【転生したらスライムだった件】レインの正体や性格は?強さと能力も紹介
『転生したらスライムだった件』のレインはギィに仕えるメイドとして登場し、後の出番では初期と違う印象になるキャラです。そんな『転生したらスライムだった件』のレインについて、正体や本来の性格、作中での活躍などをまとめました。
目次
【転生したらスライムだった件】レインの正体や性格とは?
『転生したらスライムだった件』のレインは初登場時とその後で印象が大きく変わったキャラであり、出番が増える度に様々な魅力を見せています。そんな『転スラ』のレインの正体や性格について紹介します。
レインの正体
『転生したらスライムだった件』のレインは、太古の魔王であるギィ・クリムゾンの従者である悪魔族(デーモン)として登場しましたが、その正体は作中世界で始まりの悪魔と呼ばれる「原初の七悪魔」の一人で、元々の呼ばれ方は「原初の青(ブルー)」でした。同じくギィに仕えるミザリーは「原初の緑(ヴェール)」と共に、「原初の赤(ルージュ)」だったギィに挑みますが、敗北してしまいます。
その後、転生したレインとミザリーは、敗北して転生したことからギィに逆らえなくなり、以降は従者として仕えるようになります。ただ、レインとしてはその気になれば反逆できると言っていますが、面倒なのでやっていないだけと言っています。
レインの性格
『転生したらスライムだった件』のレインは、メイドとしては優秀な能力を持っており、初登場時はクールな従者のように振る舞っていますが、実際の性格は調子に乗りやすくわがままなところがありました。リムルからは末っ子気質と評価されており、ミザリーや主人であるはずのギィすらも悩ませる言動を見せています。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件』は伏瀬が「小説家になろう」に投稿していた小説を原案に、2014年に書籍化された作品です。『転スラ』の略称が付いており、現在はCGノベルズからの刊行に加えて、かなで文庫から児童書版も発売されています。2015年にはコミカライズ版が販売され、2018年にはアニメが放送されました。アニメについては2022年に第3期の製作が発表されています。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
現実世界で通り魔に殺されてから異世界の洞窟に転生した三上悟は、スライムの姿になっていましたが、そこでリムル=テンペストというネームドモンスターになりました。そして、リムルは先輩転生者のシズと出会い、死に際の彼女を取り込むことで人間の姿に変身できるようになります。その後、リムルは魔物達が平和に暮らせる街を作ることを目標に奮闘していきます。
【転生したらスライムだった件】レインの強さや能力
『転生したらスライムだった件』のレインの正体は原初の青であり、ギィには敗北しているものの、他の悪魔族とは比較できない程の強さを持っています。そんな『転スラ』のレインの強さや能力について紹介します。
レインのスキル「偏在(ミスト)」
『転生したらスライムだった件』のレインは、「偏在(ミスト)」という能力を有しており、自分と同列の存在である分身を作り出せます。分身は本体と全く同じ能力でありながら壊されても本体にはダメージがいかないため、純粋に戦力を増やせる強さがあります。
レインの核撃魔法「熱収束砲」
『転生したらスライムだった件』のレインは、核撃魔法「熱収束砲(ニュークリアカノン)」を使用しており、名前の通り熱を収束させた砲撃を放てます。分身も同じ魔法を使用できるので、同時に強力な砲撃を撃つことも可能です。核撃魔法は同じく原初の七悪魔であるカレラやテスタロッサも使用していますが、彼女達よりはシンプルな性能の魔法です。
レインの強さは原初の悪魔の中でどれくらい?
『転生したらスライムだった件』のレインのスキルや魔法は強力ですが、原初の七悪魔の中では、強さは下位になります。七悪魔には魔王のギィやリムルに仕えるディアブロがいますが、彼らは別格の強さを持っており、悪魔3人娘と呼ばれるテスタロッサ・カレラ・ウルティマはそこには及ばずとも強力な能力を有しています。そこと比較するとレインとミザリーはギィに負けていることもあり、七悪魔内だと強いとは言えないのす。
レインの覚醒進化
『転生したらスライムだった件』のレインは、リムルによって覚醒進化することになり、その際には悪魔族の中でも上位魔将(アークデーモン)だったものが、悪魔王(デヴィルロード)となりました。それによってレインの能力は強化されます。
【転生したらスライムだった件】レインとギィやリムルの関係
『転生したらスライムだった件』のレインは出番が増えてからは様々なキャラとの絡みも増えています。そんな『転スラ』のレインと他キャラの関係性について紹介します。
レインとギィの関係
『転生したらスライムだった件』のレインとギィは、同じ原初の七悪魔ですが、主従関係となっています。原初の青時代にギィに挑んで敗北してしまい、転生した際に、その時の天気が雨だったことから「レイン」の名前を与えられます。以降はメイドとしてギィに従っており、基本は優秀な従者となっていますが、所々サボるところがあり、完璧な従者とは言えない状況です。
レインとリムルの関係
『転生したらスライムだった件』のレインは、初めて魔国連邦に来た時にリムルの対応が良かったことから気に入っていましたが、究極進化させて貰った後からはリムルへの協力を惜しまないと誓いました。一方、リムルはレインの言動や性格から末っ子っぽさを感じています。
レインとミザリーの関係
『転生したらスライムだった件』のレインとミザリーは、元々仲が良かった2人で、結果的にはギィに敗北していますが、メイドとしての生活でもなんだかんだで仲良くやっています。ただし、真面目なミザリーと違って、レインはサボり癖があり、ミザリーをわざと怒らせるような行動もしていることから、ミザリー的には手を焼いています。
レインとシュナの関係
