【約束のネバーランド】ルーカスまとめ!ユウゴとの関係や最後は?
『約束のネバーランド』のルーカスはエマ達と関わる大人の中では数少ない味方であり、親友のユウゴの関係性がよく取り上げられるキャラです。そんな『約束のネバーランド』のルーカスについて、生存していた理由やユウゴと再会からその最後などを見ていきます。
目次
【約束のネバーランド】ルーカスとは
『約束のネバーランド』のルーカスはユウゴとの関係やシェルターにおける最後が印象深いキャラクターです。そんなルーカスが生存していた理由や復讐の目的を見ていく前に基本情報を紹介していきます。
ルーカスのプロフィール
ルーカスは2017年11月28日生まれで、身長186cm、血液型はB型の男性です。かつてユウゴと共に農園を脱走しており、その際にはサブリーダー的な立ち位置でした。ゴールディ・ポンドにおいてレウウィスの襲撃を受けたことから死亡したものと思われていましたが、実はかろうじて生きており、その後の行動がゴールディ・ポンド内に送られる子供達に大きく影響を与えていきます。
ルーカスは農園「グローリー=ベル」出身
そんなルーカスはユウゴと同じく高級農園の一つ「グローリー=ベル」の出身であり、認識番号のKGX2A7が胸元に刻まれています。この農園から脱走したことでルーカスとユウゴの運命は大きく動いていき、それがエマ達の行動にも関わってくることになります。
漫画『約束のネバーランド』をおさらい
漫画『約束のネバーランド』は『週刊少年ジャンプ』に2016年から2020年に連載された作品です。孤児院に済むエマたちがこの世界に存在する「鬼」の食用児として育てられていることを知り、その過酷な運命を変えるために行動していきます。
白井カイウ原作のダークファンタジー
漫画『約束のネバーランド』の原作者は白井カイウさんです。白井さんがアマチュア時代に考えていた原案がジャンプ編集部の目に入ったことで、連載を目指す計画が始まります。しかし、週刊連載にあたっては作画スピードが追い付かないと判断されて、作画担当を探すことになりました。
作画は出水ぽすかさんが担当
そして、白井さんがファンであった出水ぽすかさんが他の漫画連載を終えたタイミングでオファーが送られ、出水さんがそれに同意したことで週刊連載の企画が通りました。『約束のネバーランド』の連載終了後もこの二人がタッグを組んだ作品が出しており、二人が躍進するきっかけとなった作品でもあります。
アニメ版や実写版などのシリーズも話題に
「約束のネバーランド」は連載後にジャンプの人気作品となり、それに伴ってアニメや実写映画、小説など様々なジャンルでメディア展開されていきます。原作漫画とは違う展開を描いたアニメや北川景子さんや渡辺直美さんといった豪華な俳優陣が出演した実写映画は注目を集めました。
【約束のネバーランド】ルーカスとユウゴの関係
ルーカスを語る上で欠かせないのが、エマ達がシェルターで出会ったオジサンことルーカスであり、この二人の別れと再会も『約束のネバーランド』内の大きな物語になっています。
ユウゴ(オジサン)とは
エマ達がシェルターで出会った28歳の男性。グローリー=ベルの出身でルーカスと共に脱走するが、ゴールディ・ポンドで自分だけが生き残ってしまった経緯がある。そのことから無駄を省く生き方をしており、エマ達と初めて会った時はなるべく干渉しないようにして名前も教えなかったことから「オジサン」と呼ばれるようになる。ただ、本来の性格は仲間想いであり、後にエマ達にもその一面も見せる。
ユウゴとは親友関係
ルーカスとユウゴは単に同じ農園の出身という関係ではなく、農園にいた頃はよく一緒にいる親友と呼べる存在でした。脱走時にはユウゴがリーダー、ルーカスがサブリーダーとして動いており、様々な意見を交わす姿に信頼関係の深さが窺えるものです。
ユウゴとのエピソード
ユウゴとルーカスは一度シェルターに辿り着いたもののそれ以上の進展がなかったことからユウゴの提案でゴールディ・ポンドへ向かいます。しかし、そこは鬼の狩猟場になっており、ルーカス達もその標的となってしまいます。そして、ある日にレウウィスの襲撃から仲間達は次々とやられてしまいますが、ルーカスはユウゴを逃がすため、単身レウウィスへ挑みます。
