【ドラゴンボール】ヒルデガーンの戦闘力を考察!強さや正体についても
「ヒルデガーン」は『ドラゴンボールZ』劇場版作品に登場した最後のボスであり、作中では高い戦闘力で悟空達を苦戦させました。この記事では、ヒルデガーンの登場したドラゴンボールの作品についての簡単な紹介と正体・強さ・最後について解説を行っていきます。
目次
【ドラゴンボール】ヒルデガーンとは?
「ヒルデガーン」は『ドラゴンボールZ』の劇場版に登場した敵キャラで、その後もゲーム等に度々登場しました。この記事で紹介する内容は、ヒルデガーンの持つ強さ・名前の由来等の正体・どのような最後を迎えたのか等です。最初に、ヒルデガーンのプロフィールや登場したドラゴンボールの劇場版についての概要やあらすじを簡単に紹介します。
ヒルデガーンのプロフィール
「ヒルデガーン」は劇場版『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』に登場した敵キャラです。ドラゴンボールに登場しているキャラの中では珍しく巨体であり、頑丈な装甲を持っているだけでなく脱皮して進化した後は羽根まで生えました。1000年前に南の銀河にある「コナッツ星」で生まれた後星を壊滅寸前まで追い込みましたが、「タピオン」とその弟「ミノシア」の体内へと封印され以降1000年間封印され続けています。
映画「ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」の概要
ヒルデガーンが登場した『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』は1995年7月15日に公開され始めたドラゴンボールの16作目の劇場版で、キャッチコピーは「勇者と共に復活した最強の敵!!悟空のパワーはヒュージョンを超える」です。しかし、作品のポスターには「今度は悟空と悟飯がヒュージョン!?」等と内容と違いがある事が書かれていました。作中での時間軸は魔人ブウ編の終了後という事は確実ですが、戦いの直後なのか時間が経っているのかははっきりとしていません。
映画「ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」のあらすじ
魔人ブウとの戦い終了後は平和な日々が続く地球でグレートサイヤマンとして活動を行っていた悟飯とビーデルは、「ホイ」と名乗る老人からオルゴールの中に封じられた勇者を復活させてほしいと頼まれます。鳴らすと開くはずのオルゴールはどうしても鳴らず、神龍の力で開けると中から「タピオン」と名乗る青年が現れました。タピオンは幻魔人「ヒルデガーン」の上半身を封印し続けていましたが、先に復活していた下半身の影響で抑えきれなくなり完全に復活してしまったヒルデガーンと悟空達との戦いが始まりました。
【ドラゴンボール】ヒルデガーンの戦闘力や強さを考察
ドラゴンボールの時系列では魔人ブウ編終了後に登場したヒルデガーンは、劇場版登場キャラクターの中でもかなり上位の戦闘力を持っています。公式からも、ドラゴンボールZの劇場版で登場した敵キャラの中では2番目に強いと発言されました。ここからはヒルデガーンが作中で見せた戦闘力や強さ、悟空と戦いでの最後の結末等について解説をしていきます。
ヒルデガーンの戦闘力
ヒルデガーンは作中では超サイヤ人3「ゴテンクス」に敗北していますが、敗北後に脱皮して完全体となりました。完全体となった後はゴテンクスを一撃で沈め、「孫悟飯」も簡単に尻尾で捉えました。攻撃方法は火炎放射や尻尾を使用した攻撃の他に、体を煙のように気体化して実体を無くす能力を持ちます。実体が無い間は全ての攻撃が通じないだけでなく空振った攻撃の後に強烈なカウンターが飛んできますが弱点もあり、タピオンの持つ剣は有効なのとヒルデガーンの攻撃中は実体が存在しているため大きな隙となっています。
ヒルデガーンの強さはジャネンバより上?
