【SAO】オーディナルスケールは劇場版作品!あらすじや見た人の感想まとめ

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SAOの劇場版『オーディナルスケール』の内容を振り返り、あらすじや作品を見たSAOファンからの感想をまとめています。更に『オーディナルスケール』の見どころを解説し、登場キャラクターの声優や主題歌・挿入歌も紹介しています。

【SAO】オーディナルスケールは劇場版作品!あらすじや見た人の感想まとめ

目次

  1. 【SAO】オーディナルスケールは劇場版作品
  2. 【SAO】オーディナルスケールのあらすじと結末
  3. 【SAO】オーディナルスケールのキャラクターと声優
  4. 【SAO】オーディナルスケールの見どころ
  5. 【SAO】オーディナルスケールの主題歌と挿入歌
  6. 【SAO】オーディナルスケールに対する世間での評判や人気・感想
  7. 【SAO】オーディナルスケールは感動するストーリーだった

【SAO】オーディナルスケールは劇場版作品

『オーディナルスケール』はライトノベル作品から展開された『ソードアート・オンライン』(略称:SAO)の劇場版作品です。2017年に公開され、人気を博しました。日本国内のみならず海外でも人気の高いSAOの劇場版ということでオーディナルスケールの制作発表時は高い関心を持ってSAOファンから迎えれられました。

劇場版 ソードアートオンライン -オーディナルスケール-の概要

ライトノベル作品で世界的人気を得た『SAO』の劇場版アニメ作品として2015年に製作発表された『劇場版ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』は原作者の川原礫によるオリジナルストーリーなどで話題を呼びました。情報が公開されるたびに注目を集め、完成後は世界の劇場1000館で同日公開されます。深夜枠のテレビアニメからの劇場版としては異例の大ヒットで、総興行収入は43億円を記録しました。

SAOの概要

『SAO』は『ソードアート・オンライン』の公式略称で、仮想世界のゲームを題材にしたライトノベルです。アスキーメディア・ワークス(のちにKADOKAWA)の電撃文庫から刊行されており、SAOは各メディアへ展開した作品群の総称でもあります。作者は作家の川原礫、小説のイラストはabecが担当しています。小説以外では漫画・アニメ・ゲーム・テレビドラマといったメディアで展開され、海外でも高い人気を誇ります。

SAOのあらすじ

世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」が開始され、1万人ものプレイヤーはフルダイブによる仮想空間でのゲームを楽しんでいました。そこへ開発者「茅場晶彦」が現れ、自発的ログアウトが不可能なことを宣言します。舞台の「浮遊城アインクラッド」最上層のボスを倒さなければログアウトできないこと、攻略中の死は現実世界でも死んでしまうことを宣告しました。のちに仮想世界で起こるさまざまな事件は、この「SAO事件」によって始まりを告げることになったのです。

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【SAO】オーディナルスケールのあらすじと結末

ここからはSAOの劇場版である『オーディナルスケール』のあらすじと結末までを追って、どのような作品だったのか内容を確認していきましょう。物語はSAOの結末から2年後が舞台になっているストーリーです。なおここでのあらすじはストーリーの結末まで紹介しているためネタバレになります。オーディナルスケールをまだ観ていないという方はご注意ください。

あらすじ①オーグマーの登場

SAO事件が結末を迎えてから2年経った2026年、フルダイブ型のVRMMOの次世代マシンとして発売されたのがウェラブル・マルチデバイス「オーグマー」です。オーグマーはAR(拡張現実)型の情報端末で、覚醒状態で使用できる安全性と利便性で爆発的に流行していきした。流行を牽引したのはARゲーム「オーディナルスケール」によるもので、ゲームの進行具合によってさまざまなサービスを受けられることなどが、オーグマー人気に拍車をかけていたのです。

