【カイジ】三好がカイジを裏切った理由とは?クズエピソードやその後も
『カイジ』の登場人物、三好がどのようにカイジを裏切ったのか、そしてその理由について考察しています。また三好のクズエピソードや名言、アニメで三好を演じた声優、三好について世間はどう思っているのかについても紹介しています。
目次
【カイジ】三好とは?
『カイジ』に登場する三好は心が弱く、ギャンブルにのめり込み、借金を抱えてしまいます。そしてカイジに出会い、カイジに助けてもらうのですが、カイジを裏切ってしまうのです。そんな三好は「クズ」と呼ばれています。三好はなぜ恩人のカイジを裏切ってしまったのでしょうか。また三好のその後も考察しています。
三好のプロフィール
三好は、『賭博破戒録カイジ』で登場します。本名は三好智広(みよしともひろ)で、地下強制労働施設の45組の一人です。地下で行われるギャンブル「チンチロリン」で常にメモを取っており、そのメモのお陰でカイジは班長・大槻の不正に気付くことができました。カイジはチンチロリンで得たお金を皆で分けましたが、三好達45組のメンバーはそのお金をカイジに託し、見事カイジは勝負に勝って三好達は地下強制労働施設から解放されました。
賭博破戒録カイジの概要
『賭博破戒録カイジ』の原作者は福本伸行で、『週刊ヤングマガジン』にて1996年から連載されました。元々は読み切りの予定でしたが、連載が決まり『賭博破戒録カイジ』は大人気作品となりました。また2007年からはテレビアニメ化され、2009年には藤原竜也さん主演で実写映画化もされました。映画も大ヒットし、『カイジ』は藤原さんの代表作にもなっています。
賭博破戒録カイジのあらすじ
伊藤開司(カイジ)は、定職にも就かず自堕落な日々を送っていました。ある日金融業者から自分が保証人になっていること、そして借金を背負わされていることを知ります。カイジは借金を帳消しにするため、ギャンブル船に乗り込みます。ここでギャンブルに勝てば借金はなくなりますが、負ければ命の保証はありません。カイジは追い詰められた状況で、ギャンブルに挑みます。
【カイジ】三好がカイジを裏切った理由やその後
三好にとってカイジは、地下の強制労働施設から解放してくれた恩人です。二人は苦楽を共にし、絆は固く、カイジは三好のことを信頼していました。しかしそう思っていたのは、カイジだけだったようです。三好はカイジを裏切ってしまいます。なぜ三好は恩人のカイジに対して、裏切りという行為をしてしまったのでしょうか。三好がカイジを裏切った理由や、その後を考察していきます。
三好はどのように裏切った?
『カイジ』の三好は村岡が経営する裏カジノで働いていましたが、またしても借金をしてしてしまいます。三好と前田はカイジを訪ね、村岡に取られてしまったお金を取り返してほしいと頼みます。カイジは二人を信用していたので、特に怪しいとも思わず、二人の頼みを聞き入れて裏カジノへ行くことにしたのです。
三好の裏切りの理由
しかし三好と前田はクズでした。二人はカイジから、ありもしない大金を奪い取ろうと考えていたのです。三好と前田は村岡に、「カイジは沼で手に入れた賞金を独り占めしている」と言われ、それならば多少お金を奪っても問題ないと自分勝手な理由をつけて、自分達を助けてくれたカイジに対して裏切りという行為をしてしまうのです。カイジは遠藤に騙されて賞金のほとんどを奪われてしまったのですが、三好と前田はそのことを知りませんでした。
三好のその後
命の恩人のカイジを裏切り、クズのような三好は、その後どうなったのでしょうか。三好から裏切りを受けたカイジですが、打開策がひらめき、見事に勝利して大金を手に入れます。一方三好はとうとうカイジから見放されてしまい、仕事もクビになりました。当然借金を返済することもできません。クズの三好はカイジに見放されてからほとんど登場していませんが、おそらく強制労働施設に行かされたと考えられます。
【カイジ】三好のクズエピソードや名言
『カイジ』の三好はクズですが、数々の名言があります。自分の非を認めず、いつも自分の行いを正当化しようとします。借金も自分の力で返そうとはせず、人を騙してお金を得ようとします。そんな三好のクズエピソードと名言を紹介していきます。
三好の名言①「今回のこの…」
今回のこの「ネタ」で僕たちが借金棒引きと500万…これくらい得るのは当然!当然許される!
これは、三好が心の中で言った名言です。三好は村岡が「カイジは大金を一人占めしている」という言葉を信じて、カイジからお金を騙し取ろう考えていました。三好はカイジに対しての裏切り行為を、自分に都合のいい理由をつけて正当化しようとしていたのです。三好のクズぶりがよく分かる名言です。
三好の名言②「何を躊躇ってるんスか…」
何を躊躇ってるんですか!勝負でしょう!それとも続けるつもりですか?今のそのダメダメ生活を!これからもずーっと!
