【呪術廻戦】虎杖香織とはどのような人物?羂索との関係は?正体を考察
本記事では『呪術廻戦』の主人公虎杖悠仁の母親である虎杖香織の人物像をまとめています。虎杖香織は羂索との関係が疑われるなど、普通の人間ではなかった可能性があります。そこで、『呪術廻戦』の虎杖香織の正体を徹底的に考察しました。ぜひ参考にしてください。
目次
【呪術廻戦】虎杖香織とはどのような人物?
虎杖香織は、大人気漫画『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の母親にあたる人物です。『呪術廻戦』では悠仁の両親は全く登場しなかったので、その存在を誰も意識していませんでした。ところが、『呪術廻戦』143話の回想シーンで、父親の虎杖仁と母親の虎杖香織が初めて登場しました。そこで、虎杖香織のプロフィールから紹介します。
虎杖香織のプロフィール
虎杖香織は、『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の母親ですが、母親であること以外ほとんど何も分かっていません。誕生日・年齢・身長・体重など全て不明で、しかもすでに死亡しています。『呪術廻戦』の第24話で、吉野順平が虎杖悠仁に「お母さんはどんな人?」と尋ねていましたが、虎杖悠仁は「俺会ったことねーんだわ」と返答していました。虎杖香織は主人公の母親なのに謎の多い人物です。
呪術廻戦の概要
大人気漫画の『呪術廻戦』は、漫画家芥見下々(あくたみげげ)の代表作品です。集英社の『週刊少年ジャンプ』で2018年14号(2018年3月発売)から連載が始まりましたが、コミックスの累計発行部数は、2023年7月には8000万部を超えています。テレビアニメは、2020年に第1期が放送され、2023年7月には第2期が始まりました。劇場版アニメも上映されるなど、多方面にわたるメディア展開が行われています。
呪術廻戦のあらすじ
仙台に住む高校生の虎杖悠仁は、祖父に育てられ、両親のことはほとんど知りませんでした。その祖父もすぐに死亡してしまいますが、死の間際に両親のことを伝えようとします。しかし、悠仁はそのことに興味がなく、聞かずに終わりました。その晩、学校に呪霊が出現し、佐々木先輩が襲われます。悠仁は、先輩を助けるため、呪物の「宿儺(すくな)の指」を食べ、呪霊を祓うことに成功しました。しかし、「宿儺の器」となった悠仁は死刑が宣告されてしまいます。
【呪術廻戦】虎杖香織と羂索の関係を考察
『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁の両親については、長い間何も分かっていませんでした。それが143話の回想シーンで両親が登場し、ようやく少しだけ明らかになりましたが、母親の虎杖香織の姿は多くのファンに衝撃を与えました。それは、香織の額に縫い目があったからです。このことから、香織と羂索との間に何らかの関係があることがささやかれるようになりました。そこで、ここでは虎杖香織と羂索との関係を考察します。
虎杖香織の縫い目は加茂憲倫や夏油と同じ?
『呪術廻戦』の143話で虎杖香織が初登場した時、虎杖香織の額には縫い目がありました。額の縫い目は、羂索に乗っ取られた加茂憲倫(かものりとし)や夏油傑(げとうすぐる)にもあります。このことから、香織も乗っ取られていた可能性が指摘されました。香織の縫い目は、加茂憲倫や夏油の縫い目とはやや形状が異なりますが、後の羂索の発言から、羂索が香織を乗っ取っていたことは確定しています。
虎杖香織は体を羂索に乗っ取られてから出産?
『呪術廻戦』の143話で、虎杖悠仁の祖父虎杖倭助(いたどりわすけ)は、虎杖仁に「香織との間に子供を欲しがっていたがそれは叶わなかった。だが香織が死んだのは」と話しました。このことから、虎杖香織は子供が生まれる前に死亡したことが分かります。しかし、この時、虎杖仁は赤ん坊を抱いており、そこに香織が「お義父さん」と呼んで現れたことから、虎杖香織は体を羂索に乗っ取られてから出産したことになります。
虎杖香織と羂索が乗っ取っていた女性は同一人物?
