【呪術廻戦】天使と名乗る来栖華(くるすはな)とは?伏黒との関係も調査
『呪術廻戦』の「天使」と名乗る来栖華とは、どんな人物なのかについて考察しています。そして『呪術廻戦』のメインキャラである伏黒との関係や天使の目的、天使の術式、能力、強さ、登場シーンも解説しています。また世間では天使はどう思われているかについても調査しています。
目次
【呪術廻戦】天使と名乗る来栖華とは?
『呪術廻戦』の最強の呪術師である五条が、封印されてしまいました。天使は五条を復活させるキーマンです。天使は偽夏油が仕組んだ、呪師達による殺し合い「死滅回游(しめつかいゆう)」に参加しています。また天使と名乗っている来栖華(くるすはな)とは、どういう人物なのでしょうか。
天使(来栖華)のプロフィール
『呪術廻戦』の天使は来栖華に受肉している1000年前の術師です。しかし来栖華を支配してはおらず、共生しています。天使の背中には羽が生え、頭上には天使の輪のようなものが浮かんでおり、ラッパを持っています。まさに見た目は「天使」です。「死滅回遊」の泳者(プレイヤー)であり、封印された五条悟を取り戻すために、虎杖と伏黒は「死滅回遊」に参加して来栖華を探します。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、芥見下々(あくたみげげ)による漫画作品です。2018年より『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始され、現在も続いています。『呪術廻戦』は、人間の負の感情から生まれた呪霊と、呪術師との戦いを描いた作品です。単行本の1巻が発売された直後から品切れになるほどの人気作品であり、2020年10月からアニメ第1期が放送されました。2021年には劇場版も公開され、こちらも大ヒットしました。2023年7月からはテレビアニメの第2期が放送されています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公の虎杖悠仁の祖父が亡くなった日に、虎杖が通う学校で「呪物」の封印が解かれ、学校に呪霊が現われます。虎杖は呪霊に襲われている先輩を助けるために、呪術師の伏黒恵と共に学校へ向かいます。しかし伏黒が負傷し、ピンチに陥ります。そこで虎杖は力を得るために「宿儺の指」を飲み込みます。先輩を助けることはできましたが、虎杖は呪術師に捕らえられ、死刑を言い渡されます。しかし死刑は宿儺の指を全て集めてからとなり、虎杖は呪術高専に入学し、呪術師としての道を歩むことになります。
【呪術廻戦】天使と伏黒の関係や目的
『呪術廻戦』の天使は伏黒を見て「運命の人」と呼んでいるシーンがありました。二人は過去に出会っていたようです。二人はどんな関係で、いつ出会ったのかを解説していきます。また天使が死滅回游に参加したのには、目的があるからでした。その目的についても考察していきます。
天使と伏黒の関係
『呪術廻戦』の天使の器である来栖華は幼い頃呪霊に囚われ、他の子供達と一緒に1年間廃屋で過ごしていました。呪霊は来栖華達に最低限の食事しか与えず、廃屋での生活はとても過酷でした。泣きわめいたり逃げようとすると殺されてしまうため、子供達は感情を押し殺し、呪霊を「母親」と呼び家族のような関係を続けていました。そんな環境から救ってくれたのが五条と伏黒でした。伏黒は子供達を保護し、来栖華はそんな伏黒を見て憧れを抱き、伏黒に相応しい人間になりたいと考え、人を助けるようになったのです。
天使の目的は堕天を殺すこと?
『呪術廻戦』の天使の目的は、「堕天を倒すこと」です。堕天とは、宿儺を指しています。宿儺も1000年前の術師なので、おそらく天使と宿儺は関わりがあったのでしょう。虎杖は堕天である宿儺の器なので、天使と虎杖達は敵対関係になってしまうのでしょうか。しかし虎杖と敵対関係になってしまうと、伏黒とも敵になってしまいます。天使は虎杖達に協力してくれるのか、それとも敵になってしまうのでしょうか。
天使の元ネタ
『呪術廻戦』には、「盤星教(ばんせんきょう)」などの宗教団体が登場します。天使の元ネタは、おそらく「キリスト教」だと思われます。聖書にはラッパを持つ7人の天使が登場します。天使がラッパを吹くと、地上に災害が起るとされています。『呪術廻戦』の天使もラッパを持っていますし、ラッパを吹くことで能力が発揮できるのではないでしょうか。
【呪術廻戦】天使の術式や能力
『呪術廻戦』の天使には、「あらゆる術式を消失させる」術式があります。虎杖と伏黒はこの術式で五条の封印を解いてもらおうと、天使を探しているのです。しかし天使の術式はこれだけではありません。宿儺との戦いで使った「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」は、とても強力な攻撃技です。また天使のように飛ぶこともできるようです。
天使の術式
『呪術廻戦』の天使の「あらゆる術式を消失させる術式」を使えば、獄門疆(ごくもんきょう)に封印されている五条を救うことができます。獄門疆とはどんな人物でも一人だけ封印できる特級呪具です。封印するには条件があり、半径4m以内に封印対象を1分間留めることです。虎杖と伏黒は、天使のこの術式で五条を救おうと考えているのです。また天使にはもう一つ能力があり、結界を通り抜けることができます。
天使の強さ
『呪術廻戦』の天使がどのくらい強いのかはまだ不明な部分も多いですが、相当な強さだろうと考えられます。それは堕天である宿儺が伏黒の身体を乗っ取った時に、宿儺にダメージを与えているからです。天使の術式「邪去侮の梯子」によって、宿儺は追い込まれます。しかし宿儺は伏黒の記憶を読み、来栖が伏黒に好意を持っていることを知り、伏黒に戻った振りをして天使に攻撃し、天使はダメージを負ってしまいました。
天使の飛行能力
『呪術廻戦』で天使が初めて姿を現したのは、第173話でした。伏黒はレジィと戦い、倒れてしまいました。天使は気を失っている伏黒の前に、天使のように舞い降ります。天使には結界を通り抜けるなど様々な能力がありますが、飛行能力もあり、自由に飛び回っています。
天使は領域展開を使える?
