【BLEACH】更木剣八の謎！斬魄刀や卍解は？やちるや卯ノ花との関係も！

更木剣八とは『BLEACH』に登場する人物です。『BLEACH』は2001年から週刊少年ジャンプで連載され、2016年に全698話で完結した人気漫画です。更木剣八は『BLEACH』の尸魂界篇から登場し、主人公の黒崎一護と戦いました。ここでは更木剣八のプロフィールや性格について紹介します。

『BLEACH』の更木剣八は、11月19日生まれで身長202cm、体重108kgの大柄な男性死神です。護廷十三隊十一番隊隊長を務めています。流魂街で治安が悪い「更木」という場所で生まれ育ちました。名前がなかったので出身地と最強の死神を表す称号である「剣八」の名前を名乗っています。

『BLEACH』の更木剣八はその強面な風貌からきかん坊でとても怖い性格をしていそうですが、意外と仲間思いなところがあります。そのため十一番隊の隊士からは慕われており、馬の合わない涅マユリや朽木白哉以外とは特に衝突することはありません。隊首会も道に迷って遅れはするもののサボらず参加する真面目なところもあります。

ただ好戦的で強さにこだわる性格をしているので、尸魂界篇後も黒崎一護を見つけると戦いたいと言って追いかけ回していました。強さにこだわるあまり、尸魂界篇では途中から上の命令を無視して黒崎一護達に協力するようになります。このように基本的には真面目に職務をこなすものの、戦いになると身勝手に動くところがあります。

更木剣八は『BLEACH』に登場する隊長の中では唯一卍解を使えない隊長でした。しかしそれでも圧倒的な霊圧と戦闘能力を持っています。ここではそんな更木剣八が使う斬魄刀について詳しく解説していきます。

『BLEACH』の更木剣八が使う斬魄刀は「野晒(のざらし)」といいます。「野晒」は柄の部分にサラシが巻かれており、刀身が欠けてギザギザになっているのが特徴的です。アニメ『BLEACH』のオリジナルストーリーの斬魄刀異聞篇では更木剣八の斬魄刀は実体化しませんでした。

『BLEACH』の序盤では更木剣八の斬魄刀は名前すら分かりませんでした。更木剣八は尸魂界篇で黒崎一護と出会ってすぐに「野晒(のざらし)」を使って戦っていました。その時更木剣八の斬魄刀は常時開放状態といわれており、すでに始解していると思われていました。

一般的に斬魄刀は使用者と対話することで名前が判明し、始解や卍解が使えるようになります。しかし更木剣八には全く斬魄刀を理解するつもりがなかったので、一度も斬魄刀の声を聞いたことがありませんでした。

『BLEACH』の千年血戦篇で卯ノ花烈と戦ったことで、ようやく更木剣八は斬魄刀の声が聞こえるようになりました。それまで常時開放状態と思われていた斬魄刀は実は封印されており、本来の力を出せていませんでした。始解をするとその形状から変化し、巨大な斧になります。始解の解号は「呑め 野晒(のめ のざらし)」です。

更木剣八の始解で巨大な斧となった斬魄刀は振り下ろすだけで隕石を切り刻むほどの威力があります。それだけの衝撃があるにも関わらず斬魄刀は傷一つつかず頑丈なのが特徴的です。

『BLEACH』の669話では更木剣八の卍解が初めて描かれました。卍解を教えたのは草鹿やちるで、卍解した瞬間周囲に大きな衝撃が走るほどの霊圧が放出されました。ここでは更木剣八の卍解についてまとめています。

『BLEACH』の669話で卍解した更木剣八は肌の色が赤くなり、目の回りに模様が表れて二本の角が生えた鬼のようになります。斬魄刀の刀身にはほとんど変化はありません。しかし更木剣八の何倍もの大きさがあるジェラルド・ヴァルキリーの拳を噛み、そのまま腕ごと引きちぎる驚異的な力を発揮します。

