【ワンピース】ブルックの声優のチョーとは?演じたキャラを紹介!
『ワンピース』のブルックは、ガイコツの姿をした特徴的なキャラです。アニメの『ワンピース』では、ブルックの声を声優のチョーさんが担当しています。チョーさんとはどのような声優さんか、プロフィールや出演作などを詳しくまとめていきます。
ブルックとは?
『ワンピース』のブルックは麦わらの一味の1人で、ガイコツの姿をしたキャラです。普段は音楽家として活動していますが、戦闘になれば剣士としても活躍します。本記事では、ブルックを演じている声優さんのチョーさんについてまとめていきます。チョーさんが声優として出演した他の作品や、ブルックの名言なども併せて紹介します。
ブルックのプロフィール
『ワンピース』のブルックは4月3日生まれで、西の海出身です。登場時の年齢はすでに88歳に達しており、現在では90歳になっています。身長は麦わらの一味の中で最も高く、277cmあります。杖を持った紳士的な人物ですが、行儀が悪くきれいな女性にも目がありません。自分が白骨化しているにも関わらず、お化けが苦手です。自虐ネタが得意で骨に因んだスカルジョークを言いますが、ルフィ以外のメンバーにはあまり受けません。
ワンピースの概要
『ワンピース』は尾田栄一郎さん原作の漫画で、週刊少年ジャンプに現在でも連載中です。仲間たちとの冒険をテーマにした少年漫画で、個性的なキャラが次々と登場します。漫画だけでなく、アニメや映画、ゲームなどに幅広く展開しており、そのどれもが人気の作品となっています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の世界は、海賊たちが覇権を争う大航海時代です。伝説の海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、多くの海賊が海へと繰り出します。フーシャ村で育った少年ルフィも、海賊王も目指して1人で冒険へと旅立ちます。途中で出会った仲間たちと「麦わら海賊団」を結成し、さまざまな敵と戦い続けるのでした。
ブルックのアニメの声優はチョー
『ワンピース』のアニメでブルックの声を担当しているのは、声優のチョーさんです。40代くらいの人だと、その名前に聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか?チョーさんは1984年から放送が始まった、NHKの『たんけんぼくのまち』に出てくる主人公です。当時は本名の長島茂という名前で活動していましたが、後に長島雄一に改名し、現在では『たんけんぼくのまち』で使っていた「チョー」という名前で活動しています。
チョーのプロフィール
チョーさんは、1957年12月15日生まれの声優さんです。声優の他、俳優やナレーターとしても活躍しています。元はぷろだくしょんパオバブに所属していましたが、その後俳優生活協同組合に移籍して今に至ります。
チョーがワンピースで演じた他のキャラ
『ワンピース』で声優のチョーさんが担当したキャラは、実はブルックの他にもいます。アニメを観ていて、ブルックと同じ声に気づいた人もいるでしょう。ブルック以外では何の役で出演したのか、チョーさんが担当した他のキャラを紹介します。
アウトルック3世
アウトルック3世はゴア王国の貴族で、サボの父親でもあります。貴族や王族の血筋を何よりも重要視しており、その他の人たちを軽視する傾向にあります。アウトルック3世はサボを王族と結婚させるために、サボの気持ちを無視した教育を押し付けます。嫌気が差したサボが家出した後は、サボが家に帰るようにルフィとエースをブルージャムに襲わせたりします。ブルックとはまるで違うキャラですが、チョーさんはアウトルック3世の嫌な性格を見事に表していました。
ニセフランキー
マリンフォード頂上戦争の後、一時的に活動停止状態にあった麦わらの一味には死亡説が流れていました。そこに現れたのが、麦わらの一味を騙った「ニセ麦わらの一味」です。チョーさんが演じたのは、このニセ麦わらの一味の1人であるニセフンランキーです。本物のフランキーに比べて老けており、体もやせ細っています。ちなみに、このニセ麦わらの一味の声は、すべて本物の麦わらの一味の声優さんたちが、自分以外のニセキャラを演じています。
チョーはワンワンの中に入っている?
