【五等分の花嫁】声優を一覧で紹介！五つ子など主要キャラを担当したのは誰？

アニメ化され人気が高まった『五等分の花嫁』ですが、いったいどういう作品なのでしょうか。五つ子を始めとし、個性的なキャラがたくさん登場する『五等分の花嫁』とはどんな作品なのかをあらすじや概要とともに紹介します。

『五等分の花嫁』の作者は春場ねぎというペンネームで活躍する漫画家です。春場ねぎは1991年7月27日生まれ、愛知県知多市出身です。2013年に商業誌でのデビューを果たして以来、「週刊少年マガジン」にて作品を発表しています。幼い頃から「絵が上手い」と周囲から言われ、小学校の頃には漫画を描き始めたそうです。一度は漫画家を諦めたものの再び漫画を描き、2012年には「第128回月例ヤングジャンプMANGAグランプリ」の期待賞を受賞しました。

『五等分の花嫁』は「週刊少年マガジン」にて2017年～2020年まで連載された少年漫画です。一人の男子高生と五つ子の女子高生とのラブコメディ作品です。2019年には「第43回講談社漫画賞」の少年部門を受賞した功績を残しています。単行本は全14巻で、累計発行部数は2022年12月の時点で2000万部を突破しています。2019年にはアニメ放送が開始、2022年には映画化されるなど人気はさらに高まりました。

物語は主人公の上杉風太郎が結婚式当日を迎え、妻との出会いを思い出すところから始まります。上杉風太郎は高校2年生だった当時、頭は良く成績優秀だが実家が貧乏という境遇にありました。そんなある日、富豪の娘の家庭教師のバイトを紹介され、借金返済のためと引き受けることにします。上杉風太郎は富豪の娘である五つ子姉妹の全員を高校卒業まで導くため、五つ子姉妹全員に勉強を教える生活がスタートします。

『五等分の花嫁』の主人公である上杉風太郎は成績優秀で学年首位の秀才です。そんな上杉風太郎の声優と、上杉風太郎が生活のために勉強を教えることになり、作品のヒロインとして登場する一卵性の五つ子の声優一覧について紹介します。

上杉風太郎役を担当したのは松岡禎丞さんです。松岡禎丞さんは1986年生まれ、北海道出身の声優です。現在の所属はアイムエンタープライズの所属です。代々木アニメーション学院、日本ナレーション演技研究所を経て2009年に『東のエデン』にて声優デビューを果たします。2012年に『ソードアート・オンライン』でキリト役を演じ、知名度を上げました。これまでに『鬼滅の刃』や『東京リベンジャーズ』などの有名作品に多数出演しています。

五つ子の長女でショートヘアが特徴的な中野一花役を担当したのは声優の花澤香菜さんです。花澤香菜さんは1989年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属は大沢事務所です。元々は子役として活動していましたが、2003年に声優デビューし、2007年から声優業を本格的に開始します。声優以外にも歌手活動も積極的に行っており、歌唱力にも定評があります。これまでに『ワールドトリガー』や『PSYCHO-PASS』などの作品に出演しています。

五つ子の次女でツーサイドアップの髪型が特徴の中野二乃役を担当したのは声優の竹達彩奈さんです。竹達彩奈さんは1989年生まれ、埼玉県出身の声優です。現在の所属はリンク・プランです。2007年より声優活動を開始し、『けいおん!』の中野梓役で知名度を上げました。2012年には歌手デビューも果たしています。これまでに『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『ソードアート・オンライン』などの作品に出演しています。

五つ子の三女で右目にかかるセミロングの髪の毛と、常に首にかけているヘッドフォンが特徴の中野三玖役を担当したのは声優の伊藤美来さんです。伊藤美来さんは1996年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属はスタイルキューブです。2013年に声優デビューし、声優ユニットにも加入します。これまでに『アイドルマスター ミリオンライブ!』や『BanG Dream!』などの作品に出演しています。

五つ子の四女でボブスタイルとウサギの耳のような大きなリボンが特徴の中野四葉役を担当したのは声優の佐倉綾音さんです。佐倉綾音さんは1994年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属は青二プロダクションです。2010年より声優活動を開始し、2018年には「第12回声優アワード助演女優賞・パーソナリティ賞」を受賞した功績を残しています。これまでに『ご注文はうさぎですか?』や『僕のヒーローアカデミア』などの作品に出演しています。

五つ子の五女でロングヘアーと星柄のヘアピンが特徴の中野五月役を担当したのは声優の水瀬いのりさんです。水瀬いのりさんは1995年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属はアクセルワンです。2010年にソニー・ミュージックアーティスツ開催のオーディションにてグランプリを獲得し、声優デビューを果たします。2015年には音楽活動を開始し日本武道館でのライブも開催しています。これまでに『心が叫びたがってるんだ。』などの作品に出演しています。

