【呪術廻戦】敵キャラの強さや能力まとめ!特級は?誰が一番強い?
『呪術廻戦』に登場する敵キャラの強さや能力を紹介します。また敵キャラの中で1番の強さを誇るのは誰なのかも考察しています。更に『呪術廻戦』の敵キャラに対するファンからの評判や人気もまとめています。敵キャラファンには注目の内容です。
目次
【呪術廻戦】とは?
『呪術廻戦』はダークファンタジーというジャンルで、呪術をテーマにした漫画から始まった人気コンテンツです。週刊少年ジャンプで連載を開始した漫画ですが、現在ではテレビアニメや劇場版アニメでも人気を誇ります。今では体感ゲームや舞台なども人気になりました。原作ファンはもとより、アニメファンにも人気作品として注目されていることはすでにご存知の方も多いでしょう。
呪術廻戦の作者
『呪術廻戦』の作者は、漫画家の芥見下々(あくたみげげ)です。少年の頃から週刊少年ジャンプの愛読者で、特に『BLEACH』の大ファンだったそうです。小学生の頃から漫画家志望で、高校卒業後から本格的にプロを目指し、叶恭弘と猿渡哲也のアシスタントをしていました。持ち込み作品の投稿先として慣れ親しんだジャンプを選択し、現在に至るまで集英社との縁を持っています。
呪術廻戦の概要
漫画家「芥見下々」によるダークファンタジーのバトル漫画『呪術廻戦』は、週刊少年ジャンプ2018年14号から連載を開始しました。敵も味方も呪いの力を使って戦う点など、単なる勧善懲悪の物語ではない作風が人気を呼び、2019年から小説化され、2020年10月からテレビアニメが放送開始となります。また2021年12月には『呪術廻戦』の前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』が劇場版『呪術廻戦0』として公開されました。2023年7月からテレビアニメ版の第2期が放送され、漫画の展開も注目の的となっています。
呪術廻戦のあらすじ
宮城県仙台市の高校生で常人離れした身体能力を持つ「虎杖悠仁」は、特級呪物の封印を解いてしまい呪霊に襲われる先輩たちを救出するため、その呪物を体内に取り込んだために、特級呪物"両面宿儺"を復活させてしまいます。宿儺の器となった虎杖は、呪術師に捕らえられ死刑宣告を受けますが、最強の特級呪術師「五条悟」によって猶予を与えられました。祖父の死により身内のなくなった虎杖は、東京都立呪術高等専門学校へと入学し、呪術師として目的の完遂を目指します。
【呪術廻戦】敵キャラの名前や能力一覧!特級も紹介
『呪術廻戦』には主人公サイドに対する敵や呪霊に、単なる悪だというだけでは収まらない魅力的なキャラが多数存在しています。中には味方側のキャラを凌駕するほどの人気を誇る、立ったキャラも登場してきています。ここからは『呪術廻戦』に登場する敵キャラや特級の呪霊を、その能力とともに紹介していきましょう。見落としていた情報を知ることができたりして、さらに『呪術廻戦』の世界に没入できるかもしれません。
敵キャラの名前①夏油傑
夏油傑の名前の読みは「げとうすぐる」です。最強の呪術師である五条悟の同級生で"たった1人の親友"でした。日本で4人しかいない特級呪術師の1人で、高専生3年の時に九十九由基から得たアドバイスが、呪詛師となるきっかけになります。呪霊を取り込んで自在に操る"呪霊操術"を使います。術の性格上、呪霊を遠隔操作を行いますが、夏油自身は体術も会得しています。前日譚の『東京都立呪術高等専門学校』では乙骨との戦いに敗れ、五条によってとどめを刺されますが、何者かによって肉体は乗っ取られてしまいました。
敵キャラの名前②真人
真人の名前は「まひと」と読みます。人が人を恐れ、憎み、忌み嫌う負の感情から生まれた特級呪霊です。生まれて間もない呪霊のため、子どもっぽく好奇心旺盛な反面、冷酷非常な性格でもあります。呪いによって人間を駆逐し、新世界を作る目的成就のため夏油と手を組みました。術式"無為転変"は相手に触れて魂の形を変えるもので、自分の体に作用させ何度でも再生が可能にもなるという強力なものです。驚異的な学習能力と知識欲を持ち、渋谷事変では"黒閃"を習得、能力を飛躍的に向上させた人気キャラです。
