【東京リベンジャーズ】三ツ谷隆のバイクは何？メーカーやスペックを紹介

三ツ谷隆のバイクについてまとめていく前に、まずは三ツ谷隆が東京リベンジャーズ作中にてどのような存在として描かれているのかについてまとめていきます。また、『東京リベンジャーズ』の作品概要とあらすじについてもここでおさらいしていきます。

三ツ谷隆（みつやたかし）は東京卍會弐番隊隊長を務める不良です。銀の短髪と黒のピアスが特徴的な容姿をしており、組織の創設メンバーの1人とされています。世話焼きな性格で組織内のトラブルを率先して解決してくれる貴重な存在であり、仲間からは兄貴分として信頼を置かれています。また、手先が器用で手芸やイラストが得意という意外性を持っており、メンバーの特攻服を手作りしたことがあります。

東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。タイムリープとヤンキー要素を混ぜ合わせた作風が評価され、2022年7月時点でコミックス累計発行部数6500万部を突破しました。原作漫画は2022年11月に完結し、アニメ化や実写映画化、舞台化などで現在もなお話題性を生み出しています。

底辺フリーターの生活を送っていた花垣武道は中学時代の恋人・橘日向と弟の直人が犯罪集団・東京卍會に殺害されるニュースを目撃します。翌日、何者かに電車のホームに突き落とされてしまった武道でしたが、その瞬間にタイムリープ能力が発動すると彼は中学時代に戻されていました。そこで生きている日向と直人を見つけた武道は、最悪の未来を変えるため東京卍會のトップになることを決意します。

ここからは三ツ谷隆が愛用しているバイクのメーカーやスペックについてまとめていきます。東京リベンジャーズは魅力的なキャラクターが評判になることが多いですが、彼らが普段乗っているバイクもかっこいいものばかりでとても魅力的です。ここではバイク好きな人にも詳細が分かるように、メーカー名やスペックの数値を紹介します。

三ツ谷隆が普段乗っているバイクは『インパルス』です。これに乗っている姿が初めて描かれたのは『8・3抗争』の際、ドラケンを助けるために奮闘していたタケミチの前に現れた時で、三ツ谷隆は「オレの子猫ちゃんは世界一だぞ」と断言するほど愛機を使いこなしている様子が描かれました。

インパルスの正式名称は『Suzuki GSX400FSインパルス』です。インパルスとは英語で『衝撃』という意味を持っており、当機は実際にスズキにて製造販売されていた実在する車種であり、初代モデルは1982年に発売されています。車種の種類はネイキッドにあたりますが、初代から2代目まではまだネイキッドという分類が存在していない時期でした。詳細なスペックは以下のようになります。

インパルスの製造期間は1982年～1983年までとなっており、現在はメーカー生産中止され新車を購入することはほぼ不可能です。そのため同じ車種を購入する際は中古になることでしょう。中古車サイトなどで検索してみると販売されているものを見つけることができますが、東京リベンジャーズの人気に伴いほとんどのモデルが値上がりしているためそこは注意しておきましょう。

ここからは三ツ谷隆のバイクが登場するシーンについてまとめていきます。東京リベンジャーズの影響によって価格が高騰するほど三ツ谷隆のバイクは注目されました。ここでは三ツ谷隆のバイクが登場し活躍を披露したシーンを紹介し、現在までの人気を博すまでに至った経緯をチェックしていきます。

東京卍會が愛美愛主と抗争を起こすと、タケミチはそこでドラケンが死亡する未来を変えるため彼を探し始めました。そこにバイクに乗った三ツ谷隆が颯爽と現れます。三ツ谷隆はぺーやんの不穏な動きをいち早く察知し誰よりも先にドラケンを守るために動いていたのでした。

