【BLEACH】護廷十三隊隊長勢の卍解一覧!各斬魄刀の能力や強さなど!
『BLEACH』の尸魂界には護廷十三隊という尸魂界を守る部隊があります。護廷十三隊の隊長は全員卍解を使うことができます。この記事では『BLEACH』に登場する隊長がどのような卍解を使うのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧で紹介します。
目次
卍解とは
卍解とは、死神が持つ斬魄刀を解放した状態のことです。卍解を使うことで始解時の5倍以上の強さを引き出す事ができます。ここでは始解と卍解について詳しく紹介します。
斬魄刀と始解
『BLEACH』では死神が斬魄刀を使って戦います。この斬魄刀は死神の霊力から作られたもので、通常時や始解の段階で折れても勝手に修復します。また斬魄刀は意志を持っており、死神は斬魄刀と対話することができます。斬魄刀の性格は基本的に持ち主の性格によく似ています。
斬魄刀は整(プラス)と呼ばれる一般的な霊を魂葬して成仏させることができます。また悪霊の虚(ホロウ)となってしまった霊を浄化させる能力があります。斬魄刀は仮の名前を呼ぶことで始解することができます。始解は一般的な死神でも会得でき、斬魄刀と対話して信頼関係を築くことで使えるようになります。
始解の形状や能力は様々で、中には日番谷冬獅郎や朽木ルキアの斬魄刀のように鬼道系の能力が使えるものもあります。また斬魄刀は知識があれば改造することも可能です。
卍解の概要
卍解は斬魄刀を解放することで使用することができます。卍解するためには斬魄刀を屈服させて本当の名前を教えてもらわなければいけません。通常卍解を習得するためには10年ほど修行をする必要があります。
才能があれば短期間での習得も可能ですが、基本的に会得難易度は高く『BLEACH』の物語開始時点では隊長しか卍解が使えませんでした。尸魂界篇では副官の中で唯一阿散井恋次が卍解を使えるようになりましたが、その卍解もまだ未完成のままでした。
卍解をすると刀の形状は大きく変化し、持ち主の服装も変わることがあります。たとえば平子真子の卍解では刀の形が錫杖のようになり、花弁の台座が出現します。このように刀の形を保たない卍解もあります。また全ての卍解が本人の戦い方に合っているとは限りません。
他にも使用時のリスクが高い卍解もあります。このように卍解は始解の5倍以上の強さがあるといわれるものの、戦いでは使いにくい能力を持つ斬魄刀も数多くあります。そのため、『BLEACH』の劇中では卍解を使えるにも関わらず戦闘ではあえて使用しないキャラクターもいました。
各隊長の斬魄刀と卍解を紹介!
『BLEACH』には護廷十三隊という尸魂界を守る部隊が存在します。護廷十三隊の隊長は全員卍解を使うことができます。隊長の中でも日番谷冬獅郎や朽木白哉は卍解シーンが多いのですが、卯ノ花烈や京楽春水など古参の隊長はそもそも始解の段階で強いので千年血戦篇まで卍解が使われませんでした。ここからは各隊長の斬魄刀と卍解を紹介していきます。
護廷十三隊一番隊隊長山本元柳斎重國
護廷十三隊一番隊隊長を務めるのは山本元柳斎重國です。山本元柳斎重國は総隊長も務める実力者で、護廷十三隊が創立されてからずっと一番隊隊長と総隊長を兼任しています。ここでは山本元柳斎重國がどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
山本元柳斎重國とは
山本元柳斎重國は護廷十三隊の中でも最古参で最強といわれる人物です。その圧倒的な強さでユーハバッハを退けたこともあります。そのユーハバッハからは「剣の鬼」と称されるほどです。本人も力の危うさには自覚しているようで、自分の事を「化け物」と語るシーンもありました。
このように敵からは恐れられる存在でしたが、雀部長次郎忠息や京楽春水の過去回想では多くの人から慕われている事がわかります。
山本元柳斎重國の斬魄刀は流刃若火
