【五等分の花嫁】結末について徹底調査!夢オチでエンドしたのは本当?
『五等分の花嫁』の結末について、風太郎の結婚相手が想像を超えたと多くの読者が衝撃を受けています。また、一部のファンは夢オチエンドだったと感じているようです。本当に『五等分の花嫁』の結末は、夢オチエンドだったのでしょうか。結末に至るまでの伏線を含め徹底解説します。
目次
【五等分の花嫁】とは?
『五等分の花嫁』は、週刊少年マガジンに連載されていました。ラブコメディなのにヒロインが5人いるという今までにない新しい作風が、多くのファンを魅了しています。ここからは、『五等分の花嫁』の作者や物語について紹介します。
五等分の花嫁の作者
『五等分の花嫁』の作者は、漫画家・春場ねぎ(はるば ねぎ)です。彼は、幼少期から絵が上手と周囲から褒められていました。保育園時代に春場ねぎの絵が評判となり、ポケットモンスターの絵を頼まれ描いていたと語っています。小学生に上がると漫画家を目指し、漫画を描き始めます。しかし、漫画家の厳しさを知り途中諦めた時期がありました。高校1年生の時に友人が作った漫画を読み、再び漫画家を目指す事を決意します。2013年「カワードクロスワールド」で漫画家デビューを果たしました。
五等分の花嫁の概要
『五等分の花嫁』は、漫画家・春場ねぎによって描かれたラブコメディ漫画です。2017年少年マガジンに読み切りとして掲載されました。その後、多くの読者からの支持があり、2017年8月から2020年2月まで連載されています。物語に登場する五つ子全員がヒロインという、ラブコメディとしては珍しい作風が人気を呼びました。2022年5月には劇場版アニメが公開され、コミックス全14巻累計発行部数2000万部(2022年12月時点)と人気の漫画です。
五等分の花嫁のあらすじ
勉強好きな主人公・上杉風太郎(うえすぎ ふうたろう)が、高校の学食で転校生の中野五月(なかの いつき)と知り合った事から物語が始まります。五月から勉強を教えて欲しいと頼まれますが即答で断ります。その直後、風太郎に家庭教師依頼が舞い込みます。依頼内容は家庭教師で勉強を教え娘たちを卒業させることです。風太郎は親の借金返済のために、家庭教師のアルバイトを決意します。勉強嫌いの五つ子に向き合い、勉強を教えながら人として互いに成長していくラブコメディです。
【五等分の花嫁】最終話結末を解説
『五等分の花嫁』は、これまでにコミックス14巻が発刊され、2022年5月の劇場版アニメで最終話となります。劇場版アニメの特典としてコミックス14.5巻が発刊されたのも話題になりました。最終話を見たファンは、「風太郎の結婚相手に衝撃を覚えた」や「涙なしには見られない」と呟かれている結末を解説します。
最終話結末①一花に対する思い
『五等分の花嫁』に登場する長女・一花(いちか)は、五つ子の中で一番最初に夢を見つけた人物です。夢に一目散に走る事から、風太郎には「夢追い馬鹿」と言われていました。劇場版アニメの中では、夢に一生懸命に頑張り強い一花が眩しく羨ましかったとも話しています。風太郎にとって一花は、彼の行動力に繋がっていたと推測されます。
最終話結末②二乃に対する思い
『五等分の花嫁』に登場する次女・二乃(にの)は、初めの頃五月に次いで風太郎の事を受け入れられなかった一人です。風太郎の家庭教師初日には強制的に帰されていました。他の姉妹が風太郎に心を開いていく中、そっけない態度で突き放していましたが誰よりも風太郎に好意を抱いていきます。風太郎は、二乃の気の強さは弱さの裏返しであり、厳しさは大きな愛情があるからと気付いていました。
『五等分の花嫁』コミックス14巻121話では、5年後結婚式の時に早くに気付いてあげられなかったと謝罪しています。彼女の気持ちに気付いてあげられなかったモドカシイ気持ちの表れと推測されます。
最終話結末③三玖に対する思い
『五等分の花嫁』に登場する三女・三玖(みく)は、内気で自信が持てない勉強好きの風太郎より歴史に詳しい女の子です。風太郎が、五つ子に嫌われず勉強を教えようと工夫し始めたのも三玖がキッカケでした。一人ひとりの得意分野から伸ばそうと、風太郎が必死に歴史を勉強し三玖の心を開いていきます。そんな三玖に風太郎は、自分を信じるよう話しかけます。五つ子と向き合う中で、三玖の内面が良い方へと変わってきたと確信しての言葉でした。
最終話結末④五月に対する想い
五女・五月(いつき)は、出会った時から馬が合わず、顔を合わせると喧嘩ばかりしています。彼女は、五つ子の中でも一番母親や家族に対する思い入れが強い性格です。劇場版アニメ『五等分の花嫁』では、五月が風太郎に対し涙を流しながら将来への不安を明かすシーンがありました。喧嘩ばかりをする二人だからこそ、不器用ながら通じ合うところがあると周囲からも理解されています。
最終話結末⑤結婚式の花嫁は四葉だった
『五等分の花嫁』の最終話は、結婚式で風太郎の結婚相手が四葉になり結末を迎えます。四葉と風太郎は一番恋愛関係から遠い存在だっただけに、多くの読者は衝撃を受け納得いかないと呟く読者もいました。しかし、物語を全体的に振り返ると、最初から四葉は人懐こい性格もあり、風太郎とは直ぐに打ち解けていました。また、風太郎のピンチの時には、事あるごとに間に入り彼を助けていました。
【五等分の花嫁】結末は夢オチエンド?