『呪術廻戦』の143話で、額に縫い目のある女性が虎杖悠仁の母親として登場した時、この女性は虎杖香織という説と、羂索が乗っ取った別の女性という説の2つの説がありました。その真偽はしばらく不明でしたが、のちに羂索がある術式を使用し、それが香織の術式であることを説明しています。この説明の背後に143話の女性が描かれていたので、虎杖香織と羂索が乗っ取っていた女性は同一人物であることが確定しました。
虎杖香織は羂索に殺害された?
『呪術廻戦』の作中には、虎杖香織が死亡した理由は明らかにされていません。しかし、羂索が虎杖香織の体を乗っ取るために殺害した可能性は高いと考えられています。羂索は以前、受胎九相図(じゅたいくそうず)で失敗したことがありました。そこで「宿儺の器」を生み出すために、たまたま死亡した女性の体を乗っ取るのではなく、意図的に香織を選んで殺害し、乗っ取ったと考察されています。
虎杖仁は羂索に洗脳されていた?
ここまで解説してきたとおり、虎杖悠仁は羂索に乗っ取られた虎杖香織から生まれました。香織はすでに死亡していて、額には縫い目がありますが、そのことを虎杖仁は不審に思っている形跡がありません。この不自然さに気付いていないのは、虎杖仁が羂索に洗脳されていたと考察されています。
虎杖香織ではなく羂索が虎杖悠仁の母親?
虎杖悠仁は、羂索に体が乗っ取られた虎杖香織から生まれました。このことから、実質的に羂索が悠仁の母親であると言われています。羂索自身『呪術廻戦』160話で、悠仁の仙台時代の佐々木先輩に対して「息子と仲良くしてくれてありがとう」と語りかけました。この言葉から、羂索も悠仁を息子と考えていることが明らかになっています。
【呪術廻戦】虎杖香織の正体や術式を考察
『呪術廻戦』に登場した虎杖香織は、明らかになっている情報量が圧倒的に少なく、すでに死亡していることから、回想という形でしか語られていません。しかし、少ない情報の中でもキーワードをいくつか残しています。ここではそれを基に、虎杖香織の正体や術式について考察します。
虎杖香織の術式は「反重力機構」
『呪術廻戦』の登場人物・虎杖香織は、羂索に乗っ取られたものの、一般人と考えられていました。しかし、羂索の使用した「反重力機構」という術式は、もともと香織の術式でした。羂索は、特級呪術師の九十九由結(つくもゆき)との戦闘で重力を操りますが、天元に対し、香織の術式の反転であることを明かします。ただし、術式としては出力が低く、そのままでは九十九に対抗できないため、威力を底上げする必要がありました。
虎杖香織は呪術師だった?
『呪術廻戦』の虎杖香織は、「反重力機構」という術式を所持していました。このことから、香織は呪術師だった可能性が指摘されています。しかし『呪術廻戦』では、いくら術式を持っていても、脳の構造が非術師であれば、呪力を扱うことはできません。虎杖悠仁が東京都立呪術高等専門学校に入学した時、香織との関係を指摘した人物は1人もいませんでした。このことから、虎杖香織は術式を所持していた一般人か、呪術師であったとしても無名の人物だったと考察されています。
虎杖香織は特異体質だった?
『呪術廻戦』の虎杖香織は術式を所有していましたが、さらに特異体質であった可能性があります。「宿儺の器」を生み出すために香織を選んだことから、香織の体に何らかの秘密があると考えられています。『呪術廻戦』では、明治時代に呪霊の子を孕む特異体質の娘がいました。ただ、受胎九相図は失敗と羂索は考えているため、同じタイプというよりは、別のタイプの特異体質ではないかと考察されています。
虎杖倭助は悠仁に両親について何を言おうとしていた?
