【ワンピース】キラーがスマイルを食べた理由と症状まとめ！副作用は治る？

『ワンピース』にはさまざまな海賊団がありますが、その中でも懸賞金が2億超えのメンバーが2人以上在籍しているのがキッド海賊団です。危険な集団といわれているキッド海賊団ですが、中でも一人のメンバーに注目が集まりました。それが、この記事で紹介していくキラーです。キラーは人造悪魔の実であるスマイルを食べたことでも有名です。この記事では、キラーがスマイルを食べた理由について迫っていきます。

キラーは異名が物騒なため、残虐者なイメージを持たれがちですが、実は至って冷静なキャラです。『ワンピース』で注目されているキッド海賊団船長のキッドとは幼少期をともにしたことから、信頼を置かれています。キッドが短気な性格の持ち主のため、キラーはキッドを抑制させているシーンを見かけることがあるでしょう。見た目には似合わず、博識な面を持っていることでも有名です。

『ワンピース』は今や日本だけではなく、世界にも多くのファンを持つ尾田栄一郎さんの作品です。1997年より週刊少年ジャンプで連載が開始され、2022年の今もなお連載が継続されています。単行本は100巻を超えており、アニメは放送回が1000回を超えました。記録的な人気を放っている『ワンピース』は幅広い年代から支持を集めており、どのような結末を迎えるのか楽しみにしている人が多いでしょう。

『ワンピース』は麦わらの一味の船長ルフィが主役となって、海賊王を目指しながら海原を旅していきます。仲間の数はもちろんのこと、敵の数も多く戦闘シーンでは感動とドキドキが混ざり合った感情で見ることが多いでしょう。仲間との出会いや別れには、涙する人も少なくありません。麦わらの一味の仲間数も増えており、今後は最終回に向けて物語は佳境に入っていきます。

キラーが口にしたスマイルは人造悪魔の実とも呼ばれていますが、具体的にはどのような症状が出るのでしょうか。キラーがスマイルを食べた理由と食べたことにより出る症状について紹介します。

『ワンピース』には能力を高めることができる悪魔の実が存在しています。悪魔の実は自然に実り、食べた者が能力を手に入れることができるのは有名な話でしょう。この悪魔の実を人の手で作られたのが、人造悪魔の実です。キラーの食べた悪魔の実スマイルは、人の手によって作られた人造悪魔の実でした。

しかし、人造悪魔の実スマイルは、食べた全員が能力を得られるわけではありません。10人に1人の割合で副作用が起きます。副作用は、笑う以外の感情を失うという大きなリスクがあるのです。

キラーが人造悪魔の実スマイルを食べた一番の理由として、仲間が関係しているのではないかといわれています。キッド海賊団は仲間を大切にしており、仲間のためならというキラーの思いがあった可能性があります。考察できるのは、キッド海賊団の仲間が人質に取られていたのではないか、ということです。仲間を助けるために自らを犠牲にして、スマイルを口にした可能性が高いでしょう。

スマイルを食べたキラーは、以前のような冷静さを持っていませんでした。スマイルの副作用といわれている、笑う以外の感情が無くなってしまったのです。10人に1人の割合で引き起こす副作用が、キラーに該当してしまいました。また、ワノ国で出てくる人斬り鎌ぞうがキラーであることが判明し、オロチ軍団に捕らえられた際にスマイルを食べさせられたのではないかと考察できます。

ただ、人斬り鎌ぞうとして出てきたキラーは笑っていなかったため、スマイルから復活したのかと考察する人も少なくありません。

キラーはスマイルを食べたことにより、副作用が出てしまいました。この副作用は治るのでしょうか。治って復活をする可能性があるのかについて、考察していきます。

スマイルの副作用が出てしまったキラーを復活させるのは、ローとチョッパーではないかといわれています。ローは外科医として優秀な腕を持ち、チョッパーは薬学に関して知識が豊富です。ローは過去に薬物の反応が出てしまった子どもたちを治しており、ローが持つ能力があればキラーを復活させることが可能でしょう。

チョッパーも同様に薬学に関して長い期間学んでいることから、スマイルの副作用から復活させる薬をローと協力して開発できる可能性があります。しかし、薬の開発には時間がかかるため、ルフィとともに行動をしているチョッパーには難しいといえます。

