【転生したらスライムだった件】ディアブロが何者か調査！強さや究極能力も

『転生したらスライムだった件』でディアブロが初めて登場したのは、原作小説の第5巻で、アニメではの1期の24話からでした。キャラクター数の多い転スラの中でも特に人気の高いディアブロとは、一体どのようなキャラクターなのでしょうか。ディアブロの持つ能力や強さについて詳しく解説していきます。

『転生したらスライムだった件』に登場するディアブロの正体は、「原初の悪魔」という最古から存在する悪魔の1人です。リムルによって召喚され、ディアブロという名を授かりました。主人であるリムルを慕い、正体を隠しながら忠実な僕として仕えています。

『転生したらスライムだった件』とは、作者・伏瀬が2013年2月20日から連載しているWeb小説です。略称は「転スラ」で、「小説家になろう」に掲載されている所謂「なろう系小説」です。漫画・アニメ・劇場版が放送され、シリーズの累計発行部数は2022年1月時点で3000万部を突破する大人気作品です。

主人公・三上悟が通り魔に刺殺され、異世界の洞窟でスライムに転生する所から物語は始まります。異世界で三上は「リムル＝テンペスト」という名を得て、様々な友人や仲間、そして配下を増やして魔物の町を作り始めるという異世界ファンタジー作品です。

『転生したらスライムだった件』でディアブロの正体は「原初の悪魔」と呼ばれる悪魔でしたが、その強さはどのくらいなのでしょうか。転スラでディアブロの持つ究極能力についても、あわせて解説していきます。

『転生したらスライムだった件』では、長く生きるほど強力な力を持つとされているのが悪魔という種族です。ディアブロの正体は「原初の悪魔」という最古の悪魔なので、その強さは悪魔界では最強クラスになります。転スラの中でも膨大な魔素量と相手の精神を脅かすという驚異的なスキルを持ち、覚醒魔王に匹敵する力を持っています。

「誘惑者（オトスモノ）」とは、ディアブロに負けた時点で服従となるスキルです。相手に恐怖を植え付けることで精神的に支配し、半ば強制的にディアブロに従わせます。その結果、反逆や裏切りなど味方に危害を加えるようなことを考えていないのかがわかるようになるというスキルです。

「大賢人（モトムモノ）」という能力は、主に思考加速・思念支配・詠唱破棄などが行えるスキルです。リムルの使う「大賢者」と非常に似ているスキルであり、法則を操作することもできるという無茶苦茶な力を持っています。

「誘惑之王（アザゼル）」は、ディアブロ自身が獲得したアルティメットスキルで、もともと持っていたユニークスキル「誘惑者」がパワーアップしたものです。「思考加速」「誘惑世界」といった能力だけでなく、「懲罰支配」「魅了支配」「時空間操作」さらには「森羅万象」「万能感知」「魔王覇気」「多次元結界」といったスキルが使用できます。

転スラに登場する通常の悪魔であれば、肉体が破壊された場合は精神世界への強制送還を余儀なくされるのですが、ディアブロには通用しません。物理攻撃だけでなく、核撃魔法や魔素を伴わない攻撃も無効化されます。精神攻撃や状態異常にも耐性があり、実質無敵の強さを誇ります。

『転生したらスライムだった件』に登場するディアブロは、主人であるリムルに対しては従順ですが、他のキャラクターとの関係性はどうなのでしょうか。転スラでディアブロと関わりの多いキャラクターとの関係性をまとめました。

『転生したらスライムだった件』に登場するディアブロと主人公のリムルは、主従関係にあります。リムルが覚醒魔王へ進化するときに、1万以上のファルムス王国の兵士の死体を差し出し、生贄にしてディアブロを召喚しました。しかし、これは召喚されるずっと前からディアブロがリムルを気に入っていて、自ら彼の元へ召喚されたのです。「ディアブロ」という名前もリムルに授けられ、絶対の忠誠を誓うほどリムルを敬愛しています。

『転生したらスライムだった件』に登場するヴェノムは、ディアブロの直属の部下にあたります。喧嘩ばかりで地獄一帯を支配していたヴェノムですが、ある日突然現れたディアブロに敗北してしまいます。その後何度もディアブロに挑みますが、勝つことはできませんでした。しかし、その強さを認められヴェノムは地上に連れていかれることになります。そしてディアブロと同じくリムルから名前を授かり、その身を捧げるようになりました。

『転生したらスライムだった件』に登場するシオンは、リムルの秘書です。ディアブロが召喚されてからはどちらがリムルの第一秘書に相応しいか争う関係で、2人とも同じようにリムルを敬愛しています。実力ではディアブロの圧勝ではありますが、ディアブロはシオンの秘書に対する熱意に一目置いていて、お互いに認め合う存在です。

『転生したらスライムだった件』に登場するギィ・クリムゾンは、ディアブロと同じく「原初の悪魔」の1人です。かつてはディアブロとライバルのような関係であり、同等の力を所持していました。友人というほど親しい仲ではありませんが、ディアブロが現世に召喚されてからはリムルの惚気話を聞く相手として交流が続いています。