これは、三好がカイジを村岡とギャンブルをさせようとカイジに言った名言です。三好は自分のことを棚に上げて、カイジに「ダメダメ生活」と言っていますが、三好はカイジよりももっとダメダメでクズ人間です。三好はカイジを村岡のもとへ連れて行くことができましたが、ギャンブルが終わった後はカイジに見捨てられています。
三好の名言③「カイジさんって人が…」
カイジさんって人がいいだけじゃなく、したたかって言うか…切れるんです! 間違いなくこの中で一番勝つ確率が高い人!
出典: bibi-star.jp
これは「地下チンチロリン」でカイジ達45組が班長・大槻に勝ち、地下から地上に出た時に三好がカイジに言った言葉です。三好達45組はカイジを信じ、何も聞かずにカイジに従っていました。そしてカイジはギャンブルに勝ったお金を皆で平等に分けましたが、三好達はそのお金をカイジに託し、カイジにギャンブルで勝ってもらおうと考えていたのです。
三好の名言④「仲直りッスよ…」
仲直りッスよ、カイジさん!
出典: bibi-star.jp
これは村岡とのギャンブル中に、トイレで三好がカイジに言った名言です。三好はトイレへ行ったカイジが、すぐに卓へ戻ることができないようにタックルで止めます。名言は「仲直り」と言っていますが、三好にはその気はありません。カイジも三好と前田が裏切り者だということに気付いていました。
【カイジ】三好の声優
『カイジ』は第1期、第2期と2回アニメ化されました。ここからはアニメの『カイジ』で三好を演じた声優を紹介します。三好を演じた声優はクールな二枚目役から軽薄なキャラまで演じる、演技の振り幅がとても広いベテラン声優です。出身地が京都府だからか、京都弁を話す役も多いです。多くの作品に出演している人気声優ですが、三好のようなクズの役は意外だったという声が多かったです。
三好の声優は「遊佐浩二」
『カイジ』の三好の声優は、遊佐浩二さんです。アニメの他には吹き替えやナレーションの仕事も多いです。遊佐さんは二枚目役や好青年、クールな役など役の幅が広いですが、三好役が遊佐さんだと知って驚いた方も多かったのではないでしょうか。また後になって気付いたという方もいました。遊佐さんと三好が結びつかなかった方が多かったようです。また「声が良すぎる」という意見もありました。
遊佐浩二のプロフィール
- 名前:遊佐浩二(ゆさこうじ)
- 職業:声優
- 生年月日:1968年8月12日
- 星座:しし座
- 血液型:B型
- 出身地:京都府
- 所属事務所:フリーランス
遊佐浩二の主な出演作品
- BLEACH:市丸ギン
- 仮面ライダー電王:ウラタロス
- アイシールド21:葉柱ルイ
- 絶対可憐チルドレン:兵部京介
- 超者ライディーン:鳥飼銀牙/ライディーン・アウル
- 黒執事:ラウ(劉)
- 薄桜鬼:原田左之助
- 弱虫ペダル:御堂筋翔
【カイジ】三好に対する世間での評判や人気
三好に対する世間での評判をSNSで見てみると、やはり「クズ」という意見は多いのですが、人気投票ではトップ10に入っていたり、意外と人気もあるようです。しかしクズランキングでも上位に入っています。これは当然の結果でしょう。ここからは三好に対する意見を紹介していきます。
三好の人気の理由は、やはり地下のチンチロリンでの活躍です。三好のメモにより、カイジは班長の大槻に勝つことができました。その後もカイジを信じて、大金をカイジに託しています。カイジもその行動に感動していました。ここまで強い絆で結ばれていたのに、三好の裏切りは残念でなりません。
三好は大きい目が特徴で、人の良さそうな顔をしています。裏切られることはあっても、裏切ることはなさそうに見えます。心が弱く、ギャングルにどんどんのめり込み、気がつくと莫大な負債を抱えてしまいます。『カイジ』は主人公のカイジがギャンブルで奇策を用い、一発逆転するのが爽快です。それが人気の理由でしょうが、人間の本性が暴かれるのも人気の一つかもしれません。
三好は地下強制労働施設で、45組の一人でした。その頃の三好が好きだったという意見はとても多かったです。自分が取ったメモがカイジの役に立ち、カイジの勝利に貢献しました。カイジのことを信じて見事に大金を手にし、地下から解放されたのです。カイジのお陰で地上に出ることができたのに、なぜ三好はカイジは裏切るのかと思った方は多かったことでしょう。
『カイジ』には「クズ」と呼ばれるキャラが多数存在し、三好もその一人です。やはりカイジを裏切ったのが最大の理由です。救ってくれた恩を忘れて、自分の都合のいいように理由をつけてカイジからお金を奪おうとします。カイジもまさか三好から裏切りを受けるとは思っていなかったことでしょう。
【カイジ】三好はカイジを裏切ったクズだった
三好とカイジの出会いは地下強制労働施設でした。三好達45組は勝負を全てカイジに託します。カイジは見事に勝利し、三好達は地下労働施設から解放されました。そんな恩人のカイジを、三好は裏切ってしまいます。人がいいカイジも、さすがに三好を見放しました。万が一カイジが三好が許したとしても、三好はまた同じことを繰り返すかもしれません。カイジを裏切った三好は、その後どうなったかは不明ですが、明るい未来は待っていないでしょう。
この記事のライター
ささめ
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