詳しい能力は不明ですが、身体能力の向上が主な能力のようです。腕をもがれたジェラルド・ヴァルキリーは盾を使って身を守ろうとしましたが、更木剣八は盾ごと斬ります。そして攻撃を与える隙さえ見せずにジェラルド・ヴァルキリーを一刀両断しました。

669話ではその圧倒的な力を目にした日番谷冬獅郎が声をかけようとしますが、朽木白哉がそれを阻止しました。この時の更木剣八は理性を失っており、味方が近づいても危険な状態だったからです。

その後ジェラルド・ヴァルキリーが復活したので、再び更木剣八は斧を振ろうとしましたがその瞬間斧を持っていた腕がちぎれてしまいます。更木剣八の体がその力に耐えきれなかったのです。更木剣八の卍解は理性を失い、最終的に体が破壊されて自滅するほどの力を持つ危険なものでした。

更木剣八は自分でも制御することができないほどの卍解を見せました。この卍解が本編で描かれた時、ファンの間では卍解が二種類あるのではないかと考察されるようになりました。なぜなら草鹿やちるが更木剣八に卍解を教えたからです。このシーンで草鹿やちるは更木剣八の斬魄刀の具現化だといわれるようになりました。

しかし草鹿やちるは自分の斬魄刀を使って戦うシーンがあります。斬魄刀である草鹿やちるが自分の斬魄刀を持っているということは、更木剣八は二つの斬魄刀を持っていることになるのではないかと考察されるようになりました。こうして更木剣八が二種類の卍解が使える説が噂されるようになりましたが真相は不明です。

『BLEACH』では卍解を習得するには10年は修行しなければならないといわれています。黒崎一護でも3日間特訓して卍解を身につけました。しかし更木剣八は四十六室からその強さを危険視されており、これまで修行をすることすら禁じられていました。

その後見えざる帝国の襲撃によって卯ノ花八千流の修行を受けますが、これは卍解習得のための修行ではなく本来の力を引き出すための修行でした。ただこれがきっかけにはなっており、この修行の後から斬魄刀の声を聞けるようになりました。しかしその後特に卍解習得のための特訓はしておらず、ほぼ感覚と草鹿やちるの導きによって卍解を会得しました。

更木剣八の卍解には草鹿やちるが関係しています。『BLEACH』の668話から669話を読むと分かるのですが、更木剣八は卍解を使おうとして卍解が使えるようになったわけではありません。

ジェラルド・ヴァルキリーとの戦いの最中に突然現れた草鹿やちるが更木剣八の手を握った瞬間に体から溢れ出す程の力が出ました。この力が何なのかがわからない更木剣八に、草鹿やちるはそれが卍解だと教えました。

『BLEACH』には草鹿やちるというかわいらしい女の子が登場します。草鹿やちるはよく更木剣八の肩の上に乗っている女の子です。ここでは更木剣八と草鹿やちるの関係について紹介します。

『BLEACH』に登場する草鹿やちるとは、護廷十三隊十一番隊副隊長です。ピンク色の髪で身長が１０９cmと小柄なのが特徴的です。金平糖などの甘いお菓子が大好きで、スピンオフの「死神図鑑」ではあらゆる隊長の元を訪れてお菓子をねだっていました。

更木剣八のことは「剣ちゃん」と呼び、他の隊士もあだ名で呼んでいます。例えば部下である斑目一角のことは「つるりん」、荒巻真木造のことは「マキマキ」と顔に似合わないようなかわいらしいあだ名をつけていました。基本的に更木剣八以外の言うことは聞かないので部下達は自由気ままな草鹿やちるに振り回されることもあります。

更木剣八と草鹿やちるは単なる上司と部下という関係ではありません。実は流魂街で出会っており、それから常に一緒に行動するようになりました。流魂街で出会った頃は草鹿やちるはまだ赤子でした。二人が出会ったのは流魂街79地区の「草鹿」というとても治安が悪いところでした。