『呪術廻戦』の天使が領域展開を使うシーンはありませんが、おそらく使える可能性は高いでしょう。領域展開を使うシーンが描かれるかは分かりませんが、見てみたいと思う方は多いのではないでしょうか。天使が領域展開を使えるとして、しかし天使には領域展開は通用しないでしょう。天使は結界を移動することができるからです。これだけでもかなり有利といえるでしょう。
【呪術廻戦】天使の登場シーン
『呪術廻戦』の虎杖と伏黒は天使を探すため、自分達も「死滅回遊」に参加します。実は伏黒にはもう一つ、姉の津美紀(つみき)を救うという目的もありました。天使は伏黒の前に現われます。また天使と宿儺が戦うシーンもあります。天使は攻撃力も高く、宿儺を追い詰めるほどの実力があります。そしてとうとう天使の術式により、五条が復活します。
登場シーン①東京第1コロニーに現れる
『呪術廻戦』の伏黒は天元から、「天使は東京の東側の結界(東京第2コロニー)にいる」と聞かされていました。しかし実際に天使が現われたのは、東京第1コロニーでした。伏黒は東京第1コロニーに入り込むと、虎杖と別れてしまいました。伏黒はレジィと戦います。激しい戦いの末なんとか勝利しましたが、伏黒は倒れてしまいました。そこに天使が現われたのです。天使と伏黒はここで運命の再会を果たしました。その後伏黒は天使に、安全な場所へ運ばれています。
登場シーン②宿儺との戦闘
『呪術廻戦』の伏黒は宿儺に指を無理矢理食べさせられて、宿儺の器にされてしまいます。天使は「邪去侮の梯子」の術式を使い、宿儺を攻撃します。この術式により、宿儺は大ダメージを受けました。しかし宿儺は天使に伏黒に戻ったと勘違いさせ、天使は術式を解いてしまいました。騙された天使は宿儺の攻撃を受け、羽を折られ、右腕を損傷してしまいました。もし天使が術式を解かなければ、宿儺を倒すことができたかもしれません。
登場シーン③獄門疆の封印を解除
いよいよ天使の術式により、獄門疆の封印が解かれます。天使は五条が錯乱する可能性など万が一のことを考え、広い場所に獄門疆の「裏」を置き、離れた場所から封印を解きます。しかし封印が解かれたのに五条はいませんでした。その場にいた虎杖達は獄門疆ごと五条も消滅したのではと思いましたが、五条は「表」の場所にいました。偽夏油は五条が復活しても水の中で死ぬように日本海溝の深い所に「表」を置いていましたが、五条は問題なく復活しました。五条は偽夏油と戦おうとしましたが、宿儺に妨害されます。
【呪術廻戦】天使に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の天使の術式のお陰で、五条は見事に復活しました。また天使と伏黒の関係も分かりました。天使に対する評判を見てみると、「天使の器である来栖華が可愛い」という意見が多かったです。また天使に対して様々な推測もされていました。天使に対しての意見をまとめたので紹介します。
封印された五条が復活できたのは、虎杖と伏黒が封印を解くことができる天使の協力を得ることができたからです。しかし五条を封印していた獄門疆は、日本海の奥底に沈められていました。偽夏油は五条の実力を分かっていたので、封印が解けたとしても脱出困難な場所に隠したのです。しかし五条はあっさりと自力で脱出し、偽夏油の前に姿を現したのです。
『呪術廻戦』の天使が虎杖達に協力するには、条件がありました。それは堕天を倒すことでした。堕天とはどういう存在だろうと虎杖達は思いますが、それは自分のことだと宿儺が虎杖に明かします。虎杖は宿儺の器なので、虎杖が倒されてしまうのか、五条は復活できないのかなど、様々な問題が出てきました。
『呪術廻戦』の天使のあらゆる術式を消す能力は最強でしょう。おそらく領域展開も天使には通用しないと思われます。また攻撃力も高いことが分かりました。宿儺に騙されなければ、宿儺を倒せたかもしれません。飛行能力もあり、天使は最強の能力の持ち主です。
【呪術廻戦】天使は死滅回游の泳者だった
『呪術廻戦』の天使は、死滅回游の泳者(プレイヤー)でした。五条を復活させるには天使の能力が必要なため、虎杖と伏黒は死滅回游に参加して天使を探します。しかも天使が受肉している来栖華は伏黒と関係があり、以前伏黒に助けられていたのです。また天使は堕天である宿儺を倒すという目的もありました。天使は宿儺との戦いで負傷し、戦うことができなくなってしまいましたが、無事に五条を復活させることができました。また伏黒は宿儺に身体を乗っ取られたままです。今後の天使の動きに注目です。
この記事のライター
ささめ
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