【ワンピース】ゾロの左目は開眼する？失明した謎や理由を考察

『ワンピース』のゾロの左目について見ていく前に、まずはゾロ自身のプロフィールや性格について見ていきましょう。

『ワンピース』のロロノア・ゾロは、東の海・シモツキ村出身で11月11日生まれの男性です。”海賊狩り”のゾロや最悪の世代の1人などの異名で呼ばれています。元々は世界最強の剣豪を目指して賞金首相手に戦いを挑む日々を送っていましたが、海軍に捕らわれていたところをモンキー・D・ルフィにより救われ、彼の抱く野望を気に入ったことから麦わらの一味へ加入しました。

『ワンピース』のゾロの性格は、普段は冷静であり、戦況でどう動くべきかの判断を仲間に指示することがあります。また、精神力が非常に高く、仲間を守るためには苦痛を耐え抜きます。

『ONE PIECE（ワンピース）』は、集英社のジャンプ・コミックスとして刊行されている尾田栄一郎先生の少年漫画です。海賊の少年を主人公としており、冒険やバトル、ファンタジー要素などが楽しめます。アニメ化や映画化もされており、幅広い世代から愛される作品です。

モンキー・D・ルフィは幼い頃から海賊に憧れを持っており、海賊王を目指して故郷から冒険を始めます。その中でルフィはゾロを始めとする船員を集めていき、麦わらの一味として勢力を広げていきます。そして、航海から2年後、ルフィ達は目的地となる最後の海「新世界」へ突入し、更なる強敵と戦っていきます。

『ワンピース』のゾロは2年間の修行を経た後、左目に傷を負った状態になりました。そして、この左目の傷について様々な考察が出てきています。

『ワンピース』のゾロの左目に傷が付いたことが明らかになったのは、マリンフォード頂上戦争から2年後、シャボンディ諸島へ麦わら一味が集結した時でした。しかし、ゾロの左目が閉じたままになっていたことについて、他の麦わら一味は特に触れていませんでした。

『ワンピース』のゾロは左目に一本の傷が入り、常に片目を閉じていることから失明しているように見えますが、上記の通り本人や麦わら一味から失明したかの言及がありません。そのことから左目は閉じてはいるものの、失明しておらず、何らかの力を抑えたり、隠したりしている可能性が浮上しています。

『ワンピース』のゾロが失明していない考察の根拠として、作中で意図的にゾロの左目を隠すような描き方をしているシーンがあります。そのことから読者の見えていないところでゾロの左目に何か起こっている、もしくは既に開眼していることが考えられるのです。そして、左目が開眼すればゾロは新たな能力を得られる可能性も予測されています。

『ワンピース』のゾロの左目が傷付いた理由については、未だに作中で言及されていないため、様々な考察が出てきています。そんな左目の傷の理由について、考えられているものを紹介していきます。

『ワンピース』のゾロの左目は傷付き方から見ると1本線で綺麗に引かれています。そのことからこの傷は負傷ではなく、敢えて片目だけにすることで集中力を高めるようにしたなど、自分で引いた可能性が考えられています。

『ワンピース』のゾロは2年の間ミホークの元で修行していたことから、その修行の一環でミホークから傷付けられた可能性があります。ただ、回想の修行風景ではミホークと直接斬り合っているシーンはほとんどなく、その時点でのゾロの左目は開いたままです。一方、ゾロが失明していない説を当てはめた場合、ミホークの修行によって左目に何かを得たり、封じたりした可能性もあります。

『ワンピース』のゾロが左目を負傷した理由として、シャボンディ諸島へ集合する間に事故に遭った可能性も考えられています。ゾロは極度の方向音痴であり、シャボンディ諸島へはペローナのおかげで何とか辿り着けていましたが、その過程で勝手に迷ってしまい、そこで負傷するという流れもあり得るのです。

『ワンピース』のゾロがミホークの元で修行している間も様々な生き物を修行相手としていた可能性もあり、その中で左目を負傷したことも考えられます。それだけ激しい修行だったことを物語るために付けられたとも言えます。

『ワンピース』ゾロが2年間修行していたクライガナ島「シッケアール王国」跡地は既に滅びた国であることから、霊的な存在がいた可能性があります。そんな霊によって呪われた説も考えられています。

『ワンピース』のゾロの注目ポイントは左目だけでなく、所持している刀や戦闘力もストーリーが進む度に様々な変化を見せています。そんなゾロの刀な強さについて紹介していきます。

『ワンピース』のゾロは三刀流の使い手であり、最初に所持していた刀は「和道一文字（わどういちもんじ）」だけでしたが、ローグタウンで妖刀の「三代鬼徹（さんだいきてつ）」と「雪走（ゆばしり）」という2本の刀を手に入れます。その後は暫くその3本を使っていまいしたが、エニエス・ロビーにて「雪走」を壊されてしまい、代わりにスリラーバークでワノ国の剣豪リョーマの愛刀である「秋水（しゅうすい）」を手に入れました。