『五等分の花嫁』の結末は、「夢オチエンド」と「夢オチエンドではない」という二つの意見があるようです。それぞれの意見の理由について解説します。
五等分の花嫁は夢オチエンドといわれる理由
『五等分の花嫁』は、夢オチエンドと感じている読者が多いようです。夢オチエンドと言われるのは、コミックス14巻最終話で高校生の風太郎が五つ子に起こされている場面からです。五つ子の住むマンションのソファーで目を覚ました風太郎が、現実なのか夢なのか一瞬混乱するシーンがあります。この最終話でのシーンを見た読者が「夢オチエンド」として残念だった等の声が上がりました。
五等分の花嫁は夢オチエンドではないといわれる理由
『五等分の花嫁』は夢オチエンドと言われる一方で、「夢オチエンドではない」と一部読者の間で話題になっています。コミックス1巻1話での始まりは、風太郎が結婚式場でうたた寝中に高校2年の頃の夢を見ていたというシーンがあります。そして、最終話で再び結婚式を挙げている様子から「夢オチエンドではない」という説が浮上したと推測されます。実際の所は、曖昧な場面が多くどちらにも捉えられてもおかしくありません。
五等分の花嫁の夢オチエンドは四葉推し以外の救い?
『五等分の花嫁』の結末が意外過ぎると多くの読者が感じています。それは、風太郎に積極的にアピールしてきた一花や二乃のどちらかが風太郎の相手になると思った人が多くいたからです。また、夢オチエンドの方が読者が救われていた可能性もあります。
【五等分の花嫁】四葉と風太郎が結ばれる伏線
『五等分の花嫁』の物語の中には、風太郎と四葉が結ばれる伏線が多く見受けられました。その伏線について紹介します。
伏線①恋愛には程遠いキャラ
『五等分の花嫁』では、風太郎に対し最初に心を開いたのは四葉でした。しかし、物語の中で他の姉妹と違い、好きと嘘をついたりしましたが、はっきりとした風太郎へのアピールをしているシーンは見られません。また、活発で恋愛から程遠い存在でもあります。最終話での意外性を持たせるために作者があえて恋愛から程遠い存在にした事が推測されます。
伏線②鐘キスシーンの相手
『五等分の花嫁』コミックス8巻の温泉旅行先にあった「誓いの鐘」の下で、四葉が偶然を装い風太郎にキスをしました。一見は五月ですが、風太郎が結婚式で特別に感じたのは誓いの鐘の下でキスをしてからと思い出しているシーンがあります。このことから、鐘の下でキスをした相手は四葉という事がうかがえます。
伏線③風太郎を助けてくれた女の子は四葉
風太郎が家庭教師を始めた時から、彼が何かに困っている時に必ず助けていたのは四葉でした。またコミックス4巻の林間学校での肝試しで風太郎を手伝ったのは四葉です。他の姉妹とは違い、困った時には必ず四葉が風太郎の傍にいる事になります。
伏線④風太郎の理想の女子のタイプ
『五等分の花嫁』の中で、風太郎に対し四葉はアピールする事はありません。また四葉は、風太郎が困った時や体調不良の時に何も言わずとも手伝いをしたり心配をしています。この事から、風太郎は積極的にアピールされるより気付いたら傍にいて安心できる女性がタイプだと推測されます。
伏線⑤将来の夢がはっきりしなかった
五つ子の中で、将来の夢がハッキリしなかったのは四葉だけでした。コミックス14巻119話で風太郎が四葉にプロポーズをするシーンがあります。その際に、四葉自身が夢はお嫁さんだから夢を叶えて欲しいと風太郎に言っていました。最終話まで四葉の夢がハッキリしなかったのは、風太郎のお嫁さんが四葉である伏線という事が推測されます。
伏線⑥林間学校の結びの伝説
『五等分の花嫁』コミックス4巻32話では、熱を出し寝込んでいた風太郎の手を五つ子がそれぞれの思いを込めて握ります。これには、林間学校「結びの伝説」が深く関係しています。この「結びの伝説とは」キャンプファイヤーのフィナーレの瞬間に手を繋いでいた人と結ばれるというものです。このシーンでは、四葉が風太郎の薬指を掴んでいることが結婚指輪と繋がるとして注目されました。
【五等分の花嫁】結末に対する世間での評判や人気
衝撃の結末を迎えた『五等分の花嫁』ですが、世間ではどのような評判や人気があるのか紹介します。
『五等分の花嫁』のストーリーが進むにつれて、五つ子達の母親が回想シーンで登場する事が増えてきます。その中で、亡き母親が五つ子それぞれに託した思いも分かる内容です。母親が五つ子達に残した言葉を胸に、成長を遂げる姿が多くのファンの涙を誘いました。
『五等分の花嫁』の結末で、四葉が風太郎と結婚した事に多くの読者が衝撃を受けました。その中でも、風太郎の結婚相手が推しではなかった事にショックを受けるファンもいたようです。
劇場版アニメ『五等分の花嫁』では、多くのファンがストーリーの結末を分かった上で鑑賞している事がうかがえます。原作の結末を分かっていても、感動すると多くの声が上がりました。
【五等分の花嫁】結末は四葉と結婚するというものだった
五つ子全員がヒロインという『五等分の花嫁』の結末は、四葉が風太郎の結婚相手だと判明しました。この結末に多くの読者が衝撃を受ける事となります。また、「夢オチエンド」なのか「夢オチエンドでない」のかに関しては、様々な憶測があるのが事実です。しかし、物語の始まりは結婚式場から始まり最終章は結婚式の夢を見ていました。つまり、読者によって捉え方が変わるストーリーの結末だという事になります。物語の結末についてどう感じるのか、『五等分の花嫁』をチェックしてみてください。
この記事のライター
ONIYOME
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