山本元柳斎重國の斬魄刀は「流刃若火(りゅうじんじゃっか)」です。始解時の解号は「万象一切灰燼と為せ 流刃若火(ばんしょういっさいかいじんとなせ りゅうじんじゃっか)」です。始解すると炎を纏った刀身になります。炎系の能力を使うことができる「流刃若火」は、藍染惣右介もまともに戦うとその強さは上だと警戒されるほどの力を持っています。
山本元柳斎重國の卍解
山本元柳斎重國の卍解の名前は「残火の太刀(ざんかのたち)」です。藍染惣右介との戦いで卍解を使っているようにも見えますが、この時は始解の状態でした。
卍解の能力
一番隊隊長の山本元柳斎重國の卍解の能力は始解時と同じく炎系なのですが、その強さは始解の時と比べても桁違いの強さを持っています。なぜなら「流刃若火」は長時間卍解するだけで尸魂界が滅ぶかもしれないほどの高熱を発生させるからです。
その熱は遠くにいても分かるほどで、のどが渇いたり肌が乾燥したりするなど空気全体が乾燥状態になります。これにより大気中の水分を使って能力を発動する日番谷冬獅郎の「氷輪丸」は能力が使えなくなります。そしてこの卍解には東西南北に分かれた名前がつけられた技があります。
「東 旭日刃(ひがし きょくじつじん)」は炎の熱の全てを刃先に集中させて相手を斬る技です。「西 残日獄衣(にし ざんじつごくい)」は1500万度の熱を刀身と体に纏う技です。近づくもの・触れるものを全て焼き尽くします。「南 火火十万億死大葬陣(かかじゅうまんおくしだいそうじん)」はこれまでに斬った者たちの灰に熱を与えて呼び覚ます技です。
この技を使うと地中から黒い骸骨が出現し、敵を追い詰めます。そして最後の「北 天地灰尽(きた てんちはいじん)」は刀を横一直線に振ることでその範囲を消滅させる技です。
護廷十三隊二番隊隊長砕蜂
護廷十三隊二番隊隊長を務めるのは砕蜂です。砕蜂は隠密機動総司令官でもあります。身長150cmの小柄な女性ですがとても実力の高い人物です。ここでは砕蜂がどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
砕蜂とは
砕蜂は暗殺を生業とする蜂家の生まれです。代々四楓院家に仕えてきましたが、慕っていた四楓院夜一が失踪したことに失望して恨むようになります。そして砕蜂は自らの手で四楓院夜一を捕まえるために二番隊隊長になりました。
護廷十三隊の使命に忠実に従うクールで冷淡なタイプです。基本的に部下の扱いは雑ですが、いざというときには部下にも情を見せるシーンもあります。
砕蜂の斬魄刀は雀蜂
砕蜂の斬魄刀は「雀蜂(すずめばち)」といいます。始解時の解号は「尽敵螫殺(じんてきじゃくせつ すずめばち)」です。始解をすると中指に針錠になった斬魄刀が装着されます。この「雀蜂」の能力は弐撃決殺です。攻撃の仕方は中指の針で相手を刺すという単純な攻撃方法ですが、一度目の攻撃で相手の体には蝶の模様が現れます。
そして二度目の攻撃で同じところを刺されると必ず死んでしまうという能力を持っています。必ず同じところから刺さなくても効果はあります。例えば体の前面から一度刺し、背面からもう一度刺した場合、同じ内臓が二度攻撃されていれば相手を死にいたらしめます。
砕蜂の卍解
二番隊隊長の砕蜂の斬魄刀「雀蜂」の卍解は「雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)」です。『BLEACH』では空座決戦篇で使われましたが、副隊長の大前田希千代もその時卍解を見るのが初めてと言っているほど普段卍解はほとんど使用しません。
卍解の能力
砕蜂の卍解は始解とは違い一撃必殺の能力を持っています。卍解した瞬間に右腕に巨大なミサイルを装着した状態になります。顔周辺にはミサイルを撃った時の衝撃から守る盾も出現します。ミサイルの威力は凄まじく、攻撃範囲を殲滅してしまうほどの強さがあります。ただし砕蜂は華奢なのでミサイルを撃っただけでも体が吹き飛ばされてしまいます。
『BLEACH』の劇中では体を紐で縛り、それをビルに巻きつけて固定していました。さらには体が動かないように重りをつけていましたが、それでも発射した瞬間に吹き飛ばされました。隠密機動を生業としている砕蜂の戦い方とは正反対のとても派手な技です。