43話では過去回想シーンにて登場しています。東京卍會が創設されて間もなかった頃、パーちんはまだ単車を持っておらず三ツ谷隆の後ろに乗っていました。当時はマイキーも単車を持っていなかったとされており、東京卍會の中でも三ツ谷隆は古くから愛機を乗り回していたことが窺えます。また、マイキーはバブにしか乗りたくないというこだわりを持ち原付（ディオ）で走っていたためスピードがあまり出ていませんでした。

63話も過去回想シーンにて登場しており、当時12、13歳頃にしてノーヘルでバイクを飛ばしている姿が描かれています。そこで三ツ谷隆は「オレの子猫ちゃんは世界一だぞ」と名言を残し、ドラケンや一虎の愛機と他愛のない張り合いを披露しました。

マイキーは黒龍の10代目総長である柴太寿と交渉を終えると、その後三ツ谷隆が現れマイキーを後ろに乗せて走り去っていくシーンが描かれました。描写としては小さなコマに描かれたさりげないものでしたが、2ケツノーヘルで市街地を走っていく姿は不良さながらでかっこいい風貌がありました。

122話では三ツ谷隆とドラケンがそれぞれの愛機に乗って並走するシーンが描かれています。そこで2人は初めて出会った時のことや組織創設時といった昔話を始め、その中で三ツ谷隆は人生で初めて家出をした話やドラケンの住処に招かれたこと、三ツ谷隆の頭にドラゴンの刺青を入れたらドラケンとかぶったエピソードを語りました。

ここからはアニメ版東京リベンジャーズにて三ツ谷隆役を担当した声優についてまとめていきます。アニメ版では原作漫画の内容を映像で再現した作品として楽しむことができ、映像化されたキャラクターたちには声優の演技が加えられよりそのキャラの人柄や活躍シーンがかっこよく演出されました。

三ツ谷隆を演じた声優は松岡禎丞（まつおかよしつぐ）さんです。アイムエンタープライズ所属の男性声優であり、『ソードアートオンライン』や『ノーゲーム・ノーライフ』の主人公を演じた声優として広く名が知られています。趣味は歌と創作料理、スノーボードなどを挙げており、アナウンサーの吉田尚記から超がつくほどの天然で演技も天然なのにハマってしまうと称されています。

これまで三ツ谷隆のバイクのメーカーやスペックをまとめ登場シーンからかっこいい魅力について紹介してきましたが、三ツ谷のバイクに対して東京リベンジャーズファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここでは三ツ谷隆のバイクに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

三ツ谷隆が乗っているインパルスはとても人気があり、多くの人がかっこいい、実際に欲しいといったコメントを残していました。東京リベンジャーズとバイク両方が好きな人の間では自身の愛用しているバイクを東京リベンジャーズ仕様に改良してSNSに発信することが流行しており、三ツ谷仕様のインパルスを披露している写真が多く投稿されていました。

三ツ谷隆がインパルスのことを子猫ちゃんと呼んでいたことにギャップを感じてかっこいいと感じている人が多くいました。三ツ谷隆は手芸が得意で顔立ちも中性的なキャラクターとして描かれていますが、バイクを乗り回す姿や子猫ちゃんと呼ぶシーンなどで男っぽい瞬間が垣間見えるとつい惚れてしまうファンも多いようです。

実写映画版東京リベンジャーズの続編が予定されていますが、そこで三ツ谷隆がインパルスに乗るシーンが登場してほしいと懇願する声が多く寄せられていました。三ツ谷隆の活躍シーンがあるとすれば、バイクに乗って登場するシーンはファンにとって欠かせないものになっているそうです。

三ツ谷隆のバイク・インパルスはかっこいい魅力があり彼の愛機として相応しいものでした。既にメーカー生産が終了していますが、作品を通じてインパルスが再び語られるようになったことは作品の面白さを物語っていることでしょう。もしもインパルスや本作について興味を持った人は、ぜひご自身の目でそれらの詳細をチェックしてみてください。なお、インパルスをノーヘルで走らせることは大変危険ですので控えましょう。