【炎炎ノ消防隊】環(タマキ)の声優を担当したのは？代表作や担当キャラも紹介

『炎炎ノ消防隊』に登場する環古達（たまきこたつ）は、第1特殊消防隊に所属する消防官のひとりです。ツインテールの髪型や露出度の高い衣装といった見た目だけでなく、勝気な性格と対照的に恥じらいを見せる表情などが可愛いと話題のサブヒロインです。

環は、第1特殊消防隊に所属していますが、あることをきっかけに主人公・森羅日下部のいる第8特殊消防隊に研修配属されています。「猫又」という、炎で猫のような姿になる能力を使って活躍するだけでなく、シスターとして鎮魂を行うこともある実力派です。また、エッチなハプニングが起こりがちな“ラッキースケベられ”体質という特徴を持ったヒロインでもあります。

環は、『炎炎ノ消防隊』に登場する女性キャラクターのなかでも、主人公シンラとの関わりが深いキャラクターです。同世代という共通点だけでなく、環の特徴である“ラッキースケベられ”がシンラに対して発動したり、シンラに助けられたことをきっかけに環が彼を意識するような素振りも描かれています。

『炎炎ノ消防隊』は、2015年から2022年にかけて「週刊少年マガジン」で連載されていた、大久保篤による人気コミックです。原作は全34巻で完結していますが、アニメも2期まで放送され、続編の制作も発表されています。

『炎炎ノ消防隊』は、人体自然発火現象という特殊な事象がテーマとなったファンタジー作品で、発火現象により炎を操る怪物へと変化した“焔ビト”の脅威と闘う特殊消防隊の活躍を描いた物語となっています。

アニメ『炎炎ノ消防隊』で環古達を演じているのは、様々な作品で活躍する人気声優の悠木碧です。ここでは、そんな環役の声優・悠木碧について、プロフィールや出演作などまとめていきます。

悠木碧（ゆうきあおい）は、千葉県出身の1992年3月27日生まれ、青二プロダクション所属の女性声優です。声優としてデビューする前から、子役として活動しており、映画やドラマ、バラエティー番組などに出演していました。声優として、代表作と言われている『魔法少女まどか☆マギカ』で主人公を演じたほか、『ポケットモンスター』など多数の人気アニメに出演しているだけでなく、イラストが得意なことでも有名で、イラストをSNSにアップするたびに話題となっています。

『炎炎ノ消防隊』の環以外にも声優として数多くの作品で重要なキャラクターやヒロインを演じている悠木碧ですが、特に可愛さと強さを併せ持ったキャラクターを多く演じているため、環もハマり役と評判です。また、ツンデレな環の性格も悠木碧にぴったりだとSNSなどで話題になりました。そんな環を演じた本作も、悠木碧の代表作のひとつと言っていいでしょう。

悠木碧が環古達として『炎炎ノ消防隊』に出演するにあたって受けたインタビューによると、好きなキャラクターは第7特殊消防隊の大隊長・新門紅丸とのことです。また、ジョーカーも好きなキャラとして挙げています。環については、かわいいと評価すると共に、シリアスなシーンとコミカルなシーンで描かれた魅力についても語っています。

4歳で子役デビューし、年齢のわりに芸歴が長いことでも知られている声優・悠木碧ですが、見た目のかわいらしさやアイドル性だけでなく、その演技力や表現力でも高く評価されています。ここでは、環を演じた彼女の代表作や担当したキャラクターたちを紹介していきます。

声優・悠木碧の代表作と言われているのが、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』で、主人公も鹿目まどかを演じています。鹿目まどかは、人を思いやる気持ちの強い優しさと強さを持った少女ですが、一般的な魔法少女ものの主人公としては珍しくなかなか変身までに至らず、またダークな世界観のあるストーリーも他にない魅力として評価されています。同時に、そういった複雑な物語性を持った作品のなかで、主人公まどかの心情を見事に演じきった悠木碧もまた高く評価されています。

アイリスは、アニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』に登場したキャラクターで、アニメシリーズ4代目のヒロインです。ゲーム版の「ポケットモンスターBW」に登場した、ドラゴンタイプのジムリーダーを元にしたキャラクターで、アニメでは主人公のサトシらと共に旅に出ます。野性的で元気なキャラクターですが、ポケモンに対して優しく接する姿など繊細な一面も持ち合わせています。サトシが主人公のアニメシリーズとして最終章となったシリーズでは、イッシュ地方のチャンピオンになっており、再会したサトシとバトルしています。

