【ゴールデンカムイ】ヴァシリは頭巾をかぶったスナイパー!あだ名やモデルを紹介
『ゴールデンカムイ』ではロシアの狙撃兵であるヴァシリが登場します。頭巾で顔を隠しているヴァシリは尾形を狙っているようですが、二人にはどんな関係があるのでしょうか。本記事では『ゴールデンカムイ』のヴァシリのかわいい魅力やあだ名、モデルになった人物を紹介します。
目次
【ゴールデンカムイ】ヴァシリは頭巾をかぶったスナイパー
『ゴールデンカムイ』には頭巾を被ったロシア兵・ヴァシリが登場します。そんなヴァシリのあだ名や被っている頭巾、行動がかわいいとファンの間でも話題になっています。またヴァシリは元第七師団の尾形百之助とも関係があり、尾形との戦いは『ゴールデンカムイ』の見どころの一つとなっています。そんなヴァシリのかわいいあだ名やその由来、かわいい行動や尾形との関係、担当した声優を紹介します。
ヴァシリのプロフィール
『ゴールデンカムイ』に登場するヴァシリはロシア領南樺太の国境守備隊に所属しており、日本からの入国者の取締を行っていました。尾形との狙撃対決で負傷し、顎や口元の傷のせいで上手く話すことができなくなり、その傷を隠すために頭巾を被っています。
ゴールデンカムイの概要
『ゴールデンカムイ』は野田サトルによる北海道のアイヌを題材としたサバイバルバトル漫画です。日露戦争から帰ってきた作者の曽祖父をモデルとして主人公の杉元佐一が描かれています。『ゴールデンカムイ』は『週刊ヤングジャンプ』で連載され、単行本は全31巻となって完結しています。2022年にはコミックスの売上がシリーズ累計2300万部を突破するほどの人気作品となっています。
ゴールデンカムイのあらすじ
『ゴールデンカムイ』は元陸軍で日露戦争から帰還した兵士・杉元佐一を主人公とした物語です。幼なじみの治療費のために北海道で砂金を掘っていましたが、アイヌが隠した金塊の話を聞き、金塊を探すことにします。旅の途中で出会ったアイヌの少女・アシㇼパと協力し、北海道で金塊の在り処を探す旅をすることになります。
【ゴールデンカムイ】ヴァシリのかわいい魅力やモデル
『ゴールデンカムイ』に登場するロシアの狙撃兵・ヴァシリですが、その言動や行動、頭巾姿がかわいいとファンの間で人気となっています。そんなヴァシリのかわいい行動や姿、あだ名やその由来、またヴァシリのモデルとなった人物について紹介します。
ヴァシリのかわいい魅力
ヴァシリは『ゴールデンカムイ』の後半で登場するキャラクターですが、ファンからはかわいいと言われて人気となっています。ヴァシリがかわいいと言われている理由やその魅力を紹介します。
かわいい魅力①頭巾ちゃんのあだ名の理由
ヴァシリは顔のほとんどを覆うような頭巾を被っていますが、それは怪我によるものでした。尾形と撃ち合ったときに顎を砕かれ、口元を負傷して上手く話せなくなってしまいます。その傷を隠すためにロシア兵がよく着用していたとされている頭巾を被っています。アシㇼパや杉元からは「頭巾ちゃん」と呼ばれています。
かわいい魅力②「フンフンちゃん」と呼ばれる理由
『ゴールデンカムイ』のキャラクターからは「頭巾ちゃん」というあだ名で呼ばれているヴァシリですが、読者の間では「フンフンちゃん」とも呼ばれています。言葉が話せなくなったヴァシリは身振り手振りや絵を描いてコミュニケーションを取りますが、相槌を打つときは「フンフン」ということがよくあります。その様子がかわいいことから、読者から親しみを込めて「フンフンちゃん」と呼ばれています。
かわいい魅力③カレーを食べるシーン
ヴァシリは口元を頭巾で隠していますが、杉元達と一緒にカレーを食べているときは頭巾を外して食事をしていました。白石がヴァシリの口元の怪我を見て引いていますが、その傷を見ることができる貴重なシーンです。カレーを食べているときに尾形の話が出たので、ヴァシリが焦ってスプーンと銃を持ってドタバタするシーンがあり、その様子がかわいいと評判になっています。
ヴァシリの能力や装備
