【SAO】アリスの現実世界での姿は？ロボットなのか調査！その後を徹底考察

SAO9巻よりアリシゼーション編が開始すると物語の舞台は新しい仮想世界・アンダーワールドに移りその世界にダイブしたキリトはアリスというヒロインの謎について迫ることになります。本記事では人気ヒロイン・アリスの現実世界の姿についてまとめていきますが、まずはアンダーワールドに登場したアリスの人物像や能力についてまとめていきます。また、アリスのおさらいと共にアリシゼーション編の概要とあらすじも解説していきます。

アリスはルーリッド村の村長の娘でキリトとユージオの幼馴染です。セントラル・カセドラルに連行された後はシンセサイズの儀によって整合騎士になり、凛々しくも苛烈で毒舌な人物に変わりました。記憶を失っていたこともあり再会した頃はキリトから相性が悪そうと思われていましたが、頑固者ながら身内への面倒見がとても良く弟子からも強く慕われています。

剣の腕前は作中トップクラスでありSAOトッププレイヤーだったキリトでも歯が立たないほどです。主に速さと鋭さを両立した重い一撃が特徴的で、整合騎士の中でも1番の実力を誇ります。彼女が扱う神器・金木犀の剣は世界最初の破壊不能オブジェクトから作られた業物で、刀身を幾千もの花びらに変えて広範囲を攻撃、それも花びら1枚1枚が大岩を破壊するほどの威力を誇る完全支配術を有しています。

SAOことソードアート・オンラインは川原礫が手掛けたライトノベル作品であり、アリシゼーション編は第9巻～第18巻に収録されたシナリオです。ラースが開発した次世代フルダイブのゲームにて昏睡状態に陥ってしまったキリトの物語が描かれており、全シナリオの中で最長のストーリーと劇的な展開などが評価されました。2018年10月からアニメ化が公開され、他にも漫画化やゲーム化なども展開されています。

GGO事件から半年後、和人は死銃事件の実行犯最後の1人によって薬剤を注射され昏睡状態に陥ってしまいます。彼が目を覚ますとそこにはNPCたちが住まう仮想世界・アンダーワールドが広がっていました。ログアウト不可という旧SAOと同じ状況を受けてキリトは幼馴染のユージオと共にアンダーワールドの謎に迫り、現実世界に戻る方法を模索していきます。

作中にてアリスはアリシゼーションのために用意されたデータとして描かれていたため彼女が現実世界に現れることはあり得ないことでしたが、アリシゼーション編が終幕したその後、アリスはまさかの方法を使って現実世界に姿を現しました。ここではSAOにおけるアリスの現実世界での姿についてまとめていきます。

ダークテリトリーとの交戦中にガブリエルは隙を見てアリスを連れ去ろうとし、騎士長ベルクーリに倒された後もしつこく再ログインをしてアリスを狙い続けました。それを受けてアスナはアリスと共に現実世界にログアウトするためにワールドエンドオールターを目指すことを決意し、シノンとキリトの助力を受けながら現実世界にログアウトすることに成功しました。

現実世界へやってきたアリスは現実世界での体を持っていなかったため、アリスのフラクトライトはロボットに移されていました。こうしてロボット姿のアリス・人工高適応知的自立存在『A.L.I.C.E』が誕生しました。顔立ちはアンダーワールドの見た目と同じで、本人の希望によって帰還者学校の制服を身につけています。なお、ロボットであることから連続稼働時間8時間を超えると家庭用コンセントで充電する必要があります。

世界初真性人工知能として世界から注目を集めたアリスは記者会見に参加することになります。そこでアリスに似せたロボット・サンエモンの姿で登場したアリスに記者から「本当にプログラムではないのか光子脳を見せろ」と心無い質問が飛んできます。それに対してアリスは「あなたも本当に人間か頭蓋を開いて見せてください」と返し毅然とした態度を貫きました。

アリシゼーション編は単行本18巻にて完結しておりアンダーワールドに取り残されたキリトとアスナが200年を過ごすところで終幕します。アンダーワールドに縛られていたアリスはロボットになることで現実世界に誕生し、キリトらと新しい生活を始めたことがその後の本編にて描かれています。ここではSAOにおけるアリスとキリトたちのその後についてまとめていきます。