護廷十三隊三番隊隊長市丸ギン
護廷十三隊三番隊隊長を務めるのは市丸ギンです。市丸ギンは真央霊術院を1年で卒業し、入隊後すぐに席官になったほどの実力を持っています。ここでは市丸ギンがどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
市丸ギンとは
市丸ギンとは流魂街出身の死神で、松本乱菊とは幼馴染です。何を考えているのかわからないような表情や言動をするので他の隊からは警戒されていますが、三番隊の部下のほとんどは市丸ギンを慕っています。干し柿が大好きで、業務を吉良イヅルに任せて一日干し柿作りに専念することもあります。
市丸ギンの斬魄刀は神槍
市丸ギンの斬魄刀は「神鎗(しんそう)」です。始解時の解号は「射殺せ 神鎗(いころせ しんそう)」です。始解をすると刀身が伸縮自在になります。ノーモーションで高速で伸びるので初見で躱すのは難しい戦闘向きの斬魄刀です。
市丸ギンの卍解
三番隊隊長の市丸ギンの斬魄刀の卍解は「神殺鎗(かみしにのやり)」といいます。劇中で市丸ギンは初めて卍解を見せた時、始解の時に比べてより伸縮すると説明していました。その距離は13kmです。しかしその後、実は卍解の能力が違っていた事が判明します。
卍解の能力
『BLEACH』の414話では市丸ギンの13kmも伸びるという卍解の能力は嘘で、本当は伸びる時に一瞬塵になる能力であることが判明しました。さらにその塵になった斬魄刀は刺した時に相手の体内に破片となって残ります。実は市丸ギンの斬魄刀には毒性の能力があり、体内に残った破片は毒となって細胞を破壊します。
護廷十三隊四番隊隊長卯ノ花烈
護廷十三隊四番隊隊長を務めるのは卯ノ花烈です。四番隊は治療・回復を専門に行っている部隊なのでほとんど戦闘には参加しません。そのため斬魄刀の卍解が描かれたのも物語終盤の千年血戦篇でした。ここでは卯ノ花烈がどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧で紹介します。
卯ノ花烈とは
卯ノ花烈はどんな時もおしとやかな女性ですが、実は護廷十三隊創立当時から隊長を務める古参の一人です。元々は世間を騒がせるほどの大悪人だったのですが、その強さを山本元柳斎重國に買われて護廷十三隊に入隊しました。見た目はおとなしそうな女性ですが、四番隊隊長となった今でも好戦的な性格をしています。
実際に『BLEACH』の劇中では、何度も前線に出向こうとして山本元柳斎重國に負傷者の回復のために戦いに参加しないようやんわりと止められています。卯ノ花烈の斬魄刀はこの好戦的な性格に合った能力を持っていました。
卯ノ花烈の斬魄刀は肉雫唼
卯ノ花烈の斬魄刀は「肉雫唼(みなづき)」といいます。始解前の状態は刀身が一般的な刀より反っているのが特徴的です。始解時の解号は不明で、名前を呼ぶだけで始解することができます。
始解をすると緑色の巨大なエイのような形になり、エイに負傷者を食べさせると体内で回復することができます。また飛行することも可能で卯ノ花烈はよく移動手段としても使っています。
卯ノ花烈の卍解
四番隊隊長の卯ノ花烈の斬魄刀の卍解は「皆尽(みなづき)」です。始解時と読み方は同じですが漢字が違います。『BLEACH』では更木剣八の修行で初めて使われました。卍解すると同時に刀身から血のようなものが滴ります。
卍解の能力
卯ノ花烈の卍解の能力は詳しくは語られていませんが、それまで受けていた傷が消えたことや卯ノ花烈の発言から自分と敵を回復させる能力があるといわれています。
なぜなら戦闘狂の卯ノ花烈は戦いを長時間続けるために回復術を極めたからです。このことから卍解の能力は、自分だけでなく相手も回復させることで延々と戦い続けられる能力ではないかと考察されています。
護廷十三隊五番隊隊長藍染惣右介
護廷十三隊五番隊隊長を務めるのは藍染惣右介です。藍染惣右介は自分の隊だけでなく他の隊の隊士からも慕われるほど人望のある隊長です。特に藍染惣右介の授業はとても人気です。ここでは藍染惣右介とはどういう人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
