【呪術廻戦】九十九由基の死亡は確定したのか調査!生きている説の真相とは?
『呪術廻戦』に登場する九十九由基は死亡しました。しかし、本当に死亡したのか、疑念の声も上がっています。そこで、本記事では、九十九由基の死亡は確定したのかどうか徹底的に調査しました。また、生きている説の真相にも切り込んでいるので、参考にして下さい。
目次
九十九由基とは?
九十九由基(つくもゆき)は、『呪術廻戦』の中で4人しかいないと言われている特級呪術師です。単独行動を取っているため正体が不明でしたが、渋谷事変で虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を助け、味方であると分かりました。ここでは羂索との戦いで、死亡したとも生存しているとも言われている九十九由基のプロフィールや術式を紹介します。
九十九由基のプロフィール
九十九由基は、背の高い金髪女性です。飄々とした陽気な性格で、趣味はバイクですが、特筆すべきこととして、初対面の相手に好みの女性のタイプを聞くという変わった習慣の持ち主です。
九十九由基の術式
九十九由基の生得術式は、「星の怒り(ボンバイエ)」です。この術式は、自らに仮想の質量を付与します。その結果、打撃の威力は元の肉体による力を遥かに上回り、羂索を軽く吹き飛ばしてしまったほどです。しかし、付与された質量は仮想のため、九十九本人に影響を与えることはなく、スピードは落ちません。肉体の強化には使えないという弱点はありますが、仮想の質量で相手を拘束すれば、相手は押しつぶされて身動きができなくなります。
呪術廻戦の概要
漫画家芥見下々(あくたみげげ)の代表作『呪術廻戦』は、現在最も人気のある漫画の1つです。人間のネガティブな感情である「呪い」をテーマに、呪霊と呪術師とが熱いバトルを繰り広げるダークファンタジーで、先の読めない展開も話題となっています。連載は集英社の「週刊少年ジャンプ」の2018年14号から始まり、コミックスの累計発行部数は2023年現在で8000万部を超えました。
呪術廻戦のあらすじ
仙台に住む高校生の虎杖悠仁は祖父と2人で暮らしていましたが、祖父が亡くなった夜、呪霊に襲われた先輩を助けるために、特級呪物の「宿儺(すくな)の指」を飲み込みます。「宿儺の器」となった虎杖は死刑を宣告されましたが、執行は猶予されます。その代わりに東京都立呪術専門学校で、同級生の伏黒恵や釘崎野薔薇らと共に、呪術師を目指すことになりました。
九十九由基の死亡は確定した?
『呪術廻戦』203話で、特級呪術師とは、単独で国家転覆が可能な存在であることが判明しました。そのような強さを持つ九十九ですが、すでに死亡したと言われています。しかし、死亡は確定しておらず、生存の可能性を指摘する考察もあります。いったい、九十九は死亡したのでしょうか。それとも、生存しているのでしょうか。ここでは、九十九由基の死亡に至る経緯と、死亡が確定したと言われる理由を考察します。
九十九由基の死亡の経緯
死滅回遊が始まると、羂索は薨星宮(こうせいぐう)にいる天元を狙います。そこで、天元は九十九由基と脹相(ちょうそう)を護衛につけ、次のような作戦を立てました。まず、脹相が羂索の術式情報を引き出します。次に、九十九が羂索を戦って、羂索に領域を展開させます。そして、九十九も簡易領域を展開し、領域の押し合いをしている間に、天元が羂索の領域を分析して解体し、術式が焼き切れた羂索に九十九がとどめを刺すというものでした。
先に九十九が領域を展開すると、領域の外殻は九十九の領域となってしまうので、羂索の方が先に領域を展開するよう仕向けることがこの作戦のポイントでした。実際、羂索が先に領域を展開しましたが、その領域は「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」と呼ばれる、結界を閉じずに術式を発動するタイプでした。この領域には、天元が解体するべき外殻が存在しません。そこで、九十九は簡易領域「シン・陰流」で対抗することになります。
九十九由基の死亡が確定したと言われる理由
九十九由基と羂索との戦いは、領域展開までは計画通りに進んでいました。しかし、羂索の領域展開が神業とも呼べるものだったために、羂索の術式を焼き切ることはできず、羂索の強烈な一撃を食らい、九十九は吐血してしまいます。その後、戦いは一進一退を繰り返しますが、形勢は一気に羂索の方に傾きました。ここからは、九十九由基の死亡が確定したと言われる理由を解説します。
