【五等分の花嫁】アニメが作画崩壊で打ち切り？連載終了の理由を追求！

『五等分の花嫁』は2017年に週刊少年マガジンで掲載後から注目を浴びました。作者・春場ねぎは自身がファンである漫画「ワンピース」を重ねている事や、ヒロインの五つ子で最後に決まったキャラクターが三玖である事をインタビューで明かしています。ここからは、『五等分の花嫁』についてさらに詳しく説明します。

『五等分の花嫁』の作者・春場ねぎは幼い頃から絵が得意で、小学校に入学後には漫画家を目指していました。しかし、職業の厳しさを知り夢を諦めます。彼が漫画家を再び目指したのは、高校生の頃です。友人の作品に刺激を受けたことがキッカケでした。春場ねぎはラブコメディを得意としており、その代表作が『五等分の花嫁』です。ラブコメディが得意な理由は「身近な話題だから」で、担当編集者もその画力の高さから「売れる」と確信したと語っています。

『五等分の花嫁』は、週刊少年マガジンの読み切り版として2017年から2020年に掲載されています。結末から始まるラブコメディとして注目され、読者アンケートの結果を受け連載が決定しました。2020年2月で連載は終了しますが、2022年再び読み切り版として122話＋1話掲載され、同年5月には劇場版が上映されています。またコミックスは、全14巻で2022年12月時点で累計発行部数2000万部を突破する人気作品です。

『五等分の花嫁』はランチ代を節約する高校生だった風太郎が、ある日転校してきた裕福な五つ子の姉妹の家庭教師を務めるとになりました。五つ子は風太郎と同じ高校で、初対面の印象が悪かった事から5人のうち4人から嫌われ拒否されてしまいます。それでも家の借金返済の為、家庭教師を辞める訳にはいかない風太郎は、試行錯誤しながら五つ子と向き合う事を諦めません。五つ子を卒業させる為に、日々奮闘する風太郎に姉妹は好意を抱くようになっていきます。

アニメ『五等分の花嫁』1期放送時から、多くのファンは作画崩壊に気付いていました。なぜ、作画崩壊が起きたのでしょうか？そこには、アニメを掛け持ちしないといけないアニメ業界の闇の部分がありました。

『五等分の花嫁』はストーリーの面白さに加え、原作画力の高さも評判の作品です。五つ子姉妹で似ていますが、それぞれ個性があり何より可愛いと多くの読者から声が上がっていました。ところがアニメ化が決定し、ファンや作者の喜びもつかの間、作画崩壊している事が発覚します。これには、多くの読者から残念だという声と作者を気遣う声が上がりました。

アニメ『五等分の花嫁』に作画崩壊が起きた原因として有名なのが、TBS発注の遅れと言われています。この件に関しては、プロデューサーが実際にインタビューで「発注が遅れた」と語っていました。また、発注遅れの他にも総監督の参加が難しくなり、マンパワーが不足した事も理由として挙げられています。

『五等分の花嫁』作画崩壊2つ目の理由は、同じ時期に手塚プロダクションが代表作「どろろ」を手掛けた事にあると推測されています。「どろろ」は手塚治虫作品の中でも特に有名な作品で、制作スタッフは少しのミスも許されない状況であったとされます。またアニメ業界は高クオリティを求められるのに対し、制作費が安い事でも知られるようになりました。多くのスタッフは掛け持ちをしないと収入を得ることが出来ないのも事実です。そのため作品を掛け持ちした結果、作画崩壊が起きたとされています。

『五等分の花嫁』の作画崩壊3つ目の理由は、このアニメ業界の闇とも言われています。前述でも触れたように、高クオリティですが制作費が安い事も問題視され始めました。ある調査によると、若手アニメーターの平均年収は111万円という結果が出ました。また労働時間が、かなり長く18時間とも言われています。過去には、過酷な労働から精神疾患を患い自ら命を絶った人もいました。このように制作費が安いのに高クオリティを求められる結果、マンパワー不足や人材の質に影響がおよび作画崩壊と噂されています。

『五等分の花嫁』のアニメ化が決定し、2019年1月11日から放送開始されました。多くの読者が楽しみにしていましたが、いざ放送開始となると作画崩壊が一気に話題となります。この作画崩壊の影響を受けてか、1期と2期で制作会社が違います。それぞれの会社について調べました。

