【転生したらスライムだった件】魔王カリオンの登場回や強さは?死亡説の真相は?
『転生したらスライムだった件』(転スラ)の魔王カリオンの登場回を振り返りながら、彼の強さや能力を徹底解説します。また、『転生したらスライムだった件』の主要キャラの魔王カリオンの各種スキルや担当声優、死亡説の真相についてもわかりやすくまとめています。
目次
【転生したらスライムだった件】魔王カリオンとは?
魔王カリオンのプロフィール
- 獣王国ユーラザニアの獅子王
- ビーストマスター
- 元魔王
- 獣人族(ライカンスロープ)
魔王カリオンの性格
『転生したらスライムだった件』の魔王カリオンは、高潔で誇り高い性格を持つキャラクターです。彼は他者を思いやる優しさを持ちつつも、自身の誇りを大切にする獣人です。彼は強者を尊重し、友情を大切にします。そのため、リムルの力を認め、彼の部下となることを選択しました。また、彼は獣人としての本能を持ち、必要な時には強く立ち上がることもできます。これらの特性は彼が魔王として、またリムルの部下として行動する上で大きな役割を果たしています。
魔王カリオンの部下
『転生したらスライムだった件』における魔王カリオンの部下は主に獣人からなります。彼が治める獣王国ユーラズニアには、さまざまな種族の獣人が集まっていて、中でもアルベルト、トライニーは戦闘力、忠誠心が高い右腕と呼べる存在です。またフェルドラは元々カリオンの部下ではなく、リムルから派遣された嵐竜で力を貸しています。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件』(転スラ)は、2013年から「小説家になろう」で連載が開始され、2014年からは商業版も刊行されています。アニメ化やマンガ化など、多方面にわたるメディアミックス展開が行われています。シリーズ累計発行部数は、2023年時点で4000万部を突破しています。また、2022年には講談社漫画賞の少年部門を受賞しました。その評価は「このライトノベルがすごい!」で確認することができ、最高で5位にランクインしています。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
『転生したらスライムだった件』(転スラ)は、普通のサラリーマンだった主人公が異世界でスライムに転生する物語です。彼は「転生者」として、モンスターの能力を吸収する「捕食」の力を手に入れます。新たな名前リムルを授かり、多彩なキャラクターとともに、新しい世界での生活を楽しみつつ、次第にその存在が大きな影響力を持つようになっていきます。その冒険は、独特のユーモラスさと深淵なドラマが交錯する魅力的な世界を描いています。
【転生したらスライムだった件】魔王カリオンの登場回や死亡説
魔王カリオンの登場回や活躍
魔王カリオンの登場回を振り返ります。転スラのストーリーの大事な場面で活躍しているのがよくわかります。
登場回①魔王来襲編
『転生したらスライムだった件』の「魔王来襲編」では、魔王カリオンが領地から三獣士・ファピオを派遣し、新たな力ある魔物を配下にしようとします。しかし、ファピオがカリュブディスの依代となり、カリオン自身がテンペストへと出向くことになります。リムルに借りを作ったことを伝えたカリオンは、すぐに借りを行使し、テンペストとの間で不可侵協定を結びました。
登場回②魔王誕生編
『転生したらスライムだった件』の「魔王誕生編」で、魔王カリオンはミリムとの対決で敗れ、獣王国ユーラザニアが消滅しました。彼は死亡したかに思われましたがフレイに保護され、魔王達の宴にライオンマスクとして参加します。ミリムが操られていなかったことを暴露し、カリオンは復活しました。クレイマンの手下の魔人を労働力として提供し、ミリムの配下となります。カリオンは魔王を辞して新たな道を歩むことになりました。
登場回③魔都開国編
『転生したらスライムだった件』の「魔都開国編」では、カリオンはテンペスト開国祭の前夜祭から参加し、フレイとの関係が深まります。武闘大会では一回戦でゲルドとの壮絶な戦いを繰り広げ、奥義「獅子咆拳」で勝利しました。しかし、二回戦ではゴブタとの戦いで敗北し、マスクを剥ぎ取られます。その後、地下迷宮でヘルモードとの戦闘を繰り返し、本気の力を見せることとなりました。
登場回④竜魔激突編
