【名探偵コナン】風見裕也は「ゼロの執行人」で活躍!その他の登場シーンも
名探偵コナンの劇場映画、『ゼロの執行人』では公安警察ゼロの安室と連絡を取れる部下として準主役級の活躍を見せた風見裕也について紹介します。名探偵コナンに登場する風見裕也の活躍や登場シーン、他キャラとの関係性についてまとめていきます。
目次
【名探偵コナン】風見裕也とは?
名探偵コナンの劇場映画『純黒の悪夢』から初登場した風見裕也は、同僚に対する嫌われ役を担ったり上司である安室から臨機応変な対応を求められる命令を受けたりと苦労人な立ち位置に置かれているキャラでしたが、『ゼロの執行人』ではそれまでの不遇な扱いを払拭する目覚ましい活躍をして人気を集めました。まずは名探偵コナンにおける風見裕也のプロフィールをまとめ、名探偵コナンの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
風見裕也のプロフィール
- 本名:風見裕也(かざみゆうや)
- 性別:男性
- 年齢:30歳
- 所属:警視庁公安部
- 階級:警部補
- 家族構成:不明
風見裕也の性格
風見裕也は公安所属の警察で安室透こと降谷零の部下です。生真面目で堅物な人柄をしており上司の降谷からの指示を受けて的確に任務を遂行していますが、一方でオタク趣味を持っており劇中ではオンラインゲームにハマっている様子が描かれていました。
風見裕也の名前の由来
風見裕也という名前は『機動戦士Zガンダム』の主人公、カミーユ・ビダンが元ネタとなっています。風見は偽名として『飛田男六』を使っていますが、この名前もカミーユ・ビダンの『ダン』、六はZガンダムの型式番号『MSZ-006』に由来しています。また、風見の上司の安室も初代ガンダム主人公のアムロ・レイが由来となっており関連性があります。
名探偵コナンの概要
名探偵コナンは青山剛昌によって週刊少年サンデーに連載されている漫画作品です。少年になってしまった高校生探偵が数々の事件を解決していく推理漫画として評判を呼んでおり、1994年の初掲載から2022年9月にかけて単行本102巻までを刊行、全世界累計発行部数は2億7000万部を突破しています。
名探偵コナンのあらすじ
天才高校生探偵として活躍していた工藤新一は、ある日幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行った時に謎の組織が裏取引をしている現場を目撃し動向を探ろうとしました。しかし、背後から忍び寄っていた影に気付かず殴り倒されてしまうと、毒薬を飲まされ身体が幼児化してしまいました。身を隠すために自らを江戸川コナンと名乗った新一は、毛利蘭の父が営む探偵事務所に居候しながら黒の組織の陰謀を追っていくことになります。
【名探偵コナン】風見裕也の活躍や登場回
風見は初登場からしばらくあまりスポットが当てられないサブキャラとして扱われていましたが、『ゼロの執行人』にて人気を獲得しスピンオフ作品『ゼロの日常』に登場するようになりました。ここでは名探偵コナンにおける風見裕也の活躍や登場回についてまとめていきます。
風見裕也の映画での登場シーン
名探偵コナンの劇場映画では初登場を飾った20作品目『純黒の悪夢』から始まり、22作品目『ゼロの執行人』と23作品目『ハロウィンの花嫁』に登場しています。風見は初登場時とその後では人柄が変化しているため、その変わりように注目していきましょう。
映画「名探偵コナン 純黒の悪夢」
『純黒の悪夢』では黒の組織の1人・キュラソーの捜索任務を任され、目暮警部たちの前に姿を現し高圧的な態度で引き渡すよう要求しました。キュラソーの身柄を確保した後は記憶を取り戻すために観覧車を捜査しますが、キュラソーの誘導に気付かずゴンドラ内で襲撃され、取り残されてしまったところをコナンによって救出されました。エンドロールでは目暮警部と握手し和解する瞬間が描かれていました。
映画「名探偵コナン ゼロの執行人」