あらすじ②オーディナルスケールのボス戦

「オーディナルスケールに旧SAOのボスが出現する」そんな話題が立ち上り、キリトやアスナもオーディナルスケールのイベントに参戦することにしました。出現したボスに対し応戦するキリトは、 VRとの違いを感じ苦戦を強いられれます。しかし突如現れたランク2位のエイジが大ダメージを与えたことで、アスナがボスを仕留めることに成功しました。オーディナルスケールに気乗りしないキリトでしたが、アスナはその後のイベントにも参加するようになります。

あらすじ③記憶喪失になるアスナ

アスナも参加したオーディナルスケールのイベント後にクラインがエイジに襲撃され、記憶をも失うという事件が発生します。その後のイベントに参戦したアスナも記憶の一部を失ってしまう事態となりました。どうやらオーディナルスケールで記憶を失っているのは、SAOの生還者たちのようです。アスナの失った記憶を取り戻すため、キリトはオーディナルスケールのイベントに参加し行動を起こすことにします。

あらすじ④オーグマーの開発者

オーディナルスケールで以前から遭遇していた謎の少女が指さす方向、そこには東都工業大学があることに気付くキリトは、東都工業大学の重村教授に行き着きます。重村教授はオーグマーの開発者であり、彼のゼミにはナーヴギア開発者の茅場晶彦、SAO生還者をAOLに閉じ込め実験していた須郷伸之が在籍していた事実がありました。重村教授の授業に潜入し、教授と接触したキリトでしたが教授の口からは何も得られませんでした。

あらすじ⑤アスナの日記

記憶の一部を失って元気のないアスナから電話をもらったキリトは、初めてアスナの家を訪問します。アスナは記憶障害が進行しているようで、キリトと埼玉の山で流星を見に行くという約束をも忘れかけています。そのためアスナは日記をつけていました。そんなアスナをキリトは抱きしめ、アスナの記憶を絶対に取り戻すと誓うのでした。

あらすじ⑥ユナのライブ開始

キリトは明治神宮の参道で、以前から遭遇していた謎の少女と初めて対話することになります。彼女(ユウナ)は重森教授の娘「重森悠那」でオーディナルスケールのイメージキャラ兼ARアイドルのユナと同一の人物でした。悠那はもっとランクを上げないとオーグマーの真相には近づけないことをキリトにアドバイスします。キリトは剣道を一から学び直し、オーディナルスケールのボス戦に挑戦してランクアップに励みました。その甲斐あって9位までランクアップしたキリトは、来るべき決戦の時(ユナのライブ)を待ちます。

あらすじ⑦死の恐怖に打ち勝ったアスナ

ついにやってきたユナのライブで、重森教授は茅場晶彦のゴーストを出現させ、オーディナルスケールの真の目的を発表させます。その目的とは旧SAOで死亡した娘をAIとして復活させるため、娘の記憶を持つSAO生還者の記憶を奪い取ることでした。会場は封鎖され無数のSAOボズキャラが出現し、観客がパニックに陥ります。さらに問題なのが、設置したドローンから記憶を奪われた場合、全員が脳死する危険があることです。ユウナが重村教授を止めても無駄で、教授の元で手助けしたエイジからも記憶を奪おうとします。

キリトはユウナから、アインクラッド100層のボスを倒すとドロップするアイテムを使えば、会場内の全モンスターを倒せると教えられ、仲間とともに100層へと送り込んでもらいます。アスナは右手の不調で待機していましたが、ユウナからすべての事情を聞き、悠那が死んだ真相を知りました。アスナはそれによって勇気を得て、100層へとダイブします。

あらすじ⑧最終決戦

100層ではキリトたちが大ピンチの状況でしたが、ユイによってかつての仲間が召喚され、アスナもユウキのマザーズロザリオを使うなどしてボスを倒すことに成功します。100層のボスがドロップしたアイテム(剣)をキリトが会場で振るうと、すべてのボスキャラが消失しました。しかし100層のホスと同じリソースで構築されたユウナも消えてしまうのです。その前にユウナはSAO生還者へ記憶を返し、重村とエイジに感謝を述べて消えていきました。