ユウゴは何とかシェルターまで帰還できましたが、仲間達や親友であるルーカスを残して自分だけが生き延びたことを激しく後悔します。それによってユウゴの性格も大きく変わってしまいますが、エマがゴールディ・ポンド内で生きていたルーカスと出会い、ユウゴの存在を伝えるとルーカスは涙しました。それからゴールディ・ポンドの一件が解決後、二人は数年ぶりの再会を果たせました。
【約束のネバーランド】ルーカス生存の理由とは
鬼の中でも強い戦闘力を誇るレウウィスに向かって行ったルーカスはユウゴも死亡したものと思っていましたが、とある理由から生存できていました。ここではルーカスの生存の謎について紹介していきます。
生存の理由①出身農園のグローリー=ベル脱走に成功
ルーカスは農園からの脱走成功後にゴールディ・ポンドへやって来ますが、鬼の狩猟場になっていたことから戦いを余儀なくされます。ルーカスやユウゴ達は戦闘を重ねる中で鬼の対処方を学んでいき、何とか生き残れていました。しかし、その状況はレウウィスの襲撃によって一変してしまいます。
生存の理由②ゴールディ・ポンドでの死亡は偽装
ユウゴを逃がすためにレウウィスに挑んだルーカスは片腕を失い、脚も負傷して多量に出血していたことから自らの死を覚悟しますが、そこへ一人の少女が現れ、ルーカスを助けます。少女はゴールディ・ポンドへ来ている鬼達も知らない隠し部屋に匿ったことでルーカスは生存できました。
生存の理由③少女との出会い
それから5年間もルーカスと少女は隠れ続けましたが、少女は病気により死亡してしまいます。ルーカスはその時にシェルターへ戻ることも考えましたが、まだゴールディ・ポンドへ残っている子供達や今後送られて来る可能性もある子供達のために敢えてこの場に残って、反撃のための準備を整えることにしました。
【約束のネバーランド】ルーカスの杖や復讐計画の真相
少女の助けにより生存したルーカスは現状を変えるための復讐計画を立てて、様々な準備をしていきます。ここでは生存した後のルーカスとその復讐計画について紹介していきます。
ルーカスと言えば「杖」
エマの前に初めて現れたルーカスは顔に大きな傷があり、杖をついているのが特徴でした。見た目からそれほど年ではないはずなのに杖をついている姿はルーカスを印象付けるアイテムの一つになっています。
ルーカスが杖をついている理由とは
レウウィスの襲撃から生存したルーカスでしたが、その場から逃げる際には足が上手く動いていないような描写があります。安全を確保したことで体力的な回復はできたのかもしれませんが、傷の完治には至らず、足の負傷は後遺症として残ってしまったことが考えられます。
子供達と助け合い準備してきた復讐計画とは
ゴールディ・ポンドに残ったルーカスは仲間達の無念や今後の子供達のことを考えて、復讐計画を進め始めます。その最終目標はゴールディ・ポンド自体を潰すことですが、強大な力を持つ鬼を相手にするためには様々な準備が必要であり、自らの体の不自由さもあって、すぐに実行へ移せませんでした。そのため、ゴールディ・ポンド内で生き残った子供達と助け合いながら復讐計画を進めます。
復讐計画を進めるための準備①銃の開発
復讐計画の準備の一つとして通常の武器が効かない鬼の仮面を破壊できるような銃や装填する弾の改造をしています。ルーカスはゴールディ・ポンド内の長年の戦いから鬼の対処方をある程度わかっており、それを子供達に教えることで戦える武器も準備していきました。
復讐計画を進めるための準備②子供達への指導
復讐計画でもう一つ大事だったのは子供達自身の戦闘力を上げることです。それまで武器を扱ったことがない子供達が鬼と戦っても勝てないことから遠近両方での武器の使い方や鬼の弱点などをしっかり指導していきます。エマ達が出会うオリバーやヴァイオレット達が鬼と戦えたのはこのルーカスの指導があったからだったのです。
予想外のエマ登場で計画がバレた?
そんな復讐計画の準備が進められる中、エマ達がゴールディ・ポンドを訪れたことで復讐計画にも影響していきます。実はレウウィスやパイヨンは子供達の戦闘慣れした動きからその後ろに指導者がいることを察しており、復讐計画の全貌ではないですが何か企んでいることはバレていました。
ただ、エマ達の登場によって戦況が大きく変わっていきます。その流れに乗ってルーカスやゴールディ・ポンド内の子供達も戦う姿勢を見せ、結果的に鬼の壊滅に成功します。そのため、エマの登場は復讐計画の最後のピースとして良い影響を与えたのです。
【約束のネバーランド】ルーカスとユウゴの最後が熱い!
