【鋼の錬金術師】グラトニーは暴食のホムンクルス!お腹の中や最後を解説

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本記事では『鋼の錬金術師』に登場する暴食のホムンクルス・グラトニーのお腹の中や迎えた最後についてまとめていきます。また、『鋼の錬金術師』作中にて描かれたグラトニーの能力やその強さ、アニメ版の担当声優についても併せて紹介していきます。

【鋼の錬金術師】グラトニーは暴食のホムンクルス!お腹の中や最後を解説

目次

  1. 【鋼の錬金術師】グラトニーは暴食のホムンクルス
  2. 【鋼の錬金術師】グラトニーのお腹の中や能力
  3. 【鋼の錬金術師】グラトニーの活躍や最後
  4. 【鋼の錬金術師】グラトニーの声優と実写キャスト
  5. 【鋼の錬金術師】グラトニーに対する世間での評判や人気
  6. 【鋼の錬金術師】グラトニーは暴食のホムンクルスで衝撃の最期だった

【鋼の錬金術師】グラトニーは暴食のホムンクルス

ハガレンこと鋼の錬金術師にはホムンクルスと呼ばれる人造人間が存在しており、グラトニーはその内の1人として現れると人間すら捕食しようとする凶悪な敵としてエドワードたちの前に立ちはだかりました。ここではグラトニーのプロフィールをまとめ、鋼の錬金術師の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

グラトニーのプロフィール

グラトニーは食欲(暴食)の名を司るホムンクルスです。スキンヘッドの頭と白い眼、ずんぐりむっくりした体型が特徴的な容姿をしており、舌にはホムンクルスの証であるウロボロスの刻印が刻まれています。常に空腹を訴えるような旺盛な食欲を抱えており、建物の壁であっても噛み砕けるほどの脅威を秘めています。

グラトニーの新旧アニメや原作での設定の違い

鋼の錬金術師の原作では擬似的な真理の扉という存在でしたが、旧アニメ版では賢者の石を生成する装置という異なる設定が与えられていました。原作にて描かれていた人間を食べる凶悪性は、旧アニメ版にてグラトニーのお腹の中で人間の魂を賢者の石に組み替える機能があり、その役割を果たすためという動機の理由付けがされていました。

鋼の錬金術師(ハガレン)の概要

鋼の錬金術師は荒川弘によって月刊少年ガンガンに連載されていた漫画作品です。ファンからは『ハガレン』の略称で愛されており、死生観や人間の定義をテーマにした哲学的なストーリーと個性的なキャラクターが人気を集めました。シリーズの累計発行部数は8000万部を突破しており、連載が完結した現在でもアニメ化や実写映画化といったメディアミックスが展開されています。

鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ

錬金術師のエドワードとその弟のアルフォンスは、流行り病で亡くなった母親を生き返らせようとして禁忌の錬金術・人体錬成を行います。しかし、結果は失敗に終わり兄は右手と左足を、弟は身体のほとんどを失ってしまいます。義足や鎧の体を作ることで何とか一命を取り留めると、失った肉体を賢者の石と呼ばれる素材で取り戻せることを知り2人で旅に出ることを決意するのでした。

【鋼の錬金術師】グラトニーのお腹の中や能力

全部で7体いるホムンクルスはそれぞれ固有の能力を持っており、グラトニーの場合は全てを丸呑みにするという恐ろしい能力が与えられています。また、この能力以外にも高い戦闘力を持っているとされており、鋼の錬金術師作中でも様々な場面で活躍しています。ここではハガレンこと鋼の錬金術師におけるグラトニーのお腹の中や能力についてまとめていきます。

グラトニーのお腹の中

グラトニーが怒り狂うとお腹が裂けて肋骨らしき骨を鋭利な牙に変化させて狂暴な大口を作り出します。この時お腹の中は真理の空間とは異なる謎の空間が広がっており、飲み込まれた物体は通常の方法では出られなくなり、グラトニー自身も自分で吐き出すことができません。

