【ハガレン】グリードは他のホムンクルスとは違う?能力や最後を紹介
本記事では『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場するグリードが他のホムンクルスと異なる点について調査します。また『鋼の錬金術師(ハガレン)』においるグリードの能力や最後に関する情報だけでなく、名言についても詳しく解説します。
目次
【ハガレン】グリードは強欲のホムンクルス
グリードとはマンガ作品『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場するキャラです。グリードは本作のラスボスであるお父様によって作られたホムンクルスの1人であり、ウロボロスの組織の「七つの大罪」の内の「強欲」を司っています。ホムンクルスの中でもグリードは己の欲望に忠実であり、お父様の部下として働くことに不満を持ったグリードは組織を離れて各地を転々としていたのです。その後合成獣にされてアウトローとなった者達を部下として引き連れ、完全なる不老不死を求めて活動しました。
グリードのプロフィール
- 氏名:グリード
- 年齢:不明
- 生年:不明
- 性別:男性
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 階級:不明
- 種族:ホムンクルス
- 性格:欲深いが義理堅い
鋼の錬金術師(ハガレン)の概要
『鋼の錬金術師(ハガレン)』は2001年から『月刊少年ガンガン』で連載されていた人気バトルマンガ作品です。錬金術が存在する架空の世界を舞台であり、ストーリー設定と伏線回収が完璧であるとして幅広い読者層から支持されました。また『鋼の錬金術師(ハガレン)』はテレビアニメ化や実写映画化を果たしており、様々なメディア媒体で人気を博しています。
鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ
『鋼の錬金術師(ハガレン)』の主人公である国家錬金術師のエドワード・エルリックと鎧の体を持つアルフォンス・エルリックは、母親を生き返らせるために禁忌とされる人体錬成を行い、肉体のほとんどを失いました。その後賢者の石が肉体を取り戻す鍵だと知ったエルリック兄弟は、賢者の石を求めて旅に出ました。果たしてエルリック兄弟は、最後に目的を達成することができるのでしょうか。
【ハガレン】グリードは他のホムンクルスとは違う?
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場する強欲を司るグリードは、同作品のホムンクルスとは多少異なる性質を持っています。そこで以下の項目ではグリードは他のホムンクルスと比べて良い存在である理由だけでなく、主要キャラ達との関係性についても詳しく解説します。
グリードは他のホムンクルスと違って良い奴?
『鋼の錬金術師(ハガレン)』においてグリードが他のホムンクルスと比べて良い存在だと言われる理由は、自由奔放でありながら義理堅い性格を有しているからです。強欲を司るグリードですが女性を殴ることは無く、かつ嘘を付くことを心の底から嫌っています。ストーリーが進むにつれて人情味に溢れる性質が定着して、人間と変わらない感性を身に付けたのです。
グリードとお父様の関係
グリードにとってお父様は、自身を生み出した親に該当します。お父様は強欲を司るホムンクルスのグリードを生成しますが、お父様の下で働きたくないという欲望が勝ってしまったグリードは組織を抜け出して、自由気ままな生活を送っていたのです。その後お父様の野望を打ち砕くべく戦いに臨みました。
グリードとリンの関係
グリードにとってリンは、自身の身体に宿るもう一つの人格を指します。人格の切り替わりはグリードの精神状態が大きく関係しており、ストーリー終盤では相棒と呼ぶ程の仲になっていました。またエドワード・エルリックはグリードとリンの呼び名を分けることが面倒くさいという理由で、2人合わせて「グリリン」と命名したのです。
グリードとエドの関係
グリードにとってエドは、お父様を倒すための仲間に該当します。元々敵対関係にあった2人でしたが、部下のビドーを自らの手で殺めてしまった罪悪感がキッカケで失われた記憶が蘇り、以後ホムンクルス達に反旗を翻してエドと協力関係を結んだのです。
【ハガレン】グリードの能力や最後
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場する強欲を司るグリードは、他のホムンクルスに比べて強い能力を持っています。そこで以下の項目ではグリードの戦闘能力や強さに関する情報だけでなく、『鋼の錬金術師(ハガレン)』のストーリー上最後はどうなってしまったのかについても詳しく解説します。
グリードの能力や強さ
グリードは他のホムンクルスと同様に人間の命から作った賢者の石を核にしているため、賢者の石が健在である限り何度も生き返ることが可能です。それに加えてグリードは炭素の硬度を自由に調整することができ、自身の防御力を上げたり逆に炭素をボロボロに砕く強さを持っています。この能力は後にお父様撃退の際の決め手となります。
グリードと大総統ラースとの戦い
エドワード・エルリックとの戦闘中に、南部の視察に訪れていたラースがグリードの捕獲を計画します。何とか逃亡しようと戦いを仕掛けますが、ラースの持つ「最強の目」によって窮地に追い込まれました。その後お父様が待つセントラルへ移送されてしまったのです。
グリードの最後はどうなった?