それから2年後の修行を経てワノ国に到着するまでは刀が変わりませんでしたが、そのワノ国で「秋水」を故人であるリョーマの墓に返す代わりに、「和道一文字」を鍛造した作者が作った妖刀「閻魔（えんま）」を新たに加えます。このことから、現在のゾロの刀は「和道一文字」、「三代鬼徹」、「閻魔」の3本になっており、うち2本が妖刀でありながらも使いこなしている状態です。

『ワンピース』のゾロは海賊狩りとして名を馳せていたことから元々の戦闘力は高いですが、作中で強敵と戦う際は全身ボロボロになって勝利を収めることも珍しくありませんでした。しかし、ミホークとの修行を得た2年後では覇気を習得したことにより、相手からの攻撃を受けることなく勝利するようなシーンも出てきました。

海上レストラン「バラティエ」ではクリークを追って来た”世界最強の剣士”や”鷹の目”の異名を持つジュラキュール・ミホークと戦います。ミホークはゾロの無鉄砲さを見て「弱き者」と判断したことから首にかけた小さなナイフで十分だと言われます。そして、実際に三刀流で挑んでも小さなナイフ1つで圧倒されてしまいます。世界最強の剣士の強さを実感したゾロでしたが、ミホークが胸にナイフを突き刺し、心臓まで到達するかもしれない状況でも逃げない意志を見せます。

すると、ミホークはゾロの評価を改め、「強き者」と戦う際に使う「夜（よる）」を抜刀し、それに対してゾロはその時点での奥義「三千世界」を叩き込みます。しかし、ミホークには届かず、敗北を認めたゾロは背中の傷は剣士の恥として自ら正面を向きました。その行動にミホークは見事という言葉をかけます。ゾロにとって大きな敗北となりましたが、ゾロの精神力の強さや武士道がわかる戦いでした。

アラバスタ編ではバロックワークスのMr.1こと”殺し屋”ダズ・ボーネスと戦います。Mr.1がスパスパの実・全身刃物人間であったことから、鉄のような硬さを持つ体にダメージを与えられませんでした。そのため、ゾロは一方的に攻撃を受けていましたが、極限状態になった際、幼少期の詩であるコウシロウから教えられていた「鉄の呼吸」を感じ取れるようになります。

それによってMr.1の斬るべき場所を読み取り、一刀流の居合切り「獅子歌歌（ししそんそん）」の一撃でMr.1を撃破しました。ゾロの強さの源は幼少期の修行から出来ており、それが成長後も活かされていることが窺えます。

2年後のパンクハザード編ではドンキホーテファミリーの幹部であるモネと対峙します。自然系（ロギア）のユキユキの実によって通常の物理攻撃が通用しないモネですが、それに対してゾロは気迫を込めた斬撃を放ちます。それを避けられず喰らったモネは覇気が籠っていなかったことからダメージは受けませんでしたが、仮に覇気を込められていたら確実に死んでいたことを実感しました。

その恐怖心からモネが戦闘不能になったことでゾロはそのまま勝利を収めます。2年後のゾロは覇気を取得しているのはもちろんのこと、剣士としての覚悟や凄味も増していることがわかります。

ここでは『ワンピース』のゾロの左目について世間での評判や人気を紹介していきます。単に傷付いただけと思う人もいれば、重要な伏線である可能性を考察する人もいるようです。

『ワンピース』のゾロの左目が傷付いた理由としては、考察される中でも一定の説はなく、様々な憶測が飛び交っています。ただ、その中でも開眼することの期待値が高いことから、鷹の目の移植説や何かを封じ込めている説など、適当に付けられたものではないと考える人が多いようです。

『ワンピース』の作中で麦わら一味がゾロの左目について言及しないことに、違和感覚える人や後の伏線になるかもしれないと考える人もいます。他のキャラも2年後の変化で傷が増えていることはあるので、特別珍しいわけではありませんが、秘密があるように感じる人も多いようです。

『ワンピース』のゾロの左目が開眼する可能性については、ワノ国編で新たに妖刀「閻魔」を手に入れたことで期待する声が更に増えています。左目を描いていないシーンが見られるのはワノ国編の戦闘中が多く、その物語の中で手に入れた「閻魔」が開眼の鍵になるかもしれないという考察が出てきているのです。

『ワンピース』のソロは2年後の姿で左目に1本の傷が入っていますが、作中では何が原因で傷付いたか判明しておらず、本当に失明しているのかもわからない状態です。そのことから力を秘めている説や呪い説など様々な考察が出てきており、最も期待されているのは開眼説になります。今後の展開によってはその謎が明らかになる可能性もあるので、ゾロの左目にも注目してみましょう。