赤子の草鹿やちるはいつ殺されてもおかしくない状況でしたが、そこで更木剣八に拾われます。更木剣八は赤子の草鹿やちるが自分に近づき、血で濡れた刀に触って笑う姿を見て気に入ったようです。当時名前がなかったので、更木剣八が二人が出会った「草鹿」と憧れである卯ノ花八千流から名前をとって「草鹿やちる」と命名しました。

実はこの時草鹿やちるは「どこから来た?」という更木剣八の問に対して刀を触っていました。これが更木剣八の刀である伏線になっていたと考えられています。

『BLEACH』の草鹿やちるは更木剣八の斬魄刀だと考えられられているのですが、実は草鹿やちるも斬魄刀を使うことができます。草鹿やちるの斬魄刀は「三歩剣獣(さんぽけんじゅう)」といいます。解号は「でておいで 三歩剣獣」です。

この解号によって二体の獣が表れます。前獣の「モコモコ」は全身が黄色い毛で覆われており、後獣の「ホネホネ」は青い髪の毛の生えた骨の獣です。二体ともそれぞれ刀を持っています。斬魄刀の形が獣の姿に変化しているわけでなく、刀の形はそのままで別の生命体が現れるので始解を見た虎徹勇音は珍しがっていました。

『BLEACH』の本編では草鹿やちるの卍解が描かれませんでした。そのため、どのような卍解を使うのか、また卍解を使えるのかも不明です。

『BLEACH』の千年血戦篇でのジェラルド・ヴァルキリーとの戦いの最中にある発言をしたことから、草鹿やちるは更木剣八の斬魄刀なのではないかといわれるようになりました。ここでは草鹿やちるが更木剣八の斬魄刀説のきっかけになった発言について紹介します。

『BLEACH』の千年血戦篇で更木剣八はジェラルド・ヴァルキリーとの戦いで重症を負ってしまいます。そんな更木剣八に草鹿やちるは「剣ちゃんがあたしをちゃんと使えば斬れない奴なんていないんだから」と言って力を明け渡し、卍解会得のきっかけをつくりました。

また卍解後に更木剣八の腕が力に耐えきれずに吹き飛んだ時、草鹿やちるは力を与えすぎたと言っています。この時更木剣八には草鹿やちるが見えているようでしたが、他の隊士には見えていないような演出となっていました。この事から草鹿やちるは更木剣八の斬魄刀が具現化した状態だといわれるようになりました。

ちなみに決戦後は草鹿やちるの代わりに斑目一角が副隊長に就任していました。草鹿やちるの行方は分かっていませんが、更木剣八は特に気にしていない様子です。このシーンでは草鹿やちるがみんなの前で実体化するのをやめたから姿が見えないのではないかといわれています。

『BLEACH』に登場する卯ノ花烈と更木剣八は繋がりがなさそうに見えるのですが、実はまだ更木剣八が流魂街にいた時に二人は戦っています。ここでは卯ノ花烈とは一体何者なのか、また更木剣八との関係について紹介します。

『BLEACH』に登場する卯ノ花烈は護廷十三隊四番隊隊長をしている女性死神です。とても大人しく優しげな女性で声を荒げて怒ることはありませんが、笑顔のまま威圧感を出して怒りを伝えることがあります。『BLEACH』の本編から110年前を描いた過去篇では、その時点で既に100年前から隊長を続けていることが判明しました。

『BLEACH』の千年血戦篇で卯ノ花烈が実は初代「剣八」であることが判明しました。今でこそとても穏やかな女性として四番隊を率いているのですが、それ以前は十一番隊隊長だったのです。元々あらゆる流派を自分のものにするほどの強さを持っており、その強さに目をつけた山本元柳斎重國にスカウトされて護廷十三隊に入りました。

