島鋭児郎役の声優は増田俊樹
切島鋭児郎を演じた声優は増田俊樹さんです。声優を目指している時にミュージカル『テニスの王子様』の幸村精市約に抜擢され、声優より先に俳優としてデビューしたという経歴を持っています。ヒロアカでは漢気溢れる切島を演じていますが、他作品では冷静で思慮深いキャラや狡猾なイケメンキャラなどを演じることが多いです。
蛙吹梅雨役の声優は悠木碧
蛙吹梅雨を演じた声優は悠木碧さんです。魅惑的なロリボイスが特徴的な声優でありながら、同作品で1人2役以上こなしても声優が同一人物と判断できないほど卓越した演技力を持っています。また、童顔で活発的な性格が多くのファン層を獲得しており現代を代表する女性声優の1人としても呼び声が高いです。
【ヒロアカ】1期に対する世間での評判や人気
これまでヒロアカ1期のあらすじや見どころ、最終回の結末などをまとめてきましたが、アニメ1期の出来栄えについてネット上ではどのような感想が寄せられているのでしょうか?ここでは1期に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
ヒロアカ1期の評判を調べてみるととても好評な意見・感想が多く、作画や個性的なキャラクターの数々、原作で力がこもっていたシーンがより鮮明になり楽しかったという評価が集まっていました。漫画版を知らなかったという人でも見どころだらけで最終回まで一気見してしまったという意見が寄せられていました。
1期の中でも特に人気だったシーンは最終回のオールマイトが脳無を撃退するシーンであり、その時のセリフや必殺技の作画に感動した人が多くいました。このシーンはヒロアカ全体でも屈指の見どころとしてファンに認識されているようです。
2022年時点でヒロアカアニメは7周年を迎えていますが、当時からヒロアカアニメを追い続けている人にとっては1期の内容がとても懐かしく感慨深く感じているそうです。現在のヒロアカでは緑谷を始め雄英生徒のほとんどが大きく成長しており、それを見比べることに楽しみを見出している人もいました。
【ヒロアカ】1期は全ての始まりの物語だった
ヒロアカ1期は無個性だった緑谷がオールマイトとの出会いによって個性を授かり、雄英高校での生活を通じて前へ進んでいくという物語の基盤となる内容が映像化されていました。見どころや最終回の結末などをはっきり覚えてなかったという人は、この機会にぜひアニメ1期を見返してみてください。
この記事のライター
zeile
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