【呪術廻戦】無下限呪術の能力とは?五条悟の術式を徹底解説
呪術廻戦にて呪術師の最高戦力として数えられている五条悟。彼には最強クラスの術式と万能な特殊能力が備わっていますが、その中で無下限呪術の能力が強いと話題になっています。本記事では呪術廻戦に出てくる無下限呪術の強さや六眼、無限の効果についてもまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】五条悟の無下限呪術とは?
無下限呪術を使用する五条悟は呪術師の中でもトップクラスに強いと言われていますが、呪術廻戦において五条悟や無下限呪術はどのような存在として描かれているのでしょうか?ここではそれらの概要をまとめる他、現在話題沸騰中の『呪術廻戦』の作品概要についてもまとめていきます。
五条悟のプロフィール
- 本名:五条悟
- 年齢:28歳
- 生年月日:1989年12月7日
- 身長:191cm
- 所属:東京都立呪術高等専門学校一年担任
- 等級:特級呪術師
- 好きな食べ物:甘いもの
- 嫌いな食べ物:アルコール
五条悟は東京校1年の担任であり呪術界御三家の1つ、五条家の現当主。さらに日本に4人しかいない特級呪術師の1人でもあります。両目を覆う目隠しと逆立った銀髪が特徴的で、普段は飄々とした態度を取っておりつかみどころのない性格をしています。実力においては現代における最強の呪術師と謳われており、彼の存在で世界の均衡が変わったとされるほどです。
無下限呪術はどんな術式?
無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)は本来至るところにある無限を現実に持ってくる術式です。五条家に伝わる術式であり、実際に発動すると五条悟の周囲に無限が実体化され、敵の攻撃や物質が彼の身体に近づいてくるほど低速化していき、最終的には接触できないまま停止します。術式の使用には原子レベルの緻密な呪力操作が必要で、慣れなければ脳が焼き切れてしまいます。
アキレスと亀とは?
五条悟が初めて無下限呪術を発動する際、能力の説明として『アキレスと亀』の話をしました。アキレスと亀とは古代ギリシア哲学者が考えたパラドックス理論で、亀より足が速いはずのアキレスが永遠に亀に追いつけないという話です。五条悟が繰り出す無下限呪術は一種のバリアであり、このアキレスと亀と同じように無限を現実に持ってくることで攻撃や物質が永遠に届かないということを説明したわけです。
五条悟の六眼とは?
六眼(りくがん)は特異体質によって生まれた眼であり、五条悟の両目に備わっています。六眼には術式・呪力を詳細に見れる能力があり、緻密な呪力操作が伴う無下限呪術を使用する際に必須となります。乙骨も一目置いている六眼ですが、裸眼でいると疲労が溜まってしまうため、普段は目隠しをして能力が発動しないようセーブしています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪術師と呪霊の戦いが描かれたダークファンタジーであり、2018年3月に初掲載されてから瞬く間に人気が広まり2022年8月時点で累計発行部数は7000万部を記録しています。また、人気に伴いアニメ化や劇場映画化といったメディアミックスも展開されており、その人気は現在も増え続けています。
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、祖父の逝去を看取った夜に学校に現れた呪霊に巻き込まれ命の危機にさらされます。とっさの判断で宿儺の指を食べその場の難を逃れますが、特級呪物・両面宿儺が復活してしまったことが呪術界上層部に知られてしまい虎杖に死刑宣告が下されてしまいます。その際、五条悟から宿儺の指を食べてから死ぬという提案が承諾されると、虎杖は呪術師として生活することになるのでした。
【呪術廻戦】無下限呪術の技や領域展開
ここからは呪術廻戦における無下限呪術の技や領域展開についてまとめていきます。無下限呪術にはアキレスと亀のように永遠にたどり着かないという効果がありますが、五条悟はその能力を持って呪霊や呪詛師に対して様々な技を繰り出しています。
無限バリアとは?
