【名探偵コナン】水無怜奈の正体は二重スパイ?キールとしての顔や死亡説も
『名探偵コナン』の水無怜奈は作中でアナウンサーとして登場しましたが、その直後に黒の組織やCIAと関係する人物と判明し、コナンやFBIと大きく関わっていきます。そんな『名探偵コナン』の水無怜奈について、CIAとしての正体や黒の組織との関係性などをまとめました。
目次
【名探偵コナン】水無怜奈とは?
『名探偵コナン』の水無怜奈は作中で様々な顔を持つキャラの1人で、正体が明かされるまでは黒の組織が関わるストーリーで中心的な人物として活躍していました。そんな『名探偵コナン』の水無怜奈のプロフィールを紹介します。
水無怜奈のプロフィール
『名探偵コナン』の水無怜奈は年齢27歳、血液型AB型、カール状の前髪が特徴的な女性です。日売テレビで活躍中の人気アナウンサーで、初登場時から少し前までは朝の番組に出演していましたが、その時点では日曜日の夕方のニュース番組に出演していました。
名探偵コナンの概要
『名探偵コナン』は青山剛昌作の漫画で、1994年から『週刊少年サンデー』で連載されている作品です。1996年のアニメ化を始め、テレビドラマや舞台、ゲームなど様々なメディアミックス展開も行っています。殺人ラブコメと題される作品でもあり、殺人事件や黒の組織の謎を追うミステリー要素と多数のキャラクターの関係性が魅力の作品となっています。
名探偵コナンのあらすじ
東の高校生探偵と言われるほど難事件の解決で活躍していた工藤新一は、幼なじみの毛利蘭と訪れた遊園地で、黒ずくめの男によって薬を飲まされ、身体が縮んでしまいます。組織の男は毒薬として飲ませたと思っていたことから、自分が生きているのがバレると不味いと思い、新一は阿笠博士を頼りに正体を隠して、江戸川コナンとして黒の組織を追うと決めました。
【名探偵コナン】水無怜奈の正体は二重スパイ?
『名探偵コナン』の水無怜奈はかなり複雑な環境に身を置いていて、正体がわかるまでは敵か味方か判断しづらいキャラでした。そんな『名探偵コナン』の水無怜奈の正体や過去、死亡説について紹介します。
水無怜奈の正体はCIA捜査官で本名は本堂瑛海
『名探偵コナン』の水無怜奈の正体はCIA捜査官であり、本名は本堂瑛海でした。黒の組織に諜報員として潜入しており、表の顔であるアナウンサーの水無怜奈を隠れ蓑にしつつ、黒の組織の同行を探っています。
水無怜奈のキールとしての顔
『名探偵コナン』の水無怜奈は黒の組織ではコードネーム「キール」となっていて、日本における黒の組織の活動では前線で暗躍しています。キールとして動く際は冷静で感情を表に出さない人物となっていて、黒の組織内から探りを入れられても何とか流しています。
水無怜奈の父親であるイーサン・本堂の死亡理由
『名探偵コナン』の水無怜奈は、父親であるイーサン・本堂を作中の4年前に亡くしています。イーサン・本堂もCIA捜査官であり、同じように黒の組織へ潜入していましたが、水無怜奈のミスから2人の正体がバレる状況になってしまいます。しかし、イーサン・本堂は自分をCIA諜報員として水無怜奈が始末したように見せかける手段を取り、最終的には自分で拳銃を引いて死亡しました。
水無怜奈が黒の組織で二重スパイを続ける理由
『名探偵コナン』の水無怜奈がスパイを続けるのは、父親のイーサン・本堂が死に際に任務を託す言葉を遺していたことが大きな理由となっています。父親の死亡した時には涙を浮かべていた水無怜奈ですが、その後も強い意志を持って黒の組織への潜入を続けています。
水無怜奈の弟は本堂瑛裕
『名探偵コナン』の水無怜奈には弟で高校2年生の本堂瑛祐がいます。本堂瑛海と本堂瑛祐は幼少期に別れていましたが、アナウンサーとして活躍した水無怜奈の見た目が姉に似ていたことから瑛祐の方が彼女を探し始めます。現在は水無怜奈のとFBIの取引によって証人保護プログラムを申請しながら、自らもCIAを目指すために勉強しています。
水無怜奈の名前の由来
『名探偵コナン』の水無怜奈は、イアン・フレミングの小説及びそれを原作とした映画の『007』が由来となっています。「水」が女性を表す「ミス」で、「無怜奈」が「007」となることから、黒の組織にスパイとして潜入する女性版007という意味になっています。
水無怜奈の死亡説とは?再登場した?
