【呪術廻戦】七海建人の強さや術式を解説！名言や声優についても

七海建人とは『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『呪術廻戦』に登場するキャラです。七海建人は作中最強クラスに位置する五条悟から頼りにされるほど優秀な1級術師ですが、以前は金融関係の会社に勤めていたのです。今後の活躍が期待されていたキャラでしたが、渋谷事変での戦いで命を落としてしまいました。

『呪術廻戦』とは2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている大人気バトルマンガ作品です。原作者は芥見下々（あくたみ・げげ）先生です。元々『ジャンプGIGA』で連載されていた『東京都立呪術高等専門学校』が現在の『呪術廻戦』を構成する土台となったのです。現時点で単行本が20巻まで発売されており、これからのストーリー展開に多くのファンからの期待が集まっています。

『呪術廻戦』は人間の負の感情によって生まれた呪霊が人の世に災いをもたらすことを防ぐため、自らの呪力を使って呪霊を払う呪術師が活躍するダークファンタジー作品です。主人公キャラの虎杖悠仁（いたどり・ゆうじ）は自らに課せられた呪術師としての使命を全うするため、無数に存在する呪霊と戦うことを決意したのです。

ここからは『呪術廻戦』における七海建人が持つ術式や強さはどういったものなのかについて紹介します。ここで言う術式とは、呪力を流して発動させる術を指しており先天的に会得している『生得術式』と『結界術』に分けられます。また七海建人が領域展開を使えるのかどうかについてもお届けします。

七海建人が扱う術式は「十劃呪法（とおかくじゅほう）」です。この術式の強さですが、攻撃対象を7：3に線分し強制的に弱点を作り出すことです。それ故に効率よく確実にダメージを与えて敵を討伐できるため、残業を嫌う七海建人にとってピッタリの術式であると言えます。

七海建人が扱う拡張術式は「瓦落瓦落（がらがら）」です。この術式の強さですが、先ほど紹介した十劃呪法の効果を増幅させ、破壊した対象にも呪力を込められるようにすることです。作中で七海建人は瓦落瓦落で破壊した瓦礫を敵の上に落下させて、大ダメージを与えることに成功しました。因みに拡張術式は、生得術式を応用したものとなっています。

『呪術廻戦』における黒閃（こくせん）とは、呪力を用いた打撃において稀に起こる現象を指します。黒閃の発動条件は「打撃との誤差0.000001秒以内に呪力を衝突させる」ことでありかなり難しいですが、強さは通常の打撃の2.5乗になります。そんな黒閃の発動者の1人として七海建人が存在します。また七海建人の黒閃連続最高回数は作中トップクラスの4回です。

『呪術廻戦』における領域展開とは、発動者にとって戦闘上有利な空間を作り出すことです。例えば五条悟の無量空処（むりょうくうしょ）などが挙げられます。残念ながら七海建人は領域展開を使用できませんが、その代わりに拡張術式である瓦落瓦落の威力で足りない部分を補いながら戦っていたのです。

ここからは『呪術廻戦』における七海建人が作った名言はどういったものなのかについてお届けします。以下の項目では数ある七海建人の名言の中から3つ程選出してお届けします。どの名言も「七海健人の1級術師としての威厳」が含まれています。

七海建人の名言①は主人公キャラの虎杖悠仁の質問に対し、七海建人が発したセリフです。ここで七海健人は大人になるための小さな絶望を「枕元の抜け毛」や「コンビニから消えたお気に入りの総菜パン」という身近で洒落た例を挙げて説明していました。この名言は後の伏線にも繋がる重要なセリフとなったのです。

七海建人の名言②は虎杖悠仁を呪術師として評価する際に、七海建人は発したセリフです。この時主人公キャラの虎杖悠仁は初めて呪力の残穢を見て喜びますが、そんな姿を見た七海健人は「見えて当たり前だ」という態度をとったのです。この名言から七海健人は、物事を感情に流されず冷静に分析できる能力に長けていると分かります。