敵キャラの名前③漏瑚
漏瑚の名前は「じょうご」と読みます。人間の大地を恐れる感情から誕生した呪霊で、頭頂部が噴火口の形態をしています。真人と同様に特級呪霊であり、呪いによって人間を駆逐するという目的も同じです。火山や火炎を操る術式を使い、領域展開の"蓋棺鉄囲山"は領域内に入っただけで並の術者を焼き切ってしまうほどの強力なものです。五条悟との戦いで敗北し、宿儺との一騎打ちでは死亡しますが、これは戦った相手が悪すぎたといえるでしょう。宿儺からは強さを讃えられているだけの実力を漏瑚は持っていました。
敵キャラの名前④花御
花御の名前は「はなみ」と読みます。森を恐れる人間の感情から生まれた花御は、目にあたる部分から枝が生えているという異形な見た目の特級呪霊です。作者によれば花御は超タフで、呪いとして一番優しいとのことで、人間を滅ぼすという目的もこの星を守りたいだけだという、地球に優しい呪霊といえる存在です。植物を生み出して自在に操る術式を使い、領域展開は"朶頤光海"を使うようですが、発動前に五条が介入したため使うシーンはありませんでした。"領域展延"という能力で、相手の術式の中和ができます。
敵キャラの名前⑤陀艮
陀艮の名前は「だごん」と読み、海を恐れる人間の感情から生まれた特級呪霊です。外見はタコのような姿をしてユーモラスにも感じますが、人間を駆逐するという目標を持つのは他の特級呪霊たちと同じで、水を操る術式と魚の式神を無限に生み出し操る術式"死累々湧軍"を使います。領域展開の"蕩蘊平線"と併用すると死累々湧軍が必中になり、渋谷事変では禪院直毘人・伏黒恵・七海健人・禪院真希を相手にしてボロボロにするほど強力な術でした。しかし突如乱入した伏黒甚爾によって瞬殺されることになります。
敵キャラの名前⑥脹相
脹相の名前は「ちょうそう」と読みます。「呪胎九相図」という特級呪物から1番目に生まれました。同呪物からは壊相と血塗という兄弟も生まれています。呪胎九相図は明治初期に史上最悪の呪術者といわれた加茂憲倫が作成した呪物で、脹相が呪霊でありながら人間に近い外見をしているのは、加茂憲倫の血を混ぜて生み出されたためとされています。"赤血操術"という術式で自分の血を自在に操り、その実力は特級クラスといわれるほどです。渋谷事変では虎杖を自分の弟だと確信し、夏油たちを裏切って虎杖と行動を共にします。
敵キャラの名前⑦重面春太
重面春太の名前は「しげもはるた」と読みます。弱いものいじめ、特に女の子をいじめるのが好きという異常な嗜好を持ち、夏油たちに協力する呪詛師です。自分より強いものには弱腰になるなど決して強敵とはいえず、戦闘向きな人間ではありません。日常の小さな奇跡を記憶から消すことで貯めるという術式によって危機的状況を脱し、生き残ってきました。しかし渋谷事変において七海との戦闘で貯めていた奇跡を使い果たし、そのタイミングで宿儺と遭遇してしまいます。宿儺の斬撃により重面は瞬殺されてしまいました。
敵キャラの名前⑧裏梅
裏梅の名前は「うらうめ」と読みます。中性的な美貌を持つ裏梅は、宿儺の料理人という存在で千年前から宿儺に従う呪術師でもありました。術式"氷凝呪法"によって氷を自在に操ります。渋谷事変で日下部・脹相・虎杖・パンダを瞬間凍結させました。反転術式を使うこともできます。宿儺の料理人ではありますが、千年前からの呪術師であるため戦闘力は非常に高いでしょう。なお宿儺との再会時に、宿儺が裏梅をわからなかったという描写がありました。本来の姿を隠している理由は謎のままになっています。
敵キャラの名前⑨両面宿儺
両面宿儺の名前は「りょうめんすくな」と読みます。日本書紀にその記述がある両面宿儺は、呪いの王とも呼ばれる最強の特級呪霊です。『呪術廻戦』では彼の20本の指が特級呪物として残されており、それぞれを各地に封印しているとされています。物語の序盤で虎杖が体内に指の1本を取り込みましたが、宿儺は虎杖の肉体を完全に支配するつもりでいます。もし宿儺が完全復活を遂げた場合、その強さは強大なものとなるでしょう。