グラトニーの強さや能力

ずんぐりとした体形に見合わず戦闘時は高い瞬発力と跳躍力で動き回ることができ、持ち前の怪力は壁やコンテナをへこませるほどの強さを誇ります。たとえ敵が隠れても優れた嗅覚で見つけ出すことが可能で、対象を食べることで無力化することができます。また、ホムンクルスが持つ再生能力も備えているため無敵の強さを持っていると言えます。

グラトニーの性格

人間であっても食べてしまうような凶悪性を持っていますが、本人の性格は幼い子どものように無垢で、行動を共にしていたラストに対しても温和な言動を取っていました。口調も言葉を覚えたての子どものように端的で、口癖である「食べていい?」は無限の食欲から出てしまうセリフのようです。

グラトニーとラストの関係

鋼の錬金術師作中にてグラトニーはラストと行動を共にしていました。不穏分子を抹消する戦闘員のような役割を与えられており、幼児の知性しかなかったグラトニーはラストのことを母親のように慕っていました。なお、ラストが本編から退場した後はエンヴィーやラースらと共に行動をするようになり、単独では行動しないそうです。

【鋼の錬金術師】グラトニーの活躍や最後

グラトニーは鋼の錬金術師第1巻の2話から登場すると、ホムンクルスや真理の扉にまつわるエピソードが進展しその後も様々な場面で活躍を披露しました。彼の活躍シーンを知ることで、よりグラトニーの人物像について詳しく知れることでしょう。ここではハガレンこと鋼の錬金術師におけるグラトニーの活躍や最後についてまとめていきます。

グラトニーの初登場

エドワードとアルフォンスが教祖コーネロを倒した後、その場にグラトニーはラストと共に姿を現し「食べてもいい?」と尋ねてコーネロを食べてしまいました。初登場にして凶悪な一面を披露し、エドワードたちに強い警戒心を植え付けました。

グラトニーのかわいいシーン

ラストがマスタングによって殺害されると、グラトニーは怒り狂って範囲内にいたエドワードとエンヴィーを吸い込んでしまいます。エドワードの努力によって2人は無事外に脱出できましたが、当の本人は自分のしてしまったことに深く落ち込み、叱られた子どものように反省している様子が描かれていました。

グラトニーの最後は死亡した?

エドワードやリン、ランファンらと戦っていたグラトニーは持ち前の強さで彼らを追い詰めていましたが、度重なる連戦によって体力が消耗されていました。そこに仲間として戦っていたホムンクルス・プライドが現れるとグラトニーを吸収して彼を食べてしまいます。最後の瞬間にグラトニーは母のように思っていたラストに助けを求めますが、その言葉が届くはずもなく無情にも肉体が全て消滅していきました。

【鋼の錬金術師】グラトニーの声優と実写キャスト

鋼の錬金術師はメディアミックスとして2度のアニメ化と実写映画化が公開されており、どの作品も高い人気を誇っています。アニメ版及び実写映画版においてグラトニーも登場していると、彼の凶悪で無邪気な言動が声優やキャストの演技によって更に印象深いものになりました。ここではハガレンこと鋼の錬金術師のアニメ版、実写映画版にてグラトニーを担当した声優と実写キャストについてまとめていきます。

グラトニーの声優①高戸靖広

旧アニメ版鋼の錬金術師にてグラトニーを演じた声優は高戸靖広(たかとやすひろ)さんです。青二プロダクション所属の男性声優で、かつては劇団青杜に所属していました。個性的な声質の持ち主で、作中では三枚目キャラを演じることに定評があります。

高戸靖広のプロフィール

  • 性別:男性
  • 出身地:岡山県
  • 生年月日:1968年1月23日
  • 血液型:O型
  • 身長:163cm
  • 事務所:青二プロダクション
  • デビュー時期:1987年