あらすじ⑨約束

ライブ会場での混乱の結末は、演出だったと翌日のニュースで報道されます。またオーディナルスケールの開発会社の社外取締役だった重村は取締役を辞任します。後日クラインの退院祝いを仲間が催す一方で、キリトとアスナは流星を見に行くという約束を実現します。最後に、事件の首謀者だった重村は超法規的措置により逮捕を免れます。代わりに総務省の菊岡からベンチャー企業「ラース」の次世代フルダイブ実験機の前へ連れて行かれるのでした。

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【SAO】オーディナルスケールのキャラクターと声優

SAO劇場版『オーディナルスケール』のあらすじを追ってきた次は、オーディナルスケールの登場キャラとそれを演じた声優を紹介しましょう。キャラの持つ魅力とその魅力をさらに引き出してくれる声優は、作品の出来と面白さを左右するだけの要素・要員といえるでしょう。本作はオリジナルのストーリーなのでSAOファンも期待していたオリジナルキャラとその声を演じたゲスト声優には注目が集まりました。

声優①キリト役/松岡禎丞

SAOの主人公、キリトは現実世界では「桐ヶ谷和人」という名前の少年です。両親を亡くし、叔母夫婦のもとで暮らすため、仮想世界に安らぎを感じます。本作ではメインストーリーとは違う一面で、新たな魅力を発揮させていました。キリト役の声優「松岡禎丞」はオーディションの際、松岡のナイーブな第一声を聞いた監督の伊藤智彦から"こいつかもな"という直感があったというエピソードがあります。代表的な役に『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役などがあります。

声優②アスナ役/戸松遥

SAOのメインヒロインでキリトの恋人アスナは現実世界の名前を「結城明日奈」いいます。兄から借りたSAOによって仮想世界にのめり込み、ゲーム内で知り合ったキリトとはゲーム上で結婚しており、現実世界でもキリト(和人)とも結婚することを目指しています。アスナ役の「戸松遥」は元気で明るくお調子者だそうですが、自分に妥協しない一面があるとのことです。声優としては高校時代から活躍し、代表的な役に『Re:ゼロから始める異世界生活』のフォルトナ役などがあります。

声優③エギル役/安元洋貴

エギルは現実世界では「アンドリュー・ギルバート・ミルズ」という名を持ります。アフリカ系アメリカ人のエギルは生粋の江戸っ子でもあります。名前が長いため、現実世界でもキリトたちにはエギルと呼ばれています。SAOでは斧の使い手として評価されています。エギル役は「安元洋貴」です。緊張しない性格から演劇の道を進みますが、低い声の特徴を活かす声優の道を目指すことにしたそうです。代表的な役として『SPY×FAMMILY』のヒル・ワトキンス役などがあります。

声優④クライン役/平田広明

クラインの現実世界の名前は「壷井遼太郎」です。SAOでは3枚目で女好きなキリトの親友です。「風林火山」というギルドのリーダーを務めます。現実世界では貿易会社に勤める会社員でした。クライン役の声優は「平田広明」です。もとは舞台俳優をしていましたが、当時のマネージャーに"声優に興味はあるか?"と誘われオーディションを受けたのが声優になるきっかけとなったそうです。代表的な役として『ONE PIECE』のサンジ役があり、ナレーションなどでもおなじみとなっています。

声優⑤シリカ役/日高里菜

現実世界では「綾野珪子」という名を持つシリカは、SAO内でモンスターを使役する「ビーストテイマー」です。使い魔のピナが死んだ時、蘇生方法を教わったことからキリトを兄のように慕っています。シリカ役は「日高里菜」で、幼稚園の頃から子役として活躍しています。高校時代は数学と運動が得意で国語が苦手だったそうです。女優の松岡茉優やももクロの百田夏菜子など交友関係が広い日高里菜の代表的な役は『転生したらスライムだった件 転スラ日記』のミリム役などがあります。