藍染惣右介とは
藍染惣右介は穏やかで優しげな人物です。しかしそれは表の顔で実はとんでもない野心家でした。藍染惣右介は朽木ルキアの体内にある崩玉を奪うために部下の雛森桃や吉良イヅルを利用し、謀反を起こしました。
その後破面を部下にしますが、役に立たないと判断すると切り捨てるなど冷酷な性格をしています。藍染惣右介がこれだけの野心を隠し続けられたのは、斬魄刀の能力のおかげでもありました。
藍染惣右介の斬魄刀は鏡花水月
藍染惣右介の斬魄刀は「鏡花水月(きょうかすいげつ)」といいます。始解時の解号は「砕けろ 鏡花水月(くだけろ きょうかすいげつ)」です。他の隊士には敵を錯乱させて同士討ちをさせる能力があると説明していましたがそれは嘘でした。「鏡花水月」の能力は完全催眠です。この催眠は一度始解の瞬間を見たものでなければ通用しません。
しかし藍染惣右介は時折説明会を開き、死神達に催眠をかけていました。こうして藍染惣右介は自分の死をも偽装することができたのです。ただ一度始解の解放を見た者でも、発動前に「鏡花水月」に触れておけば催眠にかかることはありません。
藍染惣右介の卍解
『BLEACH』の劇中では藍染惣右介が卍解を使うシーンは描かれませんでした。卍解を使わなかったのは、始解の状態でも十分強いからだといわれています。実際に劇中では始解だけでも護廷十三隊の隊長・副隊長・仮面の軍勢を圧倒していました。
卍解の能力
藍染惣右介は卍解が劇中で描かれていないので、能力も不明です。考察ではリスクが高い能力だったり、始解の方が能力的に使いやすかったのではないかと考えられています。
護廷十三隊六番隊隊長朽木白哉
護廷十三隊六番隊隊長を務めるのは朽木白哉です。朽木白哉は朽木ルキアの義理の兄で名門貴族の生まれです。ここでは朽木白哉とはどんな人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
朽木白哉とは
朽木白哉は朽木家歴代最強といわれるほどの実力を持っている人物です。既婚者で妻は朽木ルキアの姉の緋真です。クールで冷徹そうな雰囲気がありますが、実は朽木ルキアを危ない任務の多い席官にならないよう根回しをしていたりと義妹想いなところもあります。隊長の中でも劇中で戦闘シーンが多い人物でもあります。
朽木白哉の斬魄刀は千本桜
朽木白哉の斬魄刀は「千本桜(せんぼんざくら)」です。始解時の解号は「散れ 千本桜(ちれ せんぼんざくら)」です。始解をした瞬間に刀身が桜の花びらのように散り散りになります。刀身がなくなるので使い手である朽木白哉本人は無防備になってしまいますが、花びらとなった刀身を自在に操って攻防どちらもこなすことができます。
朽木白哉の卍解
六番隊隊長の朽木白哉の斬魄刀の卍解は「千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)」です。卍解は地面に刀身を向けて斬魄刀を落とすことで発動します。発動と同時に巨大な刀身が何本も現れて散り散りになるのが特徴的です。始解の時よりも遥かに多い花弁の刃を操る事ができます。
卍解の能力
「千本桜景厳」の能力は基本的に始解と同じですが、数億枚に散った刃を操るのでその強さは桁違いです。使用する技には「殲景・千本桜景厳(せんけい・せんぼんざくらかげよし)」があります。これは散っていた刃で千本の刀を形成し、刀を操る技です。この技で作った刀で斬ると通常の攻撃よりも殺傷能力が上がります。
この技を使用した状態で「奥義 一咬千刃花(おうぎ いっかせんじんか)」という技を使うこともあります。これは形成した千本の刀を操り、一斉に敵に放つ技です。また「吭景・千本桜景厳(ごうけい・せんぼんざくらかげよし)」という技もあります。これは散った刃で敵を囲い込んで斬り刻む技です。
そして黒崎一護との戦いでは一度だけ「終景・白帝剣(しゅうけい・はくていけん)」という技を使っています。これは散っている全ての刃を圧縮させて一本の刀を形成する技です。この技を使うと鳥の羽根のようなものを纏ったような状態になります。