宿儺の術式は見えない斬撃を飛ばして攻撃するというもので、"解"と"捌"という2種類の斬撃を使い分けます。また強力な炎の術式も使うことができるなど戦闘力として申し分のない強さを持つだけでなく、相手の能力を冷静に判断する知的な面も持ち合わせています。領域展開の"伏魔御厨子"は領域内の敵に絶え間なく斬撃を加え、粉微塵にするものです。なお宿儺が完全復活した場合、最強の呪術師である五条でも「戦えばしんどい」と言わしめるほどの強さを持っているようです。
敵キャラの名前⑩伏黒甚爾
伏黒恵の父、伏黒甚爾の名前は「ふしぐろとうじ」と読みます。呪術界御三家の1つ禪院家に生まれました。呪術界の名門の出にも関わらず呪力はまったくありません。しかし並外れた身体能力と鋭敏な感覚、高い呪いへの耐性を持ち合わせています。その強さを物語るのが、高専時代の五条を瀕死にまで追い込んだという事実でしょう。結局は反転術式を会得し復活した五条により殺されることになりました。
のちの渋谷事変で降霊術によって復活します。暴走状態のとなった甚爾は恵に襲いかかりますが、自分の息子であることに気付きました。その後、自らの問いに答える恵に満足した様子で自害してしまうのでした。
敵キャラの名前⑪羂索
羂索の名前は「けんじゃく」と読み、千年以上前から自らの脳を入れ替えることによって他人の肉体を乗っ取り存在し続ける呪詛師です。脹相からすべての不幸の元凶と憎悪される存在であり、実際に作品上の元凶そのものになっています。かつては史上最悪の呪術師といわれた加茂憲倫の肉体を乗っ取り、現在は夏油傑の肉体を支配しています。千年以上に渡って暗躍しているだけあって、羂索は豊富な知識と狡猾な知略を駆使します。
自らの脳を移し替える術式を使うだけでなく、現在乗っ取った肉体とかつて乗っ取った相手の術式を我が物として使うことができます。ただし脳容量の限界もあるため、会得したすべての術式を保有するまでには至りません。とはいえ反転術式や領域展開も使えるので、実力的に相当なものです。しかし羂索の本当の強さはそれら能力にあるのではなく、あらゆる手を駆使して目的を遂げようとする策略にあるようです。
敵キャラの名前⑫ミゲル
呪詛師としても珍しいケニア出身の敵キャラがミゲルです。もっともミゲルをスカウトしたのは海外で呪霊を探していた夏油です。その活躍は『東京都立呪術高等専門学校(呪術廻戦0)』での百鬼夜行のシーンで確認できます。百鬼夜行ではミゲル1人で五条を10分以上足止めするという高い実力を示しました。その力の一端には呪具"黒縄"が影響していますが、ミゲル自身の身体能力、特に耐久力の高さには目を見張るものがあります。本編での活躍はほぼ見られませんが、今後の出現が待たれます。
【呪術廻戦】敵キャラで誰が一番強い?強さランキングTOP3
『呪術廻戦』の敵キャラも実に多彩な人材がいるわけで、その中から最強といわれる存在は誰なのかというのは非常に気になるところではないでしょうか。ここからは最も強いと思われる敵キャラの上位3人までをピックアップし、独自にランキングしてみることにします。様々な意見があるでしょうが、総合的に判断してベスト3と推測できるキャラを見ていくことにしましょう。
3位:伏黒甚爾
伏黒甚爾は呪術界の名家、禪院家の生まれながら呪力をまったく持たないため、一族の中で落ちこぼれ扱いされています。その代わりなのか、卓越した身体能力・鋭い感覚・呪力への耐性を持っていました。呪具がなければ4級呪霊を祓うことさえできませんが、呪具を手にすれば特級呪霊をも祓うことができます。それゆえ対人の戦闘力は尋常ではなく、禪院家を滅ぼすことも可能だったといわれるほどです。最強呪術師の五条を瀕死に追いやるだけの強さは、術師殺しの異名が伊達ではないことを十二分に裏付けます。
2位:羂索
羂索の強さは、自分の脳を入れ替えて他人の肉体を乗っ取る術式に顕著に現れています。単に肉体を乗っ取るだけでなく、術式や能力をも使用可能になるので無敵ともいえるでしょう。とはいえこの能力が完全無欠ともいかないようです。それを補うように知略を巡らすことが、羂索の強さを象徴しています。他人の能力に頼りきらず、万全の策を講じることによって千年以上もの間生き抜き、自身の欲望を満たしてきたといえるでしょう。単にずば抜けた能力や力だけでは羂索を倒すことは不可能です。
