【転生したらスライムだった件】ランガはリムル配下のペット！強さやスキルは？

『転生したらスライムだった件』では、リムルの配下であるランガが登場し、さまざまな活躍をみせます。ランガは、リムルのかわいいペットのような存在でリムルに忠実です。リムルの敵だと認識した相手に対し、強力なスキルを使いリムルを助けます。ランガのプロフィールや転スラのストーリーを紹介します。

『転生したらスライムだった件』に登場するランガは、東の平野の覇者と呼ばれる「牙狼族」のボスの息子です。「全にして個」のため、1匹の魔物のような存在になります。父であるボスをリムルに殺され、残された牙狼族はリムルの配下として忠誠を尽くします。リムルのことを「我が主」と呼び、撫でられると嬉しくて大喜びするペットのような存在です。ランガは体の大きさを自由に変えることができ、戦闘態勢になると体を大きくして敵を威嚇しているシーンもあります。

『転生したらスライムだった件』は「転スラ」の略称で呼ばれています。作者は伏瀬さんで、小説投稿サイトの「小説家になろう」で、2013年から連載を開始しました。漫画版は「月刊少年シリウス」で連載され、川上奉樹さんが執筆を行います。転スラはテレビアニメも放送されて、2023年4月までで、第2期まで放送しました。

37歳の社会人である三上悟は、後輩を庇って包丁を持った男に刺されてしまいます。気が付くと真っ暗な洞窟の中で、スライムに転生していました。頭の中で響く謎の声が、自分の持つ能力や質問に答えてくれ、さまざまなスキルを身に着け成長します。洞窟を移動していくと「暴風竜ヴェルドラ」や、外でのさまざまな出会いで配下を増やし国までも設立してしまう『転生したらスライムだった件』は、異世界スライムファンタジーです。

『転生したらスライムだった件』のランガは、リムルのペットのようにかわいいだけでなく、相当強いスキルを持っています。ランガの強さやスキル、ゴブタとの合体技も紹介します。

『転生したらスライムだった件』のランガの強さは、テンペストの3トップであるベニマルと同等だと言われています。ベニマルは魔王覚醒できるほどの強さがあり、リムルの能力統合の後には魔王覚醒以上の強さになっています。ベニマルと同等と言われているランガも相当強い能力を持っているのでしょう。

ランガは、『転生したらスライムだった件』の中で、さまざまなスキルを駆使して、活躍しています。「影移動」では、瞬間移動のようなスキルでガビルを助け出し、「飛翔走」を自然に覚えて聖騎士たちの張った結界を壊しました。「星狼王（スターロード）」になってからは、風の精霊の上位種となりさらに強いスキルを使い活躍しています。「星風之王（ハストゥール）」はランガの究極の超能力で、風の精霊の上位種になったランガにふさわしいスキルです。

「星風之王（ハストゥール）」は、もともとはリムルが所有していたスキルでした。リムルが能力統合を行なった後に、ランガに引き継がれた超能力で、天候を操作することができます。四凶天将ヴェガを吹き飛ばすほどの威力を持っている、ランガの究極の超能力です。四凶天将ヴェガとの闘いで見せたランガの「星風之王（ハストゥール）」は、ゴブタと合体してから発動しました。カリオンとも協力して戦い、四凶天将ヴェガに勝利しています。

『転生したらスライムだった件』では、ゴブタのスキル獲得によって、ランガと合体技が可能になります。ゴブタは「魔狼召喚（オレニチカラヲ）」のスキルを獲得し、同時に「魔狼合一（ヘンシン）」を使えるようになりました。「魔狼召喚（オレニチカラヲ）」は、テンペストで開催されたコロシアムでランガと戦闘した際に獲得したユニークスキルです。戦闘では、ランガとゴブタは合体技を使用し、見事に敵を倒し活躍しました。

ランガとゴブタの合体技は、魔王ミリムの辛くてきつい修行で徐々に使いこなせるようになります。コロシアムで、ランガが2本脚で立っているようなかっこいい合体技を見たミリムは、大興奮で期待します。しかし、ゴブタはランガの瞬速を制御できずに壁に激突してあっさりと負けてしまいました。期待が大きすぎたミリムは、怒り出して、ゴブタを鍛えるために修行を行います。ランガもゴブタに呼ばれると駆けつけて協力しています。

『転生したらスライムだった件』のランガはリムルに出会ってから、徐々に進化し、強くなっていきます。リムルのペットのようなランガの進化の過程は3段階に分かれているので、それぞれ紹介します。

『転生したらスライムだった件』に登場するランガの初めての進化は、リムルから名前を授かった時です。ランガたち魔狼は、「牙狼族」から「嵐牙狼族」へと種族進化も行い、さらに強くなりました。ランガは同胞に完全支配をさせて、種族進化を成功させています。