『ゼロの執行人』では東京サミットの会場が爆発した事件を捜査することになり、降谷から指示を受けた風見は毛利小五郎を1度容疑者に仕立て上げた後、弁護士に橘境子をつかせる働きをしました。この計画によりコナンが独自に捜査を始めるようになり、間接的にコナンの推理を真実へ導いていきました。
映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」
『ハロウィンの花嫁』では降谷の右腕として登場しています。『揺れる警視庁』で逮捕された爆弾犯が脱獄し確保に向かった際、首輪爆弾の爆発に巻き込まれて負傷してしまい降谷はプラーミャに首輪爆弾を着けられてしまいます。身動きが取れなくなった降谷に変わって風見はコナンや刑事たちを繋ぐパイプ役として立ち回り、降谷の首輪爆弾を見事に解除しました。
風見裕也のアニメと原作漫画での登場回
名探偵コナンのアニメ版と原作漫画では『心のこもったストライプ』と『牧場の悲劇』、『怪盗キッドVS安室透』に登場しています。原作では登場回数がかなり少ないですが、不憫な扱いを受けて可愛らしい一面を見せることが多いです。
登場回①心のこもったストラップ
『心のこもったストライプ』では突然降谷から電車の窓に息を吹きかけろと命令され、風見は周りの目線を気にしながらその指示に従いました。すると窓に子どもの名前が浮かび上がり風見はその名前を降谷に伝えます。同時に何の事件の捜査だったのか訊こうとしましたが、そこで電話は切られてしまいました。
登場回②牧場の悲劇
『不気味な牧場』では犯人に監禁されてしまった風見を降谷が救出に向かいました。降谷は犯人に捕まってしまい地下に閉じ込められてしまいましたが、そうと知らなかった風見は「これで助かる!」と喜びます。その後、風見が事件の推理をするとコナンと降谷から称賛されました。
登場回③怪盗キッドVS安室透
『怪盗キッドVS安室透』では非番だった風見が降谷から呼び出されたところから始まり、アイドルフェスに参加していた様子が描かれました。推しのアイドル・沖野ヨーコについて嬉しそうに語っていた風見でしたが、降谷からすぐに合流するよう言われてしまい任務に同行することになりました。
風見裕也のその他の登場シーン
原作や劇場映画の他にはスピンオフ作品『ゼロの日常』と『犯人の犯沢さん』に登場しています。これらの作品では降谷を上司に持つ風見ならではの苦労話や任務外の時の様子などが描かれています。
ゼロの日常
『ゼロの日常』にて風見は表情豊かに変化させるようなコメディリリーフを担当しています。降谷が風見のことを生真面目で気を遣い過ぎるところがあると評されていたり、降谷が激辛カレーを食べる時に水を飲まないと知って風見も辛いのをこらえて水を飲まないという可愛らしい一面が描かれました。
犯人の犯沢さん
『犯人の犯沢さん』では愛犬ハロが犯沢さんの愛犬ポメ太郎や沖野ヨーコの愛犬ショコラと仲良くなったことで、2人のペッ友になり度々登場するようになりました。本作は原作に登場するキャラが極端に誇張されている特徴があり、風見の場合は愛犬ハロの調子が悪いと涙を流して獣医に相談するほどの愛犬家として描かれています。
【名探偵コナン】風見裕也と他キャラの関係
風見は公安に所属していることもあり主に警視庁の人物や刑事の目暮警部と深い関係を持っています。他キャラとの関係性から風見の意外な人柄を知ることができることでしょう。ここでは名探偵コナンにおける風見裕也と他キャラの関係についてまとめていきます。
風見裕也と降谷零(安室透)の関係
安室透こと降谷零は警察庁警備局警備企画課所属の捜査官で風見の上司に当たります。降谷は風見より年下ですが、風見は降谷の実力を認めており誠実かつ真面目な言動で接しています。一方で降谷は風見のことを強く信頼しているものの私情でこき使うことがあります。
風見裕也と橘境子の関係
橘境子は風見が知る弁護士の知り合いで名探偵コナン劇中では協力者として登場しました。橘の弁護士事務所で働いていた事務員・羽場二三一が公安で自殺したことを受けて復讐する機会をうかがっており、毛利小五郎の弁護を任された時は彼を有罪にしようと考えていました。
風見裕也と沖野ヨーコの関係