『転生したらスライムだった件』の「竜魔激突編」では、カリオンはフレイに愛の告白をします。フレイとの会話の中で、アルビスとベニマルの婚約に驚きながらも、力で奪い取ることをアドバイスしたことについて反省しました。カリオンは自分がフレイを愛していることを告げますが、フレイは一妻多夫制と一夫多妻制の違いから返事を留保します。しかし、お互い高みを目指し、覚醒進化に至ろうと決意しました。
登場回⑤深淵解放編
『転生したらスライムだった件』の「深淵解放編」では、ドワーフ王国防衛線でカリオンは腹違いの兄グラディムと対峙します。グラディムの予想以上の強さに苦戦する中、彼の覚醒が始まり、ハーヴェストフェスティバルでグラディムは眠りにつきました。カリオンは情けをかけずビーストロアを放ち、勝利を収めます。その結果、グラディムの魂がカリオンに集まり、彼自身の覚醒進化が始まりました。カリオンの眠っている間、フレイ配下の双子が彼を守り抜き、フレイとともに覚醒進化を果たしたのです。
登場回⑥野望終焉編
『転生したらスライムだった件』の「野望終焉編」では、カリオンは覚醒した力を試すため、テンペストの地下迷宮攻略に挑みます。アダルマン、アルベルト、ウェンティには完勝し、クマラには苦戦しながらも勝利しますが、ベニマルとゼギオンには完敗し、自身の立ち位置を確認しました。魔素量の増大による覚醒進化は重要ですが、技量と鍛錬の重要性に気づき、自己を磨き続ける決意を固めます。
登場回⑦王都騒乱編
『転生したらスライムだった件』の「王都騒乱編」では、カリオンはミリム陣営の全軍指揮を担当しながら、蟲魔王ゼラヌスの軍勢との戦いに臨みました。彼は蜘蛛の蟲型魔獣「インセクツ」と十二蟲将の一人、アバルトと対峙します。
魔王カリオンの死亡説の真相
『転生したらスライムだった件』の魔王カリオンは、ミリムとの戦いで敗れ、一時的に安否不明となり、死亡説が浮上しました。彼の国ユーラザニアは消滅し、カリオンはフレイに連れ去られます。しかし、これは全てクレイマンの本性を暴くためのミリムの策略で、カリオンは死んだ振りをしていました。そのため、一時的に安否が確認できない状況が生まれ、死亡説が広まったのです。
魔王カリオンが魔王をやめた理由
カリオンは、クレイマンの策略による戦いで死亡したかに思われましたが、後に生きていることが明らかとなりました。ワルプルギスでの対決で、ミリムが操られていないことを知り、カリオンは再び登場します。激しい戦闘の末、カリオンは敗北し魔王を辞めることとなります。クレイマンに欺かれた怒りと、フレイとの友情による改心が引退の理由となりました。転スラの物語においても大きな転換点となりました。
魔王カリオンはその後ミリム陣営に?
魔王カリオンは、敗北後に魔王を辞め、ミリムの配下となることを選びました。彼はクレイマンによる策略によって裏切られたことに怒りを抱き、フレイとの友情を重視たのです。その結果、カリオンはミリム陣営に参加し、新たな道を歩むこととなりました。
【転生したらスライムだった件】魔王カリオンの強さや能力
『転生したらスライムだった件』の魔王カリオンは、驚異的な力を持つキャラクターです。物語のダイナミクスを豊かにするカリオンの強さや能力について触れていきます。
魔王カリオンのユニークスキル「百獣化」
百獣化は獣人族の特殊スキル「獣身化」を進化させたカリオン独自の能力であり、他の者には使用できません。ミリムとの戦いでその姿が明らかになります。彼は獅子の頭、象の頑丈な体、熊の力強さ、猿の器用さを持つ腕、猫の柔軟な脚力、そして大鷲の翼を備えた、まさに獣の王のような姿を現しました。
魔王カリオンのユニークスキル「獅子心王(ライオンハート)」
カリオンは魔王ミリムとの訓練によって獲得したユニークスキル「獅子心王(ライオンハート)」を持ちます。このスキルは、自身より格上の相手に対して能力が上昇し、ダメージを貫通する効果があります。カリオンは自分より強い相手との戦いを好む性格から生まれたスキルであり、転スラの中でも特徴的なユニークスキルです。
魔王カリオンのスキル「獣魔人化」
カリオンの奥の手「獣魔人化」は、受けたダメージと魔素を全回復し戦闘力を大幅に向上させるスキルです。一日に一回しか使えない制限がありますが、戦闘中にゴブタの助言を受け、一瞬だけ発動して体力と魔素を回復することが可能になりました。このスキルは超回復技であり、身体を完全回復し魔素量を半分回復することもできます。さらに戦闘力が飛躍的に上昇し、能力の制限も解除されます。使用回数は明示されていませんが、ヴェガ戦で一度だけ使用されたことが示唆されていました。
