【名探偵コナン】本堂瑛祐は謎の多いクラスメイト?正体や登場シーンを紹介
大人気作品の『名探偵コナン』に登場する本堂瑛祐は、毛利蘭たちが通う帝丹高校に転校してくるキャラです。本堂瑛祐は、たくさんのキャラが登場する『名探偵コナン』の中でも謎の多いキャラです。そんな謎に包まれた本堂瑛祐の正体や登場シーンを紹介します。
目次
【名探偵コナン】本堂瑛祐とは?
『名探偵コナン』に登場する、謎の多いキャラである本堂瑛祐とは一体どんなキャラなのでしょうか。大きな目と眼鏡が特徴で、どこか中性的な雰囲気のある本堂瑛祐について、『名探偵コナン』の概要と共に紹介します。
本堂瑛祐のプロフィール
本堂瑛祐は17歳の男子高校生として登場します。出生時の血液型はO型で、骨髄移植によりAB型へと変わりました。身長や体重などは不明ですが、華奢な体型をしており、女の子と間違われることも多くあります。眼鏡が外れてしまうと人物を認識できないことから、視力はとても悪く、常に眼鏡をかけています。
名探偵コナンの概要
『名探偵コナン』は『週刊少年サンデー』にて1994年より連載中の漫画作品です。1996年からはテレビアニメの放送が開始となり、20年を超える長寿番組となっています。2023年2月時点での単行本の全世界累計発行部数は2億7,000万部を突破しています。1997年からは毎年4月に劇場版が公開され、春休みの定番映画となっています。長年愛され、子どもから大人まで数多くのファンがいる人気作品です。
名探偵コナンのあらすじ
主人公の工藤新一は、高校生探偵として活躍し、警察の捜査などにも協力していました。ある日、幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行った工藤新一は、黒ずくめの男たちの怪しい取引を目撃してしまいます。取引を目撃してしまった工藤新一は、黒ずくめの男たちに謎の薬を飲まされ、目覚めると小学1年生の体になっていました。工藤新一は、江戸川コナンとして生活しながら、元の体に戻るために黒ずくめの組織を追いかけながら、数々の事件に巻き込まれていきます。
【名探偵コナン】本堂瑛祐は謎が多いクラスメイト?性格は?
本堂瑛祐は、毛利蘭と鈴木園子のクラスメイトというだけでなく、作品にも影響を与える存在です。登場時から謎の多いキャラとして、その言動が注目されていました。そんな本堂瑛祐の言動と、性格について紹介します。
本堂瑛祐は帝丹高校に転校してくる
本堂瑛祐は、主人公の工藤新一や、毛利蘭、鈴木園子が通う帝丹高校2年B組に転校してきます。毛利蘭と鈴木園子とはクラスメイトになります。毛利蘭と初めて会った際には、女の子と間違われるというエピソードもあるほど、中性的な風貌をしています。転校してきた目的は、幼い頃に離れ離れになった姉を探すため、毛利小五郎に近づくことでした。
本堂瑛祐の性格
本堂瑛祐の性格は、一言で表すと「ドジっ子」です。何もない所で転んだり、転んだ弾みで女の子の体を触ってしまうようなドジを繰り返すような、どんくさい性格です。一見ドジが目立つ性格ですが、一方で疑いを持った相手を衝動的にハサミで刺そうとするなど、攻撃的な性格も持ち合わせています。頭の回転が早い切れ者の部分もあり、コナンからも一目置かれる存在となります。
本堂瑛祐は毛利蘭に一目ぼれする
本堂英祐は工藤新一の幼馴染であり、クラスメイトの毛利蘭に好意を寄せます。作中でも「一目ぼれした」と発言しています。後に、コナンに「蘭に告白する」と言って挑発するシーンも登場します。毛利蘭の方は本堂英祐を特別意識しておらず、完全に本堂英祐の片思いに終わってしまいます。
本堂瑛祐はコナンの正体に気づいた?