沖野ヨーコは風見がファンとして推しているアイドルです。非番の日に沖野のライブに向かう様子が描かれ、降谷から電話をかけられた時には沖野への愛を熱心に語っていました。スピンオフ作品『犯人の犯沢さん』ではペット友達になっています。
風見裕也と目暮十三の関係
目暮十三は警視庁捜査一課の警部でありキュラソーの事件の時に風見と初めて出会いました。当初風見が高圧的な態度でキュラソーを引き渡すよう要求したことで目暮からあまり良く見られていませんでしたが、捜査を通じて協力し事件を解決した頃には握手を交わして和解することができました。
風見裕也と江戸川コナンの関係
名探偵コナンの主人公である江戸川コナンとは事件が発生した時に顔を合わせており、主に風見が捜査した内容をコナンに伝える、もしくはコナンが調べることで間接的に彼の推理を手伝っています。風見はコナンに対して話してはいけないことでも自然と話してしまうため、彼のことを不思議に思っています。
【名探偵コナン】風見裕也の声優
アニメ版名探偵コナンにて風見裕也を演じている声優は飛田展男(とびたのぶお)さんです。個性的なハイトーンボイスによって演技の幅が非常に広い声優として知られており、60歳を過ぎたベテランながら風見を爽やかな声で演じています。アニメ版名探偵コナンにて風見裕也を演じる飛田展男さんのプロフィールや出演作品をまとめていきます。
飛田展男のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:茨城県水戸市
- 血液型:AB型
- 身長:165cm
- 事務所:アーツビジョン
- デビュー時期:1982年
飛田展男の他の出演作品
- カミーユ・ビダン(機動戦士Zガンダム)
- 丸尾末男(ちびまる子ちゃん)
- アプス(聖闘士星矢Ω)
- 武田観柳(るろうに剣心)
- コックカワサキ(星のカービィ)
飛田展男が演じた他のコナンキャラ
- 田中直道(第6話:バレンタイン殺人事件)
- 新開均(第201、202話:10人目の乗客)
- 間宮秀樹(第294、295話:愛と決断のスマッシュ)
- 中野治夫(第318、319話:幸運のシガーケース)
- 桑島和明(第348、349話:愛と幽霊と地球遺産)
- 尾上又六(第409、410話:同時進行舞台と誘拐)
- 遠野舜一(第456話:俺が愛したミステリー)
- 井村幸輔(第591話:水族館のある家)
【名探偵コナン】風見裕也に対する世間での評判や人気
これまで風見裕也の活躍などについてまとめてきましたが、名探偵コナンファンの間ではどのような存在に思われているのでしょうか。ここではSNS上に投稿されたコメントを参照し、風見裕也に対する世間での評判や人気について調べていきます。
風見の評判について調べてみると風見のことをかわいいと称しているコメントが多く寄せられており、高い人気を集めていることが分かりました。体格や鋭い目つきといった見た目と降谷に忠実な人柄をしたギャップを気に入っている人が特に多く、愛されている理由が窺えます。
名探偵コナン作中において刑事の階級にいる風見ですが、彼の苦労人な働きぶりから昇進させてあげてほしいという労いのコメントが見受けられました。降谷から無茶な指示を受けることが多いため、階級以上の活躍をしていることは確かかもしれません。
スピンオフ作品『ゼロの日常』でも風見の人気は健在のようです。本作品では降谷と風見のやり取りが本編より詳細に描かれているため、2人のことが好きなファンからは特に評価されています。
【名探偵コナン】風見裕也は「ゼロの執行人」で活躍したキャラだった
名探偵コナンに登場する風見裕也は降谷に忠実な部下であり、『ゼロの執行人』の活躍から人気が出始めたキャラクターでした。誠実で生真面目、それでいて降谷に素直な一面を見せるところは多くのファンから愛されており人気である理由が窺えられます。今後の名探偵コナンにて風見の更なる活躍が描かれることに期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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