【SAO】エギルのお店について徹底調査！店名や本名についても解説

SAOで登場したエギルは、とある出来事が原因で数多くのプレイヤーに蔑まれていたキリトにとって数少ない信頼できるプレイヤーの一人でした。この記事では、エギルが開いているお店や他のキャラとの関係等についての解説を行っていきます。最初に、エギルがどのようなキャラなのか簡単に紹介していきます。

エギルはSAOの物語内で後にSAO事件と呼ばれた事件に巻き込まれてしまったプレイヤーの1人です。アインクラッド編では、お店を営みながら攻略組の1人として最前線で活躍していました。SAO主人公のキリトとは付き合いが長くお互いに信頼関係も高いです。飲食業を営んでいるためSAO攻略後はゲームのプレイ時間は減ってはいますが、キリト達との関係は続いていて時間があれば一緒にゲームをプレイしています。年齢は公開されてないものの、作中の描写から仲間内では最年長と推測できます。

『ソードアート・オンライン』（SAO）は「川原礫」さんによるライトノベル作品です。元々は、川原礫さんが自身のサイトで公開していた『Sword Art Online』が関係者の目に留まった事で電撃文庫から出版された経緯があります。2022年10月時点ではライトノベル本編が27巻と前日譚である『プログレッシブ』が8巻まで刊行され、アニメ化や劇場版・ゲーム等の多くのメディアへと展開しています。

2022年、仮想世界へダイブを可能とするVRマシン「ナーブギア」が発売し、同年ベータテストを経てVRMMORPG「ソードアート・オンライン」が正式サービスを開始しました。ゲームを多くのプレイヤーが楽しむ前にゲームマスターの「茅場晶彦」が現れ、ゲーム内で死亡すると本当に死亡する事とログアウトする事は不可能でゲームから脱出するためにはゲームをクリアしなければならない事を告げます。この事を聞いた「キリト」はゲームクリアを目指し、始まりの街から旅立ちました。

エギルがアインクラッド編で開いていたお店は、お客もそれなりに訪れていたようでぼちぼちの売上をあげています。SAO主人公のキリトも、彼のお店の利用客の1人で、エギルを信頼していた事もあり厄介事に巻き込まれた際には避難場所として使用していました。さらに、エギルはリアルでもお店を開いていた事が判明します。ここからは、エギルが開いているお店や、エギルとキリトとの関係について解説します。

アインクラッドの50層はアルゲードという名前の街で、ホームとしているキリトが全てを把握できないほど広いです。エギルもアルゲードでお店を開き、商品や素材の売買を行っていました。安く仕入れて安く提供する事をモットーにしていますが、普段の言動からキリトから「ぼったくり」と言われています。しかし実際にエギルは、利益のほとんどを中層プレイヤーの支援に当てています。この事はキリトも気づいていました。

エギルは現実世界で御徒町でカフェバー「ダイシー・カフェ」を開いています。しかし、オープンした直後にSAO事件に巻き込まれてしまいました。お店は2年間の事件の間もとある理由で残っていて、エギルはゲームクリア後はお店のマスターへと復帰しています。ALO事件が解決した後にお店でSAOプレイヤー達の祝勝会が行われる等、事件後はキリト達のたまり場となっています。

エギルとキリトとの2人の関係は非常に長い付き合いで、出会いは1層のフロアボス戦です。エギルはキリトの事をよく理解していて、キリトもエギルは背中を任せられるほどに信頼しています。エギルのお店が鍛冶屋だった事もあり、キリトはお店に素材の持ち込みや鑑定を頼んだり緊急時の避難場所としても使用していました。SAO攻略後も2人の関係は続いていて、キリトはエギルに重要な頼み事を行ったりエギルのお店を溜まり場として使用しよく訪れています。

次は、エギルがどのようなキャラなのか彼の人物像について深掘りしていきます。エギルがSAO作品内で初登場した回やゲーム内での強さ・リアルでの本名、結婚の有無等を見ていきましょう。

SAOのアニメでエギルが初めて登場した話は、アニメ1期の第2話「ビーター」です。第1層のボス攻略会議開かれた際にキバオウが、ベータテスターを攻めるような発言をして空気が悪くなってしまいますが、悪くなった雰囲気を収めるために発言をしたのがエギルです。その後行われたボス戦では、ダメージを負ったキリトの回復するための時間を稼ぐ活躍をしています。