七海建人の名言③は渋谷事変で助けに来た虎杖悠仁に対し、七海建人が発したセリフです。ここで七海建人は薄れゆく意識の中で、渋谷事変の収拾を虎杖悠仁に託したのです。この名言から七海建人が、虎杖悠仁を一人前の呪術師として信頼している心情が伝わってきます。

ここからはアニメ版『呪術廻戦』にて七海建人役を演じられた声優さん情報について紹介します。以下の項目では七海建人役声優さんの基本プロフィール情報だけでなく、過去に出演されたアニメ作品タイトルとその担当キャラについてお届けします。

アニメ版『呪術廻戦』で七海建人役を演じられた声優さんは、津田健次郎さんです。津田健次郎さんは『バカとテストと召喚獣』や『ゴールデンカムイ』といった人気アニメ作品に出演された経歴があり、また彼が持つ低音かつダンディーな声質が多くの声優ファンからの人気を集めています。現在51歳ですが、若手に負けない位元気に活躍されています。

ここからは『呪術廻戦』における七海建人の過去や最後の姿はどういったものなのかについて紹介します。以下の項目では七海建人の過去を時系列順に列挙し、渋谷事変における七海建人の末路についてお届けし、七海建人の生き様について迫っていきます。

『呪術廻戦』における七海建人の過去ですが、公式で発表されている時期は呪術高専に入学する所からです。そこからサラリーマンを経験し、その後脱サラをして再び呪術師として舞い戻ってきたのです。復帰後も過去と変わらない強さを見せますが、渋谷事変で帰らぬ人となってしまいました。

作中において七海建人が高校の進路選択において呪術高専を選んだ経緯は明かされていません。また七海建人は『呪術廻戦』の主要キャラである五条悟にとって後輩のポジションにあり、呪術高専時代にはお互いにペアを組んで任務を遂行した経験があるのです。

七海建人がサラリーマンになった理由ですが、後輩の灰原と2年生になった七海建人が2級呪霊の討伐に向かった際に強敵に遭遇し、灰原が死んでしまったことが原因です。これを機に七海建人は「呪術はクソだ」と考えるようになり、呪術の世界から退くことを決意したのです。

その後証券会社のサラリーマンとして働き始めた七海建人でしたが、仕事に対してやりがいを感じることができず退屈な日々を送っていました。そんなある日行きつけのパン屋の店員に憑りついていた低級呪霊を払った際に言われた「ありがとう」という言葉に感化され、再び呪術師として生きることを決意したのです。

七海建人は作中最大の事件である渋谷事変解決のために現場へと駆けつけたのですが、敵による攻撃を受けて全身大火傷を負い瀕死の状態となってしまいました。そこにタイミング悪く「真人」というキャラが現れ、「無為転変」によって身体が吹き飛ばされた所で七海建人の人生に幕が下りたのです。

ここからは『呪術廻戦』における七海建人に対する世間での評判や、どういった人気の理由が存在しているのかについてツイッター上の呪術廻戦ファンの意見や感想を参考にしながら紹介します。以下の項目を通じて、七海建人の魅力に迫りましょう。

七海建人に対する世間での評判は「責任感が強く真面目な性格を持ったキャラである」ことです。作中において七海建人は課された任務を必ず遂行し、決して投げ出すことはありませんでした。また真面目な性格を持つが故に服装もスーツでキッチリとしていたのです。だからこそ七海建人は、あらゆる面においてしっかりしている完璧な人間であると考える呪術廻戦ファンがいます。

七海建人が人気キャラである理由は「容姿がイケメンである」からです。『呪術廻戦』には他にも五条悟といったイケメンキャラが存在しますが、七海建人はクールさも相まって五条悟とは違ったイケメン要素を確立していったのです。

今回の記事では『呪術廻戦』登場キャラの七海建人についてご紹介しました。七海建人は容姿だけでなく責任感も強かったため内面までもかっこいいキャラでした。最終的に七海建人は渋谷事変で命を落としてしまいましたが、最後の瞬間まで呪術師としての使命を全うしたのです。七海建人の生き様は、我々の心の中で生き続けることでしょう。