卯ノ花烈と更木剣八は二回戦ったことがあります。一度目の戦いは、卯ノ花烈が十一番隊隊長時代に流魂街でまだ少年だった更木剣八と初めて出会った時です。この時の戦いで既に更木剣八は卯ノ花烈を上回るほどの力を持っていました。

しかし更木剣八は卯ノ花烈以上に強い人物はいないと感じており、ここで勝ってしまうともう楽しい戦いができなくなると思いました。そして更木剣八は無意識に力を抑えてしまい、卯ノ花烈に負けてしまいます。それ以降更木剣八は勝ちそうになった瞬間に無意識に力を抑える癖ができてしまいました。

このことから見えざる帝国の襲撃を受けた時には、更木剣八の癖を直して本当の力を引き出すために卯ノ花烈が更木剣八の修行をつけることになります。二人の戦いは修行というよりも本気の殺し合いでした。

初代「剣八」である卯ノ花烈は卍解を使うことができます。ただ『BLEACH』の劇中では更木剣八と戦った時にしか卍解を使っていません。ここでは卯ノ花烈の斬魄刀の始解と卍解の能力について紹介します。

卯ノ花烈の斬魄刀の始解は『BLEACH』の尸魂界篇で初めて描かれました。卯ノ花烈の斬魄刀の名前は「肉雫唼(みなづき)」です。「肉雫唼」は始解すると、斬魄刀がひとつ目の巨大な緑色のエイのような形状になります。このエイに飲み込ませた者を治癒することができます。また飛行することができるので、上に乗って移動することも可能です。

卯ノ花烈は『BLEACH』の千年血戦篇で更木剣八と戦った時に初めて卍解を使いました。卯ノ花烈の卍解は「皆尽(みなづき)」です。始解と同じ読み方ですが、漢字が違います。卍解をした瞬間に大量の液体が刀から滴ります。ちなみに『BLEACH』のゲーム「Brave Souls」では黒い液体なのですが、カラー版の漫画では血のように赤い液体でした。

特に卍解の説明がなかったのでどのような能力があるのか不明ですが、戦っている時に全く卯ノ花烈に傷がないところから攻撃を受けた瞬間に治癒できるほどの能力があるといわれています。実際に卍解を使うシーンを見ると、自分の血を刀に注いでいるようなシーンがありました。

しかし同時にその傷を癒やしているようにも見えます。その後、自分だけでなく戦う相手も回復しているようなセリフもあるため、延々と戦いを楽しむために自分と相手を回復し続ける卍解なのではないかと考察されています。更木剣八の純粋な強さを引き出す卍解とはまた違った意味で異質な卍解です。

『BLEACH』では卯ノ花烈の本名が卯ノ花八千流であることが判明しました。この名前は草鹿やちるの命名の由来にもなっていますが、その意味はすべての刃の流儀は自分の中にあるという意味をこめてつけられたものです。初代十一番隊隊長だった時代に卯ノ花八千流と名乗っていました。

初代からずっと隊長を続けているので京楽春水や浮竹十四郎からは大先輩といわれていました。山本元柳斎重國と並ぶほどの古参ですが、京楽春水よりも若々しい見た目をしています。今でこそ誰にでも優しく人格者のような振る舞いをしていますが、実はとても好戦的な性格をしています。

護廷十三隊に入るまでは大罪人として尸魂界を騒がせており、当時から圧倒的な強さを持っていたようです。相手と自分を回復するという卍解の能力の考察についてもこの好戦的な性格を踏まえて考えられています。ただ戦うことは大好きですが強さに関しては更木剣八ほどのこだわりはないようです。

実際に更木剣八と戦った時にはこの子が「剣八」の名にふさわしいとすぐにその実力を認めました。ただこの時卯ノ花八千流以外に強い者は更木剣八しかいませんでした。だから更木剣八はもっと戦いを楽しむために力を抑える癖がついてしまったのです。

