【転スラ】ランガがリムルの配下になるまでの経緯は?強さや魅力も徹底解説
リムルにの忠実な臣下、ランガは『転スラ』で人気のキャラクターです。本記事では、牙狼族・ランガがリムルの配下になるまでの経緯を解説しています。あわせて『転スラ』のランガの強さやかわいい魅力、進化の過程などの詳細な情報を紹介します。
目次
【転スラ】ランガとは?
『転スラ』のランガは忠誠心が高く、リムルに愛されている狼型の妖獣です。リムルのことが大好きで尻尾を振って親愛の情を示す姿はとてもかわいく、転生したらスライムだった件のファンから人気を集めています。まずはじめに、ランガのプロフィールを紹介します。あわせて転スラの概要とあらすじもまとめてみました。
ランガのプロフィール
転スラのランガは、体躯5メートルを超える狼型の妖獣です。リムルに敵対し、戦いましたが撃退され配下に加わり、リムルから「ランガ」の名前を授かりました。リムルには父親を殺されて思うところはあるようですが、忠誠心は非常に高く「リムル様」とは呼ばず「我が主(あるじ)」とリムルのことを呼んでいます。普段はリムルの影に隠れリムルを警護、リムルに反抗的な態度を取る者には容赦なく牙を剥きます。リムルが大好きで彼の役に立とうと一生懸命な姿は健気です。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件』は、伏瀬さん作の大人気なろう系小説です。小説投稿サイト『小説家になろう』で、2013年2月20日から連載が開始されました。転スラは知る人ぞ知る名作なろう系小説でしたが、2018年10月アニメ化されてから一気に人気に火が付きました。未知の異世界での主人公の成長と活躍、魅力的なキャラクター、シリアスとギャグが絶妙に絡まったストーリー展開は多くの人を惹きつけました。アニメは2期まで放送され、数多くの転スラファンが続編を待ち望んでいます。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
サラリーマンの三上悟は、ある日暴漢に襲われ死亡します。しかし、死んだはずの彼はなぜかスライムとして異世界に転生していました。ここで出会ったのが、勇者との戦いに敗れ300年間洞窟に閉じ込められた暴風竜・ヴェルドラです。2人は友達になり、スライムになった三上はヴェルドラからリムルという名前をもらいました。ヴェルドラのことをかわいそうに思ったリムルは、彼を助けるためスライムの捕食能力で体内に取り込み、洞窟の外の世界、異世界への冒険に旅立ちました。
【転スラ】ランガがリムルの配下になるまでの経緯やその後の活躍
転生したらスライムだった件のランガとリムルは、衝突という形で出会います。しかし、戦いの後ランガはリムルに忠誠を誓い配下となりました。ここでは、ランガがリムルの配下になるまでの経緯を詳しく解説します。あわせて、転生したらスライムだった件で描かれるランガの活躍シーンもまとめています。
ランガがリムルの配下になるまでの経緯
洞窟に封印されていた暴風竜・ヴェルドラの気配が消えたことから、牙狼族族長はジュラの大森林を制するため動き出します。牙狼族族長の息子であるランガも父と行動をともにしました。まず手始めに牙狼族はゴブリンの村を襲います。しかし、傷付き疲弊したゴブリン達は、たまたまジュラの大森林で出会ったリムルに助力を求めました。リムルは快諾し、村を柵で囲い餓狼族の襲来を待ちます。糸を張り牙狼族の行く手を阻むリムル、業を煮やした牙狼族の族長は彼に襲いかかります。
しかし、リムルにはまったく敵わず、首を切られ牙狼族の族長は討ち取られました。残されたランガ達は服従か死の選択を迫られましたが、牙狼族は強いものに従う習性があり、彼らはリムルに服従することを選びました。牙狼族族長の息子は嵐の牙を意味する「ランガ』の名を授かり、リムルに忠誠を尽くすことを約束します。ここからランガはリムルに常に付き従い、普段はリムルの影に隠れ警護を務めるようになりました。