声優⑥リズベット役/高垣彩陽

リズベットは現実世界で「篠崎里香」という名前を持っています。SAOでは鍛冶屋を経営し、キリトの剣は彼女によって鍛えられました。武器を鍛え上げる腕前は抜群なものとして知られます。そんなリズベット役の声優は「高垣彩陽」です。武蔵音楽大学在籍中に受けたオーディションで合格し、その後ひと月も経たないうちに『桜蘭高校ホスト部』第1部の上賀茂椿役でデビューしました。代表的な役には『うる星やつら(2022)』の藤波竜之介役などがあります。

声優⑦ユイ役/伊藤かな恵

キリトとアスナを親として慕っているユイは、SAOに組み込まれているAIです。メンタルヘルスカウンセリングの専門ですが、感情表現が豊かな少女AIとして本作でも活躍していました。ユイ役の声優「伊藤かな恵」は中学時代から声優に憧れていたそうです。もし声優にならなかったら陶芸家になっていたというほど、小学生の頃からろくろを回していたそうです。そんな彼女の代表的な役には『織田信奈の野望』の織田信奈役などがあります。

声優⑧リーファ役/竹達彩奈

リーファはキリトの妹(血縁上は従妹)で、現実世界での名は「桐ヶ谷直葉」です。剣道の腕前は全国クラスという強さを持ちます。一時はキリトに恋愛感情を抱いていたのですが、現在では兄妹として良好な関係を築いています。リーファ役を演じた声優は「竹達彩奈」でした。14歳の時に日本ナレーション演技研究所の特待生オーディションを受け、入所しました。代表的な役はブレイクした『けいおん!』の中野梓役などがあります。

声優⑨シノン役/沢城みゆき

シノンは現実世界では女子高生「朝田詩乃」といいます。11歳の時に強盗と遭遇し、その時に犯人から銃を奪って射殺するという過去があり、そのトラウマを克服するためシューティングゲームのプレイヤーになります。シノンの役を演じたのは声優の「沢城みゆき」です。声優になるきっかけは友人に誘われて応募した『デ・ジ・キャラット』の新人声優オーディションでした。代表的な役は『鬼滅の刃 遊郭編』の堕姫役などがあります。

声優⑩茅場晶彦役/山寺宏一

SAOの開発者であり量子物理学者で天才プログラマーの茅場晶彦はキリトの憧れの存在でした。SAO事件の首謀者で、キリトとの戦いで結末では肉体は滅んでいるため、劇場版のオーディナルスケールではオーグマーを介して重村教授と会話していました。茅場晶彦役の「山寺宏一」は七色の声を持つ男と呼ばれ、声優以外でもオールマイティな活躍をしています。代表的な役は『新世紀エヴァンゲリオン』の加持リョウジ役など、多数です。

声優⑪ユナ役/神田沙也加

SAO劇場版『オーディナルスケール』で初登場のARアイドル「ユナ」は物語の重要なキーマンでした。元々は東都工業大学電気電子工学科の教授である重村徹大がSAO事件で亡くなった娘を再構築したAIです。『オーディナルスケール』では3人のユナが登場しますが、その役を演じたのは女優や歌手も務めた「神田沙也加」でした。本作では主題歌や挿入歌も担当しています。将来の活躍が期待されていましたが、2021年に旅立たれました。

声優⑫エイジ役/井上芳雄

謎多きキャラ、エイジはSAO生還者の1人で、死亡した重森悠那の幼なじみ「後沢鋭二」でした。旧SAOでは血盟騎士団に加入していて、アスナとも既知の人物です。なおSAOではフルダイブ不適合症状のためボス戦からは外れていました。オーディナルスケールではAIとして悠那を新生させる重村教授の計画に加担します。そのエイジ役を演じたのは俳優・歌手としても活躍する「井上芳雄」です。アニメでの代表的や役に『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』のナイン役があります。

声優⑬重村教授役/鹿賀丈史

東都工業大学電気電子工学科の教授「重村徹大」は、その先鋭的研究スタイルから異端児と目されていました。研究室からは多くの優秀な人材が輩出し、重村自身もオーグマーを開発するだけの優秀な人物です。しかし亡くなった娘をAIで新生させるために多大な犠牲者を出す結末寸前まで突き進んでしまいました。その重村鐡大役を演じたのは俳優としても有名な「鹿賀丈史」です。声優としての活躍も有名で、代表的な役に『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルキア爆誕』のジラルダン役などを演じています。

