【ワンピース】チョッパーの声優は大谷育江!代表作や交代理由を紹介
『ワンピース』のチョッパーの声優は、ピカチュウの声でも有名な大谷育江さんです。本記事では、大谷育江さんのプロフィールや代表作をまとめています。一時期チョッパーの声優が交代した理由や、大谷育江さんの代役を務めた声優についても紹介します。
目次
チョッパーとは?
『ワンピース』のチョッパーは、麦わらの一味の中では5人目の仲間です。悪魔の実である「ヒトヒトの実」を食べたため、人間トナカイとなってしまいました。非戦闘時の姿はとても愛らしく、麦わらの一味のマスコットキャラ的存在です。チョッパーを演じた声優さんについて知る前に、まずはチョッパーのプロフィールを詳しく見ていきましょう。
チョッパーのプロフィール
『ワンピース』のチョッパーは、偉大なる航路(グランドライン)のドラム島出身です。甘いものが大好きで、特に綿あめが好物です。もともとは野生のトナカイでしたが、生まれつきの青鼻のせいで群れから追放されてしまいます。追放された後にヒトヒトの実の力で人間形態となり、人間の仲間に入ろうとします。しかし、人間とは明らかに違う見た目から、「バケモノ」と呼ばれて迫害を受けてしまいます。
トナカイにも人間にも見放されたチョッパーでしたが、Dr.ヒルルクと出会い、ともに暮らすようになります。ヒルルクの死後はDr.くれはのもとで医術を学びながら、彼女の弟子として暮らします。その後、ルフィ達と出会い、船医として麦わらの一味の仲間に加わることとなりました。
チョッパーの性格
『ワンピース』のチョッパーは心優しい人間トナカイで、臆病ですぐに泣いてしまう気弱なところがあります。迫害されていた経験からか、ルフィたちが出会った当初はひどい人見知りでした。臆病だけれども好奇心は強く、未知なる冒険にはワクワクして目を輝かせます。子どもっぽいところや天然ボケのところは、ルフィと似通ったところがあります。しかし、医者としての腕は一流で、船医として麦わらの一味の体を守っています。
チョッパーの能力
ヒトヒトの実の能力自体はそれほど強くありませんが、「ランブルボール」という特効薬を使うことでいろいろな形態に変身することができます。変身形態は頭脳強化や怪物強化などさまざまなものがあり、戦闘でも大いに活躍しています。変身形態によって、使える技も異なります。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、週刊少年ジャンプに連載中の冒険漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、すでに25年もの間連載を続けています。連載が始まってから2年後には、アニメの放送も始まりました。日本だけでなく海外での人気も高く、全世界のコミックス累計発行部数は、4億9,000万部を超えます。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公であるルフィは、幼い頃に海賊のシャンクスと出会います。シャンクスが持っていた悪魔の実をこっそりと食べたルフィは、体がゴムのように伸びるゴム人間となってしまいました。溺れて巨大魚に食べられそうになったところをシャンクスに救われ、命の恩人であるシャンクスとの再会を約束します。17歳になったルフィは仲間を集めながら、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指し旅を続けるのでした。
チョッパーの声優は大谷育江
アニメ版『ワンピース』のチョッパーを演じているのは、声優の大谷育江さんです。地声も可愛らしい声優さんで、愛らしいキャラを演じることが多いです。プロフィールや結婚の有無、ギャラなど、大谷育江さんの詳しい情報を紹介します。
大谷育江のプロフィール
大谷育江さんは1965年8月18日生まれで、東京都出身の声優さんです。マウスプロモーション所属で、特技は日舞やモダンバレエ、英語の発音などです。主に少年少女役を演じることが多いですが、大人の女性役やナレーションなどでも活躍しています。
大谷育江は結婚している?
チョッパー役の大谷育江さんですが、結婚しているかどうかは不明です。本人が公表していないため、結婚や出産に関わる情報はありません。ただ、すでに結婚して子どももいるという話も聞かれます。脚本家の大和屋暁さんが、大谷育江さんが産休した際のエピソードを「銀魂あにめガヤガヤ箱」に記載していたこともありました。そのため、子どもがいることは間違いなさそうです。
大谷育江のギャラは?