エギルの本名は、「アンドリュー・ギルバード・ミルズ」という名前です。アメリカ系のアフリカ人ですが生粋の江戸っ子でもあるため日本語はペラペラです。ゲーム内で使用しているエギルという名前は、本名を少しもじってつけたなのではないかと考えられています。

エギルはお店を開いていると同時に攻略組の1人としても活躍していて、アインクラッドでは斧を主に使用しています。1層でキリト達とボスと戦った際にはダメージを負ったキリトの代わりに時間稼ぎを行い、75層のボス戦では多くの戦死者が出る中生き残っているため実力は高いです。

エギルは実は結婚しています。嫁の本名は「トリッシュ」と言い、オンラインゲーム内で2人は出会いました。出会った頃はトリッシュはアメリカに在住していましたが、1年後にダイシー・カフェを2人で開いています。エギルがSAO事件に巻き込まれている2年間の間、お店をトリッシュが守っていためにエギルが帰還後も残っていました。また、忙しい飲食業という仕事の中、キリト達と一緒にゲームが出来るのも妻のトリッシュと時間で仕事を分けているからです。

SAOは2012年にアニメ第1期が放送を開始され、第2期が2014年、第3期は4クールで2018年から2020年にかけて放映されています。エギルはアニメ1期から登場しているキャラクターです。エギルの担当声優について紹介していきます。

アニメでエギル役を担当しているのは、声優やナレーターを務めている「安元洋貴」さんです。声優としての代表作は『BLEACH』の「茶渡泰虎」、『弱虫ペダル』の「金城真護」等のキャラを担当しています。

安元洋貴さんは姉から誘われた事がきっかけで役者の道に進んでいましたが、小林清志さんの「次元大介」役の声がきっかけで声優の道へと進みました。2003年の『ロックマンエグゼStream』の「カーネル」役で声優としてデビューをしています。得意な物はドラムです。2021年に第15回声優アワードでパーソナリティ賞を受賞しています。

安元洋貴さんが声優として担当した他の作品のキャラは、『FAIRY TAIL』の「エルフマン・ストラウス」、『ぬらりひょんの孫』の「青田坊」、『東京レイブンズ』の「角行鬼」、『鬼灯の冷徹』の「鬼灯」、『アルスラーン戦記』の「キシュワード」、『ワンパンマン』の「キング」等です。

エギルが結婚しているという設定を知らなかったファンは意外と多く、SNS上では結婚していたという事実に驚くファンや中にはエギルと結婚したいという呟くファンも存在していました。物語中ではあまり表立って結婚していた事は語られていませんでしたが、SAO作中内の会話からエギルは結婚していた事を仲間に隠していた訳でもなさそうです。

本業の事もあり、SAO本編でのエギルの出番は少なくなってしまいましたが、彼が重要な立ち位置にいる事は変わりません。SAOの事件後にVRMMOが復活したのも茅場晶彦が開発した「ザ・シード」の解析をコネで行っていたエギルが、無償サーバーでアップロードをして拡散させたからです。ALOで他のキャラが別のゲームへとコンバートする時はアイテムを預かり、エギルのお店はキリト達の溜まり場のようになっていたりと影で仲間を支えている等いなくてはならないキャラの1人です。

エギルの人気は海外で高く、初登場時には大きな歓声が上がった程です。人気の理由は分かっていませんが海外の人が受けるようなキャラクター性が理由ではないかと言われています。国内でも人気は全く無いという訳では無さそうですが、ゲーム内では猫耳をつけている等ネタ枠としての人気もありそうです。

仕事が忙しく出番自体は減少気味のエギルですが、SAO登場キャラの中では一番の勝ち組だと言われています。その理由は、結婚しいている上自分の店を持ち、その嫁さんは夫が居ない2年間の長い間もお店を守り続けてくれているようなよき妻であるからです。さらに、お店自体も立地も雰囲気も良いことから、そこそこ繁盛しています。エギルのお店に行ってみたいというファンもいるほどです。エギルは、SAOのキャラの中でもかなりリアルが充実しているキャラとして認識されています。

この記事ではSAOでキリト達の仲間の1人であるエギルについて紹介してきました。物語が進んでいくごとに徐々に出番は減り気味ですが、奥さんと自身のお店を持っているため登場キャラの中では1番の勝ち組だと言われる程です。そんなエギルの開くお店「ダイシー・カフェ」はキリト達の溜まり場となり、エギルは物語上ではなくてはならない存在となっています。