ヒルデガーンとよく強さを比べられるキャラが、1つ前に放映された劇場版『ドラゴンボールZ 復活のヒュージョン!!悟空とベジータ』に登場した「ジャネンバ」です。公式マル秘ノートでは劇場版で登場した敵の中ではジャネンバが最強とされていて、作中でも超サイヤ人3に変身した「孫悟空」を倒しました。一方ヒルデガーンは、最後は超サイヤ人3に変身した孫悟空に敗れているためジャネンバよりも下ではないかと考える視聴者も多いです。
ヒルデガーンと悟空の戦いの最後
完全体となったヒルデガーンに、ゴテンクス・孫悟飯だけでなく「ベジータ」も敗北しました。次々と戦闘不能になっていく状況を見た孫悟空は、超サイヤ人3に変身する事を決意しています。最後は、超サイヤ人3となった悟空がヒルデガーンの攻撃する間に実体が現れるという能力の隙をつき「龍拳」で胴体を貫いて勝利を決めました。龍拳は数少ない悟空のオリジナル技でピッコロ大魔王との戦いで悟空が止めに使用した技で、以降の作品でも何度か使用されています。
【ドラゴンボール】ヒルデガーンの正体や名前の由来
ドラゴンボールの劇場版でいきなりタピオンと一緒に封印されている状態で現れたヒルデガーンですが、過去に何があって封印されたのでしょうか。ヒルデガーンの生まれた理由等正体や復活の経緯、名前の由来について解説していきます。
ヒルデガーンの正体
ヒルデガーンの正体は、南の銀河に位置するコナッツ星で悪の気を吸い取っていた魔神像です。魔神像はコナッツ星に流れ着いた魔導師達が邪悪なエネルギーを注ぎ込んだことが原因でヒルデガーンに変身し、コナッツ星を壊滅寸前に追い込みました。しかし、「タピオン」「ミノシア」の兄弟のオカリナがヒルデガーンの動きを止めたところを伝説の剣で上半身と下半身に両断され、それぞれの半身を兄弟の体内に封印されています。
ヒルデガーンの復活の経緯
ヒルデガーンを封印したタピオン兄弟をヒルデガーンを生み出した魔導師達が狙い始めたため、2人は自らをオルゴールに封印した上ヒルデガーン復活を防ぐために別々の銀河へと流されました。しかし、オルゴールは魔導師達の生き残りのホイに見つかり、物語の冒頭で弟のミノシアは封印を解かれた下半身によって殺害されてしまいます。タピオンも神龍によって復活した後もヒルデガーンの半身を抑え続けていましたが、徐々に強くなっていく力をタピオンは抑えきれなくなりついに復活を許してしまうことになりました。
ヒルデガーンの名前の由来
ヒルデガーンのデザインは、劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』の企画をしている「蛭田成一」さんがショックを受けるそうなデザインが採用されています。名前の由来も「蛭田(ヒルデ)ショック(ガーン)」から取って、蛭田さんがショックを受けるような名付けをされました。
【ドラゴンボール】ヒルデガーンの声優
ヒルデガーンには、劇場版だけでなく後に登場したゲームでも声優がつきました。各作品で役を演じた声優について紹介していきます。
ヒルデガーンの声優は「青森伸」
ヒルデガーンの声を担当していたのは「青森伸」さんです。1980年代や1990年代に、週刊少年ジャンプのアニメ化した作品の声優を多く担当していました。青森伸さんのプロフィールや担当していた他の作品のキャラ等を紹介します。
青森伸のプロフィール
- 本名:一戸和男
- 出身地:青森県
- 生年月日:1941年10月20日
- 血液:O型
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 事務所:青二プロダクション
- 身長/体重:178cm/77kg
青森伸さんの名前は出身地の青森県にちなんだ芸名で、本名は「一戸和男」さんという名前です。1960年代に声優としてデビューした後は、声優だけでなくナレーターや時代劇・刑事ドラマ等の俳優としても活躍していました。青森さんは釣り番組に出演するほどの釣り好きとして知られている他、家庭菜園も趣味にしています。
青森伸の主な出演作品
青森さんの主な出演作品は『忍たま乱太郎』の「矢沢永吉」、『BLACK CAT』の「トルネオ=ルドマン」、『幽遊白書』の「黒桃太郎」、『ダイの大冒険』の「マトリフ」、『ONE PIECE』の「チンジャオ」等を演じました。また、ドラゴンボールではヒルデガーン以外にも、「メタリック軍曹」「キビト」「七星龍」「ビッシュの父」「ゲットー」を演じています。
【ドラゴンボール】ヒルデガーンに対する世間での評判や人気
ヒルデガーンは、公式では劇場版に登場した敵キャラの中で2番目に強いと発表されています。しかし、作中では悟空より戦闘力が上であるはずの悟飯やゴテンクスを倒していますが、最後は2人より戦闘力が下であるはずの悟空に倒されました。ブウ戦から時間が経っている場合は悟飯達が修行をサボって実力が落ちている可能性も考えられますが、作中での戦いの結果からヒルデガーンの強さがよく分からない事になっていて視聴者達も混乱しています。
ヒルデガーンは劇場版に登場した敵キャラの中では決して人気が高い方ではありません。ネット上では人気が無い又は忘れ去られているという評価でしたが、ソーシャルゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』で登場した際には攻撃を避けまくるという別の理由で数多くのプレイヤーから嫌われていました。
当時ドラゴンボールの映画を見ていた時には子供だった視聴者も多く、トラウマとして残ったシーンの1つにヒルデガーンが関係する場面をあげる人も多いです。ヒルデガーンの恐ろしい外見がトラウマとなっている人は多いですが、中にはタピオンから上半身が抜け出るシーンや人間を捕食するシーンをあげる人もいました。しかし、捕食シーンだけは極一部の視聴者に、トラウマでは無く性癖へと影響を与えていたようです。
【ドラゴンボール】ヒルデガーンの戦闘力は高かった
この記事では、ヒルデガーンの強さ・名前の由来・正体・最後についての解説を行ってきました。ドラゴンボールZの劇場版に登場した敵キャラの中では戦闘力は2番目に高いと公式から発表され、実際に作中でも特に高い戦闘力を持つ悟飯・ゴテンクス等を戦闘不能に追い込んでいます。しかし、最後は2人より戦闘力の低い悟空に敗北したため、高い戦闘力を持つことは分かっているものの、キャラの中での強さがどの辺りに位置づけられるのかは非常に分かりにくくなっています。
この記事のライター
kaewru
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