理由①体を真っ二つにされた
九十九由基の死亡が確定したと言われる理由①は、体を真っ二つにされたことです。九十九由基は羂索との戦闘で接近戦に持ち込んで猛攻に出ますが、羂索は極小の「うずまき」で九十九の上半身を焼きます。さらに2発目の極小の「うずまき」で、九十九の体に風穴を開けてしまいました。九十九は胴体を真っ二つにされ、そのまま地面に崩れ落ちてしまいます。しかし、すぐには死亡せずに羂索の足首を掴みますが、さすがの羂索も「死んどけよ、人として」と呆れていました。
理由②ブラックホールを作り出した
九十九由基の死亡が確定したと言われる理由②は、九十九由基がブラックホールを作り出したことです。九十九の術式「星の怒り」は、仮想の質量を付与します。この術式で付与できる質量には制限がありません。そこで、九十九は極限まで質量を増大し、ブラックホールを作り出すことで、羂索を道連れにしようと試みます。しかし、羂索は術式「反重力機構」を用いて無事でした。九十九は、天元の空性結界を半壊させる威力を出しながら、自爆しただけに終わります。
理由③魂の研究記録を遺していた
九十九由基の死亡が確定したと言われる理由③は、脹相を介して虎杖悠仁に手渡された「魂の研究記録」です。脹相は、「この記録を遺していた」と言っていました。「遺」という漢字は、「遺言」や「遺書」などで使われています。このことから、九十九は自分が死ぬことが分かっていたのではないかと考察されています。
理由④強力すぎるキャラだった
九十九由基の死亡が確定したと言われる理由④は、九十九由基が強力すぎるキャラだったことです。九十九は日本に4人しかいない特級呪術師なので、羂索を追い詰めるほど強いのは当たり前です。しかし、その後の展開を考えると、死亡で退場させたのではないかという考察があります。
九十九由基は生きている?生存や復活の可能性を考察
九十九由基は、これまで解説したように、死亡は確定したと言われています。しかし、生存や復活の可能性を唱える説も根強くありました。そこで、ここでは生存や復活の可能性を考察します。
生存や復活の可能性①明確な死亡シーンがない
九十九由基には、明確な死亡シーンがありません。たしかに九十九は自爆しましたが、その後が描かれていないので、どうなったのか不明です。そのため、ブラックホールがホワイトホールに繋がっているかもしれないという仮説から、生存している可能性が推測されています。
生存や復活の可能性②反転術式で生き返る
九十九由基は、反転術式で生き返る可能性があります。反転術式は脳を使って行うので、脳が潰されていなければ、反転術式で切断された腹部を治すことも可能です。過去編で、五条悟はめった刺しにされましたが、反転術式により復活しました。しかし、この術式には大量の呪術が必要なため、真っ二つにされた体を元に戻すのは難しいのではないかという指摘もあります。
生存や復活の可能性③時間を操ることが可能
九十九由基は、時間を操ることが可能だと言われています。実際には『呪術廻戦』の中で九十九が時間を操るシーンはありませんが、術式「星の怒り」は質量を扱うものであり、重力を扱う羂索に、「重力も質量も時間も突き詰めれば」というセリフを残しています。相対性理論によれば、重力や質量と時間は互いに関係があり、時空がゆがんだ結果、九十九が復活する可能性はゼロではありません。
生存や復活の可能性④凰輪に自身の魂のコピーしている?
九十九由基は、凰輪(ガルダ)に自身の魂のコピーしている可能性があります。あるいは、「魂の研究記録」の中に、自分自身の魂のコピーが含まれていて、それを使って復活する可能性があるのではないかと考察されていました。ただし、凰輪は九十九の術式である以上、死亡すればなくなるということも同時に指摘されています。
生存や復活の可能性⑤星漿体のことを知っている
九十九由基は、元星漿体(せいしょうたい)でした。星漿体については不明な点が数多くあり、九十九の証言が必要なのではないかと考えられています。そのため、しかるべきタイミングで復活するのではないかと考察されています。
九十九由基の正体や黒幕説を考察
九十九由基は、羂索との戦いで死亡しましたが、生存説もささやかれています。ここでは、その真偽をいったん離れ、かつて一部で噂になっていた九十九由基の黒幕説について解説し、その正体についても考察します。
九十九由基の正体は黒幕?