無限バリアは無下限呪術を発動していれば必然的に五条悟の周囲にその影響が表れます。例え話で出たアキレスと亀のように、ある攻撃や物質、敵の技などが五条悟に近づけば近づくほど速度が低下していき、結局届くことなく威力が押し殺されます。アキレスと亀の理論と同じ無下限呪術は無敵のバリアとも言えるでしょう。
術式順転 「蒼」
術式順転「蒼(あお)」は無下限呪術を強化し、『-1』の虚構という矛盾を発生させて『収束(吸い込み反応)』を現実に発生させる技です。分かりやすく言えば物体を1箇所に引き寄せて衝突させたり、そこにある物質を削り取ることが可能です。また、この技を応用することで自身の攻撃を加速させたり、長距離を一瞬で移動することができます。
術式反転 「赫」
術式反転「赫(あか)」は術式順転「蒼」の逆に無限を『発散』させ、対象物を弾き飛ばす衝撃波を発生させる技です。無限の範囲内であればどこでも衝撃波を発生させられるため、この技を避けることはほぼ不可能です。ただし、出力が非常に大きく周りの人や物を巻き込む危険性があるため、場所や状況によって発動が制限されてしまう弱点があります。
虚式「茈」
虚式「茈(むらさき)」は「蒼」と「赫」を複合した術式で、2つを掛け合わせることで仮想の質量を押し出します。この技が発動されると現実では見ることも触ることもできない「重さ」が射出され、相手に向かって回避できない速度で飛んでいくという現象が起こります。その威力は森1つを地中深くまでえぐるほどで、五条悟の奥義技とも言い換えられます。
領域展開「無量空処」
領域展開「無量空処(むりょうくうしょ)」は宇宙のような領域空間を周囲に広げ、惹きこんだ相手に無限の知覚と伝達を強制します。この技は脳の働きにバグを発生させるもので、知覚→伝達→行動のサイクルの内知覚と伝達を無限に行わせるため、相手は思考しても行動に移せず一生何もできない状態に陥ります。この技に触れた者は与えられる情報量に脳が耐え切れず廃人と化してしまうとされています。
【呪術廻戦】無下限呪術を使う五条悟のその他の能力
ここからは呪術廻戦における無下限呪術を使う五条悟のその他の能力についてまとめていきます。呪術廻戦において最強の呪術師と言われている五条悟ですが、その強さの理由は無下限呪術による無限だけではありません。ここでは五条悟が持つ術式以外の3つの能力について詳しく解説していきます。
その他の能力①再生能力
術式と六眼を応用することで再生能力を増強することができます。呪力の正のエネルギーを使えば傷を癒すことができますが、並みの呪術師では回復できるほど繊細に呪力を操れないため、実質六眼を持つ五条悟限定の能力と言われています。なお、呪力の負のエネルギーを使用すれば身体強化に繋がります。
その他の能力②瞬間的に移動する
術式順転「蒼」を応用することで瞬間移動をすることができます。呪術廻戦作中にてやり方が明言されたわけではありませんが、流れとしてはまず自分の体を吸い込み、予め障害物を除いたルートを通ることで成立すると推察できます。
その他の能力③止める
止める力は無限バリアを簡易的に表現したもので、自身と物体の間に無限を発生させて物体を止めます。アキレスと亀の話によると、A地点にいるアキレスは亀のいるB地点までたどり着いた時、その時間分亀は先のC地点へ進んでおり、アキレスがC地点を目指してたどり着いた時には、亀は更にその先のD地点にいることになり、これが無限に続いて永遠に追いつけないことになります。
【呪術廻戦】無下限呪術を使う五条悟の声優
ここからはアニメ版呪術廻戦にて五条悟を演じた声優についてまとめていきます。五条悟は呪術廻戦の人気キャラ投票で堂々の1位に輝くほど人気のキャラクターですが、アニメ版で有名声優があてられたことによってその人気に更に拍車がかかりました。
五条悟の声優は「中村悠一」
アニメ呪術廻戦で五条悟を演じたのは中村悠一(なかむらゆういち)さんです。中性的ながら声が響く演技力が魅力的な声優さんであり、正当派な主人公から飄々とした性格の青年、ぶっぎらぼうな少年やハードボイルドキャラなど、幅広い役をこなしています。
中村悠一のプロフィール
1980年2月20日の香川県生まれ。血液型はB型、身長は175cm、現在の所属事務所はインテンションです。高校卒業後から声優になるために上京し、当時は映画の吹き替え志望で代々木アニメーション学院に入学しました。寮生活をしながら演技について学んでいき、2001年に『D+VINE[LUV]』にて声優デビューを果たしました。
中村悠一の主な出演作品
- 高坂京介(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
- 岡崎朋也(CLANNAD)
- 吉田優山(となりの怪物くん)
- N(ポケットモンスターベストウイッシュ)
- アーチャー(Fate/Prototype)
【呪術廻戦】無下限呪術に対する世間での評判や人気
これまで呪術廻戦に描かれている無下限呪術の情報をまとめてきました。複雑な能力で最強クラスの強さ持つ無下限呪術でしたが、これに対して呪術廻戦ファンはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは呪術廻戦ファンによる評価や人気についてまとめていきます。
ほとんどの呪術廻戦ファンは無下限呪術の能力が複雑で理解するのに苦労している様子を見せていました。言葉で説明するのが難しいものですが、漫画で描かれている描写によって理解できているという人もいました。
五条悟が無下限呪術を発動していると細かいところまで設定に準じた描写がされていますが、その描きこみに気付くと思わず感心してしまったという人がいました。設定の説明を漫画ならではの表現で演出しているのは、作者のセンスが素晴らしいと言えるでしょう。
ジャンプ編集者の話では、初めて無下限呪術の説明を見た時に本誌に載せるためにかなり苦労していたそうです。情報修士号を取得している編集者も設定作りに介入して長い時間をかけたことで、能力の強さをそのままに読者に分かりやすく伝わる今の無下限呪術が生まれました。
【呪術廻戦】無下限呪術は五条悟の強い術式だった
最強の呪術師である五条悟が持つ無下限呪術は、最強という名に相応しい効果を持つものでした。無限を扱ったこの能力は複雑で理解が難しいものでしたが、発動できる技の効果や威力は他の呪術師とは比べ物にならないほど強烈です。これからこの能力を使って五条悟がどのように活躍していくのか、今後の動向をチェックしておきましょう。
この記事のライター
zeile
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