アンダーワールドから現実世界にログアウトしたアリスでしたが、時間稼ぎのためにアンダーワールドで戦っていたキリトとアスナは現実世界に戻ることができませんでした。襲撃者ハッカーの悪あがきによってアンダーワールドの5000倍に加速させられたことで2人はアンダーワールドの世界で200年を生きることを強いられます。その間に起きた出来事はムーン・クレイドル編に描かれています。

大戦の後のアンダーワールドは人界と暗黒界どちらも指導者を失った状態にありました。それを受けてキリトは統治機関・人界統一会議を設立し整合騎士らと共に人界をまとめます。一方暗黒界ではイスカーンが総司令官に就任し整合騎士シェータを橋渡しに人界と和平条約を結びます。その間キリトとアスナは機竜と呼ばれる空飛ぶ乗り物を開発するとそれが宇宙開発にまで影響を及ぼすほどの貢献になり、2人はいつしか『星王』『星王妃』と呼ばれるようになりました。

和平条約から1ヶ月後、キリトとアスナは200歳以上も生きた人生と肉体の乖離を防ぐためにラースの力でアリスが脱出した後の記憶を消去し無事に現実世界への帰還を果たします。アリスはキリトと再会できたことに涙を流し、待ち望んでいた平穏な生活を送ることになります。

アリスの元に一通のメッセージが届くとその差出人はネット上に生きる茅場晶彦でした。メッセージにはアンダーワールドへのアクセスIPが記入されており、アリスはキリトとアスナと共に200年後のアンダーワールドにログインします。そこには宇宙空間が広がったアンダーワールドがあり、ティーゼとロニエの7代目の子孫が整合騎士に就任しユージオと共に過ごした思い出を持っていました。一時の再会の時を過ごした後、アリスたちは現実世界へ戻っていきます。

SAOアリシゼーション編は2018年10月からアニメ化が公開され、大戦編は『War of Underworld』とタイトルが付けられ2019年10月～2020年9月にかけて放送されました。作中には物語の主軸となるアリスも当然登場しており、映像化された言動や人気声優の名演技によってアニメファンから高い人気を集めました。ここではアニメ版SAOにてアリスを担当した声優についてまとめていきます。

アリスを演じた声優は茅野愛衣（かやのあい）です。アニメ『ARIA』に強く感動したことから声優に興味を持ち始めプロ・フィット声優養成所卒業を経てデビューを果たしました。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のヒロイン・本間芽衣子役を演じたことで話題を呼び、おっとりマイペースな人柄がファンの癒しとなって人気を集めています。

これまでアリスが現実世界にロボットになって誕生した理由などについてまとめてきましたが、SAOファンはこの出来事やアリスに対してどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではアリスに対する世間での評判や人気について、実際にSNS上に投稿されているコメントを参照しながらまとめていきます。

現実世界にログアウトしたアリスがロボットになっていたことに対して多くのファンは驚いていました。現実世界に肉体を持っていないため現実世界ではどのような見た目になるのか疑問に思った人は多くいましたが、ロボットになることを予想できた人はとても少なかったそうです。

ライトノベル本編におけるロボットアリスは、モーターの駆動音や皮膚素材などからいかにもロボットと分かるように描かれていましたが、アニメ版ではロボットらしい見た目が全くないように描かれておりその違いに驚いている人もいました。中には見た目をそのままにロボットらしさをなくした製作者に感心している意見も見受けられました。

アリシゼーション編の後のSAO本編はユナイタル・リング編に突入します。そこでアリスは主要キャラクターとして続投されるとそのことに喜ぶ声が見受けられました。アリスのキャラ人気はとても高いようで、ケットシー種族の見た目がかわいいとも言われています。

アンダーワールドのデータだったアリスは現実世界ではロボットになっていました。ロボットになっても毅然とした人柄は変わっておらず、記者会見で痛烈な返答をしたシーンに魅力を感じたファンは多かったことでしょう。今後のSAOに展開されるユナイタル・リング編でもアリスが主要キャラクターとして登場しているので、興味を持った人はぜひ本編をチェックしてみてください。