ちなみに卯ノ花八千流が前で長い髪を結っていたのは、この時の戦いでつけられた傷を隠すためです。卯ノ花八千流は更木剣八が戦い続けるために力を抑制する癖があることに唯一気づいていました。更木剣八がギリギリの戦いをする度に周囲は相手が強かったからだと思っていましたが、実は無意識に力を制御していたのが原因でした。

そのため卯ノ花八千流は自分の弱さが原因で更木剣八の力を封じてしまったことを後悔していました。だからこそ『BLEACH』で更木剣八の修行についた時、卯ノ花八千流は自分を倒させて本来の力を引き出そうとしていたのです。

今まで更木剣八の力を封じたことに罪悪感を抱いていたので、最期は役目を果たせたことを喜び、とても穏やかな顔をして死んでいきました。逆に更木剣八はまだ足りないと言って何度も「死ぬな」と卯ノ花八千流に訴えかけていました。その後更木剣八は、自分が卯ノ花八千流を殺したことを虎徹勇音に伝えています。

『BLEACH』には護廷十三隊が登場しますが、中でも十一番隊は特殊です。十一番隊は代々「剣八」の名前が受け継がれており、先代の隊長を倒すことで新しい隊長になることができます。ここでは歴代「剣八」を紹介します。

『BLEACH』では当初四番隊隊長の卯ノ花烈として登場した卯ノ花八千流が初代「剣八」です。卯ノ花八千流は好戦的な性格であり、彼女の治癒能力は戦闘を長く続けるためのものでもあります。しかし更木剣八との戦いの後に、その座を退いて四番隊隊長になったようです。

ただ戦闘狂に変わりないので、過去篇では真っ先に前線に向かおうとしているのを山本元柳斎重國に止められているシーンもあります。

『BLEACH』の小説版では七代目「剣八」の刳屋敷剣八という人物が登場しました。歴代の「剣八」には戦いを好む者が多い中、刳屋敷剣八はとても性格の良い人物でした。痣城剣八との戦いではその優しさ故に卍解を使わずに戦い、敗北してしまいます。浮竹十四郎や京楽春水とは同世代でもあり、零番隊加入の話を持ちかけられるほどの強さがありました。

『BLEACH』の小説版では八代目「剣八」の痣城剣八という人物が登場しました。貴族の生まれですがその力を恐れた者たちからすべてを奪われた過去を持っています。それ故に歪んだ感情を持っており、流魂街に住む人々を利用してある恐ろしい計画を立てていました。しかしその行動を怪しまれたことで自ら出頭し、現在は無間に収容されています。

『BLEACH』に登場する「剣八」は代々戦いによって決められていましたが、九代目「剣八」に関しては例外的に当時の十一番隊副隊長がその名を受け継ぎました。先代の痣城剣八が捕まり、無間に収容されて戦うことができなくなったからです。九代目の名前は不明で、これまでとは違った状況で隊長になった人物ですがそれでもとても強かったようです。

『BLEACH』の過去篇で110年前に十代目「剣八」だったのは鬼厳城剣八です。先代を殺して十代目「剣八」になったことが過去篇で語られています。ただ性格が荒っぽく身勝手なところがあるため、招集にもまったく応じませんでした。

当時五番隊隊長だった平子真子が「何であないブタみたァな奴隊長にしてんやろな」と愚痴を言うほどです。しかし隊長となって舞い上がっていたところを更木剣八によって殺されました。

『BLEACH』の本編で十一番隊隊長であり十一代目「剣八」になったのが更木剣八です。更木剣八は本編終了後も隊長を続けています。先代とは違って仲間思いで比較的真面目なので部下に慕われています。

また先代のように己の実力を過信することなく、常に強さを求める性格をしています。さらには初代「剣八」である卯ノ花八千流を倒したことをきっかけに始解・卍解を会得し、現在では歴代最強の強さを持つといわれています。

『BLEACH』は2004年にアニメ化されました。更木剣八も尸魂界篇が放送された2005年からアニメに登場しています。ここでは更木剣八役を演じた声優について紹介します。