本堂英祐が毛利蘭に好意を寄せているという状況に気づいたコナンは、本堂英祐と毛利蘭が接近するのを度々阻止します。本堂英祐とコナンは互いを怪しむようになります。そして、本堂英祐が「毛利蘭に告白する」とコナンに言った際にはコナンが「ダメだ」と強く止めます。最終的にはその言動が決め手となり、コナンが工藤新一であることを確信します。
本堂瑛祐の名前の由来
『名探偵コナン』に登場するキャラにはそれぞれ探偵や小説家などにちなんだ名前の由来があります。本堂英祐の名前の由来は、『007』シリーズの主人公であるジェームス・ボンドのボンドに漢字を当てはめ、本堂となったと言われています。そして、英祐は日本の推理作家であり第13回「江戸川乱歩賞」を受賞した経歴を持つ、海渡英祐から名前を取ったとされています。
【名探偵コナン】本堂瑛祐の正体や家族を考察
謎の多い転校生として『名探偵コナン』に登場し、毛利蘭のクラスメイトとなった本堂瑛祐の正体は一体何だったのでしょうか。黒の組織との関係も疑われる本堂瑛祐の正体や、謎に包まれた家族について考察しました。
本堂瑛祐の正体は黒の組織のメンバーではなかった
周囲からはドジっ子と見られている本堂瑛祐ですが、コナンの周辺で怪しい動きを見せていたことから、コナンからは黒の組織のメンバーではないかと疑われていました。しかし、実際は本堂瑛祐は黒の組織のメンバーではなく、行方がわからない姉にそっくりなアナウンサーの水無怜奈と最後に会っている毛利小五郎に接触することが目的でした。
本堂瑛祐の父親の正体
本堂瑛祐の家族構成は、父、母、姉となっています。父と母は既に他界しており、現在の家族は行方不明となっている姉の本堂瑛海のみです。本堂瑛祐の父親はイーサン・本堂という名で、実はCIAの諜報員だったことが判明しています。イーサン・本堂は娘と共に黒の組織に潜入していましたが、黒の組織に正体がバレてしまい、組織に殺される前に自ら死を選びました。
本堂瑛祐の姉の正体
本堂瑛祐の残された家族である姉の本堂瑛海は、水無怜奈として日売テレビのアナウンサーをしていました。しかし、その正体は父親と同じく、黒の組織に潜入するCIA諜報員だったのです。黒の組織でのコードネームは「キール」です。本堂瑛祐は、家族がCIAの諜報員であったことは知らず、病院で眠る水無怜奈を殺害しようとしてしまいますが、実は目覚めていた姉に止められ、水無怜奈が本堂瑛海であると知ることとなります。
本堂瑛祐の血液型の謎
黒の組織の一員である水無怜奈とよく似ている本堂瑛祐は姉弟であり、黒の組織の人間ではないかとコナンは疑います。血液型が本堂瑛祐はO型、姉の瑛海はAB型だったため、姉弟である可能性は消失し、2人に血縁関係は無いかと思われました。しかし、実は本堂瑛祐は過去に白血病治療のため、姉から骨髄移植を受け、AB型になっていたことを知らなかったのです。そのため、本堂瑛祐は自分の血液型はO型で、本堂瑛海もO型であると思い込んでいたのです。
本堂瑛祐の現在
家族がCIA諜報員だったことを知った本堂瑛祐は、自身もCIAになるべく、アメリカへの留学を決意します。FBIから、証人保護プログラムで別人として生きる方法を打診されますが、その提案は断り、CIAを目指します。悪事を暴いて、いずれは姉と共に組織を壊滅させるという強い決意を胸に旅立ちます。
【名探偵コナン】本堂瑛祐の登場回や登場シーン
『名探偵コナン』ではたくさんの個性的なキャラが登場します。エピソードによって、シリアスな場面とコミカルな場面もあり、コナンと他のキャラとのやり取りも見何処との一つとなっています。そんな『名探偵コナン』で本堂瑛祐が登場する回や、登場シーンについて紹介します。
登場回①もう戻れない二人
本堂瑛祐が初登場するのは『名探偵コナン』単行本の49巻、アニメ429話と430話です。毛利蘭、鈴木園子のクラスメイトとして登場し、毛利小五郎のファンだということで、毛利探偵事務所まで遊びにやってきます。水無怜奈にそっくりな姿にコナンは警戒します。そんな中、毛利探偵事務所には彼女を捜してほしいと一人の依頼人が現れます。本堂瑛祐もコナンのことを不審に思います。
登場回②封印された洋窓
2回目の登場は『名探偵コナン』単行本51巻、アニメ446話、447話です。鈴木家が所有する群馬県の別荘に招かれた毛利蘭、コナン、本堂瑛祐は殺人事件に巻き込まれてしまいます。コナンはいつも通り捜査を始めますが、その様子を本堂瑛祐は怪しんで観察します。コナンもその視線に気づいており、刑事や園子を眠らせず事件を解決へと導きます。