ランガの活躍①森の騒乱編
転生したらスライムだった件のランガはリムルの配下となり、『森の騒乱編』でも活躍しています。森の騒乱編ではオークがジュラの大森林を蹂躙し、リザードマンの本拠地へと攻め込みました。兵を率いるリザードマンの王子・ガビルは兵を率い戦いますが、オークジェネラル率いる兵に囲まれ窮地に陥ります。ここに、颯爽とランガは登場しました。影移動を使いガビルの元へ現れたランガは、黒雷嵐(デスストーム)でオークたちを攻撃し一蹴、リザードマン達を救出しました。
ランガはオークロード(豚頭帝)にも戦いを挑みましたが、オークディザースター(豚頭魔王)へと進化したオークの王には敵いませんでした。「オークディザースターのことは任せろ」というリムルに後を任せています。
ランガの活躍②王都偵察編
転生したらスライムだった件の『王都偵察編』では、ランガとリムルがイングラシア王国自由学園を訪れた話が描かれています。ここでリムルは、魔法の習得のため図書館を使用する代わりに魔法学園の先生を引き受けることになります。魔法学園の生徒はシズさんの教え子でもあり、リムルは先生を引き受けました。しかし、彼らは問題児でスムーズに授業は進みません。
勝手気ままで反抗的な生徒たちにランガは優しく牙を剥き諭します。最初はリムルに反抗的だった生徒たちもリムルと共にする時間が長くなるにつれ、リムルとランガの実力を身をもって知り信頼を寄せていきました。妖精を召喚するため、妖精棲家へ向かったころにはすっかり打ち解け、妖精との契約が終わった後はランガを枕に魔法学園の生徒達がスヤスヤと眠る場面も描かれていました。
ランガの活躍③聖魔対立編
転生したらスライムだった件の『聖魔大戦編』で、ランガはヒナタ・サカグチ率いる聖騎士を相手に戦い、軽くあしらっています。星狼王(スターロード)に進化したランガは、獲得したスキル・飛翔走を使用し、聖騎士達の張る結界を吹き飛ばし圧倒していました。聖魔大戦編では、ランガの少し残酷な場面も描かれています。リムルから聖騎士達を殺すなと命令されていたため、ダメージを与えてハイポーションで復活させ、さらに攻撃を加えるという嗜虐を繰り返し自分の強さを確かめていました。
ランガの活躍④魔都開国編
転生したらスライムだった件の『魔都開国編』では、ジュラテンペスト連邦国の開国記念に武闘会が開催されました。この武闘会に転スラのランガも出場し活躍しています。武闘会1回戦、ランガの対戦相手はリザードマンのガビルでした。ランガはガビルを圧倒、ガビルの放つ槍や水の攻撃はランガの体毛や嵐に防がれダメージをあたえることはできず、ガビルはギブアップを宣言し、ランガは勝利しています。1回戦は圧勝したランガでしたが、2回戦ではゴブタに敗れてしまいました。
ゴブタは、エクストラスキル・同一化でランガに背中に取り付き離れません。ランガは黒稲妻で攻撃するも戦いは膠着状態、さらにゴブタにユニークスキル・魔狼召喚を習得される始末でした。ゴブタはランガの体の一部分になっており、このまま攻撃してもランガは勝てないという裁定が下され、ランガは敗北しています。
ランガの活躍⑤竜魔激突編
転スラの『竜魔激突編』で、ランガは星狼王(スターロード)の称号を授かっています。天魔大戦編でリムル達は東の帝国と戦いましたが、ランガは戦いでの活躍をリムルに認められ、聖魔十二守護王にその名を連ねることになりになりました。ランガとともに「全にして個」である他の牙狼族達もリムルの祝福を受けています。
ランガの活躍⑥天魔大戦編
転スラの『竜魔激突編』で、ランガはさらにパワーアップしました。神智核・シエルの能力最適化に伴い、ランガは上位聖魔霊へと進化し、魔素量も増加し万能体になりました。天使との戦いで、ランガは強さを見せつけています。ランガはゴブタとともに、天使・ヴェガに攻められたカリオンの元へと加勢に向かいます。ランガは、ヴェガが放つバクテリアを嵐を起こし消滅させ、雷を起こして攻撃します。この雷がカリオンの獣竜魔粒子咆と重なり、ヴェガに瀕死のダメージを与えました。