魔王カリオンの獅子竜身(ドラゴンボディ)
カリオンの特殊能力『獅子竜身』は、獅子心王と獣魔人化を組み合わせることで10分間だけ使える能力です。この能力により、不屈の心と不倒の体を得てほぼ無敵となりますが、10分経過すると全魔素量を消費し解除されます。カリオンが必要と感じた時にのみ使用される、彼の秘密の技です。
魔王カリオンの必殺技「獣魔粒子咆(ビースト・ロア)」
魔王カリオンの必殺技「獣魔粒子咆(ビースト・ロア)」は純粋な魔力を放つ強力な攻撃です。この一撃はカリオン自身が自負するほどの強さで、格上の相手にも致命的なダメージを与えるとされています。ミリムとの戦闘では使用されましたが、ミリムの強さを示すに留まり、彼女を倒すには至りませんでした。それでも、この技が登場するだけでカリオンの優れた実力と強さがうかがえます。
魔王カリオンの奥義「拡散獣魔粒子咆(ディフュージョン・ロア)」
「拡散獣魔粒子咆(ディフュージョン・ロア)」は、独特な技で、「獣魔粒子咆(ビースト・ロア)」と同じレベルの攻撃力を3方向に分けて放つことができます。これら3つの攻撃は、一点に集中することで、通常の「獣魔粒子咆(ビースト・ロア)」よりも強大な破壊力を持つことができます。四凶天将ヴェガとの対戦時には、この技を使ってヴェガが召喚した邪龍獣を2体撃破し、さらにヴェガ自身にも大ダメージを与えることができました。
魔王カリオンの究極奥義「獣竜魔粒子咆(ドラゴン・ロア)」
「獣竜魔粒子咆(ドラゴン・ロア)」は、獅子竜身の状態でしか使用できないカリオンの究極奥義です。この技は、ミリムが使った「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)」を模倣して開発されました。その圧倒的な威力により、広範囲を一瞬で蹂躙することができます。四凶天将ヴェガとの戦闘の最後では、獣竜魔粒子咆(ドラゴン・ロア)でヴェガを追い詰めるほどの攻撃を放ちました。
【転生したらスライムだった件】魔王カリオンの声優
王カリオンの声優は「内匠靖明」
『転生したらスライムだった件』の魔王カリオンの声優は、幅広いジャンルで活躍し、舞台やテレビ、ラジオなどにも出演している「内匠靖明(タクミ ヤスアキ)」さんです。
内匠靖明のプロフィール
- 職業:声優、俳優
- 出身地: 愛知県
- 所属: 東京俳優生活協同組合
- デビュー年:2006年
内匠靖明の主な出演作品
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ:昭弘・アルトランド
- プラスティック・メモリーズ:水柿ツカサ
- アイ★チュウ:バベル
- 薔薇王の葬列:ジョージ
- シャドウバースF:雷同タツミ
内匠靖明さんは、熱血タイプやメカオタク、感情を持ったアンドロイドなど、様々なキャラクターを演じ分けています。豊かな表現力と個性的な声質で作品に存在感を与え、幅広いジャンルで活躍する実力派声優です。
【転生したらスライムだった件】魔王カリオンに対する世間での評判や人気
「転生したらスライムだった件」の魔王カリオンに対する世間の評判は高く、彼の熱血的な戦闘スタイルや強力なスキルに多くのファンが魅了されています。そのワイルドな風貌も人気の理由です。
彼の熱血さや闘志溢れる戦闘スタイルは多くの視聴者を魅了し、彼の活躍に感動するファンが数多く存在します。魔王カリオンの強力なスキルや個性的な魅力は彼を際立たせ、人気を高めています。
彼のカリスマ性や迫力ある戦闘シーンは称賛され、彼を支持する声も多いです。そのため、魔王カリオンは『転生したらスライムだった件』の鍵となるキャラクターであり、多くの人々に愛されています。
【転生したらスライムだった件】魔王カリオンは強いキャラだった
「転生したらスライムだった件」の魔王カリオンは、強さと魅力で注目を浴びるキャラクターです。彼の威風堂々とした姿勢と圧倒的な戦闘力は視聴者を魅了し、彼の存在感は際立っていました。カリオンのユニークなスキルや獣人族の力を存分に発揮する姿は、数々の戦闘シーンで活躍します。彼の強さは他のキャラクターにも認められ、物語の重要な要素となりました。魔王カリオンは、『転生したらスライムだった件』の中でも強く印象に残るキャラクターであり、多くのファンから支持を受けているのです。
この記事のライター
渡辺よしひろ
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