『名探偵コナン』の水無怜奈は、土門康輝の暗殺計画において意識不明の重体となり、その後に暫く出番がなかったため、死亡説が囁かれるようになりました。しかし、実際は意識を取り戻しており、FBIと取引した上で再度黒の組織へ潜入しています。
【名探偵コナン】水無怜奈と他キャラの関係
『名探偵コナン』の水無怜奈は黒の組織のキールとして潜入しているため、同じ組織内のメンバーや対抗するFBIのキャラとの関係性が多くなっています。そんな『名探偵コナン』の水無怜奈と他キャラの関係を紹介します。
水無怜奈と赤井秀一の関係
『名探偵コナン』の水無怜奈と赤井秀一は、取引上の繋がりがある関係となっています。FBIとして赤井秀一が手を組むように提案しており、後に黒の組織から赤井秀一を抹殺するように命じられた際は、江戸川コナンの助言を受けながら2人で偽装工作を行っています。その後は、キールとして潜入中にFBIと連絡する際は、赤井秀一を経由しています。
水無怜奈と江戸川コナンの関係
『名探偵コナン』の水無怜奈と江戸川コナンについても、赤井秀一と同じような協力関係にあります。アナウンサーとしての水無怜奈の依頼からコナンにキールとバレてしまいますが、結果的にはコナンの機転で赤井秀一の死亡偽装や黒の組織への再潜入を果たしています。一方、コナンは疑っている段階でも水無怜奈の本来の優しい部分に気付いていました。
水無怜奈とジンの関係
『名探偵コナン』の水無怜奈とジンは、同じ黒の組織ながらもあまり信頼されていない関係となっています。土門康輝の暗殺計画の失敗後からジンはキールの正体に疑惑を持っており、行動を共にしつつも隙があれば殺意を向けるなど、危険な状態が続いています。
水無怜奈とベルモットの関係
『名探偵コナン』の水無怜奈とベルモットの関係も、やや疑惑の目を持たれている状態です。土門康輝の暗殺計画の前にキールの発言からベルモットは探りを入れていますが、その後は特に言及されていません。
【名探偵コナン】水無怜奈の登場回や名言
『名探偵コナン』の水無怜奈は、頻繁に登場するキャラではありませんが、登場した際にはストーリーを大きく動かしています。そんな『名探偵コナン』の水無怜奈が登場する回や作中の名言について紹介します。
水無怜奈の登場回
『名探偵コナン』の水無怜奈が初登場したのは原作漫画だと48巻、アニメだと第425話で、一連のストーリーは「ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間」と題されています。その後は53巻から54巻の「黒の組織の影」、56巻から59巻の「赤と黒のクラッシュ」がメインで活躍するストーリーとなっています。
水無怜奈の名言
『名探偵コナン』の水無怜奈は作中で印象的な台詞をいくつか言っています。そんな『名探偵コナン』の作中で水無怜奈が言った名言を見ていきましょう。
水無怜奈の名言①「昔、私にもあれくらいの…」
昔、私にもあれくらいの弟がいたから…
出典: renote.net
水無怜奈の名言その1は「昔、私にもあれくらいの…」から始まる台詞です。ピンポンダッシュの犯人が自分に死亡した母親の面影を見た少年だったことがわかり、水無怜奈は行為を窘めながらも少年を見送りました。その際、少し涙ぐんでいたのを毛利蘭に見られて、この言葉を言いました。この弟とは本堂瑛祐のことであり、水無怜奈が本堂瑛海として今も弟を大切に思っていることがわかるシーンです。
水無怜奈の名言②「私達の功績は日の目を…」
私たちの功績は日の目を見ることはないけど…失敗はすぐに知れ渡ってしまうんだから…
出典: renote.net
水無怜奈の名言その2は「私達の功績は日の目を…」から始まる台詞です。土門康輝の暗殺計画の実行中、ジンに対して言った言葉になります。この言葉はCIAの常套句であり、江戸川コナンはそこから水無怜奈の正体を察していました。迂闊にも見える言葉ですが、父親の意志を継いでCIAとして活動する水無怜奈らしい台詞でもあります。