『転生したらスライムだった件』のランガは、オーク兵との戦闘の際に「黒嵐星狼（テンペストスターウルフ）」へと進化しました。ランガは、リムルの影に潜んでいた時に、多くの妖気を浴びています。リムルに目指せと言われた姿をずっとイメージしてきたため、森の騒乱編で、ランガは本能でこのタイミングで進化することを悟ります。イメージ通り、特徴的な2本の角が生え、筋肉や爪、牙も強化されました。

リムルは、いきなり進化をしたランガに驚いています。 また、進化後に「黒雷嵐（デスストーム）」のスキルを使用した威力にも驚愕しました。「黒雷嵐（デスストーム）」の威力は、雷の柱でできた竜巻によって2500匹の全身鎧で覆われたオーク兵たちを一瞬で倒してしまうほどの強さです。

『転生したらスライムだった件』のランガは、帝国軍を撃退した際に、ゴブタを助けた事からリムルから「星狼王（スターロード）」の名前をもらいました。ゴブタは、帝国軍との戦闘で総大将を勤めます。ミリムとの修行の成果で、ランガの力を制御できるようになり、「魔狼召喚（オレニチカラヲ）」でランガを召喚し「魔狼合一（ヘンシン）」を行います。リムルは、ランガの活躍を評価し、進化させました。

『転生したらスライムだった件』ではランガは、さまざまな活躍をしています。リムルのために、頑張りすぎてあきれてしまうときもありますが、命令には忠実に従うかわいいペットです。転スラのランガの活躍シーンを7つ紹介します。

『転生したらスライムだった件』のランガは、リムルに名前をもらい進化しました。地位向上編で、牙狼族に襲われるのを察知したゴブリン族がリムルに助けを求めます。リムルの指示で防御柵を村の周りに立てて、戦い方を教わりました。リムルの作戦は牙狼族を負かし、強さを見せるために一族のボスがリムルに立ち向かいます。しかし、あっけなく殺され捕食されました。残された牙狼族は、強いものに従う習性があり、ボスに勝ったリムルに、ペットのように忠誠を誓います。

殺されたボスの息子は、新たなリーダーとしてリムルに「嵐牙（ランガ）」と名付けられました。名前を与えられたランガは、毛の色が漆黒に変化し、5m程の大きさとなり、異様な妖気と風格を漂わせます。牙狼族は「全にして個」のため、ランガが進化したことにより、牙狼族は全体が進化し体格も大きくなりました。さらに、「牙狼族」から「嵐牙狼族」への種族進化にも成功させています。

『転生したらスライムだった件』の森の騒乱編にてオーク兵との戦闘でもランガは活躍します。リザードマンのガビルは、全身鎧を身に着けているオーク兵と戦闘中、追い詰められたれて殺されそうになりますが、ランガが影移動でガビルの元へ向かいました。ランガは、リムルの影に入っていた時から、妖気を浴び続けていたため、イメージしていた魔物へと進化します。全身は強化され、特徴的な2本の角が生えた、「黒嵐星狼（テンペストスターウルフ）」へと進化しました。

獲得したスキル「黒雷嵐（デスストーム）」でオーク兵たちを一掃してしまいます。また、ピエロのようなゲルミュットを殺して食べた豚頭帝（オークロード）は、「豚頭魔王（オーク・ディザスター）」へと進化した魔物に対してランガは、「黒雷嵐」で攻撃します。しかし、豚頭魔王（オーク・ディザスター）はすさまじい回復能力で、倒せませんでした。魔素量が空になったランガは、動けなくなり、戦闘から退避します。

『転生したらスライムだった件』のランガは王都偵察編で、魔法学園の生徒をリムルの代わりに面倒を見ているシーンがあります。自由組合の「グランドマスター」で同じ転生者のユウキに会いに行ったリムルは、さまざまな話をして意気投合しました。リムルは魔法の習得のために王都の図書館を使用する代わりに、魔法学園の教師を受けることとなります。シズさんの大切な生徒ということもあり、5人の教師を勤めますが、シズさんとユウキにしかなついていない問題児たちでした。

リムルに対して敵意を見せていた5人にどんな授業をしても無理だと思ったため、ランガに代わりに体育の授業をやってもらいます。体の大きいランガは、子供たちが相手でも容赦なく体育の授業を行いました。時間がたつにつれて子供たちは、リムルやランガの強さが分かり信頼していきます。「妖精の棲家」へ行き、子供たちに妖精召喚の契約を行った後には、子供たちは疲れからランガを枕に、安心してぐっすり眠っているシーンもありました。