高戸靖広の主な出演作品

  • シャルナーク(HUNTER×HUNTER)
  • ビョンコ(金色のガッシュベル!!)
  • 根津校長(僕のヒーローアカデミア)
  • 変な動物(吸血鬼すぐ死ぬ)
  • ベポ(ONEPIECE)

グラトニーの声優②白鳥哲

2009年に公開されたアニメ版鋼の錬金術師にてグラトニーを演じた声優は白鳥哲(しらとりてつ)さんです。大沢事務所に所属している男性声優で、声優を始める前はドラマや舞台の俳優として活動していました。役になりきろうとする声優と称されており、グラトニーを演じたことで本当に嗅覚が鋭くなったと明かしています。

白鳥哲のプロフィール

  • 性別:男性
  • 出身地:東京都台東区浅草橋
  • 生年月日:1972年3月21日
  • 血液型:O型
  • 身長:165cm
  • 事務所:大沢事務所
  • デビュー時期:1998年(声優)

白鳥哲の主な出演作品

  • サイ・アーガイル(機動戦士ガンダムSEED)
  • レオナルド・シルバ(エリアの騎士)
  • アンドレイ・スミルノフ(機動戦士ガンダム00)
  • ザンクロウ(FAIRYTAIL)
  • ロイド・アスプルンド(コードギアス 反逆のルルーシュ)

グラトニーの実写キャストは「内山信二」

実写映画版鋼の錬金術師にてグラトニーを演じた実写キャストは内山信二(うちやましんじ)さんです。普段はお笑いタレントとして活動しており、過去には売れっ子の子役として世間に知られています。2019年11月に一般人女性との結婚を果たしており、2022年1月には第1子が誕生したことを発表しています。

内山信二のプロフィール

  • 性別:男性
  • 出身地:東京都葛飾区
  • 生年月日:1981年9月25日
  • 血液型:O型
  • 身長:174cm
  • 事務所:SHUプロモーション
  • デビュー時期:1987年

内山信二の主な出演作品

  • 達川ミノル(ごくせんシリーズ)
  • 大原楓(女流ミステリー作家 薬師寺叡子 京都殺人ダイアリー)
  • 河合伸一(名古屋行き最終列車2018)
  • 福永亨(警視庁南平班~七人の刑事~)
  • 丸長英治(紺田照の合法レシピ)

【鋼の錬金術師】グラトニーに対する世間での評判や人気

これまでグラトニーのお腹の中や強さ、最後のシーンなどについてまとめてきましたが、知性のない怪力の彼に対してハガレンファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここでは鋼の錬金術師ファンが思うグラトニーの評判や人気について、SNS上に寄せられている実際のコメントを参照しながらまとめていきます。

グラトニーは多くのファンからかわいいと評されていました。鋼の錬金術師作中においてグラトニーは凶悪な強さを秘めた敵として描かれていますが、随所に描かれている無垢な人間性やラストとの関係性が可愛らしく、その描写に微笑ましさを感じた人が多いようです。

グラトニーの容姿を気に入っている人も何人か見受けられました。ずんぐりむっくりとした体型は動物のような可愛さを感じられるでしょう。それでいて食いしん坊でもある性格が最大の魅力として映っている人が多くいるそうです。

人気があった分、鋼の錬金術師にて最後に死亡シーンが描かれた際には大勢の人がグラトニーの死を悲しんでいました。最後の場面でグラトニーがラストの名前を呼んだところに感動した人も多いようで、本作における屈指の名場面として認知されているそうです。

【鋼の錬金術師】グラトニーは暴食のホムンクルスで衝撃の最期だった

鋼の錬金術師に登場するグラトニーは暴食のホムンクルスとして人間をも食べる凶悪な敵でしたが、最後は仲間に吸収されて死亡してしまった可哀想なキャラクターでした。見た目以上だったグラトニーの強さや可愛げのある性格に魅了された人は多くいたことでしょう。グラトニーの活躍を実際に見ていないという人はぜひ鋼の錬金術師本編をチェックしてみてください。

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