『呪術廻戦』1話で、虎杖悠仁の祖父の虎杖倭助は、悠仁に「オマエの両親のことだが」と話を切り出し、大切なことを伝えようとします。しかし、悠仁は「興味ねーから」と断りました。『呪術廻戦』が始まってすぐなので、このやりとりはあまり注目されていませんでした。『呪術廻戦』143話の発表後、倭助は悠仁に母親の異常性を伝えようとしていたと考察されています。
【呪術廻戦】虎杖香織の家族一覧
『呪術廻戦』では、虎杖悠仁の家族関係については、悠仁自身が両親に興味がないと言っていることから、あまり注目されていませんでした。しかし、『呪術廻戦』143話の回想場面で虎杖香織が登場し、羂索との関係がにわかにクローズアップされるようになってからは、家族にもスポットが当たるようになりました。そこで、虎杖香織の家族を紹介します。
虎杖香織の家族①虎杖倭助
虎杖香織の家族①は、虎杖倭助です。虎杖倭助は、虎杖香織から見て義父にあたります。虎杖倭助は、『呪術廻戦』1話で登場しますが、すでに入院していて寝たきりでした。自分の死期を悟った虎杖倭助は、孫の虎杖悠仁に「オマエは大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」という遺言を残しました。そして、息を引き取りましたが、死因は肺がんでした。
虎杖香織の家族②虎杖仁
虎杖香織の家族②は、虎杖仁です。虎杖仁は、虎杖香織の夫です。仁は、子供を欲しがっていましたが、香織との間にはそれが叶いませんでした。しかし、羂索に乗っ取られた香織との間に子供ができます。虎杖倭助の「あの女はやめておけ」との忠告も取り合わずに反論していました。悠仁は「父親の記憶はうっすらある」と言っているので、悠仁がある程度育つまでは一緒に生活していましたが、その後行方をくらましたか、死亡したと考察されています。
虎杖香織の家族③虎杖悠仁
虎杖香織の家族③は、虎杖悠仁です。虎杖悠仁は『呪術廻戦』の主人公で、香織の息子です。悠仁は、祖父が両親のことを話そうとしても、興味がないと聞くことを拒んでいました。また、吉野順平から両親について聞かれた時は、母親とは会ったことがないと答えています。このことから、香織は悠仁の出産後ほとんど接触しておらず、悠仁も母親に関心がないことから、母子間の感情が希薄であると考察されています。
【呪術廻戦】虎杖香織に対する世間での評判や人気
ここまで、『呪術廻戦』に登場する虎杖悠仁の母親・虎杖香織について考察しました。虎杖香織のことを、『呪術廻戦』のファンはどのように見ているのでしょうか。SNSの投稿から虎杖香織の評判を探ります。
虎杖悠仁が、羂索に乗っ取られた虎杖香織と虎杖仁との間に生まれたことはほぼ確定ですが、本当に「宿儺の器」を生み出すために香織を選んだのかどうかなど、多くの謎が残されています。『呪術廻戦』も終盤を迎えているので、そろそろ秘密を明かしてほしいと願うファンの投稿です。
虎杖悠仁の母親が、虎杖香織か別の女性かについてはしばらく謎のままでした。それが、羂索の使用した術式の説明で明らかになるという予想外の出来事で謎が解明されました。また、香織が何者かに乗っ取られていることを虎杖倭助は気付いていました。そのことを指摘している投稿です。
虎杖香織については、不明な点が多くあります。その中の1つが香織の旧姓です。術式を持っていたことから、何らかの家系に属している可能性もあります。仮に明らかになれば、さらに読者を驚かせることになるかもしれません。そのようなことを期待している投稿です。
【呪術廻戦】虎杖香織と羂索の関係には謎が多かった
『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の両親については、長らく不明のままで、誰も気に留めていませんでした。それが、回想場面で母親の虎杖香織が登場してからは、にわかに注目を浴びるようになりました。多くの謎が残る、虎杖香織と羂索の関係が明らかになるのか『呪術廻戦』の今後の展開に注目です。
この記事のライター
makkun402
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