【五等分の花嫁】嫌いなキャラランキング！不人気の理由も徹底解説

嫌いなキャラについてまとめていく前に、まずは五等分の花嫁の作品概要とあらすじ、作者について紹介していきます。漫画だけでなくアニメや映画作品としても世界中から数多くのファンに愛されている本作品についておさらいしていきましょう。

五等分の花嫁を手掛けている作者は春場ねぎ先生です。1991年7月27日愛知県生まれの男性漫画家で、2013年に『カワードクロスワールド』で商業誌デビューしました。得意ジャンルとして『ラブコメディ』を挙げており、先生を担当している編集者からもラブコメディジャンルにおいて卓越した作画力を持っていると評価されています。

五等分の花嫁は春場ねぎによって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。主人公の男子高校生が五つ子の女子高生の家庭教師を務めながら恋愛が進展していくラブコメディ作品として2017年～2020年にかけて連載され、ヒロインの魅力的な見た目や人柄が高く評価されました。2022年12月時点で累計発行部数2000万部を突破しておりアニメ化や映画化といったメディアミックスも展開されています。

貧乏な家庭に生まれた上杉風太郎は勉強が得意だったことを活かして富豪の娘の家庭教師を始めることにします。そこで風太郎は五つ子姉妹を全員高校卒業まで導くという役目を与えられますが、五つ子はみんな勉強に意欲すら見せない問題児ばかりでした。風太郎は無事彼女らを卒業させるためにまずは信頼を勝ち取るところから始めるのでした。

ここからは五等分の花嫁における嫌いなキャラランキングTOP10～4をまとめていきます。五等分の花嫁は累計2000万部以上発行するほどの人気を誇っていますが、登場キャラクターの中には読者にとって鼻につくような嫌味なキャラクターが存在しており、嫌いなキャラとして話題にされています。

嫌いなキャラランキング10位は中野二乃です。五等分の花嫁にてメインヒロインの立場にある中野家の次女で、前髪ぱっつんの桃色ロングヘアーかつ黒い蝶の髪飾りをつけたツーサイドアップの見た目をしています。典型的なツンデレかつファザコン気質の人物でもあり、姉妹に依存気味な一面もあります。

二乃は尖った性格をしており風太郎に対しても姉妹の中に混入した異分子と見なし忌み嫌っていました。五等分の花嫁作中では風太郎を排除しようとして睡眠薬を飲ませたことがあり、そういった行動がファンに対して悪印象を与えていたと言えます。なお、物語の進行と共に風太郎に対する敵対心は薄れていき次第に彼との関係に変化が表れていきます。

嫌いなキャラランキング9位は武田祐輔です。風太郎の同級生にして理事長の息子である武田は常に成績1位を取り続ける風太郎をライバル視しており、彼が家庭教師を始めてから成績が下がった時には家庭教師交代をかけて全国模試で勝負を仕掛けました。

風太郎のライバル的存在として描かれた武田は初登場時に鬱陶しい人柄を見せつけ、多くの読者に不快感を与えました。このことから第一印象が最悪だった武田でしたが、五つ子の家庭教師をかけて全国模試で風太郎と対決した時には父親からカンニングしろという命令を自らの意志で無視し、正々堂々勝負したことで人気を集めるようになりました。

嫌いなキャラランキング8位は中野一花です。五つ子の長女である彼女は、薄ピンクのショートヘアーと右耳ピアス、上着を腰に巻いているラフな見た目が特徴的で風太郎や姉妹に助け船を出す役回りをよく担っています。私生活においてはだらしないところが多く、部屋が散らかっていたり就寝時に半裸で過ごす癖を持っています。

一花は三女の三玖が風太郎に好意を抱いていることを知っていましたが、自身も風太郎への思いが募ってしまうと一花は三玖に変装して三玖の告白を阻止してしまいます。このエピソードから読者の不満を集め嫌いなキャラとして言われるようになりました。

嫌いなキャラランキング7位は中野四葉です。五つ子の四女である四葉はボブカットヘアーにウサ耳のリボンをつけている見た目が特徴的で、姉妹の中で最も活発で明るい性格をしています。物語序盤から風太郎に対し友好的に接していたキャラクターでもありますが、テストの点数は姉妹の中で最低です。