『転生したらスライムだった件』でディアブロは、リムルの配下の中でも最強クラスの悪魔です。絶大な力を持つディアブロは、作中でどのような活躍を見せたのでしょうか。

『転生したらスライムだった件』で描かれる「魔王誕生編」は、原作の70話から始まります。約1万5千人の兵士の死体を生贄に、召喚されたディアブロは、主人であるリムルに忠誠を誓います。その後上位悪魔2体をリムルの魔素回復のために生贄として差し出したのです。その功績が認められ、ディアブロは正式にリムルの仲間となり、名を授かったのです。

『転生したらスライムだった件』の「聖魔対立編」は、原作の88話から始まります。当初はヒナタと聖騎士100名の侵攻に備えるため、ディアブロは監視役を命じられます。しかし、シオンからの指示で聖騎士のナンバー2であるアルノーと戦闘することになってしまいます。次々と襲い掛かる騎士たちを「魔法覇気」で倒し、アルノーの攻撃も無効化してしまうなど、圧倒的な戦闘力を見せつけました。

『転生したらスライムだった件』の「魔都開国編」は、原作109話から始まります。ディアブロはテンペストで開催される武闘会に参加することになり、元魔王「カオリン」と一回戦で対戦し、圧勝します。その後ベレッタ、シオンとの対戦で順調に勝ち進みました。しかし、決勝戦でのベニマル戦で、ディアブロは初めての敗北を味わいます。有利な状況で戦っていたにもかかわらず、ベニマルの最高技「朧黒炎葬破」によって胸に大きなダメージを負い、負けてしまいました。

『転生したらスライムだった件』の「帝国侵攻編」は、原作141話から始まります。ディアブロは軍団を作るために上位魔将3体・特殊個体の上位悪魔7体・下位悪魔700体を連れてきました。上位魔将はディアブロと同じ「原初の悪魔」で、かなりの戦闘能力を持った軍団です。軍団を引き連れ帝国軍侵攻作戦の責任者・カリギュオと接触します。既に大勢の犠牲者が出ていたためカリギュオは降伏を申し出ますが、ディアブロは一瞬でカリギュオを倒してしまいました。

『転生したらスライムだった件』の「天魔対戦編」は、原作の191話から始まります。神智核シエルによって能力最適化が行われ、ディアブロは悪魔神となります。その後自ら「誘惑之王」という究極能力を身に付け、魔素量や能力の質も高い悪魔へと進化しました。その真価を見届けたリムルは、自身の配下の中でディアブロが最強だと認めます。こうしてディアブロは、自他共に認める最強の配下になったのでした。

『転生したらスライムだった件』でも美形と言われているディアブロですが、アニメで声優を務めたのは、数多くの人気作品に出演している実力派声優です。プロフィールと担当したキャラクターを厳選してご紹介します。

アニメ版『転生したらスライムだった件』で原初の悪魔・ディアブロを演じたのは、声優の櫻井孝宏(さくらいたかひろ)さんです。声種はテノールで、優しい・弱い人物であったり、少々問題のある性格や掴みどころのない性格の人物など幅広いキャラクターを担当しています。

櫻井さんは81演技研究所を卒業後に81プロデュースに所属していましたが、2013年に退所し、フリーになります。その後2014年に同じく声優の鈴村健一さんが設立したインテンションに所属しました。声優業だけでなく、ナレーターやラジオパーソナリティーも行う多方面で活躍する人気声優です。

櫻井さんは1996年から声優として活動していて、主役から脇役まで数多くの作品に出演してきました。声優を目指したきっかけは、中学時代の教師に「声優のような声をしている」と言われたことだそうです。演技以外にもイラストを得意としていて、一時期はイラストレーターを目指したこともあったといい、多彩な才能の持ち主です。

劇場版『転生したらスライムだった件』もファンからは好評で、登場人物の中でも美形なディアブロは女性ファンが多いです。リムルとの関係性が好きだという人も多く、自身の正体を隠しながら主人に尽くすというディアブロのキャラクターはとても人気が高いです。

シオンとの関係がいいというファンはとても多く、リムルに対する忠誠心の高さはディアブロも一目置く存在です。能力的にはディアブロの方が勝っていますが、それでもお互いを認め合いながらリムルに尽くすその姿に好感を持つ人は多いです。

『転生したらスライムだった件』は、原作やアニメだけでなく、イベントも好評のようでした。イベント会場では多くの展示品やグッズがあり、ファン同士の交流も目立ちます。同じ作品が好きなもの同士、和やかな雰囲気で楽しむファンが多いです。

『転生したらスライムだった件』に登場するディアブロは、「原初の悪魔」と言われる非常に強力なスキルを持つ悪魔でした。自身を召喚したリムルに忠誠を誓い、僕として仕えています。ディアブロは戦闘能力だけでなく秘書としても優秀で、味方の軍備増強なども行います。リムルからの信頼も厚く、配下の中で最強であると言われるほどの実力を持ち、戦闘センスや魔素量、知識量なども豊富で、自他共に最強の名にふさわしい悪魔でした。