【五等分の花嫁】鐘キスの相手は四葉？聖地の恋路ヶ浜についても紹介

本記事では鐘キスの相手の正体や聖地の情報などについて解説していきますが、まずは鐘キスがどういったシーンなのかについて説明していきます。また、五等分の花嫁の作品概要とあらすじについても併せて紹介していくので、ここで大まかな内容をおさらいしておきましょう。

鐘キスとは風太郎が鐘の下で五つ子の誰かとキスをしたシーンのことを指し、五等分の花嫁8巻の63話に描かれています。元々五等分の花嫁は風太郎が五つ子の誰かと結婚することが確定しており、風太郎は鐘キスをきっかけにその婚約者を意識するようになったとされています。

五等分の花嫁は春場ねぎによって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。主人公が五つ子の家庭教師を務めるラブコメディ作品として2017年より連載され、ヒロインそれぞれの魅力や五つ子姉妹の特徴を活かしたシナリオ構成が話題となりました。連載は2020年2月をもって完結しており、2022年12月時点で累計発行部数2000万部を記録、現在はアニメ化や映画化といった別コンテンツで盛り上がりを見せています。

高校生の風太郎は貧乏生活を乗り越えるために富豪の娘の家庭教師というアルバイトを引き受けることを決めます。風太郎に課せられた役目は五つ子姉妹に勉強を教え、彼女らを全員卒業まで導くというものでしたが、五つ子姉妹は落第寸前の成績であるにもかかわらず勉強意欲を全く見せない問題児でした。最初から困難に直面した風太郎は手始めに五つ子と交流していき信頼関係を築くところから始めようとします。

ここからは五等分の花嫁における鐘キスの相手の正体についてまとめていきます。本編ストーリーの主軸に大きく関与した鐘キスシーンは当時の読者に大きなインパクトを与え、誰もがキスした相手について疑問を抱きました。様々な考察や議論が繰り返されるうちにキスした相手の正体は四葉が濃厚と言われるようになりましたが、ここでは四葉と言われる理由について説明していきます。

結論からまとめると鐘キスで風太郎にキスした相手の正体は四葉であり、実際に五等分の花嫁最終話にてそれを示唆する内容が描かれています。風太郎の結婚式にて、風太郎は花嫁である四葉とキスすることになりますが、その際に四葉は「五年前のあの日を思い出して。初めてじゃないでしょ」とセリフを残しています。鐘キスは風太郎が四葉を意識するようになった重要な場面であり、四葉が話した五年前のキスは鐘キスの瞬間だったと推測できます。

当時の四葉は風太郎への気持ちを抑えて姉妹の恋愛をサポートすることを決意していました。そんな彼女がキスをした理由は五等分の花嫁作中で描かれておらず、ファンの間では風太郎への気持ちを諦めるため、それが結果的に風太郎にとって逆効果になってしまったと推察されています。

四葉が鐘キスをする際五月に変装していました。それまで五つ子姉妹が変装することがあったため、風太郎はその人が五月とは限らないと気付いていたはずですが、肝心の正体までは分からず「誰だかわかんねぇ」とセリフを残していました。また、それ以来風太郎は一花や二乃の唇を意識してしまうようになり、四葉にはあまり意識を向けていなかったため正体に気付いていなかったと推測されます。

ここからは五等分の花嫁における鐘キスの聖地の恋路ヶ浜についてまとめていきます。鐘キスは日本に実在する場所をモチーフにしており、五等分の花嫁ファンの間では聖地として話題になっています。その聖地が存在する場所や行く方法などについて紹介していきます。

鐘キスの聖地は恋路ヶ浜です。恋路ヶ浜は愛知県田原市の渥美半島の先端、伊良湖岬付近に広がる全長1kmの砂浜で、2006年に少子化対策と地域活性化を図るために『恋人の聖地』と制定されました。『恋人の聖地プロジェクト』の一環として『誓いの鐘』が建てられ、それが五等分の花嫁における『幸せの鐘』のモデルになっています。

四つ葉のクローバーは幸せを象徴するシンボルとして知れ渡っていますが、その俗説を発祥した土地とされています。恋路ヶ浜は四つ葉のクローバー発祥の地として四つ葉のクローバーの株が植えられており、観光客は1つだけ摘まみ取ることができます。なお、五等分の花嫁ファンの間では鐘キスの正体が四葉だったことへの伏線だったと言われています。