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【SAO】オーディナルスケールの見どころ

劇場版の楽しみ方はテレビアニメとはひと味違う点がいくつか存在します。ストーリー的にもテレビ版とは違うオリジナル要素が含まれますし、ゲストのキャラや声優なども注目すべき点でしょう。ここではオーディナルスケールを観るにあたり、注目したい見どころをお教えします。1度観たという人も見どころを押さえることで新たな魅力の発見ができるかもしれません。

見どころ①コンセプトはデートムービー

監督の伊藤智彦によれば、デートムービーというコンセプトを提案したのはプロデューサーからであるとのことです。単に恋愛モノの要素入れるのではなく、エンターテインメント性に富んだものこそデートムービーというモットーで製作され、男性客に偏らないよう配慮された作りになりました。その試みは成功して、劇場での男女比は(体感的に)6:4となったそうです。

見どころ②少しだけ未来の世界

本作ではいわゆるSFの世界のような遠い未来の話ではなく、現代からも普及されつつある技術のVRやAR、AIアイドルなどの要素が散りばめられた世界観が構築されています。それらがストーリーに大きく絡んでいるだけでなく、少し未来の世界でならあり得そうな事件が観客の関心を大きく惹きつける魅力となっています。また実際の現実世界の風景の挿入などにより、違和感なくストーリーを受け入れられる作りにもなっています。

見どころ③ユナのライブシーン

初のARアイドル「ユナ」はAIであるため、オーグマー内に投影されるデータに過ぎません。現実世界とは違うので映し出される姿に太陽光による影などが反映されることがないのです。ところがライブのステージ上では彼女の姿に、ライトによる影がついていました。仮想の世界での演出として影がつけられていたのですが、こうした細かい部分の演出が臨場感をより増して、リアルなライブ感を映し出しています。

見どころ④リーファの登場が少ない理由

劇場版を観た感想の中でリーファ(桐ヶ谷直葉)の登場が少ないことが話題になっていました。なぜリーファの登場は少なかったのでしょう。直葉は全国クラスの剣道の腕を有しているため、普通に登場させてしまうと強すぎになってしまいます。よって「メインキャラのリーファをそのまま登場させては映画が簡単に結末を迎えてしまう」ために、結末までリーファの登場を少なくしたのが真相でした。なお、リーファの声優「竹達彩奈」はキービジュアルが発表された時点でこのことを察知したそうです。

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【SAO】オーディナルスケールの主題歌と挿入歌

劇場版『オーディナルスケール』では歌がキーポイントとなるストーリーではありませんが、ユナがARアイドルとしてライブを開催するストーリー運びになっています。またエンターテインメント性としての演出上、歌は作品のアクセントとして重要な役目も果たしています。ここではオーディナルスケールの主題歌と挿入歌についてスポットを当てていき、音楽面での魅力をみてみましょう。

オーディナルスケールの主題歌はCatch the Moment

SAO劇場版『オーディナルスケール』の主題歌『Catch the Moment』はアニソン界で旋風を巻き起こしたLiSAが歌い上げます。物語の序盤と結末に曲がかかりますが、まさにオーディナルスケールを象徴する歌といえるでしょう。さらに本作を観終わった後でこの歌を聞くと、よみがえるストーリーで感情移入がヤバいという感想もあるようです。

オーディナルスケールの挿入歌

『オーディナルスケール』の作中で流れる挿入歌は、重要キャラのユナ(ユウナ/悠那)の声を演じた神田沙也加が歌っていました。『アナと雪の女王』でも作中での挿入歌を歌い高評価を得ていましたが、本作でも歌の表現力で絶賛されています。作曲を担当した梶浦由紀は独特な世界観があり、ストーリともマッチした曲にハマるという感想が多くみられました。曲それぞれが挿入歌としての魅力を存分に堪能できるものとなっています。