お父様を倒した後、グリードは身体に宿るもう一つの人格であるリンと会話しました。通常身体を乗っ取られる側の魂はかき消されることが多いですが、リンの場合次期皇帝になるためにはグリードのような存在が必要だったため自我を保っていたのです。今までお互いの強さを生かして共に戦を切り抜けてきたグリードでしたが、最後はリンに生き続けて欲しいという願いから嘘を付いて魂を消失させたのです。
【ハガレン】グリードの名言
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場する強欲を司るグリードは、数々の名言を残してきました。そこで以下の項目では数あるグリードの名言の中から4つ程選出して詳しく解説します。どの名言にも、グリードの心の奥底に眠る欲望が込められています。
グリードの名言①「金も欲しい…」
金も欲しい!女も欲しい!地位も名誉も、この世の全てが欲しい!!
出典: bibi-star.jp
グリードの名言①は、アルフォンスとエルリックの体に興味を持ったシーンにて、グリードが発したものです。グリードはホムンクルスとして200年以上生きていましたが、アルフォンスとエルリックのような不死身の肉体に憧れていたのです。この名言から、生にしがみついているグリードの心情が伝わってきます。
グリードの名言②「『ありえない』なんて…」
『ありえない』なんて事はありえない
出典: bibi-star.jp
グリードの名言②は、アルフォンスとエルリックと会話するシーンにて、グリードが発したものです。この時アルフォンスとエルリックはグリードの部下である合成獣が言語を話すのを見て、ありえないと発しました。しかしグリードは軍が秘密裏に合成獣の製造に成功していると伝えました。この名言から、グリードは軍の闇の部分まで精通していると推察できます。
グリードの名言③「だから俺は俺の…」
だから俺は俺の所有物を見捨てねぇ!!何せ欲が深いからなぁ!!
出典: bibi-star.jp
グリードの名言③は、キング・ブラッドレイがグリード達の隠れ家に突入したシーンにて、グリードが発したものです。この時グリードはキング・ブラッドレイに敗北しますが、駆け付けた仲間が次々に倒されていくのを見て再び立ち上がりました。そしてキング・ブラッドレイに攻撃を仕掛けますが、返り討ちに遭ってしまったのです。この名言から、仲間を守ろうとするグリードの意志が推察できます。
グリードの名言④「こいつらみたいな…」
こいつらみたいな仲間だったんだ
出典: bibi-star.jp
グリードの名言④は、お父様との戦闘シーンにて、グリードが発したものです。圧倒的な戦闘力を持つお父様に対して為す術が無かったグリードでしたが、エルリック兄弟達の加勢によって形勢が逆転しました。そんな中でグリードは仲間の大切さを理解していったのです。この名言から、仲間を欲するグリードの心情が伝わってきます。
【ハガレン】グリードの声優
テレビアニメ『鋼の錬金術師(ハガレン)』には多くの有名声優が出演しています。そこで以下の項目では2003年放送版と2009年放送版にてグリード役を担当した2人の声優に関するプロフィール情報についてそれぞれ詳しく解説します。
グリードの声優①諏訪部順一
2003年放送版『鋼の錬金術師(ハガレン)』でグリード役を演じた声優は、諏訪部順一さんです。諏訪部順一さんは1996年から声優として活動を開始し、持ち前のクールでかっこいい声質が声優ファンの間で高く評価されています。代表出演作品として『『Fate/stay night』、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』などが挙げられます。
諏訪部順一のプロフィール
- 氏名:諏訪部順一(すわべ・じゅんいち)
- 性別:男性
- 生年月日:1972年3月29日
- 年齢:50歳(2023年4月時点)
- 出身地:東京都
- 血液型:A型
- 身長:173㎝
- 活動期間:1996年~
- 出演デビュー作:『ビーファイターカブト』
- 所属事務所:東京俳優生活協同組合
諏訪部順一の主な出演作品
- 1996年:『ビーファイターカブト(デビュー作)』の灼風獣ザースト役を担当。