『五等分の花嫁』のアニメ1期を請け負ったのは、誰しもが知る「手塚プロダクション」でした。手塚プロダクションと言えば、優秀なスタッフが揃う事で有名です。しかし請け負ったほとんどを、中国に外注していたのではないかという噂があります。

2021年から始まった『五等分の花嫁』アニメ2期を手掛けた制作会社は「バブリーアニメーションスタジオ」でした。この制作会社は2017年設立と新しい会社ですが、本作の作画に対して高評価を得ています。

アニメ『五等分の花嫁』について、作者・春場ねぎはどの様に感じているのでしょうか。アニメ放送開始前のツイートで、自らの作品がアニメになるとどの様な作画になっているか不安と緊張が入り混じっている様子がうかがえます。特にラブコメディは彼の得意分野で自信作の為、アニメでの仕上がりが気がかりだったようです。

作画崩壊と酷評だった『五等分の花嫁』1期ですが、エンディングの作画に関しては好評でした。春場ねぎも安心したのと原作と同じような塗り方をされている事が、嬉しかった事がTwitterから推測出来ます。

アニメで起きた作画崩壊はBD（ブルーレイディスク）版で修正が施されています。アニメ『五等分の花嫁』も同じように、BD版で修正されていました。しかし、読者側からすると完璧とは言えないようです。

『五等分の花嫁』は、打ち切り中止というわけではありません。作者・春場ねぎが単行本は14巻で終わりというツイートから多くの読者の間で「打ち切り説」が浮上していました。結末から始まる新しいラブコメディとして人気の『五等分の花嫁』が連載終了までに至った経緯と理由について解説します。

コミックス全14巻累計発行部数2000万部（2022年12月時点）を突破している『五等分の花嫁』に、突如として原作打ち切りの噂が出ました。結果として、打ち切りにはなっていません。ではなぜ打ち切りという噂が出たのでしょうか。

『五等分の花嫁』の原作漫画の打ち切りが噂になった1つ目の理由は、後半から結末までが駆け足だったからです。原作漫画の前半では、風太郎に五つ子が心を開くまでの物語が丁寧に描かれていました。しかし、後半に差し掛かると結末まで駆け足をしているかのようなストーリーになっています。そのため、原作打ち切りの噂が出たと推測されます。

2つ目の原作打ち切りの噂が立った理由は、『五等分の花嫁』アニメ版が作画崩壊したからということです。原作の画力の高さが読者を引きつけていただけに、アニメでの作画崩壊は大きな話題になるほどでした。しかしアニメ2期では制作会社が変更になり、多くのファンから高評価を得ることが出来ています。2022年には再びアニメが放送された事から、打ち切りにはなっていません。

『五等分の花嫁』は、2017年から週刊少年マガジンで連載開始され、2020年に連載終了となりました。連載当初から人気であった『五等分の花嫁』は、週刊少年マガジンの中でも代表する作品へと成長をしました。人気絶頂の中、連載終了を迎えた理由について説明します。

連載終了の理由は、『五等分の花嫁』の特徴でもある、結末が最初から決定していた事です。これは、作者の春場ねぎも数々のインタビューで語っていました。結婚相手が五つ子のうちの誰かと判明した時点で、潔く連載を終了させたのではないかと推測されます。

『五等分の花嫁』の主役となった風太郎と四葉の再会が、高校生時代という理由から引き延ばしに限界があったとされます。高校2年生に限定されると、描ける内容が限られてしまい、作者本人の「面白く引き延ばせない」という意向から、担当編集者とも話し合い、連載終了を選択しました。

アニメ『五等分の花嫁』では、放送当初から作画崩壊が指摘されていました。特に、キャラクターの表情が全く違ったり手が片方描かれてなかったりしています。この状況に多くのファンは憤りを隠せません。ここからは、アニメ作画崩壊のシーンを紹介します。

五つ子の長女である一花は、『五等分の花嫁』アニメでの作画崩壊が一番少ないとされています。原作にあるような大人っぽさや長女らしい一面もシッカリ描かれていました。しかし、アニメの中では作画のバランスに違和感があるというファンの声が聞かれます。