挿入歌①Ubiquitous dB

『Ubiquitous dB』はARの宣伝でユナが歌う曲となっています。ノリの良さ、可愛らしさが際立つ、いかにもアイドルの曲という曲調が特徴です。明るく元気な曲ですが、作中ではシリカがショッピングセンターの通路でカラオケを流されて踊りながら歌っています。

挿入歌②longing

『longing』は「オーディナルスケール」ゲーム内において、アインクラッドに出現するボスモンスターとの戦闘時にユナが歌います。なおこの歌をユナが歌うとプレイヤーに支援魔法がかかります。戦闘という緊迫したステージにおいてマッチしている曲調で、悲壮感の中にも高揚感と希望を見いたせるという感想があるように、プレイヤーの気持ちを表現した歌になっています。

挿入歌③delete

『delete』がかかる時は圧倒的に強いボスとの戦闘が始まってしまいます。底知れない曲調から伝わる絶望感を感じるという感想もあり、観る側にも絶望感が押し寄せてきます。実際、この曲がかかっていた場面ではクラインがやられ、アスナもやられることになってしまいました。入り込む曲というより引きずり込まれるような曲という感想も上がっています。

挿入歌④Break Beat Bark!

『Break Beat Bark!』はユナのライブでオープニング曲になっています。ライブの始めの曲はアップテンポのかっこいいロックで幕開けということなのでしょう。ちなみに『Break Beat Bark!』と『Ubiquitous dB』はライブ前日にアスナ、シリカ、リズの3人が予習として歌っていました。これはライブ前の"あるある"として思い当たる人もいるでしょう。

挿入歌⑤smile for you

『smile for you』は物語のラストにふさわしく、結末を迎えるにあたって静かに心に染み入るような歌となっています。ユナがエイジと父、重村教授に別れと感謝を伝えるシーンでは悲しみと優しさのあふれるものであり、歌の歌詞とシンクロしています。『オーディナルスケール』を観た後にこの歌を聞くと、泣けてくるという感想を持ったファンも多くいました。その一方で、この歌が流れている中でキリトがボスモンスターを無双するのはシュールという感想もあります。

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【SAO】オーディナルスケールに対する世間での評判や人気・感想

SAOの劇場版『オーディナルスケール』のあらすじや登場キャラ、作中歌などを紹介してきましたが、実際に作品を観たファンはどんな感想を持っていたのでしょう。世間でのオーディナルスケールの評判や人気、感想などをのそいてみましょう。さまざまな意見があるようです。

作品の鑑賞中から感無量であったようです。ストーリーもさることながら作画も音楽も抜群に良い結末を迎えたのだと、勝手に補足したら怒られるでしょうか。他の人からも同様な感想が数多く確認されました。だからこそ興行成績が非常に高かったのも納得のいく結果たったといえるのではないでしょうか。

劇場版という時間制限がある中で、目一杯詰め込んでの結末が少しマイナスポイントになってしまったのでしょうか。またアニメの劇場版作品は、原作やテレビ版などでそれまでのストーリーを知っていないと、初めて観る人にはわかりにくいところもあります。どこまで劇場版で説明するかは、製作側にとって難しい妥協点となるのでしょう。劇場版がSAOの初見の人は、それまでの作品を確認してからまた劇場版を観れば2度楽しめるでしょう。

クラインの結末は某T-2でのT-800でしょうか。サブスクで2作立て続けに観たらこういった感想になるのかもしれません。涙なしに観られないというのはどちらの作品にも共通しているといえるでしょう。

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【SAO】オーディナルスケールは感動するストーリーだった

『オーディナルスケール』はSAOの劇場版のオリジナルストーリー作品です。本編では登場しないキャラが活躍し、SAOの新たな魅力を引き出してくれます。1時間59分という上映時間を感動という言葉で感想を記すSNSの書き込みを多数確認することができます。鑑賞者にとって忘れられない一作となった『オーディナルスケール』は観る価値のあるSAO作品といえるでしょう。未見の人は物語のストーリーと結末をその目で確認してみてください。

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