『BLEACH』の更木剣八役を演じた声優は立木文彦です。立木文彦は声優としてだけでなく「世界の果までイッテQ!」や「世界まる見え!テレビ特捜部」など人気番組のナレーターとしても知られています。ちなみに声優として更木剣八役をしている時はナレーターをしている時の声よりもかすれた荒々しい声になります。

『BLEACH』の更木剣八役を演じている立木文彦とは、1961年4月29日生まれの男性声優・ナレーターです。大沢事務所という声優事務所に所属しています。1983年に声優デビューしており、脇役からメインキャラクターまでこなすベテラン声優です。

アニメ『銀魂』の長谷川泰三役を演じている声優でも有名ですが、実写版『銀魂』には声優としてではなく俳優として長谷川泰三役を演じました。またアニメだけでなく吹き替え声優としても多数出演しており、ジョン・ラッツェンバーガーやフォレスト・ウィテカーなど人気俳優を担当しています。

声優の立木文彦の主な出演作品には、『銀魂』の長谷川泰三役、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役、『名探偵コナン』のウォッカ役、『ONEPIECE』のサカズキ役、『血界戦線』のオズマルド役、『ばらかもん』の教頭役、『SKET DANCE』のナレーション、『D.Gray-man』のマナ・ウォーカー役などがあります。　

『BLEACH』の登場キャラクターの中でも圧倒的な強さを持つ更木剣八の戦闘シーンはとても格好いいと人気です。特に『BLEACH』の死神代行消失篇では黒崎一護の力を分けてもらい、能力を強化した沓澤ギリコを瞬殺していました。更木剣八の強さを再度認識したという方もいるほどファンからは人気のシーンです。

『BLEACH』のアニメでは更木剣八役の声優・立木文彦も高評価されていました。荒々しさがうまく表現されているので、更木剣八の雰囲気にピッタリだといわれています。また更木剣八がかっこいいキャラクターなだけあり、『銀魂』のマダオこと長谷川泰三と同じ声優が担当していると知って驚いたという方もいるようです。

『BLEACH』の男性ファンからも更木剣八はかっこいいと人気です。圧倒的な強さを持っていたり、男らしいところが人気のようです。またかわいい草鹿やちるとのコンビも面白いと評判でした。

『BLEACH』の更木剣八がもしも〇〇だったらと仮定して、地元の先輩・会社の後輩・義理の父の三つのシチュエーションで紹介します。

『BLEACH』の更木剣八がもしも地元の先輩だったら、仲間思いなので後輩に慕われる先輩になるはずです。実際に『BLEACH』では斑目一角のように強さを求めるタイプに慕われています。ただ更木剣八のことをよく知らない後輩からは怖がられるかもしれません。

『BLEACH』の更木剣八が会社の後輩だったら、興味のある仕事はとことん極めるものの、興味のない仕事にはやる気を出さないかもしれません。そのため、上司がしっかりと更木剣八に合う仕事を見極める必要があります。

『BLEACH』の更木剣八が義理の父だった場合、見た目は怖いですが次第に仲良くなれるはずです。ただ神経質な性格をしていると更木剣八の荒っぽくマイペースな性格が合わないと感じるかもしれません。

『BLEACH』の劇中では意外と真面目で必要な時には部下の顔を立てる姿も描かれています。このようにある程度相手に気を使うことができる人物なので、涅マユリや朽木白哉ほどの神経質でプライドが高くなければ良好な関係を築けると考えられます。

『BLEACH』に登場する更木剣八は好戦的で危険人物に見えるのですが、意外と職務態度も真面目で部下に対しては情のあるキャラクターです。ただ涅マユリや朽木白哉など神経質だったりプライドが高い人物とは反りが合わないようです。更木剣八は尸魂界篇以降のほとんどの戦いに参加しているので、ぜひ『BLEACH』で活躍をチェックしてみてください。