『五等分の花嫁』アニメで一番作画崩壊したのは、二乃だと言う意見が多くありました。二乃の可愛さが感じられない程の作画崩壊だと、ファンからは怒りの声が上がっています。

『五等分の花嫁』のヒロイン五つ子の中で唯一、作画崩壊が少ないキャラクターは三玖です。三玖だけ作画崩壊が少ないのかは不明ですが、一部のファンの間では『五等分の花嫁』の中で「一番人気があるのが三玖だから」という説も浮上しました。「ファンを敵に回したくない」といった制作側の思いが込められているとも推測されます。

四女の四葉は『五等分の花嫁』においてメインとなるキャラクターですが、アニメでは作画崩壊している箇所があったようです。四葉ならではの活発でしっかり者の様だけど、どこか子供のような可愛らしさが作画崩壊により消えてしまっているようです。

五女の五月も二乃と並ぶほど、明らかに作画崩壊している事が分かります。このように登場する場面が多いキャラクター程、作画崩壊している事がうかがえます。

アニメ『五等分の花嫁』の神回は、1期11話になります。作画は今までとは見違えるほどに良くなっており、作画崩壊がなかったかのような素敵な作品という事から「神回」と言われていました。ここでは神回11話の魅力と、胸キュンシーンを紹介します。

アニメ『五等分の花嫁』1期11話「結びの伝説3日目」のシーンです。林間学校で一花が風太郎が倉庫に閉じ込められた時の出来事です。立てかけられていた丸太が倒れ、一花が下敷きになろうとした瞬間に風太郎が一花を抱き寄せるシーンがあります。この時に、風太郎が一花に対しかけた言葉や表情がカッコいいと評判になりました。

『五等分の花嫁』1期11話は、一花の風太郎に対する恋心が多く見られる回でした。一花と風太郎が倉庫に閉じ込められ暖を取りながら、一花が自身の事を風太郎に話をします。一通り話し終えると、一花は風太郎にダンスをしようと誘います。この回の一花は、原作と同じようだと読者から高評価を得ています。

アニメ『五等分の花嫁』がスタートした当初から、作者・春場ねぎはアニメに対して良い印象ではなかった事がTwitterからも推測できます。作者自身がアニメを良い印象として捉えることが出来ない中、1期11話のエンディングに対しては絶賛する程の出来だったようです。11話を見た作者本人が、「原作にそっくり」と驚きの声をTwitterにアップしていました。また彼は作画のみならず、塗り方までそっくりである事に喜びを表しています。

作者が何度も見てしまうと感動する程のED（エンディング）を担当したのは、梅木葵です。彼女はこれまでに、『ゆるキャン△SEASON2』や『かげきしょうじょ‼』等多くののOPED（オープニングエンディング）に携わってきています。『五等分の花嫁』アニメ1期は作画崩壊で、ファンからは酷評を集めていますがEDに関しては高い評価を得ています。またファンの中には「1期を梅木葵に担当して欲しかった。」等の声が上がりました。

アニメ『五等分の花嫁』について、作画崩壊や打ち切りなどについて紹介してきましたが、世間での評判はどのようになっているのか調べました。

『五等分の花嫁』の作画崩壊が、必ずしも悪い評判ばかりではありません。確かに、読者であれば作画崩壊に怒りを覚えた方もいます。しかし一方で、アニメと原作の違いを見つけて楽しむ方もいます。

アニメ『五等分の花嫁』1期で作画崩壊で悪評だった分、2期では作画崩壊が少ない事に安堵するファンもいます。

アニメ『五等分の花嫁』では、作画崩壊が大きな話題となりました。アニメを見ているだけなら見落としがちな細かい部分をも楽しむファンが増えました。

アニメ『五等分の花嫁』1期の作画崩壊は、明らかに原作と違う箇所があったりファンにとって怒りを覚えた方もいました。しかし「作画崩壊がひどい」という意見の中には、シーン別に作画崩壊した箇所を探しを楽しむファンの姿がありました。2期では制作会社が変わり好評となっています。アニメを見る時は、どこに作画崩壊があるかチェックしてみて下さい。