1位:両面宿儺
敵側のキャラで最強といえるのは、やはり両面宿儺なのでしょう。呪いの王といわれ、指1本でも特級呪物として扱われるだけの力を持っています。『呪術廻戦』の序盤から主人公である虎杖悠仁を器として存在し、やがて虎杖の肉体を支配して完全復活を遂げるつもりでいます。それまでは虎杖を嘲笑うかのような振る舞いで翻弄していますが、作中では時折その実力の一部を披露しています。いずれの日にか、最強の呪術師「五条悟」と激突する時が来るのでしょうか。最強と最強の戦いは注目の的になるのは必定です。
【呪術廻戦】敵キャラの目的を考察
味方キャラと違い、敵キャラにはそれぞれの思惑から目的が違っているものたちが存在しています。彼らにはどんな目的にあって敵として行動しているのでしょか。ここでは敵キャラたちに共通する目的を大きく3つに分類して、それぞれの項目について考察していきましょう。これらの目的を理解した時、敵キャラたちの新たな、または知られざる魅力に気づくことができるかもしれません。
目的①呪霊だけの世界を作ること?
呪霊だけの世界を作ることは、特級呪霊たちの目的として自然なものと捉えることができるかもしれません。花御などはその目的のためだけに存在しているような呪霊です。しかし呪霊の生みの親は、自然に対して恐怖する人間の感情です。その人間を抹殺するというのも納得いかない話ではないでしょうか。夏油傑のように非術師を蔑み、抹殺目的にする人間もいましたが、いずれにしろ一般的な人間からは理不尽な目的ではあります。
目的②五条悟を封印すること?
呪霊だけの世界を作るために最大の障害となるのが、五条悟だと敵側が結論づけます。そこで計画されたのが五条の封印なのでしょう。結局五条の封印は本来の目的を達成させるための下準備だといえます。五条を封印するために起こされたのが渋谷事変というわけす。その首謀者である羂索は、思惑通り五条を封印します。封印の際、夏油の肉体を乗っ取っていた羂索は自分の正体を明かしながら五条に告げたのは、五条が強すぎる(そのために封印する)ことでした。なお連載中の漫画において五条は復活を遂げています。
目的③人間の新しい可能性を見ること?
人間の新しい可能性を見ること、これは羂索の目的です。新しい可能性とは人間の進化を指し、その手段として天元と人類の同化を実行させるつもりでした。その邪魔となる五条を封印した羂索は、呪術界の均衡を崩壊させた次の段階として"死滅回遊"を開催します。詳細は割愛しますが、日本全土を舞台として呪術師及び高専生は、呪詛師・呪霊たちとの死闘を余儀なくされます。それぞれの目的を果たすために、死滅回廊の舞台となった日本各地で死闘が繰り広げられました。
【呪術廻戦】敵キャラの夏油傑が使役している呪霊
『呪術廻戦』の前日譚『東京都立呪術高等専門学校』から、夏油傑はメインの敵キャラでした。現在は偽夏油(羂索)ともいわれていますが、彼が呪霊操術で使役している特級クラスの呪霊を紹介しましょう。中には正式な名称も不明な呪霊も存在しますが、それだけ数多くの呪霊を使役する夏油傑の実力も驚嘆するだけのものではあります。
呪霊①特級仮想怨霊・化身玉藻前
化身玉藻前の名前は「けしんたまものまえ」と読みます。登録済みで16体の特急呪霊の1体です。『東京都立呪術高等専門学校』及び劇場版『呪術廻戦0』に登場し、夏油が実行した百鬼夜行の際に乙骨憂太との最終決戦で対峙するはずでした。しかし特級過呪怨霊「祈本里香」の攻撃であっけなくげし飛んでしまいます。そのためどれだけの強さを持っていたが、まったくわからないまま作品から退場していますが、そのせいかそれなりの人気があります。なお化身玉藻前は妖狐玉藻前への恐怖から生まれた呪霊とのことでした。
呪霊②鎧武者風の特級呪霊(名称不明)