四葉が嫌われている1番の理由は最終的に風太郎に選ばれた花嫁だからです。五つ子の中から1人が選ばれることは確定事項でしたが、他の姉妹を推していた読者にとっては嫉妬を向けられることになりました。また、強く頼まれると断れない優柔不断なところも嫌いと言われています。

嫌いなキャラランキング6位はおじいちゃんです。五等分の花嫁におけるおじいちゃんは中野家姉妹の祖父にあたる人物のことを指し、旅館『熊虎』の経営者でもあります。孫である五つ子姉妹には愛情を向けており、五つ子が変装していても的確に見分けることができます。

おじいちゃんは五つ子が変装しても見分けられる数少ないキャラクターの1人ですが、その愛情の深さは親バカと言えるほどで姉妹と接触している風太郎のことを背負い投げし「わしの孫に手を出すな。殺すぞ」と脅迫したことがありました。この一方的なやり取りからおじいちゃんを嫌う読者が現れました。

嫌いなキャラランキング5位は織田社長です。織田社長は一花が所属する芸能プロダクションの代表者で、菊という幼稚園児を持ったバツイチのシングルファザーです。一花の才能を高く評価しており風太郎に対しても興味を持っているとされています。

花火大会の時に織田社長は一花と間違えて三玖を誘拐してしまう事件を起こしましたが、このことから織田社長を怪しい人と見る読者が増え変質で嫌いなキャラと語られるようになりました。一花に対して難解なオファーを取ってくるところもうざいと言われています。

嫌いなキャラランキング4位は上杉風太郎です。風太郎は五等分の花嫁の主人公であり、五つ子姉妹と比較すると地味でファッション等にもこだわりがない普遍的なキャラクターとして描かれています。勉強においては常に成績1位を取り続けるほど優秀で、全国模試でも3位になるほどの天才です。

風太郎は五つ子と接していく内に彼女たちから好意を抱かれていき、最終的には5人の中から1人を選ぶことに苦悩することになります。そんなハーレム状態な展開に嫉妬を抱く読者が現れるようになり嫌われるようになりました。

ここからは五等分の花嫁における嫌いなキャラランキングTOP3についてまとめていきます。TOP10～4までにはメインヒロインや主人公が嫉妬を理由に選ばれることがありましたが、TOP3に選ばれた3人は比較的多くのファンから批判が寄せられており、作中屈指の嫌われ者が集まったと言えます。

嫌いなキャラランキング3位は中野マルオです。マルオは五つ子の義父であり大病院で医者を務めている富豪でもあります。冷酷で厳しい人柄から五つ子たちからは悪印象を抱かれており、あまり娘たちとも会っていないことから風太郎にも娘たちに興味がないと思われています。

マルオは五つ子に対して他人行儀に接しており、その様子が冷めた人柄をしていると読者に印象付けています。実際は娘たちに確かな愛情を持っていますが、風太郎のことを嫌い理事長の息子の武田祐輔に家庭教師を変更しようとしたエピソードによって、彼を邪見に扱っている様子が嫌われる要因になっています。

嫌いなキャラランキング2位は江場です。江場は陸上部の部長であり浅黒い肌とポニーテールが特徴的な女性です。五等分の花嫁作中では助っ人として陸上部に狩り入部した四葉の才能に惚れこみ、彼女を入部させるために様々な手段を使って勧誘しようとしました。

江場が四葉の才能に見惚れて勧誘しようとすると、期末試験そっちのけで合宿を実施しようと画策したり、二乃や風太郎にまで迷惑をかけるほど強引な勧誘をしました。このエピソードによって読者から強情でエゴイストな女と見られるようになり嫌われるきっかけになりました。なお、勧誘エピソードは四葉と改めて話し合い大会まで協力するという条件で勧誘は諦めるようになります。