渥美半島の先端まで電車が開通されていないため、聖地に行くためには豊鉄バスを利用する必要があります。豊鉄バスから恋路ヶ浜までの所要時間は約56分で、豊橋駅からは約2時間です。また、片道金額は1590円です。なお、恋路ヶ浜に到着するバスは1時間に1本となっているため、利用する前に時間の確認をしておくことをお勧めします。

ここからは五等分の花嫁における風太郎と五つ子のキスの回数についてまとめていきます。五等分の花嫁作中では鐘キス以外に風太郎と五つ子によるキスシーンが度々描かれており、その瞬間が本誌に掲載される度にファンから様々な反応が寄せられ話題になりました。鐘キスでは四葉がキスしていましたが、他の姉妹がどこでキスをしていたのかの説明も併せて回数を紹介していきます。

一花の回数は1回です。学園祭2日目を迎えた時、一花は風太郎に自動販売機で好きなものを買ってくるよう言い、自分はベンチで待つことにしましたが風太郎が長考している間に一花は眠ってしまいます。結局決められずに戻った風太郎は眠っている一花の唇を見て鐘キスの瞬間を意識します。目が覚めた一花は彼をからかいますが、直後に花火が上がるとその瞬間に風太郎の袖を引っ張り頬にキスをしました。

二乃の回数は1回です。五つ子の父親が学園祭に来ていたことを知った風太郎は二乃と父親を合わせようと画策し、実際に2人を対面させました。そこで二乃は手作りのパンケーキを父親に渡しながら5人全員の成長を傍で見ていてほしいと頼み、父親も考え方を改めそれを了承しました。その後風太郎と二乃は廊下で2人きりになり二乃がお礼と称して彼にキスをしてみせました。

三玖の回数は1回です。学園祭三日目にて三玖は屋台を開く上で問題を起こしていた男女の代表を屋上に呼び出し、彼らに「仲良くして！」と話し始め、本音と共に関係修復の方法を提案します。彼女の力強い説得により男女の代表はそれを了承しました。その後、三玖は傍にいた風太郎をいきなり押し倒し射的をしていた女の子について問い詰め、ただの幼馴染だと知って安心します。そして、三玖は何の前触れもなく風太郎とキスをしました。

四葉の回数は2回、ほっぺも入れれば3回です。1回は上記でまとめた鐘キス、もう1回は学園祭を無事に終えた後、疲れてうたた寝していた風太郎にお礼のキスをしています。ほっぺのキスとは五等分の花嫁51話に描かれたもので、風太郎の頬にクリームがついていたのを四葉が唇で取り、そのチューを家庭教師のお礼と称していました。

五月の回数は0回で、五つ子の中で唯一風太郎とキスをしていません。無堂との一件の中で五月は実の父親から自分の夢を否定されてしまいますが、それを風太郎のおかげで勇気づけられます。そのお礼として五月は風太郎の顔の目の前まで近づきましたが、そこでキスはせずただお礼の言葉を口にしただけで終わりました。

これまで五等分の花嫁に描かれた鐘キスの内容と相手の正体などについてまとめてきましたが、実際に鐘キスシーンを読んだ読者やアニメファンからは様々な反応が寄せられています。ここでは鐘キスに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

鐘キスの相手について五等分の花嫁を愛読しているほぼすべてのファンが気になっていたもののようで、明確な答えが出るまでの間多くの考察や意見がSNS上に出回っていました。基本的にはそれぞれ推している五つ子に紐づけるような考察がされており、願望も含めた意見が多いように感じられました。

結果的に鐘キスの相手は四葉だと最終回で明かされましたが、それに対してファンからは賛否両論のようでした。批判されている大きな理由としては鐘キス後に風太郎は一花や二乃たちを意識しており、四葉を意識する描写がほとんど描かれていなかったことに納得がいかないそうで、四葉も当時のタイミングでなぜ風太郎と鐘キスしたのか疑問に持たれています。

アニメ版五等分の花嫁でも鐘キスシーンが公開されましたが、そこで鐘キスの相手が発した吐息が四葉を担当している声優だったことが判明し大きな話題になっていました。実際の演技を見てみるとほんのわずかな息遣いしかしておらず、四葉の声優と知っていなければ聞き分けることはとても難しく、聞き分けられたことに衝撃を受ける人が続出していました。

五等分の花嫁に描かれた鐘キスの相手は四葉でした。鐘キスの正体かつ風太郎の花嫁として四葉が選ばれたことは、ファンそれぞれに感動もしくは葛藤を与えたことでしょう。五等分の花嫁の鐘キスは実在する場所をモデルにしているとも紹介しましたので、気になる人はぜひご自身の足で聖地を訪れてみてはいかがでしょう。