小さい子供がいる人にとっては、チョーさんと聞けば声優よりも、『いないいないばあっ!』のワンワンを思い出すでしょう。『いないいないばあっ!』はNHK教育テレビの幼児向け番組で、ワンワンはその番組のメインキャラです。大きな犬の着ぐるみですが、その声をチョーさんが演じています。声だけでなく、中身もチョーさん本人であることは有名な事実です。ワンワンはテレビだけでなくコンサートにも出演しますが、コンサートでももちろんチョーさん本人が演じています。
ブルックの声優・チョーが演じたキャラや出演作品
声優のチョーさんは、ブルックやワンワン以外にも個性的なキャラの数々を演じています。ここでは、チョーさんが出演した『ワンピース』以外の作品や、担当したキャラについて紹介します。
犬夜叉(邪見)
『犬夜叉』は週刊少年サンデーで連載していた漫画で、アニメは2000年から始まりました。邪見は、犬夜叉の兄である殺生丸に仕えていた小妖怪です。殺生丸のことは心から尊敬しており、ひどい扱いをされても常に殺生丸から離れることはありません。コメディ要素の強いキャラであるため、チョーさんのコミカルな演技が光っています。
花咲くいろは(助川電六)
『花咲くいろは』は、いきなり夜逃げをすることになった松前緒花の成長物語です。声優のチョーさんが演じたのは、緒花が働くことになった旅館の営繕さんです。無口なキャラであるため喋る機会が少ないですが、何を考えているかわからない電六をチョーさんが上手に演じています。
中間管理録トネガワ(大槻太郎班長)
『中間管理録トネガワ』は、『賭博黙示録カイジ』のスピンオフアニメです。この作品の中でチョーさんは、大槻太郎班長という役で出演しています。チョーさんが演じているため、ファンの間では「班チョー」と呼ばれることもあるそうです。一見温和そうな顔をしていますが、相当に腹黒い性格の人物です。カイジのスピンオフ第2弾である『1日外出録班長』では主役の座につき、引き続きチョーさんが声を担当しています。
乱歩奇譚 Game of Laplace(ナカムラ)
『乱歩奇譚 Game of Laplace』は、その名の通り江戸川乱歩の作品を原案にした、日本のオリジナルアニメです。ナカムラは、警視庁捜査一課の係長です。マイペースなのんびりとした口調で、緊迫感のある作品の良いアクセントになっています。
BLEACH(荒巻真木造)
『BLEACH』は『ワンピース』と同じ、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。荒巻真木造は死神の1人で、護廷十三番隊十一番隊の平隊士です。やや悪人顔のキャラですが、実はお人好しで人情に厚い人物です。読者の間では十一番隊のお笑い担当とも呼ばれており、ブルックに少し似通ったところもあります。
ブルックの名言
『ワンピース』のブルックは普段はおちゃらけた言動が多いですが、実は辛い過去を経験しており、その過去に関した名言も多くあります。ここでは、ブルックの印象深い名言を、3つ厳選して紹介します。
ブルックの名言①「男が一度...」
男が一度...!!! 必ず帰ると言ったのだから!!!
ブルックたちルンバー海賊団は生前、クジラのラブーンと再会の約束をしていました。しかし、ブルックの仲間たちは全滅してしまい、唯一ガイコツとして蘇ったブルックも、いまだにその約束を果たすことはできていませんでした。しかし、クジラのラブーンは、今もブルックたちを待ち続けていたのです。その事実をルフィから聞いたブルックの叫びが、こちらの名言です。必ずラブーンに再会するという、ブルックの強い気持ちが伝わってきます。
ブルックの名言②「唄いませんか...」
唄いませんか?
ブルックたちルンバー海賊団は、敵との戦いに敗れて全滅してしまいます。メンバー全員が瀕死の状態の中、ブルックが静かに言った台詞がこちらの名言です。もう全員助からないと悟ったブルックは、自分が蘇ったときのために歌を録音しようとします。そして、その歌だけでもラブーンに届けると仲間たちに約束します。この後ルンバー海賊団は、命が尽きるまで「ビンクスの酒」を大合唱するのでした。
ブルックの名言③「私仲間になって...」
私仲間になっていいですか?
ずっと孤独の中生きてきたブルックは、ルフィたちに会えたことで生きる希望を取り戻します。ピアノを弾きながらルフィに生きていて良かったと語るブルックでしたが、何の脈絡もなくさらりと麦わらの一味への仲間入りを希望します。それに対し、ルフィも軽くOKを出して仲間たちを驚かせたのでした。
ブルックに対する世間での評判や人気
『ワンピース』のキャラはそれぞれ辛い過去を背負っていることが多いですが、ブルックもそのうちの1人です。ブルックはかつて仲間だったがルンバー海賊団が全滅してしまい、そこから50年もの間孤独の中で生きてきました。そうしたブルックの悲しい過去の話に、泣いてしまう人も多いようです。
ワンワンの声はブルックと似ているため、ワンワンの声を聞いてブルックを思い浮かべる人もいました。両方とも長年演じているだけあって、他のキャラよりもチョーさんの声のイメージが強いキャラだといえるでしょう。
仲間たちには不評なスカルジョークですが、読者からは非常に人気がありました。スカルジョークが面白いために、ブルックが一番好きだという人も多くいました。
ブルックの声優はチョーだった
『ワンピース』のブルックの声は、ワンワンの中の人でも有名なチョーさんが担当しています。チョーさんはブルック以外にも数々の作品に出演しており、個性的なキャラを生き生きと演じています。これからさらなる盛り上がりを見せる『ワンピース』ですが、ブルックの声にもぜひ注目してみてください。
この記事のライター
NR4712
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