長い間声優として活躍してきた大谷育江さんですが、ギャラはどのくらいなのか気になることもあるでしょう。基本的に声優さんのギャラは、声優基本ランクに時間割増率と180%をかけた額です。声優基本ランクは15〜45まであり、ランク15だと15,000円、ランク45だと45,000円になります。時間割増率は30分で1.0、60分で1.5、120分だと2.3となっています。
大谷育江さんの声優基本ランクは不明ですが、芸歴36年であるため36ランクとして計算してみましょう。すると、36,000×1.0(30分アニメ1本分)×180%で、『ワンピース』1話分あたり64,800円となります。確実な数字ではありませんが、どの程度のギャラであるかはだいたい推察できるでしょう。
チョッパーの声優・大谷育江の代表作や出演作
声優の大谷育江さんは、チョッパー以外にも『ワンピース』で少年時代のサンジなどを演じています。『ワンピース』以外の出演作も多く、チョッパーのように長く演じている役もあります。大谷育江さんは他にどのような役を担当しているのか、代表作や出演作を紹介します。
ポケットモンスター(ピカチュウ)
大谷育江さんといえば、『ポケットモンスター』のピカチュウ役を思い浮かべる人も多いでしょう。ピカチュウは人の言葉を話さない難しい役ですが、「ピカチュウ!」「ピカピカ〜」などのセリフだけで、ピカチュウの喜怒哀楽を見事に表しています。ハリウッドで作られた実写版の『名探偵ピカチュウ』の映画では、他のポケモンの声優さんはすべて変わりましたが、ピカチュウだけは大谷育江さんが引き続き演じていました。
名探偵コナン(円谷光彦)
『ポケットモンスター』のピカチュウと同じく、『名探偵コナン』の円谷光彦役も大谷さんが長年演じている役です。光彦は小学1年生の男の子で、大人ぶっているもののあどけなさが残る少年です。チョッパーの声に似ている部分があり、同じ声優さんだと気づく人も多いでしょう。
金色のガッシュベル!!(ガッシュ・ベル)
『金色のガッシュ!!』は、週間少年サンデーで連載していた人気漫画です。アニメ版では『金色のガッシュベル!!』に名前を変えました。大谷育江さんはこのアニメで、主役のガッシュ・ベルを演じています。ガッシュは魔物の子ですが、非常に心根の優しい少年です。大谷育江さんが休業中にアニメが終わってしまったため、途中降板となってしまいました。
NARUTO(猿飛木ノ葉丸)
『NARUTO』は、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。大谷育江さんはこの作品の中で、猿飛木ノ葉丸を演じています。猿飛木ノ葉丸も比較的チョッパーと似た声であるため、同じ声優さんだと気づく人もいるでしょう。
チョッパーの声優の交代理由
『ワンピース』のチョッパーは、一時期声が変わったことがあります。ファンの間では「チョッパーが声変わりした」と話題になりましたが、一定の期間を経てもとに戻りました。チョッパーの声優さんが交代した理由や、代役を務めた声優さんについて解説します。
チョッパーの声優が一時期変わっていた理由
チョッパーの声優さんが変わった理由は、大谷育江さんの体調不良だと公式には発表されました。ただ、どういった体調不良であるのかなど、詳しい理由についてはわからないままです。産休だという噂も流れましたが、それも定かではありません。
チョッパーの声優が変わったのは何話から何話?
チョッパー役が代役の声優さんに変わったのは、アニメ版『ワンピース』の254話〜263話までです。ウォーターセブン編の途中で、サンジが海列車に乗り込んだところから、海列車がエニエス・ロビーに到着するまでの間です。また、映画の『ONE PIECE THE MOVIE からくり城のメカ巨兵』でも、他の声優さんが代役を務めています。
チョッパーの代役声優
大谷育江さんの代役としてチョッパーを演じたのは、声優の伊倉一恵さんです。伊倉一恵さんは大谷育江さんと同じくベテランの声優さんで、今までに多くの役をこなしてきました。そのため、チョッパーの代役も違和感なく演じています。ここでは、伊倉一恵さんのプロフィールや、主な出演作などを紹介します。
伊倉一恵のプロフィール
伊倉一恵さんは1959年3月23日生まれで、長野県出身の声優さんです。養成所卒業後は舞台での活動をメインにしており、声優はアルバイトで行っていました。しかし、25歳の頃に本格的に声優として活動し始め、現在では多くのアニメ作品に出演しています。
伊倉一恵の主な出演作品
伊倉一恵さんの代表的な役といえば、『シティーハンター』の槇村香役です。これが出世作となり、数々の人気アニメへの出演を果たします。他の主な出演作品には、『魔神英雄伝ワタル』の虎王役や、『ロビンフッドの大冒険』のロビンフッド役などがあります。伊倉一恵さんは『ワンピース』でも、戦桃丸役を担当しています。
チョッパーの声優に対する世間での評判や人気
大谷育江さんの声は、とにかく可愛いと人気があります。あの声が流れてくるだけで、ついつい顔がほころんでしまう人も多いでしょう。直に生声を聞くと、さらに感動も大きいようです。
チョッパーは見た目も可愛らしいキャラですが、大谷育江さんの声によってさらに可愛さが増しています。キャラクターに命を吹き込んでくれる声優さんの偉大さに、改めて気づく人も多く見られました。
大谷育江さんの声に魅了されているのは、視聴者だけではありません。作者である尾田栄一郎さんも、大谷育江さんの声を絶賛しています。原作のチョッパーは、登場した当初はもう少しシャープな顔つきをしていました。しかし、大谷育江さんの声に感化され、徐々にデフォルメされてきています。原作者まで動かしてしまう声の力に、読者も驚きを隠せません。
大谷育江さんは、アニメ以外でも活躍の場が多い声優さんです。そのうちのひとつが、「ベネッセ」の小学生向け講座のメインキャラクターである、コラショ役です。コラショはランドセルの精霊という設定で、可愛い声で子どもたちのことを応援してくれます。所々チョッパーに似た声があるため、チョッパーと同じ声優さんだと気づく人も多くいました。
チョッパーの声優は大谷育江だった
『ワンピース』のチョッパーは、ピカチュウと同じ声優の大谷育江さんが演じていました。一時期休業したこともありますが、それ以外は長年に渡ってずっとチョッパーを演じ続けています。チョッパーはもともと可愛らしいキャラですが、大谷育江さんの声によってさらにその魅力が増しています。この先も、大谷育江さんの声を楽しみながら、チョッパーの活躍に期待しましょう。
この記事のライター
NR4712
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