【炎炎ノ消防隊】作中に登場する名言をまとめて紹介！主要キャラのセリフも注目

炎炎ノ消防隊の作者は、漫画家の「大久保篤」さんです。大久保篤さんは、東京都渋谷区に生まれ育ち、東京アニメーター学院の出身で、卒業後は同じく漫画家である綾峰欄人さんのアシスタントを務めていました。代表作品は「ソウルイーター」や「炎炎ノ消防隊」です。

炎炎ノ消防隊は、大久保篤さんによって連載されていた作品であり、2015年から2022年まで週刊少年マガジンに掲載されていました。特殊消防隊という消防士が活躍するダークファンタジー作品で、アニメ化のみならず舞台化もされています。コミックスは全34巻で、累計発行部数は2000万部を突破するなど、世界中で愛される日本の漫画作品の一つです。

炎炎ノ消防隊の主人公である森羅日下部は、訓練校を経て特殊消防隊である第8特殊消防隊に入隊します。それは、幼い頃に起きた火災によって、最愛の母と弟をなくしたことに起因します。火災現場で、家族以外の誰かを目撃したにも関わらず、自身が第3世代能力者であったことで出火原因とみなされ、濡れ衣を着せられました。森羅日下部は、その真相を解明するべく、同じ消防隊や謎の組織との争いを繰り広げていくことになります。

炎炎ノ消防隊の主人公であるシンラが言った名セリフです。幼い頃から、ヒーローに憧れていたシンラですが、火災の冤罪をかけられ悪魔と称されていました。そんなシンラが、人々を守る特殊消防隊に入隊し、たとえ悪魔と呼ばれ続けようが、かっこいいヒーローになるという意思表示をした有名なシーンです。

特殊消防隊に対する不信感が生じ、大隊長である秋樽桜備に問いかけたセリフです。信じるべき正義だと思っていた消防官に不信感を抱いたシンラに対し、秋樽桜備はその答えとして、第8特殊消防隊を結成した理由を語ることとなります。

炎炎ノ消防隊作中で、第5特殊消防隊の大隊長であるプリンセス火華に、シンラが言い放った有名なシーンです。神もヒーローもいないと語ったプリンセス火華に、このセリフを言った後、強烈な一撃をお見舞いしました。それは、プリンセス火華にとって価値観を変える程の衝撃だったようで、その後シンラに好意を寄せるようになります。

ジョーカーとの戦いの際にシンラが言ったセリフです。一度は見切られた飛び蹴りでしたが、上手く切り返して再度飛び蹴りで仕掛けて、その威力を見せつけました。かっこいい戦闘シーンが際立つ名言だといえます。

シンラが母親に宣言した名言です。強くてかっこいいヒーローになって、母親も弟も守りたいというシンラの優しさが伝わってきます。また、幼少時から変わらない信念をもっていることがわかる人気のあるシーンの一つです。

桜備が火縄に言った有名な1シーンです。元々は普通の消防士だった桜備は、人命救助の姿勢の違いで特殊消防隊と衝突し、独断で行動に移ります。それを目撃した軍人時代の火縄も感化され、独断で焔ビトの対処にあたり、その際に桜備が火縄に言った名言です。とても考えさせられるセリフであり、ファンの間でも人気の名言です。

桜備は数多くのかっこいい名言を残している人気なキャラクターの一人ですが、こちらもその一つです。プリンセス火華の脅しにも屈せず、第8特殊消防隊には固い絆と信念があることを言葉で示した人気のセリフです。

桜備の、酸いも甘いも噛み分けた大人のかっこいい部分がよく現れている有名な1シーンです。入隊して間もないシンラに対して、焔ビトとはいえ元々は人であり命の重みを忘れてはならないことを諭した名セリフです。

勇気と無謀を履き違えず、恐怖心を持ちながら立ち向かうことが大切だと説いた有名なセリフです。元々は普通の消防官であったため、火の恐ろしさを重々承知している桜備だからこそ説得力が増し、セリフに重みが出ています。

炎炎ノ消防隊に登場する武久火縄は第8特殊消防隊の中隊長であり、とてもクールな性格が人気を博しています。そんなクールな火縄が、仲間の為に熱い闘志を燃やす有名なシーンで、そのギャップからファンの間でも人気の1シーンとなっています。

炎炎ノ消防隊の作中で、3年前に火縄が言った名言です。軍人の頃に同僚と食事していた際、部下であった尾瀬が挨拶にきました。それを見て火縄の同僚は、彼女はよくやっていると評しますが、そんな同僚に返答した際のセリフです。他人にだけではなく、自分にも言い聞かせているように聞こえるこのセリフは、火縄の自分にも厳しい一面が垣間見えます。