水無怜奈の名言③「私も驚いたわ…」
私も驚いたわ…こんなにうまく行くなんて…
出典: renote.net
水無怜奈の名言その3は「私も驚いたわ…」から始まる台詞です。黒の組織に再潜入後、赤井秀一の抹殺を命令された際に、赤井秀一の台詞に対する言葉になります。表面上は赤井秀一の抹殺がうまくいったように見えますが、実際は江戸川コナンによる作戦が狙い通り成功した驚きでした。
【名探偵コナン】水無怜奈の声優
アニメ『名探偵コナン』でも水無怜奈及びキールの活躍が描かれており、声優による声付きで名シーンを見られます。そんなアニメにおける水無怜奈の声優について紹介します。
水無怜奈の声優は「三石琴乃」
アニメ『名探偵コナン』で水無怜奈を演じた声優は三石琴乃さんです。様々な顔を持つキャラですが、黒の組織のキールとしては冷静な声、水無怜奈の本来の性格を感じさせる優しい声など、状況に応じた声で演じています。
三石琴乃のプロフィール
三石琴乃さんは東京都出身で、1967年12月8日生まれの声優・ナレーター・舞台女優です。小学校の頃に放送委員会に入っていて、そこから声優に興味を持居、高校3年生の時に声優養成所のサマースクールの参加をきっかけに目指すようになりました。その後、1989年に声優デビューを果たして、様々な作品に出演するようになります。
三石琴乃の主な出演作品
三石琴乃さんの主な出演作品としては、『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ/セーラームーン、『剣勇伝説YAIBA』の峰さやか、『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト、『少女革命ウテナ』の有栖川樹璃、『GTO』の神崎麗美、『機動戦士ガンダムSEED』のマリュー・ラミアス、『ドラえもん(テレビ朝日版第2期)』の野比玉子、『ONE PIECE』のボア・ハンコック、『ゾンビランドサガ』の山田たえなどがあります。
【名探偵コナン】水無怜奈に対する世間での評判や人気
ここでは『名探偵コナン』の水無怜奈について世間での評判や人気を紹介します。重い過去を背負いながらスパイ活動を続けるキャラとして、様々な意見や感想が出ていました。
『名探偵コナン』の水無怜奈について、父親との過去の壮絶さに驚いたという感想がありました。娘を助けるためとはいえ、目の前で父親が自分の前で自殺する姿を見せられるのはあまりにも可哀想だと思った人が多いようです。
『名探偵コナン』の水無怜奈について、本編でもっと活躍して欲しいという意見がありました。赤井秀一の死亡偽装以降はやや出番が減っていて、黒の組織として登場する時も深堀されることが少なくなっています。そのため、登場時の活躍を望む声が出てきているようです。
『名探偵コナン』の水無怜奈の声優について、三石琴乃さんだと驚く感想も出ていました。キールを演じる際はクールな演技となっているため、キャスト欄を見るまではわからなかった人もいるようです。
【名探偵コナン】水無怜奈の正体はCIA捜査官だった
『名探偵コナン』の水無怜奈は日売テレビのアナウンサーとして登場しましたが、その正体はCIAの諜報員・本堂瑛海であり、黒の組織にはキールのコードネームで潜入しています。過去に父親のイーサン・本堂を失いながらも同じCIAとして任務を託され、現在はFBIと繋がりつつも潜入を続けています。そんな水無怜奈の活躍を原作漫画やアニメの該当エピソードで確認してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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