【推しの子】ルビーの闇堕ちまでの経緯は?理由や覚醒するのかも調査
この記事では『推しの子』のメインキャラクターであるルビーが闇堕ちするまでの経緯と、その理由について詳細を解説しています。また、闇堕ち後のルビーの変化など、『推しの子』の物語がどのように展開していったのかも含めて、あわせて解説しています。
目次
【推しの子】ルビーとは?
ルビーのプロフィール
- 名前:星野瑠美衣(ほしのるびい)
- 年齢:16歳
- 兄:星野愛久愛海(ほしのあくあまりん)
- 職業:アイドル(B小町のメンバー)
- 所属:苺プロダクション
ルビーの前世はさりな!ゴローとの関係は?
ルビーの前世は、天童寺さりなという名前の少女です。さりなは、難病の退形成性星細胞腫を患っており、長期間入院していました。その入院していた病院に研修医として勤務していたのがゴローこと、雨宮吾郎です。ゴローはさりなと話すようになり、仲良くなっていきます。さりなはゴローに恋心も抱いていたようですが、結局病気が理由で12歳の若さで亡くなりました。
ルビーの目の星の意味
ルビーの左目には星が描かれています。一方、双子の兄であるアクアは右目に星が描かれており、2人の母親であったアイは両目に星が描かれています。この星が何を意味するかは明らかになっていませんが、物語が進むにつれ、当初片目しか描かれていなかった星が、両目に描かれているシーンも出てきています。
そのシーンは、漫画第8巻第79話で、ルビーがゴローの白骨化した死体を見つけた後に真犯人に復讐を誓い、闇堕ちして覚醒するシーンです。このときから、ルビーの両目に星が描かれるようになりました。したがって、強い殺意や復讐心を持っているときに両目に星が描かれる可能性があります。
【推しの子】の概要
『推しの子』は、週刊ヤングジャンプで連載中の人気作品です。原作は赤坂アカ先生で、作画が横槍メンゴ先生の共同作品となっています。物語は芸能界の裏側を新しい視点から描いており、一見描写からは可愛らしいアイドルの世界を舞台にしているように見えますが、実際には転生とサスペンスの要素が多く含まれている作品です。2023年からアニメ化され、第2期の放送も決まっています。
【推しの子】のあらすじ
『推しの子』は産婦人科医のゴローとアイドルの星野アイの物語から始まります。アイは双子を妊娠し、ゴローに助けを求めますが、彼はアイのストーカーに襲撃され死亡します。後にゴローは、アイが産んだ双子の兄、アクアとして転生しますが、もう一人の双子の妹、ルビーも転生者であることが判明します。アイは後にストーカーによって刺殺されますが、アクアは復讐を誓い、ルビーは母のようなアイドルを目指し、芸能界で活躍することになるのです。
【推しの子】ルビーの闇堕ちまでの経緯や理由
ルビーの闇堕ちまでの経緯
ルビーが闇堕ちした理由は、自分の母親を殺した黒幕がまだ生きていると知ったからです。母であるアイの死には黒幕がおり、真犯人がまだ生きていることをルビーは知ってしまいます。大切な人を殺した相手が今ものうのうと暮らしていることを知り、それまでのルビーとは雰囲気が変わってしまったというのが闇堕ちに至るまでの経緯です。
経緯①宮崎県高千穂へ向かう
ルビーが宮崎県高千穂に向かったのは、B小町のPV撮影と舞台「東京ブレイド」の慰安旅行を兼ねてという理由です。撮影地が高千穂に決まったのは、B小町のメンバーであるMEMちょの友人が、高千穂でクリエイター兼インスタグラマーとして活躍しているというのがきっかけでした。
経緯②ゴローの遺体を見つける
ルビーとあかねは宿泊先のホテルに戻ろうとしたその途中、ルームキーをカラスに奪われてしまいます。彼女たちはカラスを追いかけたところ、その先にはルビーとアクアが生まれた病院がありました。前世の記憶を頼りにルビーはカラスを追い、祠にたどり着きます。祠の中にはルームキーと一緒に白衣と眼鏡を着けた白骨化した死体がありました。死体の身元はクレジットカードから雨宮吾郎であることが判明したのです。
経緯③謎の少女に会い覚醒する
謎の少女は、ゴローの遺体を発見した後に現れました。その後、謎の少女はゴローが殺害されたとき、現場に「大学生くらいの男と中学生くらいの男の子」がいたと暴露します。謎の少女が見た目通りの年齢であれば、十数年前に事件現場にいることはありえませんが、その口ぶりからは事件の全容を知っているようでした。ルビーは謎の少女から事件の真相を聞いたことで、真犯人への殺意と共に復讐を誓い、覚醒し、闇堕ちしました。
経緯④アクアが犯人捜しをしていると気付く
覚醒したルビーはアクアが役者になった理由をあかねに尋ねたところ、芸能界にいる人物を探すためだと思うと答えました。この回答により、ルビーはアクアが犯人捜しをしていると確信します。
ルビーの闇堕ちの理由
ルビーが闇堕ちしたのは、アイの殺人犯が二人組で、そのうちの一人はまだ生きていることを知ったからです。アイを直接殺害したストーカーは、殺害後自殺してしまったため、既に死亡していますが、別の真犯人が生きていることを知ったため、ルビーは復讐心を覚醒され、闇堕ちしたのです。