嫌いなキャラランキング1位は無堂です。無堂はスキンヘッドに口髭を生やした見た目をしており、有名な講師として世に知られています。物語の進行によって五つ子姉妹と特別な関係にあることが明かされますが、そのエピソードをきっかけに読者から大いに嫌われることになります。

一花がCMに出演したことをきっかけに無堂は五つ子姉妹のいる学校を訪ねると、そこで中野家の実の父親であることを明かしました。無堂は妻・零奈が五つ子を妊娠したことを知った時に自信を失くして逃げてしまったことを話し、その罪滅ぼしがしたいと言ってよりを戻そうとしました。

しかし、言葉を飾っている裏で五月の教師への夢を諦めさせようとしたり、自分が育てていないにもかかわらずマルオを父親として相応しくないと嘯いたり、零奈に対する謝罪を一切表明していなかったりと、彼の本質は自己中心的で傲慢なものでした。そして五つ子を見分けることもできなかったことから完全に姉妹たちから見限られることになりましたが、この展開になって当然だと多くの読者から言われています。

ここからは五等分の花嫁における人気のキャラクターランキングTOP3をまとめていきます。ランキングを作れるほど不人気なキャラクターが多い五等分の花嫁ですが、上位のキャラクターを除き、そもそも嫌いなキャラについて語っている人は一部であり多くのファンは推しキャラクターを作って本作品を楽しんでいます。ここでは特に人気があるキャラクター3人を紹介していきます。

人気キャラクターランキング3位は中野四葉です。中野家四女である彼女はスポーツ万能で明るくポジティブな性格に人気が集まっています。頭につけているうさぎのリボンもぴょこぴょこ動くのも四葉のあどけない人柄を表しており、無邪気に見える反面本心を明かさない様子も可愛らしいと言われています。

人気キャラクターランキング2位は中野五月です。中野家の五女である五月は五つ子の中で1番のしっかり者として知られており、五等分の花嫁作中で風太郎と関わる頻度も高いヒロインでありながらあまり甘い雰囲気になることがなく、素直に勉強を頑張る様子が末っ子らしくて可愛いと評されています。物語序盤と後半とで風太郎との関わり方が大きく変わっているところも魅力の1つと言えます。

人気キャラクターランキング1位は中野三玖です。中野家三女の三玖は物語序盤ではクールビューティーなヒロインとして描かれていますが、風太郎に心を開いていくにつれて表情が豊かになり口数が増えていきます。その人柄の変化が可愛いと人気が高く、風太郎への恋心に気付き積極的にアピールするようになった時はギャップの激しさに多くの読者が心を打たれたそうです。

これまで五等分の花嫁における嫌いなキャラをランキング形式で紹介してきましたが、このランキングに載っているキャラクターには実際にどのような批判コメントが寄せられていたのでしょうか？ここでは嫌いなキャラに対する世間での評判や不人気の理由について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

嫌いなキャラランキング1位だった無堂には特に多くの批判コメントが寄せられており、五等分の花嫁屈指のクズキャラとまで称されていました。ハゲダコと見た目をけなされるほどの嫌われっぷりであり、不人気ランキングダントツの1位と言い切れそうです。

五つ子姉妹の中では四葉に関する批判コメントが比較的多く見受けられました。最終的に風太郎は四葉と結婚することになりますが、他の姉妹を推していたファンとしてはその選択に納得がいかないそうで、他を差し置いて四葉を選んだ根拠を説明してほしいと求められていました。

無堂の嫌われっぷりは劇場映画を観に行くのを妨げるほどで、一部のファンから無堂が嫌いだから映画を観るのが嫌だと言わせていました。2022年5月に公開された映画版五等分の花嫁ですが、そこには無堂が登場することが予告されており人によっては最悪な情報となっていたそうです。

五等分の花嫁ファンの間で最も嫌われているキャラクターは無堂でした。ヒロインたちの実の父親でありながら彼女らと妻を見捨てておき、自分の都合でやり直そうと再び戻ってきたことは五つ子たちを始め、読者に嫌われても当然の出来事だったと言えるでしょう。ランキング上位に選ばれていたキャラクターについて詳しく知りたいという人は五等分の花嫁本編をチェックしてみてください。