- 2003年:『魔法遣いに大切なこと』の小山田雅美役を担当。
- 2006年:『Fate/stay night』のアーチャー役を担当。
- 2012年:『ハイスクールD×D』のサーゼクス・ルシファー役を担当。
- 2014年:『甘城ブリリアントパーク』の栗栖隆也役を担当。
- 2016年:『僕のヒーローアカデミア』の相澤消太役を担当。
- 2018年:『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のレオーネ・アバッキオ役を担当。
- 2020年:『呪術廻戦』の両面宿儺役を担当。
グリードの声優②中村悠一
2009年放送版『鋼の錬金術師(ハガレン)』でグリード役を担当した声優は、中村悠一さんです。中村悠一さんは2001年から声優活動を開始しており、力強さのある声質が評価され今までに数々の人気作品の主役キャラに抜擢されました。代表出演作品として『CLANNAD-クラナド-』、『月刊少女野崎くん』などが該当します。
中村悠一のプロフィール
- 氏名:中村悠一(なかむら・ゆういち)
- 性別:男性
- 生年月日:1980年2月20日
- 年齢:43歳(2023年4月時点)
- 出身地:香川県木田郡庵治町
- 血液型:B型
- 身長:175㎝
- 活動期間:2001年~
- 出演デビュー作:『D+VINE[LUV]
- 所属事務所:インテンション
中村悠一の主な出演作品
- 2001年:『電脳冒険記ウェブダイバー』のグリフィオン、ライガオン役を担当。
- 2003年:『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のダイナソー竜崎〈2代目〉役を担当。
- 2005年:『交響詩篇エウレカセブン』の男生徒役を担当。
- 2007年:『CLANNAD-クラナド-』の岡崎朋也役を担当。
- 2009年:『FAIRY TAIL』のグレイ・フルバスター役を担当。
- 2014年:『月刊少女野崎くん』の野崎梅太郎役を担当。
- 2016年:『Re:ゼロから始める異世界生活』のラインハルト・ヴァン・アストレア役を担当。
- 2020年:『呪術廻戦』の五条悟役を担当。
【ハガレン】グリードに対する世間での評判や人気
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場する強欲を司るグリードは、一風変わったホムンクルスとして認知されています。そこで以下の項目ではグリードに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてインターネット上の『鋼の錬金術師(ハガレン)』ファンの言葉を参考にしながら詳しく解説します。
グリードに対する世間での評判は「人情深いホムンクルスである」ことです。作中にて女性を意図的に攻撃しなかったり、仲間を大切にする点が人間と大差ないとしてファンの間で話題を呼びました。それ故にグリードの人間らしい一面に親近感を覚える『鋼の錬金術師(ハガレン)』ファンが多いです。
グリードに人気が集まる理由は「かっこいいキャラである」からです。グリードのかっこよさには単なる戦闘能力の強さだけでなく、己の信念を貫く意志の強さも大きく関係しています。それ故にグリードの生き様に惚れる『鋼の錬金術師(ハガレン)』ファンが多いです。
【ハガレン】グリードは他のホムンクルスと違って良い奴だった
本記事では『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場するグリードについて紹介してきました。グリードは強欲を司るホムンクルスですが、義理堅い良い奴として認知されています。また他のホムンクルスと違い炭素の硬度を自由に調整できる強さを持つグリードは、お父様を倒す突破口となり、ストーリー最後には肉体に宿るリンと呼ばれる人格を生かすために、自身の魂を消失させたのです。グリードの活躍を再確認するために『鋼の錬金術師(ハガレン)』の単行本を再度開いてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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