護廷十三隊七番隊隊長狛村左陣
護廷十三隊七番隊隊長を務めるのは狛村左陣です。狛村左陣は人狼ですが山本元柳斎重國にスカウトされて死神になりました。ここでは狛村左陣がどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧で紹介します。
狛村左陣とは
狛村左陣は隊長になるほどの強さを持っているのですが、以前は外見にコンプレックスを持っており顔と手を覆い隠していました。しかし更木剣八との戦いで姿がバレた後は顔や手を隠さなくなりました。熱血で真面目な性格をしていますが、意外とおちゃめなところもある隊長です。
狛村左陣の斬魄刀は天譴
狛村左陣の斬魄刀は「天譴(てんけん)」です。始解の解号は「轟け 天譴(とどろけ てんけん)」です。始解すると攻撃力を向上させるパワー系の能力が付与されます。
狛村左陣の卍解
狛村左陣の卍解は「黒縄天譴明王(こくじょうてんけんみょうおう)」といいます。この卍解は更木剣八と戦った時に初めて描かれました。
卍解の能力
卍解と共に巨大な明王を召喚する能力を持っています。さらに狛村左陣が人化の術を使うと「黒縄天譴明王・断鎧縄衣(だんがいじょうえ)」へと姿を変えます。これにより召喚された明王は鎧を脱ぎ、狛村左陣は人間の姿になります。
護廷十三隊八番隊隊長京楽春水
護廷十三隊八番隊隊長を務めるのは京楽春水です。京楽春水は浮竹十四郎と同期で珍しい双剣を持っています。ここでは京楽春水がどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧で紹介します。
京楽春水とは
京楽春水はいつも飄々としており、女性とお酒が大好きな性格をしています。不真面目に見えるものの、戦いになるとシビアな考え方をします。初登場時は八番隊隊長でしたが、山本元柳斎重國の死後は一番隊隊長に就任しました。
京楽春水の斬魄刀は花天狂骨
京楽春水の斬魄刀は「花天狂骨(かてんきょうこつ)」です。「花天狂骨」は「花天」と「狂骨」の二つの刀なのですが、元は「花天」だけでした。しかし伊勢七緒の斬魄刀を隠すために「花天」が新たに「狂骨」を生み出して双剣になりました。
始解時の解号は「花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う 花天狂骨(はなかぜみだれてかしんなき てんぷうみだれててんまわらう かてんきょうこつ)」です。始解は子供の遊びを「花天狂骨」の決めたルールに従わせるという能力を持っています。
京楽春水の卍解
八番隊隊長の京楽春水の卍解は「花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)」です。『BLEACH』では千年血戦篇でリジェ・バロに対して使用されました。
卍解の能力
この卍解は男女が心中する物語を四つの段階に分けて、そのストーリーに見立てた技を展開していきます。卍解を発動している間、敵も自分もその術から逃れることはできません。
護廷十三隊九番隊隊長東仙要
護廷十三隊九番隊隊長を務めるのは東仙要です。東仙要は面倒見がよく温厚な性格をしているのですが、藍染惣右介に加担してしまいました。ここでは東仙要とはどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
東仙要とは
東仙要は絶対的な正義を信念に持っており、荒くれ者には厳しいものの檜佐木修兵や狛村左陣など気の合う人には情をかける優しい人物です。しかし慕っていた女性を死神とのトラブルで殺されてしまい、世界そのものに復讐するために藍染惣右介に手を貸してしまいました。
東仙要の斬魄刀は清虫
東仙要の斬魄刀は「清虫(すずむし)」です。始解時の解号は「鳴け 清虫(なけ すずむし)」です。丸い鍔から超音波を出して敵を気絶させることができます。
東仙要の卍解
九番隊隊長の東仙要の斬魄刀の卍解は「清虫終式・閻魔蟋蟀(すずむしついしき・えんまこおろぎ)」といいます。『BLEACH』では更木剣八との戦いで初めて描かれました。