火縄が、炎炎ノ消防隊作中で茉希尾瀬に言ったセリフです。第2世代能力者である尾瀬は、自分で火を生み出すことは出来ないものの、操ることは出来ます。その能力を駆使して、火でキャラクターを生み出し遊んでいました。そんな尾瀬を見かけた火縄が注意した際に言った名言で、火縄の生真面目さが伝わってきます。

火縄が中隊長を務める第8特殊消防隊と、第5特殊消防隊が対峙した際に言い放ったセリフです。自らが所属する第8特殊消防隊だけではなく、第5特殊消防隊にまで示すその姿勢は、真面目さやストイックさが伝わってくるため、こういった部分がかっこいいと感じるファンも少なくないようです。

火縄が、独断行動をとったシンラとアーサーに向けて言ったセリフです。火縄は規律を重んじるとても真面目な性格です。そんな火縄だからこそ、部下である二人を本気で心配している気持ちが大きく、厳しくも優しい一面が垣間見える火縄ファンからは有名な1シーンです。

プリンセス火華がシンラに向けていったセリフです。プリンセス火華は、どちらかといえば、したたかでかっこいい女性です。しかし、とあるキッカケによってシンラに惚れてしまいます。その事を明かした1シーンで、その普段とのギャップに多くのファンが魅了された有名な名言です。

プリンセス火華がシンラとの一騎打ちの際に言った有名なセリフです。プリンセス火華は、自らの想いをぶつけるシンラを真っ向から否定しました。しかし、この名言には彼女の暗い過去が関係しており、その過去を見る前と見た後とではこの言葉の印象がだいぶ変わるため、なかなか考えさせられる名言の一つといえます。

プリンセス火華がシンラと接触した際に言い放ったセリフです。すべてを見下し、自分以外の人間を砂利と称して、無価値と断じる彼女の性格がよく表れています。この名言には、何にも屈せず己が信念を貫くという意思が示されており、かっこいいと評するファンもいるほど人気のシーンの一つです。

炎炎ノ消防隊の中でも最強と名高い新門紅丸が言ったセリフです。敵の策略にハマって、第8特殊消防隊を敵だと認識してしまった紅丸が、誤解を解こうとする第8特殊消防隊に対してこう言い放ちました。第8特殊消防隊を相手取っても圧倒的な紅丸の強さでねじ伏せていくその様が、読者からも好評で有名なシーンの一つに数えられています。

炎炎ノ消防隊に登場する茉希尾瀬が言った名言です。作中で何度も言っている有名なセリフですが、実際にゴリラサイクロプスと呼ばれたことはありません。しかし、自身の怪力がコンプレックスとなっているため、些細なことでもそう言われているように感じてしまいます。実際の尾瀬は、とても周りに呆れられる程の乙女チックな思考回路なため、そのギャップがたまらないと評するファンもいます。

炎炎ノ消防隊の主人公シンラの弟であるショウが言ったセリフです。今までは、シンラのかわいい弟という描かれ方をしてきたのに反して、シンラとの圧倒的な戦闘能力の差を見せつけこう言い放ったことで、かわいいだけではなく、かっこいいという印象も加わった有名で人気のあるシーンの一つです。

シンラと同じ第8特殊消防隊に所属しているアーサーボイルの名言です。とある理由により、自我を失いかけて暴走しているシンラに向けて言い放ちました。決して頭が良いとは言えないアーサーですが、ここぞという時に自身の芯となる信条に基づいた行動を取ることができる部分がアーサーのかっこいいところといえます。

炎炎の消防隊の主人公であるキャラクターの森羅日下部（シンラ　クサカベ）を演じているのは、声優の梶原岳人さんです。梶原岳人さんは、2017年に声優デビューを果たした後に、『ブラックローバー』のアスタ役、『古見さんは、コミュ症です。』の只野仁人役、『盾の勇者の成り上がり』のエイク役、などとして出演しています。

騎士道精神に基づいた言動や態度が人気のアーサー・ボイルを演じているのは、声優の小林裕介さんです。小林裕介さんは、2013年に声優デビューを果たした後に、『RE：ゼロから始める異世界生活』のナツキ・スバル役、『Dr.STONE』の石神千空役、『アルスラーン戦記』のアルスラーン役、『賢者の孫』のシン＝ウォルフォード役などとして出演しています。

元軍人で対人格闘技術が非常に高く、筋肉質な外見とは裏腹に、内面は恋愛事が大好きな乙女であるところが人気の茉希尾瀬（マキ　オゼ）を演じるのは、声優の上條沙恵子さんです。上條沙恵子さんは、2019年に声優デビューを果たし、アニメの代表作として、『遊☆戯☆王SEVENS』の上城大華役、また映画の吹き替えとしては『海底47m 古代マヤの死の迷宮』のミア役を演じました。

