【鬼滅の刃】音の呼吸の全型・技まとめ！派手派手な音柱の強さや特徴も紹介

まずは音の呼吸とは何なのかその概要についてまとめていきます。鬼滅の刃では鬼を狩る鬼殺隊の活躍が描かれており、彼らがその際に使用する呼吸は数多の種類が存在します。音の呼吸は柱である宇髄天元が使用したことで注目を向けられています。

音の呼吸は音にまつわる能力や型が揃っている呼吸です。体術と剣術を組み合わせた型が多く、身体能力が高くないと扱えないとされています。音の呼吸から派生した技が譜面であり、譜面を使用すると敵の攻撃や動作の律動を音に変換しその敵の癖や死角を知ることができる他、音の隙間を攻撃すれば敵に打撃を与えることが可能です。文章でまとめると難しく感じますが要は攻撃してくる相手の隙をつくのが得意なのが音の呼吸なのです。

鬼滅の刃作中では宇髄天元が音の呼吸の使い手として唯一登場しています。宇髄天元は元は忍として生きていた過去がありそこで高い身体能力を培ったと考えられています。宇髄天元は音の呼吸の型を使用する他にもクナイや火薬玉といった忍具を利用したり、聴覚に優れていることから譜面という名の独自戦略を戦闘中に編み出し、敵の位置や行動を分析し立ち回るという戦い方を披露しました。

音の呼吸は雷の呼吸から派生した呼吸です。呼吸は炎、水、風、雷、岩の5つが基本でありその他の呼吸はそこから派生し独自に進化ものとされています。宇髄天元が聴覚に優れているという特徴は、雷の呼吸の使い手である我妻善逸にもある特徴であり音の呼吸が雷の呼吸から派生してることが事実であると裏付けています。

ここからは音の呼吸が出てくる鬼滅の刃についておさらいしていきます。2019年世界的パンデミックが起きたその裏で爆発的人気を生み出した作品。今や世界的有名な漫画及びアニメ作品となっていますが、その概要とあらすじをそれぞれ見ていきます。

鬼滅の刃は吾峠呼世晴先生によって週刊少年ジャンプに連載された日本の漫画作品です。2016年11号から始まり2020年4号にて最終話が公開され現在は完結済み。それでも2019年から始まったアニメ化が2022年現在まで断片的に続いており未だ人気沸騰中の作品です。劇場映画化もされると異例の売上額を記録しその他、舞台化やゲーム化など様々なメディアミックスが展開されています。

舞台は日本。時は大正時代。主人公の竃門炭治郎はある日家族みんなが鬼によって惨殺されてしまい、唯一生き残っていた妹の禰豆子も鬼と化してしまいます。鬼は人を食べる獰猛な化け物。ですが禰豆子は炭治郎を襲ってしまうも涙を流しました。それを見てまだ妹に人間の感情が残っていると理解した炭治郎は、その後現れた鬼殺隊の剣を必死に止め、妹を助けるために元凶を探しに自らも剣を握る決意をします。

ここからは音の呼吸の型とその技についてすべてまとめていきます。ですが、すべてと言っても作中及びファンブックなどで明かされている情報は意外に少なく、基本10ある型の中で音の呼吸は3つしか公開されていません。

壱ノ型は「轟」と書いて「とどろき」と読みます。轟音を出すほどの爆発及び斬撃を起こします。宇髄天元は二本の日輪刀と火薬玉を使って轟を使用し、遊郭の道の地面に風穴を開け鬼が隠していた食糧庫を発見しました。轟の爆発は特定の部分を局所的に狙ったものでありそこに集まる威力はけた違いです。

肆ノ型は「響斬無間」と書いて「きょうざんむげん」と読みます。自身の目の前に斬撃と爆発を広範囲に生み出し攻撃する範囲技です。鎖で繋いだ日輪刀を振り回し、そこから生まれる連撃によって敵の攻撃を相殺したりと防御にも使える技です。

伍ノ型は「鳴弦奏々」と書いて「めいげんそうそう」と読みます。回転させた刀を爆発させながら攻撃する技です。宇髄天元は2つの日輪刀を振り回しつつ火薬玉をまき散らしてはそれを切り捨て爆発を起こすという巧妙な使い方をしていました。この技により炭治郎を守ることに成功しています。

ここからは音の呼吸を使う音柱の宇髄天元についてまとめていきます。鬼滅の刃遊郭編にて登場した宇髄天元。柱に選ばれるほどの実力を持っていた彼は果たしてどんな人柄をしていたのでしょう。ここでは宇髄天元のプロフィールを始め彼の過去や3人の妻について詳しく見ていきます。