【転スラ】ランガのかわいい魅力
ランガは狼型の妖獣ですが、その行動はまるで犬のようで転スラファンから「かわいい」と評判です。ここでは、転スラに登場する人気キャラクター・ランガのかわいい魅力をまとめてみました。
かわいい魅力①リムルに褒められると甘える
リムルに褒められて甘えるランガはとてもかわいいです。ランガはリムルに褒められると尻尾を振って喜びます。その喜びようは大変なもので、振った尻尾で建物を破壊してしまうほどです。究極能力・アルティメットスキルも身に付ける厳つい狼が、リムルに褒められるとまるでワンちゃんのようになってしまう、このギャップがランガのかわいい魅力です。
かわいい魅力②シオンと喧嘩をする
シオンと喧嘩をするランガもかわいいです。ランガはリムルの警護役を務め、彼に背中を提供し移動手段になるのも仕事です。しかし、秘書・シオンも、スライムになったリムルをいつも抱きかかえて運んでいます。どちらがリムルを運ぶのかは喧嘩で決めることになっており、このためリムルの取り合いでランガとシオンはよく喧嘩をします。リムルのお役に立ちたいと懸命になる点も、ランガのかわいい魅力です。
かわいい魅力③ミリムに撫でられると嬉しそう
魔王・ミリムに撫でられて、うれしそうにしていたランガも非常にかわいいです。アニメ・『転スラ日記』で撫で上手のミリムに撫でられて、うっとりした表情のランガが描かれていました。シオンにこの光景を目撃され、リムルに報告されそうになり、必死に制止しようとするランガもかわいいです。まるで浮気がばれた人のような振る舞いは、多くの転スラファンのハートをくすぐりました。
【転スラ】ランガの強さや進化
転スラのランガは作中、他の登場キャラクターと同様に進化し能力と強さをパワーアップさせ、究極能力(アルティメットスキル)を獲得しています。ここではランガの強さとスキル、究極能力(アルティメットスキル)について解説します。ランガが牙狼族から種族進化する過程もまとめてみました。
ランガの強さ
転スラのランガは相当な強さを持っていると推測できます。神智核・シエルによる能力最適化後は、魔素量も大幅に増加し万能体へと進化を遂げます。究極能力(アルティメットスキル)も身に付けたランガは、最終的に聖魔12守護王の1人になっており、その強さは覚醒魔王級です。
ランガの主要なスキル
転スラのランガの主な能力は影移動、風操作、魔狼王です。影移動は影から影へ移動できたり、影に身を潜められたりできる能力です。影から影へ移動することで高速な移動も可能になり、魔素量が少なくなったときや怪我を負ったときは影に隠れられます。ランガは影移動でゴブタに影から召喚されることもあります。エクストラスキル・風移動は風を操れ、嵐を起こしたり、風を操り空中を駆け上ったりできる強力な能力です。
ランガは、影移動と風移動を使い相手を攻撃する黒雷嵐(デスストーム)も繰り出せます。黒雷嵐は、稲妻をまとった嵐を起こし広い範囲に強力な攻撃を放てる技です。リムルが魔王になり神狼に進化したランガは、魔狼王も獲得しています。魔狼王になり超直感、同族召喚、憑依同一化、同族再生、意思統一操作の権能を身に付けたことで、ランガは群れでの戦闘力も大いに向上させています。
ランガの究極能力「星風之王」
リムルとヴェルドラの能力を引き継いだ転スラのランガは、究極能力(アルティメットスキル)星風之王(ハストゥール)を獲得しました。究極能力・星風之王は思考加速・天空支配・空間支配・多重結界の権能を持っています。天空支配は、権能から天候を自在に操れ、雷や嵐を発生させられる権能です。
その威力は凄まじく、腐食効果を持つ嵐で微生物までも消滅させることもできます。思考加速では戦闘行動の最適化が可能、多重結界の絶対防御で身を守る能力も究極に高められます。究極能力(アルティメットスキル)を身に付けたランガは、強さのステージが上がりました。