【推しの子】ルビーが闇堕ちし覚醒した後の行動
闇堕ち後①荒立神社でのお願い事
荒立神社は芸能界の神様が祀られていますが、ルビーは演技が上手くなることと、自分がもっと売れるように祈願していましたが、同時にアクアが真犯人を早く見つけ出せるようにとも祈っています。
闇堕ち後②壱護に会いに行く
その後、ルビーは苺プロの元社長である斎藤壱護に会いに行きます。壱護はアイを取り巻く人間関係の中で重要な人物であったことから、情報を聞き出そうとしますが、ルビーがアイドルとして売れたらアイに関する人間関係の情報を教えると言われます。覚醒した後のルビーはアイドルとすれ売れるべく、手段を選ばずに行動するようになりました。
闇堕ち後③みなみを番組に誘う
ルビーは寿みなみをバラエティ番組「深掘れワンチャン!」に出演するよう勧誘します。この番組には他に、コスプレイヤーのメイヤも出演しました。しかし、この番組の漆原ディレクターが曲者で、メイヤへの配慮が欠けたことで番組は大炎上します。
闇堕ち後④吉住に企画書を持っていく
番組が炎上した後、ルビーは番組側を深掘りして炎上原因を探る企画を番組ADの吉住シュンへ提案しました。その結果、漆原ディレクターが番組内で謝罪することで、炎上は収束します。また、この事態を上手く取りまとめたルビーはディレクターにも貸しができ、ルビーの業界的な地位向上につなげることができました。
闇堕ち後⑤アクアの言葉を聞かない
闇堕ち後、アクアとの関係も変化していきます。ルビーが闇堕ちし、その後の行動が今まで大きく変化したことを察知したアクアは、他人を利用して成り上がろうとするルビーを諫めようとしますが、ルビーは聞く耳を持ちません。ルビーは「私に指図しないで」「今更お兄ちゃん面はやめてよ」などとも言っており、闇堕ちしてからの関係は険悪になっています。
闇堕ち後⑥嘘つきの演技
ルビーが嘘吐きの演技を見せたエピソードは、原作115話で初めて描かれました。このエピソードでは、ルビーが自分の思いをさらけ出すように、「憎い」「つらい」「許せない」と怨嗟の言葉をつぶやき出します。さらに、アイやゴローの死について触れたルビーは、「私も皆と同じ所に行きたい」「私も死にたい」と言いました。
しかしその後、急にいつもの明るい雰囲気に戻ったルビーは、今の話は嘘で、自分の中では整理がついていると言って、その場を収めました。ルビーの本当の気持ちをさらけ出したようなネガティブな言葉と変貌ぶりにより、彼女の演技力の高さと怖さが垣間見れるものとなっています。
【推しの子】闇堕ちしたルビーは元に戻った?
ルビーはアクアの前世を知る
闇堕ちのどん底にいたルビーに、アクアは「さりなちゃん」と声をかけます。この一言で、ルビーはアクアが雨宮ゴローの転生した姿であることに気がつきました。そして、元のルビーに戻ってほしいと願うアクアは、「おまえはおまえの人生を生きろ」と叱咤激励します。ルビーは真犯人に復讐するために過酷な道を選んできましたが、アクアの言葉によって救われ、元の自分に戻ることができました。また、アクアとの関係も修復することができたのです。
アクアはいつからルビーの前世を知っていた?
ルビーがかつてさりながゴローにプレゼントしたアイのステッカーを持っており、さらに「ママとせんせの復讐のためにアイドルをやってる」と発言したことで、アクアはルビーの前世がさりなであることを確信したと推測されます。それ以前からも薄々気づいていたようですが、具体的なタイミングは明らかにされていません。
ルビーは元の明るい性格に戻る?
ルビーが元の明るい性格に戻った描写は今のところありません。しかし、アクアの前世を知り、アクア本人から気持ちを直接聞けたことで、心の整理がつき、闇堕ちのどん底からは抜け出せています。
【推しの子】ルビーの闇堕ちに対する世間での評判や人気
ルビーの闇堕ちには、ショックを受けているファンもいるようです。闇堕ち前のルビーは明るいアイドルとしての姿が描かれている場面が多いので、闇堕ち前後のギャップがあまりに大きかったことがうかがえます。
その一方で、闇堕ちした後のルビーに一抹の魅力を感じている方もいるようです。闇堕ち後はルビーの行動や雰囲気に大きな変化があり、物語の中でも重要なターニングポイントを迎えています。
闇堕ちしたルビーを心配する声と物語が佳境を迎えたことで、作品により魅力を感じている声が混在していました。ファンの間では、闇堕ち場面の衝撃が非常に大きかったことが推察されます。
【推しの子】闇堕ちしたルビーは怖かった
謎の少女と出会って、ルビーが闇堕ちした後は、それまでのルビーからは想像しがたい別のキャラクターの雰囲気を漂わせていました。ネガティブな感情に支配されながら、復讐に燃えるルビーは、外見的にも内面的にも怖い側面を持つキャラクターとして描かれています。また、謎の少女の正体についても明らかになっていませんが、今後の物語のカギを握る人物として、ルビー、アクアと共に注目していきましょう。
この記事のライター
雲田筋人
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