宇髄天元は鬼殺隊の柱の1人であり音柱の称号を持つ二刀流の剣士です。長身に素顔もイケメンな白髪の男であり、派手が口癖なくらい派手なものが好きで自らを派手を司る祭りの神と称し、音の呼吸による攻撃もどれも爆発が起こったりとド派手で豪快です。実は忍者の末裔であり3人の妻を心の底から愛しています。

上述した通り宇髄天元はかなりの派手好きです。「派手に行こうぜ」と派手が口癖になっているほどであり、その性格も豪快で裏表のない男です。宝石をつけた額当てをつけたり片目に近代的な入れ墨を入れたりもしています。

腕相撲をした時は柱の中では2位に、俊足ランキングでも1位になるほど身体能力が高く、恵まれた体格や忍としての鍛錬がそこに表れています。しかし本人は他の柱に比べたら自分は一枚劣ると見ており剣士としての特別な才能はなかったと考えています。特徴として際立っているのは聴力が優れていること。この聴力により達人のような隠密行動を可能にしたり戦闘中に敵の動きを分析し譜面を完成させます。

宇髄天元は元々忍の家系で育っておりその末裔でもあります。時代の流れと共に忍が必要とされなくなってくると宇髄天元の父親は忍たちの修行をより過酷なものにさせとうとう死者が出てくるまでにエスカレート。その時宇髄天元は人の命を消耗品のように扱う考えに疑問を抱きそこを抜け出る決意をしました。

宇髄天元が忍を辞める時3人のくノ一と共に家を抜け出ました。そして里の風習から15歳の時に3人を妻に娶っています。兄弟を殺めてしまった罪悪感から自分は地獄に落ちるだろうと呟いた時、宇髄天元はその3人の妻から怒られ、泣かれ、噛まれそれを深く反省。以後彼の中で自分の命よりも守るべき存在となっています。

ここからは鬼滅の刃のアニメ化に着眼点を置いて音柱である宇髄天元の声を担当した声優についてまとめていきます。派手で豪快な性格をして、さらには妻のために自分の命を顧みないという男気のある宇髄天元を演じたのはどんな方だったのでしょう。担当声優のプロフィールや主演作品を見ていきます。

宇髄天元の声を務めた声優は小西克幸（こにしかつゆき）さんです。声優デビューして1年経たずして主演を果たしたポテンシャルの高い声優であり熱血系や兄貴肌なキャラクターを始め、クール系や老人、人外の声なども完璧に演じられます。その高い能力は公に評価されており2015年の第9回声優アワードにて助演男優賞を受賞した経歴があります。

1973年の和歌山県生まれ。血液型はB型で身長は180cm。賢プロダクションに所属しています。かつては同じ声優である関智一と一緒に劇団ヘロヘロQカムパニーを結成しその副座長を務めていましたが現在は休団中です。

代表作は『テイルズオブシンフォニア』のロイド・アーヴィング、『軍鶏-Shamo-』の成島亮など。その他にも『シャーマンキング』の阿弥陀丸、『ジョジョの奇妙な冒険　黄金の風』のディアボロ、『テニスの王子様』の梶本貴久、『アサシンクリードシリーズ』のアルタイル・イブン・ラ・アハド、『イナズマイレブン』の源田幸次郎など様々なアニメ、ゲーム作品に出演しています。

これまで音の呼吸に関する情報をくまなく調べ上げてきました。とても限られた中での情報で実際に原作でもそこまで出演頻度の高かった呼吸ではありませんが、そんな音の呼吸に対して世間での評判や人気はどうなっているのでしょうか？

鬼滅の刃は2021年10月から遊郭編がアニメ化され宇髄天元の活躍がそこで躍動的かつ派手に描かれました。そこで彼の得意とする音の呼吸も初めて描かれると爆発の強烈さが繊細な色使いによって描かれ、その豪快さが爆音となって視聴者に強く伝わりました。音の呼吸はアニメ映えするとファンの間では話題になっていたのです。

アニメ化によって評価されたのは音の呼吸だけではありません。それどころか音の呼吸を使う宇髄天元が死力を尽くして鬼に抗い続ける姿にカッコよさを感じるファンが続出しています。一部の界隈ではミームで盛り上がるほどの人気を博しており宇髄天元という人物が評判になっているそうです。

派手なものが大好きな忍の宇髄天元。彼が使用する音の呼吸はまさしく彼に相応しい能力だったと言えます。剣や斬撃だけでなく豪快に爆発を起こしたり広範囲に技を起こしたりとどれも見栄えがいい型ばかりです。そんな彼の活躍するシーンは遊郭編としてアニメ化もされているので気になる方はぜひチェックしてみてください。