ローやチョッパーよりもキラーを復活させる可能性が高いのが、Dr.ベガパンクです。Dr.ベガパンクはスマイルの元を作ったこともあり、スマイルがどのような構造でできているのか十分に熟知しています。悪魔の実について研究をしていたり、専門的な知識を持ったキャラです。

しかし、『ワンピース』ではDr.ベガパンクの姿は未だ出てきておらず、今後ワノ国でDr.ベガパンクが出てくることがあれば、キラーの副作用を復活させることができる可能性が高いでしょう。ワノ国はサイファーポールが潜入していることもあり、Dr.ベガパンクが現れるのは安易ではありません。

『ワンピース』のストーリーでは過去に桜を使用した万能薬が作られたことがあります。ワノ国には多くの桜が咲いていることから、キラーを副作用から復活させる糸口になるのではないかといわれています。桜を使用した万能薬が作られれば、スマイルの副作用から復活ができるでしょう。

しかし、過去に桜で作られた万能薬は精神面に対しての薬でした。そのため、スマイルという人造悪魔の実に対しての効果は明らかになっていないため、望みが低い可能性もあります。

キラーは人造悪魔の実スマイルを食べたことで、副作用が出てしまいましたが、今後復活する可能性があるのか気になる人も多いでしょう。ここからは、キラーが持つ強さや技について紹介していきます。

キラーはキッド海賊団に所属しており、懸賞金も2億ベリーということから実力者であることが分かるでしょう。同じ世代の海賊とも互角に戦える強さを持っており、相手を切り刻むという少し残虐な戦い方をするのが特徴です。両腕には回転をする鎌が付いており、アクロバティックに戦う姿を作中で見ることができるでしょう。攻撃時は俊敏に動き、相手が防御をする前に切りつけます。

相手の内部に響き渡るほどの衝撃波を与えることができ、さらに相手の持つ悪魔の実の能力で弱点となるポイントを見分ける力も持っています。人斬り鎌ぞうのときは腕の鎌ではなく二振りの大鎌で戦っている様子が描かれていましたが、問題なく使いこなしており、麦わらの一味のゾロとは互角に戦っています。

キラーは主に鎌を使用した技を繰り出して、相手にダメージを与えます。それぞれに技の名前があるため、技の名前とどのような攻撃を行なうのかについて紹介していきます。

斬首爪（ざんしゅクロー）は空中で回転をしながら、腕についた鎌で相手に攻撃を与えます。名前に「首」が入っているように、この技は相手の首を切り落とす攻撃性の高い技です。作中ではカイドウに対して繰り出した技ですが、カイドウにはダメージを与えることはできませんでした。その後、ホーキンス戦では藁人形の首を斬っている様子が描かれています。

鎌阿音撃（カマアソニック）は腕についた鎌を音速回転させながら、相手の内部に対して切り込んでいく技です。鎌阿音撃にて発生した衝撃は身体の内部に響き渡り、衝撃をしっかりと与えることができます。防御力が高いといわれているカイドウに対しても、内部へ到達させた上に衝撃を与えているためキラーが持つ技の中でも強さを持っているといえます。

刃音撃(ジンソニック)は相手を縦に切り裂く技です。刃音撃を出すときのキラーは素早く相手に接近をして、相手が防御を繰り出す前に切り刻みます。残虐性の高い技になりますが、命中率の高さは抜群といえるでしょう。作中ではホーキンスに対してこの技を繰り出しており、襲撃に成功しています。

キラーに対する世間の声として、キッドとのコンビが好きという声が多く挙がっています。短気で切れやすいキッドと冷静沈着なキラーのコンビは、幼少期からともにしているせいか相性抜群です。そのため、二人の掛け合いを見ていたいという声が挙がりました。

また、キラーが受けてきた仕打ちに対して、かわいそうという声が挙がっています。スマイルを食べた理由や人斬り鎌ぞうになってしまった事実など、キラーに対して同情を感じさせる声も挙がっていました。

キラーがスマイルを食べた本当の理由は明確になっていませんが、その他の仲間が無傷なところを見るとキラーが仲間を守るために食べた可能性が高くなっています。スマイルの能力を身にすることなく副作用に侵されてしまったため、今後は副作用から復活できるのかが見どころといえるでしょう。