ゴールディ・ポンドの一件が終わり、シェルターでユウゴと再会を果たしたルーカスですが、その後に向かえる展開は二人の最後は切なくも熱いものでした。そんなルーカスとユウゴの最後について紹介していきます。
ゴールディ・ポンド壊滅後はシェルターで生活
エマやレイ、ユウゴが駆け付けたことでゴールディ・ポンドは壊滅し、ルーカスやそこにいた子供達はシェルターへ移動して暫く生活していきます。エマの回復後は一旦エマを含めた数名がクヴィディダラへ向かいますが、その間にルーカスとユウゴは残っていた子供達の面倒を見ていました。
アンドリューがシェルターを襲撃
しかし、エマ達が帰還した後すぐにピーター・ラートリーの命を受けたアンドリューとその部下達がシェルターに襲撃を仕掛けてきます。見つからないと思っていた隠れ家への侵入は数人の犠牲者を出しますが、ルーカスの機転によって何とかシェルターから脱出します。ただ、完全に逃げ切るためにはアンドリュー達を足止めする必要があるとルーカスとユウゴは判断し、二人はシェルターへ戻るとエマ達に言います。
アンドリューとは
ピーター・ラートリーの部下である褐色で眼鏡をかけた男性。ピーターの指示によって脱走した食用児たちやミネルヴァの支援者の処分を任務として遂行しています。食用児に対しては自分たちと同じ人間とは考えておらず、冷酷に処分していきます。
アンドリューVSルーカス&ユウゴ
シェルターへ戻ったルーカスとユウゴは武装しながらアンドリューの部下達を倒していきますが、相手の攻撃によってルーカスは負傷してしまいます。そして、武器庫へ逃げ込んだ時には相手はアンドリューのみになっていましたが、ルーカスは身動きを止めてしまい、アンドリューは追い詰めたことを確信して、ユウゴに最後の言葉をかけ始めました。
シェルター爆発でルーカスとユウゴは死亡
しかし、その会話を長引かせることこそがルーカスとユウゴの作戦であり、アンドリューを油断させているうちに武器庫はガスで充満していました。そこへ死んだフリをしていたルーカスが銃の引き金を引いたことで爆発が起こります。自らの命を以て子供達の脅威を取り払ったルーカスとユウゴはシェルター内で最後を迎えることになり、エマ達が生き残る道を作ったのです。
【約束のネバーランド】ルーカスの世間での評判や人気
ここでは『約束のネバーランド』のルーカスが世間でどのような評判になっているかを見ていきます。
ルーカスの好きなシーンとしてエマと会ったことでユウゴの生存を知るシーンが多く挙げられていました。ルーカスとユウゴの関係はゴールディ・ポンド編における大きな要素であり、お互いの生存を知ったことで二人の物語も大きく前進するところは魅力の一つになっています。
ルーカスとユウゴの関係ではシェルター内での最後シーンも印象深いものとして多く挙げられていました。このシーンに辿り着くまでにもルーカスとユウゴの過去からの関係が描かれ、その上で最後に子供達を守るためにその身を犠牲にする姿は寂しさも感じますが、かっこよさや感動を覚える最後だと言われています。
一方で、アニメ『約束のネバーランド』ではゴールディ・ポンド編以降の展開がカットされてしまったため、ルーカスとユウゴの関係も描かれなくなっており、そのことを残念がるファンも多く見られました。生存を知った後の再会やシェルターでの最後は感動的なシーンであるからこそアニメで動く姿や声が付くことを望む声も多いようです。
【約束のネバーランド】もしもルーカスが○○だったら
ここではもしものシチュエーションとしてルーカスが○○だったらという妄想を挙げていきます。作中は負傷してしまい、その人生の多く復讐計画にかけていたルーカスが平和に暮らせていたらどのようになっていたのでしょうか?
ルーカス「父親」篇
もしもルーカスが父親だったら頼りがいのある存在になっていたと思います。作中では武器や戦闘といったできれば子供達に教えたくないようなことばかり指導していましたが、それがオリバー達に身に付いていることから教えることは上手いことが窺えます。そのため、父親としての教育や遊びについても色々教えてくれる父親になれると思います。
ルーカス「ローストビーフ屋」篇
もしもルーカスがローストビーフ屋だったらこだわりの品を作っていきそうです。公式でルーカスの好きなものはローストビーフとされており、恐らく食べること専門ではありますが、ルーカス自身は武器の開発知識があるなど器用な人物です。そのため、こだわりの自家製ローストビーフを作ればかなり美味しいものができるまで研究しそうな気がします。
ルーカス「学校の先生」篇
もしもルーカスが学校の先生だったらわかりやすい先生として人気が出そうです。作中ではゴールディ・ポンド壊滅後はシェルター内で教育している姿も描かれていることから学校の先生としての素質はあると思います。作中でしていることから考えると、理数系や体育など様々な教科を受け持てそうな気がするので、小学校の先生が一番適しているかもしれません。
【約束のネバーランド】ルーカスは子供達を守り抜いた
『約束のネバーランド』のルーカスはユウゴと共に農園のグローリー=ベルから脱走した一人であり、ユウゴにはゴールディ・ポンドで死亡したものと思われていましたが、生存しながら逆転のため復讐計画を進めていました。その最後は親友のユウゴと共に子供達を守るため犠牲になるというもので、エマ達にも大きな影響を与えています。そんなルーカスの活躍は約束のネバーランドの原作漫画のみに描かれているので、気になる人はチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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