ランガとゴブタの合体技が強い
転スラのランガは、ゴブタと合体して人狼に変身し攻撃力を高めることもできます。魔都開国編の武闘会でランガはゴブタと対戦しましたが、この戦いの中、ゴブタはユニークスキル・魔狼召喚(オレニチカラヲ)を獲得しました。この能力でゴブタはランガと合体する技・魔狼合一(ヘンシン)を使えるようになります。
合体したランガとゴブタの強さは覚醒魔王クラス、ミリムも絶賛するほどの実力を発現させました。微生物も消滅させる鉄壁の鎧を身に纏え、魔法・破滅の竜巻嵐で超音速衝撃破を繰り出せるようになっています。
ランガの進化
転スラのランガは物語登場当初、牙狼族でした。ここから、リムルから名前を授かり、配下に加わった後は激しい戦いを経験し、リムルの進化に伴いハーベストを受け取ることもありました。そして、ランガは種族進化し強さと能力を高めていきます。ここでは、ランガが経た進化の過程をまとめてみました。
進化①嵐牙狼(テンペストウルフ)
リムルから名前を貰いランガとなった後、彼は嵐牙狼(テンペストウルフ)に進化しています。額には角が生え、影移動ができるようになり、黒き稲妻を繰り出せるようになりました。嵐牙狼になった後、ランガはリムルの傍に常に侍るようになり、普段は彼の陰に潜み過ごすようになります。しかし、影の中にいてもリムルに褒められたくなると表に出てきます。
進化②黒嵐星狼(テンペストスターウルフ)
転スラのランガは、ジュラの森に侵攻してきたオークたちとの戦いの際に進化しています。ランガは戦いにあたって本能を開放し、黒嵐星狼(テンペストスターウルフ)に種族進化を果たしました。黒嵐星狼になったランガは、嵐牙狼のときに使えた黒き稲妻を上回る威力を持つ黒雷嵐(デスストーム)を放てるようになっています。
進化③星狼王(スターロード)
東の帝国との戦いに勝利し、リムルは大量の魂を手に入れました。リムルは、その魂を配下にいる魔王種を持つ者・12名にあたえ、覚醒魔王級に進化させています。そして、進化した12名には聖魔12守護王の称号を贈りました。ランガはこのとき、星狼王(スターロード)の称号を与えられています。星狼王になったランガは、強さも能力も大幅にパワーアップしました。
【転スラ】ランガに対する世間での評判や人気
転スラは、数々の魅力的なキャラクターの登場する名作です。強くてかっこいいキャラクター、かわいいキャラクター、思わず怒りを覚えるキャラクターなど、さまざまな人物が登場します。その中でも物語初期から登場し、リムルとともに歩み活躍を見せるランガは人気のキャラクターです。
転スラのランガは、大きな体、厳つい顔、究極能力(アルティメットスキル)も身に付ける強者で、怖いと表現するのがふさわしいキャラクターです。しかし、リムルを「我が主」と呼び、彼のために懸命になる姿や、撫でられたり、褒められたりして尻尾をぶんぶん振る姿はワンコのようでとてもかわいいいです。
転スラのランガが放つ、かわいい魅力にメロメロの転スラファンのつぶやきです。ランガはつやのあるきれいな毛並みをしており、触れると非常に気持ち良さそうです。そんなランガのきれいな毛並みを「モフりたい」と感想を述べる転スラファンも多いです。
【転スラ】ランガはかわいいリムルの配下だった
転スラのランガは、とてもかわいいリムルの配下でした。最初はリムルと敵対し戦いましたが、配下に加わった後は「我が主」とリムルを呼び、忠誠を誓い彼のために尽力します。リムルに撫でられるとしっぽを振って喜び、ミスをするとシュンとなり、リムルに敵対する者には牙を剥く、その姿は狼というよりもワンコようで非常にチャーミングです。ランガの活躍がアニメ3期でどのように描かれるのか、アニメ・転スラの続編に注目です。
この記事のライター
nahumi
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