【ワンピース】ペルが死ななかった理由は?今後の活躍についても考察
『ワンピース』のアラバスタ編で王国を爆弾から守ったペルが『ワンピース』の物語に再登場したことが話題になっています。爆発に巻き込まれて死亡したとされていましたが、実は死亡していませんでした。ペルが死ななかった理由や今後の活躍について考察していきたいと思います。
目次
【ワンピース】ペルとは?
ペルは『ワンピース』のアラバスタ編に登場するキャラクターです。アラバスタ王国の護衛隊副官で、チャカと共に王国に仕えてきました。幼い頃からビビの面倒を見てきた優しい人物です。アラバスタ編では時計台の中にある爆弾を遥か上空へと運び、自らを犠牲にして爆弾から王国やビビ達を守りました。大きな爆発に巻き込まれ、死亡したと思われていたペルですが、世界会議(レヴェリー)にて再登場したことで話題になりました。今回はペルが爆弾で死ななかった理由や、ペルの強さ、今後の活躍について考察していきたいと思います。
ペルのプロフィール
ペルは『ワンピース』に登場するアラバスタ王国の護衛隊副官で、トリトリの実(モデル隼"ファルコン")の能力者です。白い衣装と独特な化粧が特徴的です。「ハヤブサのペル」という異名を持ち、チャカと共にアラバスタ王国を守る兵士です。アラバスタ王国や国王であるネフェルタリ・コブラ、ビビにも忠誠心が高く、コブラやビビからの信頼も厚い人物です。
ペルの性格
ペルの性格は普段は温厚でビビのことを心配する心優しい人物ですが、ビビが危ないことをすると平手打ちで叱るという人格者でもあります。アラバスタ王国を想う気持ちが強く、ビビや王国を守るためであれば命を惜しまない人物でした。
ワンピースの概要
『ワンピース』は尾田栄一郎による海賊の冒険物語で、『週刊少年ジャンプ』にて長期連載されている人気の作品です。略称は「ワンピ」で、数々のメディアミックスや関連作品などが生み出され、ファンに長年愛されています。単行本は100巻を超え、アニメの話数は1000話を超えました。また「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されるほどです。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は主人公の少年モンキー・D・ルフィが海賊王になるために海を冒険する物語です。ルフィは個性豊かな仲間を連れ、数々の敵を打ち倒していきます。冒険の途中で仲間になったビビはアラバスタ王国の王女でした。王家七武海であるクロコダイルに国を滅ぼされそうになり、ルフィ達はアラバスタ王国で戦いますが、クロコダイルはアラバスタ王国自体を滅ぼそうと巨大な爆弾を仕掛けていました。
爆弾を探し当て、砲撃手を倒しますが、爆弾は時限式となっておりビビ達は絶望します。すると護衛艦であるペルがトリトリの実の能力を使い、爆弾をはるか上空まで運び、自らの命を犠牲にして王国やビビ達を守りました。死亡したかと思わたペルですが、世界会議(レヴェリー)でビビ達と共に再登場します。
【ワンピース】ペルが死ななかった理由や今後の活躍
ペルは爆発で死亡したと思われ、お墓まで建てられていましたが、『ワンピース』の物語に再登場しました。ペルが爆発で死亡しなかった理由については様々な考察がされています。ここではペルが死ななかった理由や、生きて再登場した理由、今後の活躍などをご紹介していきます。
ペルが死ななかった理由
誰もがペルは爆発に巻き込まれて死亡したと思っていましたが、ペルは生きて再登場しています。本編ではルフィ達がアラバスタから去った後、診療所で治療されて王国へ帰る人物が描かれました。その人物が帽子を忘れている描写で、ペルの帽子であることがわかります。また、扉絵ではイガラムやチャカと共にお風呂で寛ぐペルの姿が描かれ、死亡していないことが明らかになります。
ペルが死ななかった理由として、ゾオン系の悪魔の実の能力が覚醒し、異常なタフさと回復力で生き残った説と、トリトリの能力で爆発に巻き込まれる前に逃げることができた説、ロビンがこっそり火薬の量を減らしていた説などが考察されています。扉絵のペルの胸には大きな傷跡があり、少なくとも爆発には巻き込まれたようですが、どの説が正しいのかはまだ明らかになっていません。
ペルが世界会議で再登場
ペルが生きていることは扉絵などで間接的にわかっていましたが、世界会議(レヴェリー)に参加するビビの側近として再登場して、ペルが生きていることが明確になりました。聖地マリージョアへ向かう国王コブラと王女ビビの護衛として付き添ったペルですが、イガラムが見張り台に立ってビビが攫われたらと大騒ぎするのに対し、ビビ様は海賊経験があるから大丈夫だと冷静でした。
ペルの今後の活躍はどうなる?