非常に慈悲深い性格で、炎炎ノ消防隊ファンからの人気も高いアイリスを演じるのは、声優のM・A・Oさんです。M・A・O（市道 真央）さんは、2012年に声優デビューを果たし、『鉄血のオルフェンズ』のジュリエッタ・ジュリス役、『がっこうぐらし！』の若狭悠里役、『ホリミヤ』の綾崎レミ役などとして出演しました。

日々鍛錬を怠らず、鍛え上げられた筋肉が魅力的な第8特殊消防隊の大隊長である秋樽桜備（アキタル　オウビ）を演じているのは、声優の中井和哉さんです。中井和哉さんは、1995年に声優デビューを果たし、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ役、『戦国BASARA』の伊達政宗役、『青の祓魔師』の勝呂竜士役、『アルドノア・ゼロ』の鞠戸孝一郎役などとして出演しました。

いつも冷静沈着であり、自分にも他人にも厳しいストイックな部分がかっこいい、第8特殊消防隊の中隊長の武久火縄（タケヒサ　ヒナワ）を演じるのは、声優の鈴村健一さんです。鈴村健一さんは、1994年に声優デビューを果たし、『十二国記』の楽俊役、『いちご100%』の真中淳平役、『おそ松さん』のイヤミ役、『監獄学園』のシンゴ役などとして出演しています。

環古達が密かに憧れていた、熱血正義感の神父である烈火星宮（レッカ　ホシミヤ）を演じるのは、声優の関智一さんです。関智一さんは1993年に声優デビューを果たし、『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ役、『絶対魔獣戦線バビロニア』のギルガメッシュ役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエンリコ・プッチ役などとして出演しています。

第8特殊消防隊の一人であり、「ラッキースケベられ体質」という独特なキャラクター性を持つ環古達（タマキ　コタツ）を演じるのは、声優の悠木碧さんです。悠木碧さんは、2003年に声優デビューを果たし、『ソウルイーターノット!』の多々音めめ役、『からくりサーカス』のコロンビーヌ役、『天晴爛漫!』のホトト役、『僕だけがいない街』の雛月加代役などとして出演しています。

いつも気だるげで不思議な口調ですが、とても仲間思いな一面がかっこいい人気のキャラであるカリム・フラムを演じるのは、声優の興津和幸さんです。興津和幸さんは2007年に声優デビューを果たし、『屍鬼』の室井静信役、『BROTHERS CONFLICT』の朝日奈雅臣役、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョナサン・ジョースター役がなどとして出演しています。

言葉遣いが紳士的な神父で、優しく微笑ところが人気のフォイェン・リィを演じるのは、声優の日野聡さんです。日野聡さんは2003年に声優デビューを果たし、『一騎当千』の周瑜役、『プラスティック・メモリーズ』のコンスタンス役、『ブラックローバー』のゴーシュ・アドレイ役、『憂国のモリアーティ』のセバスチャン・モラン役などとして出演しています。

これまで炎炎ノ消防隊のかっこいい名言や人気のセリフ、有名なシーンを紹介してきましたが、世間での評判や人気については一体どのようなものがあるのでしょうか。炎炎ノ消防隊ファンのツイートをもとに紹介します。

作中最強との呼び声高い新門紅丸のセリフが深いという意見があります。新門紅丸は、信条という自身の芯となるものをしっかりと持っていることが強さに繋がっており、その言葉に重みがあります。そういった魅力的なキャラクターが作品の面白さの理由の一つだといえます。

柱の守り人であるカロンが残したセリフが考えさせられるという声もあります。このように、主人公達ではないキャラクターからも有名となるシーンや、読んだ後に心に残るセリフ、現実の世界においても当てはまるような考えさせられる名言が出てくるのも、炎炎ノ消防隊の人気の根拠となっています。

秋樽桜備のセリフがかっこいいという意見もありました。秋樽桜備は能力者ではないため、シンラや火縄のように炎を駆使して戦うことができません。だからこそ、一般市民の炎への恐怖を良く理解し、心に寄り添うことができます。そんな彼だからこそ、心に響く有名なシーンが数多く、ファンを魅了しているといえます。

炎炎ノ消防隊には、これまで紹介してきた通り、主役級から脇役に至るまで、数多くのキャラクターが名言を残しています。かっこいいセリフや、説得力のある言葉、心に残る有名なシーンがたくさんあります。こういった部分が作品としての魅力となり、多くのファンから指示される理由の一つです。