ヴァシリはロシアのボルトアクション式小銃のモシン・ナガン銃を使用しています。狙撃手として高い能力を持っており、200m先の人間の頭を正確に撃ち抜くことができます。狙撃の名手である尾形と激しい心理戦を繰り広げるなど、かっこいい面もあります。またヴァシリは絵が上手く、言葉が話せなくなっても絵を描いて意思疎通をしていました。
ヴァシリのモデル
ヴァシリのモデルは「ヴァシリ・ザイツェフ」という旧ソ連の狙撃手だと言われています。ヴァシリ・ザイツェフは第二次世界大戦で活躍した兵士で、スターリングラード攻防戦で257人もの敵兵士を仕留めた実績がある人物です。また2001年に公開された映画「スターリングラード」の主人公でもあります。
【ゴールデンカムイ】ヴァシリと尾形の戦いや最後
『ゴールデンカムイ』の作中後半で登場したヴァシリはロシア兵で、尾形に恨みを持っている様子ですが、尾形とはどういった関係なのでしょうか。ヴァシリと尾形の攻防や杉元たちとの出会い、またヴァシリの活躍や、最期の生死なども合わせて紹介します。
ヴァシリと尾形百之助の戦い
ヴァシリは尾形に顎を撃ち抜かれますが、そのときの攻防は息を呑むような心理戦でした。ヴァシリと尾形はお互いを狙撃手としてのライバルだと思っており、相手の性格や狙撃手としてどう行動するかを考えて戦っていました。そんなヴァシリと尾形の戦いや関係、杉元達との出会いを紹介します。
ネタバレ①ヴァシリと尾形百之助の1度目の戦い
ヴァシリはロシアの国境付近で不法侵入を取り締まっていました。ロシア皇帝暗殺の実行犯のキロランケが密入国すると聞き、仲間たちと待機していました。ヴァシリはウイルタ族に変装していた人物が、日本軍の三八式歩兵銃を持っていることに気づき、それを狙撃します。狙撃能力の高い敵がいることに気づいた尾形がすぐに応戦し、ヴァシリの仲間であるイリヤの腹部を撃ちます。
撃ち損なえば自分の居場所がばれて撃たれてしまうという一撃必中の腕を持つ二人は、お互いの位置を探りつつ身を隠します。ヴァシリは尾形と思われる姿を見つけますが、微動だにしない様子を変に思い、夜が明けるまで様子をうかがいます。囮と思われるカカシの近くに怪しい棺があり、それが尾形だと思ったヴァシリは棺を狙撃しますが、カカシが尾形本人であり、ヴァシリは尾形に顎を撃ち抜かれてしまいます。
ネタバレ②再戦するために杉元一行を襲うヴァシリ
ヴァシリは顎を撃ち抜かれたものの、一命を取り留めます。しかし尾形との戦いに決着をつけるために脱走兵となり、一人で樺太に潜入していました。ヴァシリは尾形と一緒にいた白石やアシㇼパを見つけ、仲間の負傷で尾形をおびき寄せようとして白石の足を打ち抜きます。杉元はそれを尾形の攻撃だと思い、狙撃した相手に突撃します。ヴァシリは尾形ではない敵に動揺してしまい、杉元に追い詰められます。偶然にも尾形の絵が杉元の目に止まり、杉元はヴァシリが尾形を狙っていることに気づきました。
ネタバレ③杉元たちと同行することに
ヴァシリは杉元に、尾形との対決で敗れたことを伝えます。杉元も尾形に頭を撃たれて負傷したと伝え、二人は戦う必要がなくなって共闘することになりました。ロシア語が話せる月島軍曹にロシアに帰るよう言われますが、ヴァシリは杉元達と同行することで尾形にたどり着けると考え、勝手に杉元達と同行することにします。杉元達にとっても尾形の驚異から守ってくれる存在として頼りにされました。
ネタバレ④ヴァシリと尾形百之助の再戦
杉元達は札幌のビール工場で攻防を繰り広げていましたが、ヴァシリは尾形の姿を探していました。ついにやぐらに潜む尾形の姿を見つけ、尾形の銃を狙撃します。その技術から尾形は、相当な手練が自分を狙っていることに気づき、狙撃対決をしたヴァシリのことを思い浮かべます。ヴァシリはビール工場で尾形を倒すことができず、五稜郭に向かう列車に乗り込みます。
五稜郭の防風林で再戦となった二人は、身を隠して狙撃のタイミングを図ります。しかしヴァシリの双眼鏡が朝日に反射してしまいます。それに気づく尾形ですが、ヴァシリほどの狙撃の名手が光の反射を考えないはずがないと、双眼鏡から腕ひとつ分下を狙撃します。ヴァシリもそれに反応して尾形の足を狙撃しますが、木からはヴァシリの使っていたナガン銃が落ち、血がついていました。この描写で、ヴァシリとの狙撃対決は尾形が勝利したこととなります。
ヴァシリは最後に死亡する?