ペルは世界会議(レヴェリー)で再登場となりましたが、ルフィ達はペルが生きていることをまだ知りません。ルフィ達と再会したときは感動的なシーンになること間違いなしです。ルフィ達と再会したときにペルが生き残った経緯について聞けるのではないかと言われています。また、世界会議で再登場したことには何か理由があり、これから大事件が起こるのではないかとも言われています。
【ワンピース】ペルの強さや能力
アラバスタ王国を身を挺して守ったペルですが、どれほどの強さでどのような能力を使うのでしょうか。ペルの強さや能力、技についてご紹介したいと思います。
ペルの強さ
ペルはアラバスタ王国の護衛艦副官です。チャカと共に長年アラバスタ王国に仕えてきました。レインベースではバロックワークスの手下からビビを守りますが、ロビンのハナハナの実の能力の前では太刀打ちできずに失神してしまいます。重症を負ったペルですが、瀕死のルフィを背負ってアルバーナまで飛び、ルフィ達と共闘しました。
ペルはトリトリの実 モデル"隼(ファルコン)の能力者
ペルはトリトリの実モデル”隼(ファルコン)”の能力者です。飛行能力がある悪魔の実の能力者は少なく、世界で5種しかいない貴重な能力とされています。ペルの飛行速度は500m/秒(マッハ1.47)と言われており、戦闘機並みの速さで自在に空を飛ぶことができます。この能力でペルは爆発から致命傷を避けることができたのではないかと言われています。
ペルの技
ペルは飛爪(とびづめ)という素早い飛行で合間をすり抜け、鋭い爪で攻撃するという技を使います。また、持っている刀で攻撃することもあり、獣人型でも人形でも強い戦闘力を誇ります。
【ワンピース】ペルの初登場や名言
ペルは『ワンピース』のアラバスタ編で登場します。登場回数は多くないものの、心に残る名言を残しています。ここではペルの初登場時の様子や名言をご紹介したいと思います。
ペルの初登場
ペルはビビの回想で18巻で初登場しています。ビビが賊に襲われ、コーザがビビを守りました。こっそりとビビの後をついてきていたイガラムとコブラが見守っていますが、アラバスタ王国の護衛隊副官であるペルとチャカもついてきていました。その時はシルエットだけの登場で、名前付きで登場したのは19巻になります。
ペルの名言
ペルは登場回数は少ないものの、ビビや王国を思っての名言を残しています。ペルの名言を2つご紹介します。
ペルの名言①「この場所には近づくなと…」
この場所に近づくなと…!!!何度言ったらわかるんだ!!