卍解の能力
東仙要の卍解は霊圧感知能力と視覚・嗅覚・聴覚を奪うドーム形の空間を作り出す能力があります。つまりこの能力にかかった場合、東仙要の姿形が見えず、位置情報が全く分からない状態になるというわけです。
護廷十三隊十番隊隊長日番谷冬獅郎
護廷十三隊十番隊隊長を務めるのは日番谷冬獅郎です。日番谷冬獅郎は最年少で隊長になった人物です。ここでは日番谷冬獅郎がどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
日番谷冬獅郎とは
日番谷冬獅郎は元々十番隊第三席でしたが、当時隊長だった黒崎一心が失踪した後に隊長に昇格しました。まだ死神としてもとても若いのですが、戦闘だけでなく事務作業もできる優秀な人物です。雛森桃とは幼馴染で家族のように大切に思っています。
日番谷冬獅郎の斬魄刀は氷輪丸
日番谷冬獅郎の斬魄刀は「氷輪丸(ひょうりんまる)」です。始解時の解号は「霜天に坐せ 氷輪丸(そうてんにざせ ひょうりんまる)」です。日番谷冬獅郎の斬魄刀は氷雪系の鬼道を使うことができ、大気中の水分から氷を出現させたり天候を操る能力があります。
日番谷冬獅郎の卍解
十一番隊隊長の日番谷冬獅郎の斬魄刀の卍解は「大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)」です。卍解をすると背中に竜の翼のような形をした氷が背を覆い、頭上には氷でできた花弁が現れます。
卍解の能力
「大紅蓮氷輪丸」は花弁が全て消滅することで卍解が完成します。未完成の状態でもいくつか技を持っていますが、卍解が完成するとそれらの技を上回るほどの能力が使えます。完成した卍解では「四界氷結(しかいひょうけつ)」という技があります。この技は卍解した瞬間から四歩踏みしめた空間を全て凍結させることができます。
護廷十三隊十一番隊隊長更木剣八
護廷十三隊十一番隊隊長を務めるのは更木剣八です。更木剣八は常時解放型の斬魄刀を持つといわれていましたが、実は初登場時は始解も卍解もできない状態でした。ここでは更木剣八の斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
更木剣八とは
更木剣八は強さにこだわる戦闘狂です。言動が荒々しく威圧感のある人物ですが意外と真面目なところがあります。少なくとも隊首会議にも参加しなかった前隊長と比べると評判が良く部下からも慕われています。霊圧が非常に高く、普段は眼帯をつけて霊圧を封じています。
更木剣八の斬魄刀
更木剣八の斬魄刀は「野晒(のざらし)」です。始解時の解号は「呑め 野晒(のめ のざらし)」です。当初は常時解放型の斬魄刀だといわれてきましたが、実は始解すらしていない状態でした。始解をすると大きな斧の形となります。攻撃方法は単純ですが、斧を叩きつけただけで隕石が粉々になるほどの威力があります。
更木剣八の卍解
十一番隊隊長の更木剣八の卍解の名前は不明です。『BLEACH』ではジェラルド・ヴァルキリーとの戦いで極限状態に追い込まれた時、突然草鹿やちるが現れて卍解へと導きました。
卍解の能力
更木剣八は卍解をすると全身が真っ赤になり、鬼のような形相になります。刀身は始解時とほぼ変わりません。しかしジェラルド・ヴァルキリーの奇跡の能力が追いつけないほどの攻撃を繰り出すことができます。身体能力の向上が主な能力のようですが、劇中では力を出しすぎて体が耐えきれず腕がちぎれてしまいました。
護廷十三隊十二番隊隊長涅マユリ
護廷十三隊十二番隊隊長を務めるのは涅マユリです。涅マユリは『BLEACH』の戦闘シーンで多くの活躍を見せました。ここでは涅マユリがどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
涅マユリとは
涅マユリとは元々「蛆の巣窟」という場所に収容されていた危険人物でしたが、浦原喜助が技術開発局を設立した時にスカウトされました。性格は危険思想のマッド・サイエンティストですが、戦いでは貢献度が高く頼もしい人物です。