登場回③黒の組織の影シリーズ
本堂瑛祐の登場3回目は『名探偵コナン』単行本53、54巻、アニメ462~465話です。このエピソードでは、いくつかの事件が発生し、黒の組織も関わります。本堂瑛祐が探す水無怜奈は事故により入院し、FBIがかくまうこととなります。本堂瑛祐は水無怜奈の居場所を探るため、毛利小五郎に「面白い事件がある」と別の事件を持ち掛け誘導します。
登場回④赤と黒のクラッシュ
本堂瑛祐の登場4回目は『名探偵コナン』単行本57~59巻、アニメ491~504話です。水無怜奈の入院先を突き止めた本堂瑛祐は、水無怜奈が自分の姉の偽物であると思い込み、はさみを突き刺そうとします。そこへコナンが現れ、2人は姉弟であるということを知らされ、姉がCIAの諜報員であることも明かされます。
登場回⑤カラオケボックスの死角
5回目の登場は『名探偵コナン』単行本60巻、アニメ507、508話です。コナンと本堂瑛祐、鈴木園子、毛利蘭は本堂瑛祐の復帰祝いのため、カラオケボックスに向かいます。カラオケボックスで事件が起きてしまいますが、無事解決します。コナンと2人きりになった本堂英祐は、「蘭に告白すると新一に伝えて」とコナンを挑発しますが、コナンは工藤新一として、「ダメだ」と強く言い返します。
【名探偵コナン】本堂瑛祐の声優
『名探偵コナン』に登場する謎のキャラ本堂瑛祐の声をアニメ版で担当した声優について紹介します。本堂瑛祐は、登場回数は少ないものの、黒の組織に関わる重要な役割を果たすキャラです。中性的な容姿とドジっ子に見えて実は切れ者という個性的なキャラを演じた声優はどんな声優なのでしょうか。
本堂瑛祐の声優は「野田順子」
アニメ『名探偵コナン』で本堂瑛祐の声を担当したのは声優の野田順子さんです。野田順子さんは、声優のみならず歌手活動も行っています。その声質から、ボーイッシュな女の子や少年役を多く演じています。野田順子さんは自身の得意とする関西弁を活かしたキャラも担当するなど、幅広く活躍する声優です。
野田順子のプロフィール
野田順子さんは1971年生まれ、大阪府出身の声優です。現在はフリーで活動しています。1993年より声優活動を開始し、1999年からは歌手活動を開始し、ライブ活動を積極的に行っています。1999年に発売されたゲームソフト『ときめきメモリアル2』にてメインヒロインを演じ、一躍有名となりました。『名探偵コナン』では、本堂瑛祐以外にも沼田婦警(初代)、三井圭一も担当しています。「のだじゅん」の愛称で親しまれています。
野田順子の主な出演作品
野田順子さんの主な出演作品は『ONE PIECE』のたしぎです。『ONE PIECE』は「週刊少年ジャンプ」にて1997年より連載中の大人気漫画です。野田順子さん演じるたしぎは、海軍に所属し、「モクモクの実」の能力者であるスモーカーの部下です。女剣士として腕が立ちますが、天然ボケでドジな部分もあり、皆から愛されるキャラです。
【名探偵コナン】本堂瑛祐に対する世間での評判や人気
本堂瑛祐が好きで、また登場してほしいという声がたくさんあがっていました。『名探偵コナン』には個性的で魅力的なキャラが多く登場しますが、その中でも本堂瑛祐の人気はかなり高いキャラです。アメリカ留学へ旅立ってからは登場が無く、再登場を望むファンがたくさんいます。
『名探偵コナン』に本堂瑛祐が毛利蘭のクラスメイトとして登場してからの展開が好きという声も、たくさんあがっていました。一見ドジっ子な本堂瑛祐が実は切れ者であるというところも人気の秘訣のようです。本堂瑛祐が登場するエピソードは、黒の組織との関わりや、姉との関係などハラハラさせる展開が多く、ファンを魅了しています。
本堂瑛祐がかわいいという声があがっていました。最初、女の子だと思った人も多く、中性的でかわいいとファンの間で人気です。ドジっ子な部分もかわいいと言われる理由で、女性からの人気が高く、登場回数が少ないながらも愛されるキャラです。
【名探偵コナン】本堂瑛祐は水無怜奈の弟だった
『名探偵コナン』に登場する本堂瑛祐は、登場時は謎が多く怪しいキャラでした。物語が進むにつれて、水無怜奈が本堂瑛祐の姉であることを知ります。家族の真実を知った本堂瑛祐は、自身もCIAになるべくアメリカへ旅立ちます。その後、本堂瑛祐の原作での登場はありませんが、今後も登場する可能性は大いにあります。今後の活躍に期待しましょう。
この記事のライター
yonekao
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