『転生したらスライムだった件』のレインとシュナは、ケーキの作り方を教えて貰った仲です。ギィが魔国連邦で食べたシュナが作ったケーキを大そう気に入り、作り方をレインとミザリーに教えるように頼みました。その際、レインとミザリーもそのケーキを貰いましたが、2人もケーキを気に入り、特にレインは子供のような表情で食べています。その後、シュナからレシピを教えて貰いました。
レインとディアブロの関係
『転生したらスライムだった件』のレインとディアブロは、同じ原初の七悪魔であり、手合わせした関係ですが、リムルについて共通点があります。戦闘面ではディアブロの方が圧倒的に上で、レインには苦手意識がありましたが、リムルを尊敬する気持ちが思わぬところで合い、その一点においては協力することもあります。
【転生したらスライムだった件】レインの活躍や登場シーン
『転生したらスライムだった件』のレインは戦闘面での活躍よりもギャグ方面の活躍が目立っていますが、その中でも一定の成果は出しています。そんな『転スラ』のレインの活躍について紹介します。
レインの活躍①魔王誕生編
『転生したらスライムだった件』の魔王誕生編では、ギィの元に訪れたレオン・クロムウェルを案内しており、魔王となったリムルの話をしていた2人を見ていました。ただ、この時点ではそれほどキャラとしての詳細はわかりませんでした。
レインの活躍②勇者覚醒編
『転生したらスライムだった件』の勇者覚醒編では、クランベルの動向を探るために観察していましたが、そこでディアブロと遭遇してしまい、戦闘を挑むことになります。分身で応戦するものの、ディアブロには敵いませんでしたが、実はこの戦いはギィからの命令で、ディアブロの力を引き出すためにわざと戦っていました。
レインの活躍③竜魔激突編
『転生したらスライムだった件』の竜魔激突編では、ギィがレインとミザリーを引き連れて魔国連邦に訪れ、覚醒進化できていないことをリムルに相談しています。それを受けてリムルによって2人は覚醒進化できました。
レインの活躍④遊戯終了編
『転生したらスライムだった件』の遊戯終了編では、ミカエルによって操られたヴェルザードに対して、ギィ・レイン・ミザリーが応戦します。そして、何とか退けることに成功した後、ギィの命令でレインは負傷の身ながらもリムルとラミリスを招集しています。
レインの活躍⑤野望終焉編
『転生したらスライムだった件』の野望終焉編では、レオンを目的に黄金卿エルドラドへ攻めて来た「資源の七天使」のガラシャとピコに対して、ミザリーと対面します。しかし、レインは戦闘する気ががなく、相手の2人も乗り気ではなかったことから、ミザリーの提案で4人は女子会を開きます。そして、なぜか意気投合してしまった4人は氷のかまくらで日頃の愚痴を言い合っていました。
レインの活躍⑥王都騒乱編
『転生したらスライムだった件』の王都騒乱編では、先の敵との女子会についてギィにバレてしまい、お咎めを喰らいそうになります。しかし、レインとミザリーが2人の天使との会話で得た情報が役立つものだったことから難を逃れます。
【転生したらスライムだった件】レインの声優
アニメ『転生したらスライムだった件』でもレインはギィの従者として登場しており、少ないながらもセリフを喋っています。そんなアニメ『転スラ』のレインについて演じた声優を紹介します。
レインの声優は「幸村恵理」
アニメ『転生したらスライムだった件』でレインを演じたのは幸村恵理さんです。アニメ内だとレインの本格的な出番はまだ先であるため、現状ではクールさを感じる声で演じています。
幸村恵理のプロフィール
幸村恵理さんは埼玉県出身で、1998年12月6日生まれの声優です。年上の2人の姉の影響から声優を知ったことで目指し始め、15歳の時に日本ナレーション演技研究所に入所しました。そして、所内オーディションに合格したことで、現在の声優事務所ヴィムスに所属することになります。
幸村恵理の主な出演作品
幸村恵理さんの主な出演作品としては、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の黛冬優子、『荒野のコトブキ飛行隊』のエンマ、『ミュークルドリーミー』の今井ことこリ、『アデイルの大地にて』のケーナ、『咲う アルスノトリア』のピカトリクス、『ブルーロック』の帝襟アンリなどがあります。
【転生したらスライムだった件】レインに対する世間での評判や人気
ここでは『転生したらスライムだった件』のレインについて世間での評判や人気を紹介します。コミカライズやアニメの『転スラ』ではあまり出番が多くないキャラですが、原作小説で出番が増えてからは多くのファンを集めています。
『転生したらスライムだった件』のレインがアニメに登場した際には、クールに喋っている感じが好きだという感想が出ていました。初期の印象では口数が多くないクールキャラに見える人が多く、この時の振る舞いも好きだったという人もいます。
『転生したらスライムだった件』の原作小説でレインがピックアップされた17巻を読んだ後から、彼女が好きになったという感想が数多く上がっていました。それまでの印象とはガラリと変わったマイペースかつ面白いキャラとして描かれ、クールさよりも可愛さの方が目立つキャラになっています。
『転生したらスライムだった件』のレインの詳しい性格がわかった上で、一番好きなキャラだと答える人もいました。17巻以降は本来の性格を全く隠すことなく出しており、周りのキャラを巻き込みながらマイペースに振る舞う姿は、『転スラ』キャラの中でもあまりないこともあってファンを増やしています。
【転生したらスライムだった件】レインの正体は原初の青だった
『転生したらスライムだった件』のレインは、ミザリーと共にギィに仕えるメイドですが、その正体は原初の七悪魔の「原初の青(ブルー)」であり、ギィに敗北したことで従者の立場になっています。しかし、メイドとしての生活も持ち前のマイペースな性格で楽しんで過ごしています。そんな『転スラ』のレインはアニメでの本格的な出番は先になるので、原初小説で活躍をチェックしてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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