『転生したらスライムだった件』の聖魔対立編でランガは、ヒナタに命令された聖騎士たちと楽しそうに遊ぶような戦いをして活躍します。自然と獲得した「飛翔走」を使い、聖騎士たちの結解を簡単に吹き飛ばしてしまいました。ランガは、星狼王（スターロード）に進化した自分の力がどのくらい強いのかを確かめるために、殺さない程度に攻撃をします。リムルに殺すなと言われたことに従い、フルポーションを聖騎士に与えて何度も戦うという遊びをしていました。

『転生したらスライムだった件』では、テンペストで開催されるコロシアムに出場するランガの活躍が見られるシーンです。一回戦はガビルと戦いました。リムルも結果がすでに見えていると言っているくらいに、がビルの攻撃はランガに全く通用しません。ランガは楽しそうにガビルでたっぷりと遊び、ギブアップといったガビルに対して、司会のソーカは「まだ彼は諦めていない」と観客を楽しませていました。

2回戦では、対戦したゴブタに負けてしまいます。ゴブタはエキストラスキル「同一化」で、ランガに取りつきます。なかなか落ちないゴブタに怒ったランガは、「黒稲妻」を発動させます。しかし、ゴブタは、生きておりユニークスキル「魔狼召喚（オレニチカラオ）」を獲得しました。ランガの一部と化したゴブタは、ランガが傷つかない以上勝てないと判断し、ゴブタの勝利を宣言します。負けてしまったランガは、リムルの前で悲しそうな姿を見せます。

『転生したらスライムだった件』のランガは進化の術式にて、リムルから「星狼王（スターロード）」の名前を貰います。「全にして個」の配下の魔狼たちもランガの進化に合わせて一斉に祝福を受けます。転スラのストーリーでランガは「星狼王（スターロード）」に進化するために、リムルの影へ入り眠りにつきました。

『転生したらスライムだった件』のリムルの能力統合により、配下のランガもさらに強くなり新しい能力を手に入れます。リムルが所有していた「星風之王（ハストゥール）」はランガが獲得しました。「星風之王（ハストゥール）」は、天候を操作する超能力でランガにふさわしい能力です。また、風の精霊の上位種となり、かなり強くなります。ゴブタと合体したランガは、天候を操る超能力を使って、カリオンと共に、四凶天将ヴェガを倒しました。

『転生したらスライムだった件』のランガの声優は小林親弘さんです。小林親弘さんは、転スラ以外のアニメでは主役や脇役などさまざまな作品に出演し、映画の吹き替えでも活躍しています。

『転生したらスライムだった件』のランガの声優をしている小林親弘さんは、2007年に円演劇研究所へ入所しました。その後、ドラマや映画の吹き替えやアニメキャラを演じ活躍しています。自宅でもペットの犬を飼育している動物好きです。

小林親弘さんは、2012年に韓国ドラマの吹き替えとして初めて声優の仕事を受けました。声優の勉強をしていると、先生からさまざまなダメ出しをされ、自分は声優に向いていないと思ってしまいます。しかし、2013年には「ムシブギョー」で初めてアニメの声優として抜擢されました。そこから、アニメの声優だけでなく、ドラマや映画の吹き替えも行い人気声優となります。

小林親弘さんの主な出演作品は、『ムシブギョー』の白榊夢久役、『ゴールデンカムイ』の杉本佐一役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2』のアレス役、『アオアシ』の福田達也役などです。他にも、海外ドラマや映画の吹き替えにも出演しています。転スラ以外にもさまざまな作品で活躍中です。

ランガは、転スラファンにとってもペットのようにかわいいわんちゃんなのでしょう。リムルに撫でられるとうれしくて尻尾をブンブンと大きく振って喜んだり、叱られたりそっけない態度を取られると落ちこんだり、大きなわんちゃんに見えます。かわいいだけでなく、とても強い能力も持っていて、頼りになる存在が転スラファンの人気なのでしょう。

ランガを彼氏にしたいと思っている転スラファンもいました。ランガは、年下のかわいい彼氏としての存在感も持っています。また、転スラファンは、主に忠実なところが、体の大きいわんちゃんに見えるのでしょう。

ランガがゴブタに負けてしまうのが嫌だという転スラファンもいました。かわいくて強いランガを応援したいという気持ちが伝わってきます。ランガはどの転スラファンからも、かわいいペットでとても強いところが人気なのでしょう。

『転生したらスライムだった件』のランガは、リムルのことを「我が主」と呼ぶほど忠実で、さまざまな強い能力も持っています。転スラのストーリーの中でもリムルと出会ったのは始めの方でした。オーガ兵や聖騎士などのシーンで活躍をみせて、進化していくランガは、リムルのペットのような存在であり、転スラファンにとってもかわいくて強いペットのような存在なのでしょう。