涅マユリの斬魄刀は疋殺地蔵
涅マユリの斬魄刀は「疋殺地蔵(あしそぎじぞう)」です。始解時の解号は「掻き毟れ 疋殺地蔵(かきむしれ あしそぎじぞう)」です。始解は斬りつけた相手の「動き」に関する脳の指令を遮断させ、動けなくする能力を使うことができます。
涅マユリの卍解
十二番隊隊長の涅マユリの卍解は「金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)」といいます。卍解すると共に巨大な赤子のような生物が出現します。これは被造死神を造る「眠計画」の研究を応用しており、何度も改造を繰り返しているようです。
卍解の能力
涅マユリの卍解は毒を散布したり敵を取り込むことができます。ザエルアポロ・グランツとの戦いではその性質を逆手に取られて「金色疋殺地蔵」を操られてしまいました。しかし主に逆らった場合は自爆する仕様になっているので操られても問題ありません。
涅マユリは戦う度に改造した卍解を披露しており、物語終盤には敵に応じて「疋殺地蔵」を生み出す「魔胎伏印症体(またいふくいんしょうたい)」を見せました。このように涅マユリの卍解は改造されるごとに能力や形状が変わっていきます。
護廷十三隊十三番隊隊長浮竹十四郎
護廷十三隊十三番隊隊長を務めるのは浮竹十四郎です。浮竹十四郎は体が弱く、劇中ではほとんど戦闘シーンがありません。ここでは浮竹十四郎とはどのような人物なのか、また斬魄刀の能力や強さを一覧でまとめています。
浮竹十四郎とは
浮竹十四郎は温厚で優しく真面目な性格をしています。ただ生まれつき体が弱く、稀に吐血することもあります。それでも京楽春水と同期なので隊長歴は山本元柳斎重國や卯ノ花烈に次いで長い人物です。また霊圧の量が高く、更木剣八を上回るほどの強さを持っています。また自身が病弱なことから回復術にも長けています。
浮竹十四郎の斬魄刀は双魚理
浮竹十四郎の斬魄刀は「双魚理(そうぎょのことわり)」です。始解時の解号は「波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ 双魚理(なみことごとくわがたてとなれ いかずちことごとくわがやいばとなれ そうぎょのことわり)」です。始解すると刀身が逆十字状の双剣になります。始解では刃で受けた攻撃をもう片方の刃から撃ち返すことができます。
浮竹十四郎の卍解
十三番隊隊長の浮竹十四郎の卍解は『BLEACH』の劇中では使われませんでした。そのため、どのような姿形になるのか謎のままです。
卍解の能力
浮竹十四郎は劇中で卍解が描かれなかったので能力も不明のままです。考察では範囲内の攻撃をランダムに撃ち返すことができる説や受けた攻撃をしばらく溜めて強化してから撃ち返すことができる説などがあります。
護廷十三隊隊長勢の卍解の世間での評判や人気
一番隊隊長山本元柳斎重國の卍解「残火の太刀(ざんかのたち)」がかっこいいという読者の声です。まさに総隊長という名にふさわしい破壊力と能力といえますね。
隊長クラスの卍解はビジュアルもとにかくイケてるものばかりですが、この方は七番隊隊長狛村左陣の卍解「黒縄天譴明王(こくじょうてんけんみょうおう)」がかっこいいと書いています。
多くのファンから聞かれたのが、藍染惣右介の卍解が見たいという声です。結局本編では最後まで明かされることはありませんでしたが、アニメ「千年血戦篇」のオリジナルパートとして描かれるのではないかと期待している人も少なくありません。
隊長の卍解は癖まみれ
ここでは『BLEACH』に登場する隊長の卍解を一覧でまとめましたが、どれも癖の強いものばかりでした。一覧の中には物語終了まで卍解が描かれなかった隊長もいました。劇中では特に日番谷冬獅郎と朽木白哉の卍解がたくさん描かれています。ぜひ隊長達の卍解に注目しながら『BLEACH』を読んでみてください。
この記事のライター
rg4yd
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