アニメ『幼女戦記』では、幼女でありながら戦場に立つ主人公、ターニャ・デグレチャフの声優を務めています。ターニャは、元は日本のエリート・サラリーマンでしたが、幼女として異世界に転生し、生きていくために軍人となる道を選んだというキャラクターです。悠木碧は、可愛らしい幼女の姿に似合った舌足らずな幼い喋り方から、転生前の合理主義な中年男性が見え隠れするような非道な軍人らしい喋り方まで、振り幅の広い演技が必要な難しいこの役どころを見事に演じきっています。本作での鬼気迫る演技と、ギャップを駆使したキャラクターの見せ方は、彼女の声優としての実力を大きく表しています。

アニメ『ソードアート・オンライン』では、マザーズ・ロザリオ編に登場するメイン・キャラクター、ユウキの声優を担当しています。シリーズのヒロインであるアスナと深いつながりを持ち、活躍する登場人物ですが、ゲーム内の戦闘で強さを見せるだけでなくボクっ娘という個性もあり、ボーイッシュな印象のあるキャラクターです。また、アニメでは作中屈指の感動的なセリフもあるので、そこで見せる声優・悠木碧の演技力も注目されました。

アニメ『七つの大罪』で声優の悠木碧が演じたのは、巨人族の女の子であるディアンヌです。主人公メリオダスの仲間“七つの大罪”のひとりで、嫉妬の罪（サーペント・シン）を背負ったキャラクターです。見た目は巨大でパワフルな女の子ですが、女子らしさのある可愛い一面もあり、人気の高い女性キャラクターとなっています。個性的で人気の高いキャラクター、ディアンヌの特徴をとらえた声優・悠木碧の声の演技も役にぴったりだと作品ファンからも高評価です。

TVアニメ版『僕だけがいない街』では、ヒロインのひとりである雛月加代の声優を担当しています。本作では、母親から虐待を受けている少女という難しい役どころを非常に繊細に演じています。なかでも加代の口癖である“バカなの？”という一言セリフの微妙なニュアンスの違いで心象を表現する演技は、多くの視聴者の心に残るものとなりました。

『炎炎ノ消防隊』に登場するヒロイン・環古達にも、印象的なセリフがたくさんあります。ここでは、そんな環の名セリフや、そのセリフの飛び出したシーンの環の魅力についてまとめていきます。

シンラと出会って間もないころ、さっそく環のコミカルで可愛らしい特徴である“ラッキースケベられ”が発動してしまったシーンのセリフです。どういう状況でそうなったのかわからないほどの奇跡的なラッキースケベに視聴者も思わずツッコミを入れたくなってしまうようなシーンでした。

シンラに守られるだけでなく、自身も特殊消防隊の一人として誰かを守る存在でありたいという環の決意が伝わってくるかっこいいセリフです。普段のコミカルなシーンとは違った戦闘シーンのカッコよさも環の魅力です。

環とアーサーという、それぞれ個性的なキャラクターの掛け合いが面白いシーンです。騎士であることにこだわりを持つアーサーに対する環のツッコミがさえている印象的なセリフです。少ないセリフから、環の性格とアーサーの性格がよくわかる場面でした。

『炎炎ノ消防隊』で環を演じている声優の悠木碧は、芸歴の長さもあって出演作品も多く、幅広い層から支持されている声優です。ここでは、そんな彼女についてアニメのファンや声優ファンのSNSでの評判・コメントをまとめていきます。

高い演技力に定評のある声優なので、その演技に対する視聴者のコメントが数多く上がっています。特に、環が泣いているシーンや感情を昂らせているシーンについては多くのファンがSNS上で感想を述べています。

環は猫又という能力を持っていますが、悠木碧は猫っぽいキャラクターがハマり役だという意見もありました。悠木碧自身も猫を飼っており、SNSにも飼い猫の写真をたくさんアップしています。

演じるキャラクターによるギャップや声の変化に驚かされるファンも多いです。声優としての実力の高さがわかります。

アニメ『炎炎ノ消防隊』の人気キャラクター環古達を担当した声優は、悠木碧でした。声優としての実力だけでなく、子役時代から様々な方面で活躍するその容姿や、作品愛の強さもその人気の理由です。「炎炎ノ消防隊」で環古達を気に入った方は、ぜひここで挙げた声優・悠木碧の代表作と言われている作品の数々もチェックしてみてください。