名前が不明な鎧武者風の特級呪霊も百鬼夜行の際に京都側へ投入されていました。名前だけでなく、登録済みかも不明です。ビジュアルとして登場したのは劇場版『呪術廻戦0』においてでした。ビル並みの大きさを持つ巨大な呪霊で、特級呪霊だけありそれなりの強さを持っているのでしょうが、結果的には東堂葵の駆使した術式で祓われることになりました。巨体の割に影が薄く、人気も不明という呪霊です。
呪霊③ゾンバの呪霊(名称不明)
名前は不明で準1級ですが、見た目の可愛さと「ゾンバ」の呪文により、人気のある呪霊です。『東京都立呪術高等専門学校』及び劇場版『呪術廻戦0』では、祈本里香の実力を測るため投入され、乙骨憂太と狗巻棘の前に出現しました。この時は乙骨と狗巻を追い詰めるまでに善戦する強さを有していましたが、里香を出現させることなく2人によって祓われることになります。
呪霊④格納呪霊(通称)
名前は不明ですが、通称としてワーム型の呪霊とも呼ばれる格納呪霊は、巨大ワームといった外観の呪霊です。夏油が高専生2年の時に保有・使役させました。戦闘力が高いわけはないので強さを期待できる呪霊ではないのですが、狭い場所での奇襲や敵の拘束などに役立つ使い勝手の良さで、使用頻度は高い呪霊でした。『呪術廻戦』の過去編において、(禪院)甚爾の特級呪具「釈魂刀」で祓われることになります。愛らしい姿で人気のある呪霊でした。
呪霊⑤虹龍
虹龍の名前は「こうりゅう」と読みます。伝説の幻獣"龍"の姿をした呪霊です。虹龍も『呪術廻戦』のエピソード過去編に登場し、夏油が高専生2年の時に呪霊操術によって使役させていました。虹龍の等級は不明ですが、この当時の夏油が使役する呪霊の中では、最硬度を誇っています。しかし虹龍も術師殺しの異名を持つ甚爾の「釈魂刀」によって切り裂かれ、祓われてしまいました。
呪霊⑥口裂け女
かつて日本中の小学生を恐怖のどん底に突き落とした口裂け女は『呪術廻戦』の過去編で仮想怨霊として登場します。高専生2年の夏油に使役する口裂け女は妖怪としての逸話のように「わたしきれい?」と尋ねてきます。尋ねられた相手がネガティブな返答をしようものなら、巨大な糸切り鋏で攻撃してきます。術式を保有しているので準1級以上の強さを持っていると推測されますが、やはり甚爾には太刀打ちできず切り裂かれて祓われることになってしまいました。
【呪術廻戦】敵キャラに対する世間での評判や人気
人間でも呪霊でも『呪術廻戦』に登場する敵には人気が高いキャラが数多いことでも知られています。これまで紹介した敵キャラなどに世間ではどんな評判があるのでしょうか。ここでは『呪術廻戦』の敵キャラについての評判や人気について見ていくことにしましょう。
確かに『呪術廻戦』の敵キャラを思い浮かべてみると、笑顔なことが多いかもしれません。いや、むしろずっと笑っています。さすがにすべてがそうとは言い切れませんが、敵キャラの楽しそうな表情を見た味方側のキャラとしては、イラッとしている人物も多いのかもしれません。渋谷事変以降は地獄を見ているくらいですからイラッとどころではないでしょう。
楽しそうだったり、嫌いなキャラがいなかったりする『呪術廻戦』の敵キャラは本当に敵なのかと、一瞬疑ってしまいそうな魅力があることに納得する人もいるでしょう。呪いをテーマにした作品なのに、不思議なほど爽快な敵が出てくる『呪術廻戦』の人気の秘密がこの辺りにあるのかもしれません。
今回は石流龍と烏鷺亨子を取り上げていませんが、やはり魅力ある敵キャラに違いないでしょう。敵キャラだけで『呪術廻戦』のスピンオフ作品などを描いてもらっても楽しい作品になるかもしれません。
【呪術廻戦】敵キャラは強いキャラばかりだった
振り返ってみると『呪術廻戦』に登場する敵キャラは、いわゆる強敵という言葉がしっくりするキャラが多いことに気づきます。敵キャラといっても強さがすべてではないかもしれませんが、敵が強大なほど作品のファンにとって注目度も変わってくるでしょう。そして強さが突出しているキャラほど人気も出てきます。そういう面で『呪術廻戦』の敵キャラは魅力的な強キャラともいうことができるでしょう。
この記事のライター
zedafenrir
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。