ケガで済まなかったらどうするんです…!!出典: comic-kingdom.jp
ビビは幼い頃、ペルの入隊の記念日を祝おうと弾薬庫で花火を作っていました。しかし花火作りに失敗して爆発してしまいます。弾薬庫は危ないから入ってはいけない場所だと普段から言われているのにも関わらず、ビビはペルを祝おうとしていました。そんなビビにペルは平手打ちをして叱りました。そばで見ていたイガラムにはクビだと言われますが、コブラがそれを止めます。ペルが悲しい顔をしてビビを心から心配する様子に、ビビも幼いながらも理解したようでした。
ペルはビビに手を上げてしまったことの罪悪感から、ビビの言うことをなんでも聞くと約束します。ペルはビビからのお願いで、ビビを乗せて空高く飛びます。国王にはビビを乗せて飛んではいけないとキツく言われているため、ペルは国王には内緒ですよと困った様子でした。
ペルの名言②「心より誇らしく…」
あなた方ネフェルタリ家に仕えられたことを
心より 誇らしく思います
我―――アラバスタの守護神ファルコン
王家の敵を撃ち滅ぼすものなり
ペルが時計台の時限爆弾を空高くへと運んでいくときの言葉です。ペルはこの言葉を残し、自らを犠牲にして王国やビビ達を守りました。爆弾が爆発すると同時に王宮の前にあるハヤブサの像が倒壊しました。像はジャッカルと共にアラバスタの守護神とされている像で、ハヤブサの像が倒壊したことはペルの死を暗示しているものでした。
【ワンピース】ペルの声優
アニメ『ワンピース』のアラバスタ編で活躍したペルの声優は誰だったのでしょうか。ペルの声優や、プロフィール、過去の出演作品をご紹介します。
ペルの声優は「野島健児」
ペルのアニメ声優を担当したのは「野島 健児(のじま けんじ)」さんです。野島健児さんは『ワンピース』のアニメ第1話に登場する海賊Bの声も担当しており、再び『ワンピース』で声優を担当することで話題になりました。
野島健児のプロフィール
野島健児さんは青二プロダクションに所属する声優です。東京で産まれましたが、中学時代に一家揃って大分県へ移住し、自給自足の生活を送ります。通常の学校には行かず、海外の通信制の学校に通っていました。俳優になりたいという夢を持ち、青二プロダクションが経営する俳優養成所・青二塾に入り、ゲーム『るぷぷキューブルプ☆さらだ』で声優デビューを果たし、同年に『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』でアニメ声優デビューとなりました。
野島健児の主な出演作品
野島健児さんの代表作は『Free!-Dive to the Future-』の桐嶋夏也、『BANANA FISH』の奥村英二、『PSYCHO-PASS サイコパス』の宜野座伸元、『美少女戦士セーラームーンCrystal』の地場衛 / タキシード仮面、『あんさんぶるスターズ!』の逆先夏目、『ハイキュー!!』の北信介)、『弱虫ペダル』の黒田雪成、『ハイスクールD×D』の木場祐斗などです。
【ワンピース】ペルに対する世間での評判や人気
ペルはアラバスタ王国やビビ達を爆弾から守った英雄です。トリトリの実の能力で空を飛ぶことができるので、爆弾を空高くへと運んで自らを犠牲にしました。その直前にビビや王国に向けられた言葉がかっこよく、人気となっています。かっこいいペルに鳥肌が立つというファンがたくさんいますが、鳥肌が立つということをペル肌と言い、ファンから親しまれています。
ペルはアラバスタ編で活躍したキャラクターですが、アラバスタ編が終わってからもなお高い人気を誇っています。ビビを心から想った発言や、自らを犠牲にして爆弾から王国やビビを守ったこと、重症を負いながらもルフィを送り届ける強さなどが人気の理由となっています。
ペルが爆弾を持って空高く飛び上がり、爆発したときは誰もがペルは死亡したと思っていました。このことにショックを受けるファンもいましたが、ルフィ達がアラバスタを去った後や扉絵から、ペルは生きているかもしれないということを示唆されていました。世界会議でペルが再登場したときは、ペルが生きていることが明確となって喜んでいるファンがたくさん見られました。
【ワンピース】ペルは死亡していなかった
『ワンピース』のアラバスタ編で活躍するペルが爆弾で死ななかった理由や、ペルの強さ、名言などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ペルが爆発によって死ななかったのはいくつかの理由が考察されていますが、まだ明らかになっておらず、今後の展開が楽しみになっています。『ワンピース』を見る際はアラバスタの守護神であるペルを今一度注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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