血の付いたナガン銃が落ちてきたこと、ヴァシリほどの名手が致命傷を負わせないはずがないということから、ヴァシリは尾形の銃弾に当たってしまい、狙いが逸れてしまったということが言えます。その後、ヴァシリの生死はわからないままでしたが、最終話でロシアの画家が生涯手放さなかったという絵画がオークションで落札されたという話がありました。
ヴァシリは最終的に画家として「山猫の死」を描いた?
絵画のタイトルは「山猫の死」というもので、線路の脇で山猫が横たわっているものでした。作者は画家の「ヴァシリ・パヴリチェンコ」で、この人物がヴァシリだと言われています。ヴァシリは「山猫の死」を手元に置くことで、ライバルへの敬意を表していたとされています。
【ゴールデンカムイ】ヴァシリの声優
ロシアの狙撃の名手・ヴァシリの声を担当したのは一体誰なのでしょうか。ヴァシリの声優のプロフィールや過去の出演作品を紹介します。
ヴァシリの声優は「梅原裕一郎」
ヴァシリの声を担当したのは声優の梅原 裕一郎(うめはら ゆういちろう)さんです。ヴァシリを演じる上ではロシア語という大きな壁に加え、話すことができない寡黙さが難しかったと語っています。
梅原裕一郎のプロフィール
梅原裕一郎さんは中学1年の頃、『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役を演じていた大塚芳忠さんに憧れて、声優という職業を知ったそうです。2013年に声優デビューとなり、『オレん家のフロ事情』でテレビアニメの初レギュラー出演となりました。
梅原裕一郎の主な出演作品
梅原裕一郎さんの主な出演作品は『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』ウェザー・リポート、『あんさんぶるスターズ!』蓮巳敬人、『アイドルマスター SideM』 鷹城恭二 、『銀河英雄伝説 Die Neue These』ジークフリード・キルヒアイス、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』レオナ・キングスカラー、『原神』アルハイゼン などです。
【ゴールデンカムイ】ヴァシリに対する世間での評判や人気
ヴァシリの登場回がアニメ化されることを楽しみにしていたファンも多く、『ゴールデンカムイ』のアニメでのヴァシリの動きもかわいいという声が多数ありました。実際に動いているヴァシリは印象がかなり変わるという声もありました。
ヴァシリは顔の大半が隠れる頭巾を被っています。尾形との1回目の戦いではヴァシリの怪我を負う前の顔を見ることができますが、たくましいもみあげや髭に驚いているファンも多くいました。
頭巾を被ってフンフンと言っているヴァシリは、杉元たちと変わらない歳くらいに見えますが、怪我を負う前の素顔のヴァシリはかなり年上に見えます。素顔と頭巾姿とでかなり変わる印象に、20歳くらいの差があるかもというファンの声もありました。
【ゴールデンカムイ】ヴァシリはかわいいスナイパーだった
『ゴールデンカムイ』に登場するロシアの狙撃の名手・ヴァシリのかわいい行動やあだ名の由来、尾形との関係を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ヴァシリは凄腕のスナイパーでしたが、杉元たちと行動するヴァシリはとてもかわいいと評判になっています。『ゴールデンカムイ』を見る際は、かわいいスナイパーのヴァシリにも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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