『五等分の花嫁』には主人公と五つ子以外にも個性溢れるキャラがたくさん登場します。物語にも大きく影響を与えるその他のキャラを担当した声優を一覧で紹介します。主人公と五つ子を支えるサブキャラたちも、有名声優が担当しています。

主人公の上杉風太郎の妹で、上杉風太郎から溺愛されている上杉らいは役を担当したのは高森奈津美さんです。高森奈津美さんは1987年生まれ、山梨県出身の声優です。現在の所属はラクーンドッグです。2009年より声優活動を開始し、富士吉田市の観光PRキャラクターボイスも担当しています。これまでに『Another』や『アイドルマスターシンデレラガールズ』などの作品に出演しています。

上杉風太郎と上杉らいはの父親である上杉勇也役を担当しているのは、声優の日野聡さんです。日野聡さんは1978年サンフランシスコ生まれ、東京育ちの声優です。現在の所属はアクセルワンです。10代より児童劇団に所属しており、2000年より声優活動を開始しています。主に洋画の吹き替えを担当していましたが、2003年にアニメ作品へ出演してからはアニメ作品にも数多く出演しています。これまでに『銀魂』や『鬼滅の刃』などの作品に出演しています。

五つ子の継父で、病院を営む資産家の中野マルオ役を担当するのは声優の黒田崇矢さんです。黒田崇矢さんは1965年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属はアクセルワンです。元々は俳優として活動していましたが、体調不良をきっかけに2000年から声優に転身しました。渋く色気のある声が特徴で、これまでに『夏目友人帳』や『聖闘士星矢Ω』などの作品に出演しています。

老舗旅館の経営者で、五つ子の祖父約を担当したのは声優の仲野裕さんです。仲野裕さんは1951年生まれ、神奈川県出身の声優です。現在の所属は懸樋プロダクションです。舞台を中心に活躍しており、洋画の吹き替えをメインとして活動する声優です。これまでに『キングダム』や『ダイヤのA』などの作品に出演しています。

五つ子の実父で、五つ子が零奈のお腹の中にいる時に行方をくらましていた無堂仁之介役を担当するのは声優の斉藤次郎さんです。斉藤次郎さんは1965年生まれ、栃木県出身の声優です。現在の所属はケンユウオフィスです。バオバブ学園の12期生で2000年より声優活動を開始しています。これまでに『進撃の巨人』や『SPY×FAMILY』などの作品に出演しています。

中野一花の2年生の時の同級生で、目つきの悪い男子生徒の前田役を担当したのは声優の伊東隼人さんです。伊藤隼人さんは1982年生まれ、大分県出身の声優です。現在はフリーとして活動中です。声優業以外にもロックバンドのメンバーとして活動しており、アコースティックギターとベースを得意としています。これまでに『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』などの作品に出演しています。

上杉風太郎や五つ子たちの同級生で、3年生の時にクラスメイトとなる武田祐輔役を担当したのは声優の斉藤壮馬さんです。斉藤壮馬さんは1991年生まれ、山梨県出身の声優です。現在の所属は81プロデュースです。2008年に「第2回81オーディション」にて優秀賞を受賞し、2010年より声優として活動を開始しています。これまでに『ハイキュー!!』や『憂国のモリアーティ』などの作品に出演しています。

陸上部の部長で健康的な肌とポニーテールが特徴的な江場役を担当したのは安齋由香里さんです。安斎由香里さんは現在フリーで活動している福島県出身の声優です。P's Voice Artist Schoolの第1期卒業生で、2017年より声優活動を開始しています。声優を目指したきっかけは声優の水樹奈々さんだそうです。これまでに『RELEASE THE SPYCE』などの作品に出演しています。

五つ子の父親である中野マルオに仕える秘書で、秘書になる前は教師をしていた経歴を持つ江端役を担当するのは声優の三瓶雄樹さんです。三瓶雄樹さんは東京都出身で現在はケンユウオフィス準所属の声優です。東京アナウンスアカデミーを卒業し、2014年より声優活動を開始しています。これまでに『ブラッククローバー』や『僕のヒーローアカデミア』などの作品に出演しています。

五つ子の母親である零奈の元教え子で、現在は塾講師をしている下田役を担当したのは矢作紗友里さんです。矢作紗友里さんは1986年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属はアイムエンタープライズです。中学校時代に友人から「アニメ声だね」と言われたことをきっかけに声優を目指したそうです。2005年より声優活動を開始し、幅広い役を演じる実力派の声優です。これまでに『生徒会役員共』や『バクマン。』などの作品に出演しています。