九十九由基の正体は、『呪術廻戦』の黒幕だと言われていた時期があります。当初、九十九に関する情報があまりなく、呪術高専と距離を置いていたため、謎の多い人物として考えられていました。そのため、正体は黒幕だとする考察もありました。しかし、天元を守るために羂索と戦ったことから、九十九の正体は黒幕という説は否定されています。
九十九由基の目的
九十九由基の目的は、「呪霊の生まれない世界」を目指すことです。呪いのない世界を作るためには、「発生した呪霊を払う」というような対処療法ではなく、呪いの原因を根本から絶つ「原因療法」が必要だと考えるようになりました。そのため、対処療法を行っている呪術高専とは距離を置き、単独で世界を飛び回っています。
九十九由基とNo.9の関係
九十九由基は、『呪術廻戦』の前作である『No.9』の主人公と関係があるのではないかと言われています。『No.9』の主人公は九十九恢勝(つくもひろまさ)で、苗字が同じです。また、恢勝は戦闘で「開(フーガ)」と声を出しますが、これは宿儺と同じです。そのため、宿儺と九十九由基との間にも何らかの関係があるのではないかと指摘する考察があります。
九十九由基と天元の関係
九十九由基は、もともと天元の星漿体でした。本来は天元と同化したはずですが、同化していないのは、代わりに別の星漿体が同化したか、同化しなくてもなんとかなったかのいずれかと考えられています。その真相は明らかにされていないものの、過去に同化した星漿体の声が聞こえると語っていることから、まだ関係性があることは確実視されています。
九十九由基は夏油を闇堕ちさせた?
九十九由基は、夏油傑が闇堕ちするきっかけを与えています。夏油は、呪いを生まない方法について悩んでいました。九十九が「全員術師にすればいい」と言うと、夏油は「非術師を皆殺しにする」というセリフを口にします。それに対し、九十九が「アリだ」と答えたことから、夏油は呪詛師になってしまいました。もし、夏油が闇堕ちしなければ、羂索が夏油を乗っ取ることもなかったことから、『呪術廻戦』における最大の戦犯は九十九だという声も上がっています。
九十九由基は東堂葵の師匠
九十九由基は、初対面の相手に女の好みを聞くという癖がありますが、京都校の東堂葵も同じです。実は、この2人は師弟関係でした。東堂が九十九に出会った時は小3でしたが、高校生相手にケンカをし、相手を一方的にたたきのめしていました。そこに、バイクに乗った九十九が現れ、東堂に「退屈が裏返る」予感を与えます。この出会いをきっかけに東堂は呪術師を目指すようになりました。
九十九由基とラルゥの関係
九十九由基は、渋谷事変の終盤で虎杖悠仁らの前に登場しますが、心の中で「ラルゥが動く時間を稼がないとね」と呟いていました。ラルゥとは、もとは夏油ファミリーの一員ですが、上半身が裸で胸に星マークがあるという奇抜な格好をしています。夏油の死後は、ファミリーを抜けていましたが、その後、九十九と接触して行動を共にしているのではないかと考察されています。
九十九由基は不老という説もある
九十九由基は不老という説があります。夏油傑の高専時代や東堂の小学生時代から、九十九の見た目はほとんど変わっていません。九十九の術式では、仮想の質量を付与できるため、意図的に時間の流れを遅らせている可能性が指摘されています。また、「九十九」という苗字は、もともと「付喪神」のことであり、長い年月という意味があることから、何らかの関連性があるとする考察もあります。
九十九由基は宿儺の器という説もある
九十九由基が『懐玉 玉折編』に登場した時、目の下に傷のような模様がありました。宿儺の器となった虎杖悠仁と同じような模様であることから、九十九は宿儺の器だった過去があるのではないかと言われるようになりました。しかし、宿儺に乗っ取られることのなかった虎杖は「千年に一人の逸材」です。そのような人材が2人もいることは考えにくいと言われているため、ただの涙袋説が有力です。
九十九由基に対する世間での評判や人気
ここまで、『呪術廻戦』の九十九由基に関する死亡説や生存説を考察しました。その九十九をファンはどのように見ているでしょうか。SNSでは、多くのファンが九十九に関する感想や考察を投稿しています。ここでは、それらを通じて九十九の評判を探ります。
最近の五条悟と宿儺の戦いで五条も体を真っ二つにされました。九十九由基と同じであることから、関連する投稿がかなりあります。五条の場合はここで退場になりましたが、九十九の場合は、ブラックホールを作り出して羂索に対抗しようとするなど、本当の九十九の能力を知ったのは、真っ二つにされた後でした。そのことを指摘している投稿です。
九十九由基は、羂索に簡易領域「シン・陰流」で対抗しました。その後ブラックホールを作り出したため、九十九の領域展開は見ることができませんでした。そのことを残念がっている投稿です。
九十九由基の生死に関しては、今なお活発に議論が交わされています。様々な論点がありますが、ブラックホールに対するホワイトホールはよく知られていますが、それに反転術式を組み合わせて考えることもできそうです。そのことを指摘して、九十九の生存説を支持している投稿です。
九十九由基は死亡したが生存説もあった
『呪術廻戦』の九十九由基は、一時は正体が黒幕ではないかと言われていましたが、羂索と激しく戦った末に敗北し、死亡しました。しかし、最後まではっきり描かれていないことから、生存説も根強く残っています。九十九が復活するのかどうか『呪術廻戦』の今後の展開に注目です。
この記事のライター
makkun402
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