五つ子の長女、一花が所属する芸能プロダクションの代表者である織田社長役を担当したのは声優の赤澤涼太さんです。赤澤涼太さんは1983年生まれ、新潟県出身の声優です。現在の所属は尾木プロTHE NEXTです。主に舞台俳優として活動していますが、2008年からは声優業も積極的に行っています。これまでに『夏目友人帳』や『ヒプノシスマイク』などの作品に出演しています。

上杉風太郎と二乃がバイトをしているケーキ店の店長役を担当したのは声優の鳥海浩輔さんです。鳥海浩輔さんは1973年生まれ、神奈川県出身の声優です。現在の所属はアーツビジョンです。1996年より声優活動を開始し、2001年から2005年までは声優ユニットとして音楽活動も行っていました。これまでに『弱虫ペダル』や『ジョジョの奇妙な冒険』などの作品に出演しています。

アニメだけでなくゲームや他の作品と多数コラボするなど人気を集める『五等分の花嫁』には、名セリフがたくさん登場します。ここでは作中に登場する名セリフを5つ紹介します。

やる気のない五つ子に勉強を教えることになった上杉風太郎は、三女の三玖が戦国武将好きであることを知ります。三玖を勉強へ導くチャンスと考えますが、上杉風太郎が戦国武将の逸話を知らなかったことで三玖は去ってしまいます。三玖へのリベンジを果たすため戦国武将について勉強し、三玖に歴史問題を挑みます。そんな上杉風太郎へ三玖が戦国クイズを出し、風の如く逃げるというシーンでこの名セリフは登場します。

上杉風太郎が五つ子たちに勉強を教えようと、五つ子たちの元を訪れます。四葉、三玖は協力的ですが、二乃は非協力的どころか上杉風太郎を孤立させようと姉妹を勉強から遠ざけます。その後上杉風太郎と二乃はひと悶着あり、二乃は家を飛び出します。飛び出した二乃を上杉風太郎は追いかけ、二乃と二人きりで会話します。少し落ち込んだ二乃でしたが、何か吹っ切れた様子で上杉風太郎に発したのがこのセリフです。

五つ子の長女の一花はみんなで花火大会へ向かう中、「急な仕事が入って花火大会に行けない」と言い出します。急な仕事とは映画のオーディションで、一花は花火大会を諦めオーディションに向かおうとします。オーディションに向かう一花に上杉風太郎は「その作り笑いをやめろ」と声をかけます。上杉風太郎の本心を聞いた一花は審査員を唸らせる笑顔で、この名セリフを披露します。

この名セリフは上杉風太郎が、五つ子の五女である五月から家庭教師としての給料を渡されたシーンで登場する名セリフです。上杉風太郎はまだ家庭教師として結果を残せていないことから受け取りを拒否します。受け取りを拒否した上杉風太郎に対し、五月が「何もできていないということはない」と上杉風太郎をフォローした際の名セリフです。

この名セリフは、上杉風太郎が自分の想いを四葉に伝えた際に登場する名セリフです。上杉風太郎と四葉はデートに出かけます。姉妹に尾行されながらもデートし、最後に公園に向かいます。公園のブランコで勢いをつけすぎた上杉風太郎はブランコから投げ飛ばされてしまいます。駆け寄った四葉に、上杉風太郎は跪いて王子様のように四葉にこの名セリフでプロポーズをします。

『五等分の花嫁』の声優は豪華という声がたくさんあがっていました。特に五つ子を担当した女性声優たちは主役キャラを演じることの多い人気の声優ばかりです。元々作品のファンだった人も納得のキャスティングだったようです。また、自分の好きな声優がいるからこの作品が好きになったという人も多くいました。

『五等分の花嫁』の五つ子のキャスティングが神がかっているという声もたくさんあがっていました。これだけ売れっ子の声優たちを五つ子に起用するのもすごいと言われています。五つ子だけでなく主人公の松岡禎丞さんもピッタリのキャスティングだと喜ぶ声も多くありました。声優たちが与える影響がとても大きいことがわかります。

『五等分の花嫁』がここまでの人気作品となったのは、声優の力が大きいと言われています。人気、実力ともに申し分のない声優たちを起用し、五つ子それぞれのキャラの魅力を最大限に引き出しています。ヒロイン全員の性格が違うため、誰推しか分かれるのも楽しめる要素のようです。

アニメ『五等分の花嫁』の声優はとても豪華なキャストばかりです。それぞれのキャラをさらに魅力的に見せてくれる実力のある声優が揃っています。ストーリーも人気の作品ですが、声優の力が加わることでさらに人気が高まったと言える作品です。今後も『五等分の花嫁』に注目していきましょう。